的岩山・四阿山 ▲ 鳥居峠の林道終点から
- GPS
- 05:32
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 932m
- 下り
- 914m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
四阿山は月初めに毛無峠から登ったばかりだけど、今日の目的は四阿山ではなく的岩山での笹漕ぎトレーニング。ほんとに練習しなきゃいけないのはネマガリダケのバチバチの藪漕ぎだけど、まだ経験が浅いのでとりあえず今の力量で挑戦できそうなレベルから。
鳥居峠の林道終点に車を停め、林道をすこし引き返して道標のある地点からトレーニング開始。いざ笹藪につっこむと、ところにより笹が薄くなっている箇所があり、うっすら踏み跡が見えたりもした。カモシカなんかもけっこううろちょろしてるのだろうか、ありがたく利用させてもらった。
でも濃いところは濃くて、的岩山の山頂をめざして直登しようとするこちらの動きに反発するかのように笹の大軍が絡みついてきて、けっこう疲れた。雪山のラッセルはしたことがないけどこんな感じなのかな?
ぶじ的岩山の三角点と山頂にたどり着いたあとは、的岩のそばを通過して四阿山の登山道に合流。そこで軍手をはずし、藪漕ぎで服やサックについた埃をはらって藪漕ぎモードを解除。靴の中はもちろん、パンツのポケットの中にも細かい葉屑が入りこんでいた。次回から、藪漕ぎ中はポケットのジッパーを閉めるようにしよう。
その後は四阿山まで通常のハイキング。山頂はガスでなにも見えなかったけど、何度も訪れているのでさして気にならなかった。帰りはゆるジョグで下山。途中、花童子の宮跡の前後ではレンゲツツジが鮮やかに咲き誇っていた。いい季節に来れたようでよかった。
林道終点の駐車場にもどり、靴を履き替えて帰りのしたくをしていると、周囲の林のあちこちでホーホケキョとウグイスが鳴き、デデッポッポー、デデッポッポーとキジバトが鳴いているのが聞こえた。のどかでいいなと一瞬思ったけど、でもこれはふだんうちの近所の公園でも鳴いている、お馴染みの面子のさえずり。山に来て、家のよさを鳥たちに教えてもらった。
【国指定天然記念物 四阿山の的岩】
四阿山の的岩は、四阿山(標高2354m)の南側中腹の尾根上に露出する長大な岩脈。岩脈は的岩山の山頂付近から約400mにも及び、その中で最も高く屏風状にそびえる部分が的岩または屏風岩として知られる。大きさは、長さ約200m、幅2-3m、高さ15m。材質は斜長石や輝石の斑晶を含む複輝石安山岩で、色は灰色や黒灰色。また、1-1.5mの六角形状をした柱状節理がよく発達し、俵を積み上げたような奇観を見せる。
この岩脈は、中期更新世に四阿山火山の岩層の隙間に下からマグマが貫入して固まり、 その後周囲の岩層が風化と浸食によって崩壊したために地上に露出したもの。地質学的に非常に貴重な岩脈として、国の天然記念物に指定された。
なお、岩の名称は、源為朝あるいは源頼朝が、この岩を的にして弓を射ったとの伝承に由来する。
【山行データ】
・上田市: ☁ 25℃ / 17℃、日の出 4:29、日の入り 19:08
・履いた: SALOMON Quest 4D 2 GTX
・飲んだ: 水 0.6 / 1.5L
・食べた: 1,200 / 1,500kcal([食]海老マヨおにぎり、山賊焼き炒飯おにぎり、りんごデニッシュ /[余]柿ピー、inゼリー)
【2023年 目標】 ▲ 了 / △ 未
藪 ▲ 的岩山・四阿山
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