烏帽子岳 〜ホシガラスの子育てとミヤマクロユリ

2023年06月17日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 17.2km
• 登り: 1,392m
• 下り: 1,398m

コースタイム

鳥倉林道第2駐車場 - 鳥倉林道ゲート - 鳥倉林道登山口(カラマツ林の尾根取付) - 豊口山分岐 - 水場 - 塩川小屋分岐 - 三伏峠小屋 - 烏帽子岳 - 三伏峠小屋 - 塩川小屋分岐 - 水場 - 豊口山分岐 - 鳥倉林道登山口(カラマツ林の尾根取付) - 鳥倉林道ゲート - 鳥倉林道第2駐車場

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・鳥倉林道の第二駐車場利用（鳥倉林道ゲート前の第一駐車場は満車、第二駐車場も早朝に満車のようでした）

コース状況／危険箇所等

・山上の残雪なし
・鳥倉ルート途中の水場利用可
・三伏峠小屋営業前
・塩川小屋からのルートは閉鎖継続中

写真

鳥倉林道の登山口
自転車が20台ほどデポしてありました

鳥倉林道ルートのトラバースブの展望地からの穂高岳と槍ヶ岳

三伏峠小屋は営業前
トイレも閉鎖されているようでした
営業期間は7月初旬〜9月下旬

三伏峠小屋のキャンプ指定地

三伏峠の植生保護エリア
奥に三伏山

赤石岳
山頂避難小屋が見えていました
左端に小赤石岳

聖岳

乗鞍岳

兎岳-中盛丸山-大沢岳

奥茶臼山

山頂直下からの烏帽子岳
山頂部のハイマツと西斜面のダケカンバ

仙丈ヶ岳と甲斐駒ヶ岳

悪沢岳

荒川中岳

空木岳、右奥に御嶽山の山頂部

宝剣岳と千畳敷カール

山頂部がハイマツに覆われた小河内岳

烏帽子岳の山頂（2,726m）

山頂からは中央アルプスと北アルプスが見渡せます

富士山が大きく見えます
手前に天子山地の毛無山

塩見岳の稜線越しに北岳と間ノ岳

塩見岳

伊那山地越しに恵那山

後立山連峰
爺ヶ岳-鹿島槍ヶ岳-五龍岳-唐松岳-白馬岳

地面に隠したハイマツの種子を取り出したホシガラス
発芽した種子も取り出していました

鳴きながら親に餌をせがむ3羽のホシガラスの幼鳥

幼鳥にハイマツの種子を給餌するホシガラスの親

シナノキンバイの花を訪問中のトホシハナカミキリが2匹
この後争いとなりました

タンポポを訪問中のアブ、ハエとトホシハナカミキリ
昆虫のスケールが分かります

シナノキンバイとトホシハナカミキリ

コバイケイソウの葉の上のトホシハナカミキリ
全長（♂11.7〜14mm、♀11.1〜16mm）
よく似たヤマシャクヤクの花で見かけるフタスジカタビロハナカミキリ（全長：16〜18mm）よりも小さな印象

イケマの葉の上のジュウジナガカメムシ

鳥倉林道ゲート前の駐車場
トイレ利用可
下山時には少し空きがありました

鳥倉林道ゲート前の駐車場からの豊口山と山腹を通る鳥倉林道
山頂に三角点はありますが、針葉樹林帯で山頂からの展望なし

鳥倉林道の第2駐車場の到着
この下部の第3駐車場にも多く駐車してありました

夕立神パノラマ公園入口からの南アルプス
左端に小河内岳、右奥に赤石岳
公園駐車場にトイレ

ツルネコノメソウ

サンカヨウ

ミヤマクロユリ

キバナノコマノツメ

バイカオウレン
NHK朝ドラ『らんまん』のオープニング映像に登場する花で、槙野万太郎がお気に入りの花

ミツバオウレンとコイワカガミ

ハクサンイチゲ

シコタンソウの蕾
少し白い花弁が見えていました

ミヤマキンバイ

イワベンケイ

ミヤママンングサ

キバナシャクナゲ

コミヤマカタバミ

シロバナエンレイソウ（ミヤマエンレイソウ）

ヤマクワガタ

コマガタケスグリ

タカネザクラ

サンショウバラ

モリイバラ

アサノハカエデ

フタリシズカの賑やかな群落

コヒナリンドウの小さな花

コヒナリンドウの花後
種子放出後の個体もありました

シナノコザクラ

クモイコザクラ

クモイコザクラ

クモイコザクラ

ハクサンチドリ

キソチドリ

コフタバラン

イチヨウラン

ヒメミヤマウズラ

ツルキンバイ、イワキンバイ、シナノキンバイ、キリンソウ、ツルネコノメソウ
トダイハハコ、オオナルコユリ、イワセントウソウ、ハルトラノオ、ナツノタムラソウ
カラマツソウ、ミヤマカラマツ、ヒメイチゲ、コバノイチヤクソウ、クルマムグラ
ミヤマクロユリ、コイワカガミ、タカネナデシコ、クモマナズナ？、シコタンハコベ
ヒメイワショウブ、ミヤマツメクサ？、キンラン？、シロバナノヘビイチゴ、シロバナノヘビイチゴ
元サイズ：3200-3200px

スグリ？、コヨウラクツツジ、ウラジロナナカマド
イボタヒョウタンボク、イワシモツケ、ヤマツツジ
ミヤママタタビ？、サラサドウダン、クマイチゴ

装備

MYアイテム

アルプス岳

重量：-kg

感想

アルプス岳

下界は真夏の暑さとなりましたが、山上は快適でした。
早朝からのスローペースの行動で、相当数の方々に追い越されました。
午後になって、周辺で少し雲がでた程度でした。中腹の針葉樹林帯ではオサバグサの花が沢山見られました。上部ではシナノキンバイ、ハクサンイチゲ、ハクサンチドリ、コイワカガミ、ミヤマキンバイ、キバナノコマノツメ、ヒメイチゲなどの花が咲き始めていました。
梅雨の晴れ間で、湿度が低かったようで、この時期にしては珍しく遠景の風景が綺麗に見渡せました。
かなり入山者が増えた印象で、夏山シーズンでは駐車場が問題となりそうです。

【 バックナンバー 烏帽子岳周辺】
・6月4日 (2016年)『小河内岳 〜シナノコザクラ・クモイコザクラ・南アルプスの花束をレコニOGC55』http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-890258.html
・6月14日 (2014年)『小河内岳 〜お久しぶりの南アルプスで雷鳥と雲居小桜がお出迎え』http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-464158.html
・6月17日 (2023年)『烏帽子岳 〜ホシガラスの子育てとミヤマクロユリ』https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5617527.html
・6月17日 (2017年)『小河内岳の花図鑑 〜富士山とアルプスが見える稜線歩き』https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1173314.html
・6月21日 (2022年)『烏帽子岳 〜コヒナリンドウ・シコタンソウ・クモイコザクラ』https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4420944.html
・7月21日 (2022年)『烏帽子岳 〜三伏峠のお花畑が鹿の食害で東側全滅か？』https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4505842.html
・8月19日 (2022年)『塩見岳 〜深山と高山に咲く花々』https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4603800.html
・9月7日 (2021年)『烏帽子岳・三伏山から富士山の初冠雪と花図鑑』http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3497225.html
・9月12日 (2015年)『塩見岳 〜秋晴れ稜線歩き富士山を望む』http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-715034.html
【塩見岳からのパノラマ展望360度】富士山→蝙蝠岳→荒川岳→小河内岳→烏帽子岳→中央アルプス→北アルプス→仙丈ヶ岳→甲斐駒ヶ岳→北岳→間ノ岳→農鳥岳→富士山


・10月15日 (2015年)『小河内岳 〜南アルプスの稜線からの富士山とご来』http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-738528.html