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Yamareco

記録ID: 5619273
全員に公開
沢登り
大峰山脈

迷滝上部 ヒウラ谷左俣から大峰主稜線へ

2023年06月17日(土) 〜 2023年06月18日(日)
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
13:46
距離
21.9km
登り
2,246m
下り
2,276m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:27
休憩
0:00
合計
6:27
8:56
376
スタート地点
15:12
15:12
11
2日目
山行
5:16
休憩
1:00
合計
6:16
3:55
28
4:23
4:24
10
4:34
4:34
13
4:47
4:47
23
5:10
5:21
31
5:52
5:52
9
6:01
6:01
11
6:12
6:12
12
6:24
7:10
13
7:23
7:25
166
10:11
ゴール地点
天候 06/17 晴れ
06/18 晴れ→曇り
過去天気図(気象庁) 2023年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
奈良県道235号→舟の川林道
ヒウラ谷出合まではバイクで通れたし林業車両も通行していた
高野辻ヘリポートへの林道は通行止めだった
コース状況/
危険箇所等
ヒウラ谷 迷滝とその上部の連瀑帯は大高巻きするしかない。テープは迷滝の高巻き中に消滅する。
その上には大滝は3,4個。小さなゴルジュや滝は直登したり巻いたりで楽しく進める。

トップリ尾 部分的にトレースは薄かったりするし、2個ほどルートを外しうるところはあったがまあ普通のバリルート。
快晴の下、ヒウラ谷出合を出発。
2023年06月17日 08:59撮影 by  802SO, Sony
1
6/17 8:59
快晴の下、ヒウラ谷出合を出発。
今日は下部はパス。
紅葉の時期の再訪用に取っておいたんだからね!
2023年06月17日 09:23撮影 by  802SO, Sony
6/17 9:23
今日は下部はパス。
紅葉の時期の再訪用に取っておいたんだからね!
林道が何回かガレを横切る
2023年06月17日 09:36撮影 by  802SO, Sony
6/17 9:36
林道が何回かガレを横切る
ガレ2
2023年06月17日 09:38撮影 by  802SO, Sony
6/17 9:38
ガレ2
ガレ3が一番不安定っぽく見えた
2023年06月17日 09:44撮影 by  802SO, Sony
6/17 9:44
ガレ3が一番不安定っぽく見えた
たぶんこれが下部の大滝から登ってくるときのルンゼかな?
2023年06月17日 09:48撮影 by  802SO, Sony
6/17 9:48
たぶんこれが下部の大滝から登ってくるときのルンゼかな?
見えたッ
なるほど翼を広げた鳥のように見える。
2023年06月17日 09:52撮影 by  802SO, Sony
6/17 9:52
見えたッ
なるほど翼を広げた鳥のように見える。
林道終点
2023年06月17日 09:52撮影 by  802SO, Sony
6/17 9:52
林道終点
よく見る横切る沢
2016年01月01日 19:38撮影 by  HERO7 Black, GoPro
1/1 19:38
よく見る横切る沢
前衛滝
2016年01月01日 19:44撮影 by  HERO7 Black, GoPro
1/1 19:44
前衛滝
前衛滝を右から越える
2023年06月17日 10:12撮影 by  802SO, Sony
6/17 10:12
前衛滝を右から越える
前衛滝2の向こうに、迷滝下段と左岸の大岩壁が!
2023年06月17日 10:12撮影 by  802SO, Sony
1
6/17 10:12
前衛滝2の向こうに、迷滝下段と左岸の大岩壁が!
ま、まぶしい……
2023年06月17日 10:17撮影 by  802SO, Sony
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6/17 10:17
ま、まぶしい……
2条になって流れ落ちるメインの上段
2023年06月17日 10:21撮影 by  802SO, Sony
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6/17 10:21
2条になって流れ落ちるメインの上段
下から見ても巨鳥が翼を広げているみたいだ。
2023年06月17日 10:21撮影 by  802SO, Sony
1
6/17 10:21
下から見ても巨鳥が翼を広げているみたいだ。
実に見事。
紅葉に彩られたこの巨鳥にも会いに来ることを決めた。
2023年06月17日 10:26撮影 by  802SO, Sony
1
6/17 10:26
実に見事。
紅葉に彩られたこの巨鳥にも会いに来ることを決めた。
少しねじれて落ちていく水
2023年06月17日 10:29撮影 by  802SO, Sony
6/17 10:29
少しねじれて落ちていく水
巨鳥の左翼(左岸岩壁)が切れるまで大きく回り込む。
滝本北谷のけやき原滝と同じような巻き方である
2023年06月17日 10:33撮影 by  802SO, Sony
6/17 10:33
巨鳥の左翼(左岸岩壁)が切れるまで大きく回り込む。
滝本北谷のけやき原滝と同じような巻き方である
登る。
2023年06月17日 10:42撮影 by  802SO, Sony
6/17 10:42
登る。
ここが壁の切れ目
ピンテはここまでは導いてくれるが、この少し上で消滅した
2023年06月17日 10:45撮影 by  802SO, Sony
6/17 10:45
ここが壁の切れ目
ピンテはここまでは導いてくれるが、この少し上で消滅した
トラバースに入る。
このルンゼを降りれば落ち口に直接出るような気がする。
2023年06月17日 10:55撮影 by  802SO, Sony
6/17 10:55
トラバースに入る。
このルンゼを降りれば落ち口に直接出るような気がする。
小滝の上に出た。
おそらく奥の日の当たる空間が迷滝の落ち口だろう。
2023年06月17日 11:04撮影 by  802SO, Sony
6/17 11:04
小滝の上に出た。
おそらく奥の日の当たる空間が迷滝の落ち口だろう。
奥に進む……
なんなら奥にちょっと瀑布が見えている
2016年01月01日 20:41撮影 by  HERO7 Black, GoPro
1/1 20:41
奥に進む……
なんなら奥にちょっと瀑布が見えている
少し河原を歩くと連瀑帯が出現
2023年06月17日 11:07撮影 by  802SO, Sony
1
6/17 11:07
少し河原を歩くと連瀑帯が出現
1段目、深ーいプール
左岸巻きしてみた
2016年01月01日 20:44撮影 by  HERO7 Black, GoPro
1
1/1 20:44
1段目、深ーいプール
左岸巻きしてみた
2段目、こっから先は手が出せそうにない
2023年06月17日 11:22撮影 by  802SO, Sony
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6/17 11:22
2段目、こっから先は手が出せそうにない
出せそうにないというか……出せません!!
2023年06月17日 11:22撮影 by  802SO, Sony
6/17 11:22
出せそうにないというか……出せません!!
右岸から大巻きにかかる。
写真のここは何故かガレ場の前を横切る明瞭なトレースがついているが、この先に進めば滝の藻屑と消えることだろう(戻ってガレ場の上に回り込む)。
2023年06月17日 11:37撮影 by  802SO, Sony
6/17 11:37
右岸から大巻きにかかる。
写真のここは何故かガレ場の前を横切る明瞭なトレースがついているが、この先に進めば滝の藻屑と消えることだろう(戻ってガレ場の上に回り込む)。
さらに一段上に登って進む
2016年01月01日 21:17撮影 by  HERO7 Black, GoPro
1/1 21:17
さらに一段上に登って進む
鹿謹製チョコボールまみれの斜面
2016年01月01日 21:20撮影 by  HERO7 Black, GoPro
1/1 21:20
鹿謹製チョコボールまみれの斜面
巻き終えた。巻き終えた地点のすぐ上が二俣である。
見事なV字だ。
2023年06月17日 11:50撮影 by  802SO, Sony
2
6/17 11:50
巻き終えた。巻き終えた地点のすぐ上が二俣である。
見事なV字だ。
今回進む左俣はすぐに30m↑級の滝をかける。
2023年06月17日 11:56撮影 by  802SO, Sony
6/17 11:56
今回進む左俣はすぐに30m↑級の滝をかける。
2023年06月17日 12:00撮影 by  802SO, Sony
6/17 12:00
左岸巻き。イージー
2023年06月17日 12:08撮影 by  802SO, Sony
6/17 12:08
左岸巻き。イージー
見下ろす
2023年06月17日 12:08撮影 by  802SO, Sony
6/17 12:08
見下ろす
いよいよ原初の色濃い谷に入っていく
2023年06月17日 12:09撮影 by  802SO, Sony
6/17 12:09
いよいよ原初の色濃い谷に入っていく
幅広ナメ滝?
2016年01月01日 22:04撮影 by  HERO7 Black, GoPro
1/1 22:04
幅広ナメ滝?
ノーピンテ、良いですねえ
2023年06月17日 12:31撮影 by  802SO, Sony
6/17 12:31
ノーピンテ、良いですねえ
時々ゴルジュが出てくる。
大体直登できた記憶。
2023年06月17日 12:34撮影 by  802SO, Sony
6/17 12:34
時々ゴルジュが出てくる。
大体直登できた記憶。
ゴルジュの最後のところに6m滝
2023年06月17日 12:39撮影 by  802SO, Sony
6/17 12:39
ゴルジュの最後のところに6m滝
左から越す
2016年01月01日 22:16撮影 by  HERO7 Black, GoPro
1/1 22:16
左から越す
楽しい!!
2016年01月01日 22:19撮影 by  HERO7 Black, GoPro
1/1 22:19
楽しい!!
谷の屈曲点に15mくらいの大滝!(googlemapで予習済み)
2023年06月17日 12:46撮影 by  802SO, Sony
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6/17 12:46
谷の屈曲点に15mくらいの大滝!(googlemapで予習済み)
良い天気だ(今更)
2023年06月17日 12:55撮影 by  802SO, Sony
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6/17 12:55
良い天気だ(今更)
左岸巻き
2016年01月01日 22:37撮影 by  HERO7 Black, GoPro
1/1 22:37
左岸巻き
藪漕ぎみたいな感じで巻き終えて出てきた
2016年01月01日 22:41撮影 by  HERO7 Black, GoPro
1/1 22:41
藪漕ぎみたいな感じで巻き終えて出てきた
その上はナメというか一枚岩みたいな感じ
2016年01月01日 22:42撮影 by  HERO7 Black, GoPro
1/1 22:42
その上はナメというか一枚岩みたいな感じ
また曲がって2連瀑
2023年06月17日 13:11撮影 by  802SO, Sony
6/17 13:11
また曲がって2連瀑
頑張れば中段で裏見の滝をできるかもしれない
綺麗な滝だ
2023年06月17日 13:16撮影 by  802SO, Sony
6/17 13:16
頑張れば中段で裏見の滝をできるかもしれない
綺麗な滝だ
落口からうっすら虹が見える
2023年06月17日 13:21撮影 by  802SO, Sony
6/17 13:21
落口からうっすら虹が見える
直登しようとしたが、モロにシャワーを浴びて撤退
2023年06月17日 13:23撮影 by  802SO, Sony
6/17 13:23
直登しようとしたが、モロにシャワーを浴びて撤退
最も左岸尾根(トップリ尾)に接近する地点は崩れていた
まあ脇から登れそうだが
2016年01月01日 23:08撮影 by  HERO7 Black, GoPro
1/1 23:08
最も左岸尾根(トップリ尾)に接近する地点は崩れていた
まあ脇から登れそうだが
ここはまさにザ・泊適地
2016年01月01日 23:10撮影 by  HERO7 Black, GoPro
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1/1 23:10
ここはまさにザ・泊適地
東に折れてまた小滝がかかる
2016年01月01日 23:14撮影 by  HERO7 Black, GoPro
1/1 23:14
東に折れてまた小滝がかかる
小ゴルジュ
2016年01月01日 23:17撮影 by  HERO7 Black, GoPro
1/1 23:17
小ゴルジュ
小ゴルジュ
2016年01月01日 23:23撮影 by  HERO7 Black, GoPro
1/1 23:23
小ゴルジュ
小滝
2016年01月01日 23:29撮影 by  HERO7 Black, GoPro
1/1 23:29
小滝
開放的で気持ちよすぎない?
2023年06月17日 13:55撮影 by  802SO, Sony
2
6/17 13:55
開放的で気持ちよすぎない?
振り返ると対岸が見えた
2016年01月01日 23:34撮影 by  HERO7 Black, GoPro
1/1 23:34
振り返ると対岸が見えた
Co1500くらいまでは泊適地が結構ある(ただし水涸れしているところも)
2016年01月01日 23:38撮影 by  HERO7 Black, GoPro
1
1/1 23:38
Co1500くらいまでは泊適地が結構ある(ただし水涸れしているところも)
傾斜が強まって源頭に
2023年06月17日 14:34撮影 by  802SO, Sony
6/17 14:34
傾斜が強まって源頭に
喘ぎ登る
2016年01月02日 00:18撮影 by  HERO7 Black, GoPro
1/2 0:18
喘ぎ登る
一応これを最初の一滴としておくか
2023年06月17日 14:44撮影 by  802SO, Sony
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6/17 14:44
一応これを最初の一滴としておくか
谷を離れて中腹を登っていく
2023年06月17日 14:49撮影 by  802SO, Sony
6/17 14:49
谷を離れて中腹を登っていく
ギンリョウソウちゃん♡
2023年06月17日 14:52撮影 by  802SO, Sony
1
6/17 14:52
ギンリョウソウちゃん♡
沢筋よりちょっと日陰の尾根とか山腹のほうがよく見かける気がする。
2023年06月17日 14:52撮影 by  802SO, Sony
6/17 14:52
沢筋よりちょっと日陰の尾根とか山腹のほうがよく見かける気がする。
日裏山付近の稜線に出た
これにて沢登り終了
2023年06月17日 15:00撮影 by  802SO, Sony
6/17 15:00
日裏山付近の稜線に出た
これにて沢登り終了
狼平、いつ見ても良いロケーションだ
弥山でテントを張るというひとが水くみに来ていた
2023年06月17日 15:25撮影 by  802SO, Sony
6/17 15:25
狼平、いつ見ても良いロケーションだ
弥山でテントを張るというひとが水くみに来ていた
小屋も開いていたが今日はこっち
細部を見るとかなりずさんな張り方をしているのだが
2023年06月17日 16:21撮影 by  802SO, Sony
6/17 16:21
小屋も開いていたが今日はこっち
細部を見るとかなりずさんな張り方をしているのだが
そこそこ広くて快適やしええやろ……
(実際、結露を避けられるくらいのスペースはあった)
2023年06月17日 16:21撮影 by  802SO, Sony
6/17 16:21
そこそこ広くて快適やしええやろ……
(実際、結露を避けられるくらいのスペースはあった)
ぐへへ、到着即川で冷やしておいたこいつらで楽しんでやる
2023年06月17日 16:57撮影 by  802SO, Sony
1
6/17 16:57
ぐへへ、到着即川で冷やしておいたこいつらで楽しんでやる
明日も良い天気でありますように
2023年06月17日 17:01撮影 by  802SO, Sony
6/17 17:01
明日も良い天気でありますように
2日目行動開始。
これ、日の出に間に合うかな
2023年06月18日 03:54撮影 by  802SO, Sony
6/18 3:54
2日目行動開始。
これ、日の出に間に合うかな
ヤバい空が白んできた。
2023年06月18日 04:25撮影 by  802SO, Sony
6/18 4:25
ヤバい空が白んできた。
弥山到着、これは間に合ったか
2023年06月18日 04:36撮影 by  802SO, Sony
6/18 4:36
弥山到着、これは間に合ったか
ギリギリせーふ!
2023年06月18日 04:37撮影 by  802SO, Sony
1
6/18 4:37
ギリギリせーふ!
到着して2分後に日の出、マジでギリギリであった。
2023年06月18日 04:39撮影 by  802SO, Sony
1
6/18 4:39
到着して2分後に日の出、マジでギリギリであった。
ふつくしい……
2023年06月18日 04:42撮影 by  802SO, Sony
1
6/18 4:42
ふつくしい……
ほぼ昇り切った
2023年06月18日 04:43撮影 by  802SO, Sony
1
6/18 4:43
ほぼ昇り切った
2週間前に踏んだバリゴヤが左端のへんかな
2023年06月18日 04:47撮影 by  802SO, Sony
1
6/18 4:47
2週間前に踏んだバリゴヤが左端のへんかな
では八経ヶ岳に向かうか。
2023年06月18日 04:49撮影 by  802SO, Sony
6/18 4:49
では八経ヶ岳に向かうか。
白川又谷に雲海は……無いんかーい!
2023年06月18日 05:03撮影 by  802SO, Sony
6/18 5:03
白川又谷に雲海は……無いんかーい!
3回目の登頂。
早朝に来るのは初めてだ。
2023年06月18日 05:07撮影 by  802SO, Sony
1
6/18 5:07
3回目の登頂。
早朝に来るのは初めてだ。
西側は見事な雲海
あと、これは……環水平アークなのか?なんか違う気もするが。
2023年06月18日 05:07撮影 by  802SO, Sony
6/18 5:07
西側は見事な雲海
あと、これは……環水平アークなのか?なんか違う気もするが。
環水平アーク(疑)は弥山で隠れるところを除いてほぼ360度広がっていた。
2023年06月18日 05:10撮影 by  802SO, Sony
1
6/18 5:10
環水平アーク(疑)は弥山で隠れるところを除いてほぼ360度広がっていた。
明星ヶ岳経由で狼平に戻る。頂仙岳はどこから見ても目立った地形
2023年06月18日 05:28撮影 by  802SO, Sony
6/18 5:28
明星ヶ岳経由で狼平に戻る。頂仙岳はどこから見ても目立った地形
そういや2年半前は息も絶え絶え、雪中ここにたどり着いたっけ
2023年06月18日 05:30撮影 by  802SO, Sony
1
6/18 5:30
そういや2年半前は息も絶え絶え、雪中ここにたどり着いたっけ
ツェルトをたたんで撤収。またそのうちたぶん来るぜ。
2023年06月18日 07:09撮影 by  802SO, Sony
6/18 7:09
ツェルトをたたんで撤収。またそのうちたぶん来るぜ。
昨夏に起きたとある遭難事件の責任を負わされたかわいそうな標識
2023年06月18日 07:30撮影 by  802SO, Sony
1
6/18 7:30
昨夏に起きたとある遭難事件の責任を負わされたかわいそうな標識
トップリ尾に歩を進める
2023年06月18日 07:39撮影 by  802SO, Sony
6/18 7:39
トップリ尾に歩を進める
いい自然林
2023年06月18日 07:44撮影 by  802SO, Sony
6/18 7:44
いい自然林
落とし物
2023年06月18日 07:49撮影 by  802SO, Sony
6/18 7:49
落とし物
トップリ尾の1400〜1450mくらいは草原になっている
(なおこの辺でめっちゃ虫にたかられていた。写真に写り込んでくるレベル)
2023年06月18日 07:54撮影 by  802SO, Sony
1
6/18 7:54
トップリ尾の1400〜1450mくらいは草原になっている
(なおこの辺でめっちゃ虫にたかられていた。写真に写り込んでくるレベル)
ヒウラ谷左俣と最も接近するところでもある。
谷の中が見える。
2023年06月18日 08:02撮影 by  802SO, Sony
1
6/18 8:02
ヒウラ谷左俣と最も接近するところでもある。
谷の中が見える。
尾根も開放的〜
2023年06月18日 08:02撮影 by  802SO, Sony
1
6/18 8:02
尾根も開放的〜
振り返る
2023年06月18日 08:06撮影 by  802SO, Sony
1
6/18 8:06
振り返る
振り返る左俣、右斜め上方向に上がっていくやつ
2023年06月18日 08:06撮影 by  802SO, Sony
6/18 8:06
振り返る左俣、右斜め上方向に上がっていくやつ
右俣は……少なくとも左岸はけっこう立っているし、上流には崩壊地もあるし、けっこう厳しそう。
2023年06月18日 08:06撮影 by  802SO, Sony
6/18 8:06
右俣は……少なくとも左岸はけっこう立っているし、上流には崩壊地もあるし、けっこう厳しそう。
ルリセンチコガネちゃん♡
2023年06月18日 08:12撮影 by  802SO, Sony
6/18 8:12
ルリセンチコガネちゃん♡
トップリ尾の数少ない昇り返しである1402ピーク。
なーんもなかった。
2023年06月18日 08:14撮影 by  802SO, Sony
6/18 8:14
トップリ尾の数少ない昇り返しである1402ピーク。
なーんもなかった。
その下で南東に進路を変えるところ、紛らわしい箇所だがしっかり標識があってエライ。
2023年06月18日 08:27撮影 by  802SO, Sony
6/18 8:27
その下で南東に進路を変えるところ、紛らわしい箇所だがしっかり標識があってエライ。
植林地の道になって楽しむところがなくなった。
2023年06月18日 08:46撮影 by  802SO, Sony
6/18 8:46
植林地の道になって楽しむところがなくなった。
舟の川に降下するところ
ここにもちゃんと標識があってエライ。
2023年06月18日 09:09撮影 by  802SO, Sony
6/18 9:09
舟の川に降下するところ
ここにもちゃんと標識があってエライ。
あとちょっとだがすんごい急降下でしんどいぜ
2023年06月18日 09:46撮影 by  802SO, Sony
6/18 9:46
あとちょっとだがすんごい急降下でしんどいぜ
こういう尾根道の下部で道を外すことに定評がある男
謎のところから林道に降りた
2023年06月18日 10:02撮影 by  802SO, Sony
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こういう尾根道の下部で道を外すことに定評がある男
謎のところから林道に降りた
やー帰ってきましたね。(中央に小さくバイク)
2023年06月18日 10:05撮影 by  802SO, Sony
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6/18 10:05
やー帰ってきましたね。(中央に小さくバイク)

感想

大峰舟の川の支流、ヒウラ谷にかかる迷滝という大瀑布を見に行こうと思い立った。しかし滝を見に行くだけというのは個人的に好みではなく、出来ればそのまま稜線まで詰めたいところ。詰めると高崎横手のちょい奥くらいの稜線に出るらしい。下山はトップリ尾というのが使えそうだし、悪くなさそう。
ただ問題は迷滝より上の状況がほぼわからないこと。迷滝は左岸から巻けるらしい、その上の連瀑帯は右岸から巻くらしいというとこまではわかったが、Co1050の二俣より上はネットで調べたぶんには全く情報がなかった。地形図的には右俣はかなり深く切れ込んでいて結構難しそう。左俣はそこまでではなく、googlemapの航空写真で何個か滝は見えたものの両岸そこまで切り立っているわけではなく進めそうな気配である。というわけで左俣を詰めて日浦山へ→トップリ尾で下山という計画にした。
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国道168号を進み大塔エリアへ。すごい眠いし、高野辻ヘリポートへ向かう林道は真偽のほどは不明だが崩土で通行止めとされていたり、県道235号の奥の方で何もないところでバイクでコケたり、なんか滑り出しはよくないのだが9時にヒウラ谷出合を出発。今回は上部が未知なので下部はパス。ま、まあ紅葉の時期に合わせて見に来ることにしよう。
廃林道を歩き、途中で迷滝を眺めたりしつつ終点へ。小さな沢を渡ってじきヒウラ谷本流に到着。前衛滝は1つめを右手から越し、2つめを直登して迷滝直下へ。ものすごい大瀑布なのに滝下には圧迫感や威圧感はあまりなく、水流さえもやさしく降り注いでいるような印象である。遠くから見ても直下から見ても両岸にそびえる岩壁がまるで巨鳥が翼を広げているみたいに見えるこの滝は秋には見事な紅葉に彩られるらしく、是非ともそのシーズンに見てみたいと思える姿だった。
さてこの迷滝は巨鳥の左翼にあたる大岩壁の基部を岩壁が切れるまで回り込んでいく。やがて急傾斜の登りとなるがピンテがついている。岩壁の上に回り込んだところでピンテは消失し、以降稜線に出るまで見かけることはなかった。
岩壁の上をトラバースして進んでいく。下手なとこから谷への復帰を急ぐと迷滝からフリーフォールする羽目になりかねないので大事を取って標高を落とさず進んでいく。やがてルンゼを横切ったところで下を見れば沢床が見えたので、そこから谷に復帰。降りたところは小さな、しかし越えるのはちと骨を折りそうな滝の上で、向こう側には迷滝の落ち口とおぼしき空間が見えた。
上流側は束の間の平穏な河原になっており、少し進むとまたすごい連瀑帯が始まる。一つだけ参考になった記録ではこれを最初から右岸巻きしていたが、どうも右岸もさほど良く見えなかったので一つ目の滝を左岸から越えてみる。ここは存外楽に越せたがこの上はもう全く手が出せない領域であり、右岸からまとめて大高巻きすることとした。あまり良くないように見えた右岸だが、まあ巻きというのは得てしてこんなもので取り付いてみれば普通の沢の高巻きという感じだった。
高巻きトラバースを終えて1050mの二俣にたどり着くがそこは連瀑帯のてっぺんでありV字に切れ込んだ滝の底を恐る恐るのぞき込む。もしここから落ちて、万一幸運にも墜落死しなかったとしても滝の中段で身動きがとれず一生を終えるのだろうなという感じだった。
左俣へ進む。いきなり30m級の滝がお出迎えだが傾斜は比較的緩く、両岸も先ほどのような切り立ち方ではないので左岸の小尾根で楽に越える。再び降り立った谷はまさに原初の姿そのままという出で立ちで、トレースは人なのか獣なのかわからないような感じ、ピンテの類いは一切なし、人工物はおそらくトップリ尾から落ちてきた林業用ワイヤーを2つほど見かけただけという素晴らしい谷だった。さらにその中に通過に難渋しない程度のプチゴルジュや小滝を豊富に配している。傾斜も緩いので泊適地もいっぱいあった。後ろを振り返ってみれば谷中にありながら遙か対岸の山々まで見渡せるようなところもあった。
谷が北からやや東に向きを帰る地点にはgooglemapの航空写真でも見えていた大滝があった。15mほどの綺麗な滝であった。もし越すのが難しいなら遡行を早々に打ち切って尾根に上がらないといけないかなぁと思っていたが、左岸から小さく巻けた。その上には水流で彫れた一枚岩が続き、ふたたび北へ転じるところにはまた綺麗な2連滝がかかっていた。こちらは上段を右岸から巻いたが、高巻きトレースもごく薄く本当に遡行者も少ないんだろうなという感じだった。
そのうちトップリ尾の崩壊地を見て谷は日裏山から北西に延びる尾根を回り込むように90度向きを変える。このあたりは本当に泊適地であり、当初はここでツェルト泊の予定だったが時間がまだ早いのでもう少し進んでみる。また小滝や小ゴルジュを散りばめつつ楽しく進める谷であった。Co1500くらいになると水が涸れてきて、もう稜線まで標高差にして200m程度しかないのでいっそ今日中に抜けてしまって狼平でツェルト泊する方向に急遽変更した。
その後傾斜はさらに強まり、水が復活したりもしつつ、源頭に入っていく。ガレガレだったので暫定最初の一滴を認定してから山腹に上がる。ギンリョウソウを愛でたりしながら登っていくと日裏山の少し北の稜線に到着し、登山道と無事合流した。
その後は快適な登山道を狼平まで進む。狼平の小屋にはまだ誰もおらず、弥山小屋に泊まるという二人組が小屋前の川で水浴びと水汲みをしていた。弥山でテント張ったことがないので比較はできないが、狼平に勝るシチュエーションの宿泊地はそうそう無いと思うんだがなあ。小屋でゆっくりしてもいいのだがまあ練習と言うことで久々にツェルトを張る。固定のロープがまさかの1本しかなく、細引きで止めるという事態になった(もしかしてもともとロープがないから細引きが入っていたのだろうか……)が、まあまあうまいこと張れたのでよしとしよう。太陽の沈む時間も遅いので、余裕を持って晩ご飯と持ってきた日本酒を味わうことができた。

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2日目。朝3時半に起きたが結局狼平を出たのは4時前。弥山に向かって登っていくと途中で夜が明けてきて、ヤベエこれ間に合うのかなと昨日の疲労が否めない中で進んでいく。弥山に到着して東側が見える地点に着いたのが04:37。日の出寸前ギリギリセーフといったところだった。実際2分後に太陽が顔を出してきてたっぷり拝むことができた。
その後八経ヶ岳に向かう。八経ヶ岳山頂でご来光を見ていたであろう人々が降りてきたのとすれ違ったが、自分が着いたときには無人で気持ちの良い山頂を独り占めできた。西側・天川村方面を見ると雲海が広がっており、さらによく見ると環水平アークのようなものも見えていた(ほぼ360度全体に広がっていたが、これ環水平アークじゃないのかもな)。素晴らしい景色とシチュエーションを堪能し、明星ヶ岳経由で狼平に戻った。しばらく休憩したのちツェルトをたたんで撤収。荷物が一気にグンと重くなり足取り重くトップリ尾分岐へと歩く。
さてこのトップリ尾、昨夏にとある2人PTの遭難騒ぎの舞台となったところで、八経ヶ岳から川合に降りようとしていたらこの分岐にある標識に「惑わされて」トップリ尾に入り込み、さらにそのトップリ尾のルートも外して野江俣谷に入り込み、降りられない堰堤の上で身動きがとれなくなった……ということらしい。まあ、遭難というのは時刻や気象や精神状態などに大きく左右されるし、この2人PTが1週間近く経ってから生還したのは良かったしその精神力はすごいとは思うが遭難までの経過が正直あまりにお粗末であるという印象だった。方角をいっぺんでも確認していれば明らかにヘンなところに向かっていることはわかるんじゃないかという……というか、無事にトップリ尾を完走したとて電波も通じない人里離れた舟の川奥地の林道上で途方に暮れていたんじゃなかろうか。
そのトップリ尾だが、確かにトレースが薄いところとかは部分的にある。ただ、そこまで複雑な地形でもないし、危険箇所もないし一般バリルートの範疇という感じだった。無雪期にこれを登ることはまずないだろうが、途中展望が良い草原もあったりして降りる道としてはまあ悪かないかな、という感じ。途中2カ所ほど進む向きを間違えるとあらぬ方へ進みかねないところ(Co1380と1030)こそあったがその地点には的確に標識が設置されており五條市もこれで文句言われる筋合いはないわな、と思った。
まあその件に関しては他でも触れられているだろうからもうおいとくとして、無事廃林道の上に着陸し、堰堤の水流を走り幅跳びで越えて今回の登山も無事終了となった。ほぼ情報のない状態で突っ込んだヒウラ谷左俣だが最後まで詰めることができてたいへん満足である。あとは10月末くらいに下部のアメドマリ滝、雌滝、雄滝を拝んで迷滝まで見に来たいところである。

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