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Yamareco

記録ID: 563589
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

風雪の赤岳(文三郎尾根ピストン)

2014年12月22日(月) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
09:40
距離
16.3km
登り
1,361m
下り
1,362m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:34
休憩
2:03
合計
9:37
距離 16.3km 登り 1,362m 下り 1,362m
7:25
48
8:13
8:26
116
10:22
11:12
66
12:18
32
12:50
13:00
70
赤岳山頂
14:10
14:40
80
行者小屋
16:00
16:20
42
美濃戸山荘
17:02
寒さのため思いの外バッテリー上りが早く赤岳直下でログ切れし、そのまま車まで電源補充しなかったのでおかしな記録になっています。(後日手書き補正します。)
天候 曇り小雪(稜線はガス&風雪)
過去天気図(気象庁) 2014年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中央高速・小淵沢ICから美濃戸口往復
(美濃戸口駐車場\500/日)
コース状況/
危険箇所等
文三郎尾根の階段のステップは雪で埋まっていました。
鎖は頂上直下も含めて概ね出ていました。
その他周辺情報 下山後は縄文の湯が休みだったので望岳の湯(\400)を利用しました。
今年は既に雪が多いので美濃戸口に車を停めて出発です。
今年は既に雪が多いので美濃戸口に車を停めて出発です。
1時間弱の林道歩きで美濃戸に到着。
予報通り山は全く見えません。
1時間弱の林道歩きで美濃戸に到着。
予報通り山は全く見えません。
里には青空が見えるのに...。
美濃戸の駐車場も結構埋まっていました。
里には青空が見えるのに...。
美濃戸の駐車場も結構埋まっていました。
南沢に入ります。
南沢に入ります。
序盤はこんな感じ。
序盤はこんな感じ。
中盤から雪が増えてくる。
去年の12月はこの辺りがテカテカに凍ってスケートリンク状態だったけど、今年は雪を被っているが完全に凍ってはいない様子。
中盤から雪が増えてくる。
去年の12月はこの辺りがテカテカに凍ってスケートリンク状態だったけど、今年は雪を被っているが完全に凍ってはいない様子。
雪は多いがトレースはしっかり残っています。
雪は多いがトレースはしっかり残っています。
だんだん雪が深くなり殆ど白の世界になると行者小屋はもう少し。
だんだん雪が深くなり殆ど白の世界になると行者小屋はもう少し。
行者小屋到着。
装備を整えてエネルギー補給をしてからアタック開始。
1
行者小屋到着。
装備を整えてエネルギー補給をしてからアタック開始。
昨年12月に敗退の中岳分岐。
既に低温でカメラが上手く作動しません。
昨年12月に敗退の中岳分岐。
既に低温でカメラが上手く作動しません。
岩場への取付き。
頂上を除けば、中岳分岐からここまでが遮るものが無く風雪が一番厳しい。
1
岩場への取付き。
頂上を除けば、中岳分岐からここまでが遮るものが無く風雪が一番厳しい。
あともう一息。
見下ろして核心部をカメラに収めようとしたが動きませんでした!
あともう一息。
見下ろして核心部をカメラに収めようとしたが動きませんでした!
赤岳山頂。
当然?誰も居ません。
視界は何とか頂上山荘が確認できる程度です。
3
赤岳山頂。
当然?誰も居ません。
視界は何とか頂上山荘が確認できる程度です。
頂上山荘の方まで行ってみましたが、視界が悪くトレースも消えているので、元来たルートを戻ることにしました。
手元の簡易温度計での気温はマイナス17度でした。
早々に下山開始。
頂上山荘の方まで行ってみましたが、視界が悪くトレースも消えているので、元来たルートを戻ることにしました。
手元の簡易温度計での気温はマイナス17度でした。
早々に下山開始。
カメラも騙しが効かなくなり一気に樹林帯手前まで降りてきました。
つい1時間程前の自分のトレースが全く有りません!
視界が悪いので鎖の無い間のRFに神経を使います。
カメラも騙しが効かなくなり一気に樹林帯手前まで降りてきました。
つい1時間程前の自分のトレースが全く有りません!
視界が悪いので鎖の無い間のRFに神経を使います。
樹林帯に入れば風も収まり別世界。
樹林帯に入れば風も収まり別世界。
行者小屋手前の水場も生きていました。
行者小屋手前の水場も生きていました。
行者小屋帰着。
人の気配があってホッとします。
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行者小屋帰着。
人の気配があってホッとします。
装備は全てカチンコチンに凍結しています。
ワカンは今日は出番なし。
装備は全てカチンコチンに凍結しています。
ワカンは今日は出番なし。
一時的にほんの少し視界が改善するも、
一時的にほんの少し視界が改善するも、
やはり八ヶ岳の稜線を望むことは出来ませんでした。
やはり八ヶ岳の稜線を望むことは出来ませんでした。
里は相変わらず良い天気の様です。
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里は相変わらず良い天気の様です。
今回から導入した新兵器のチェーンスパイク。
なんとAmazonで\1500!一応小さな爪も11本付いています。
林道歩きと南沢はこれで十分です。
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今回から導入した新兵器のチェーンスパイク。
なんとAmazonで\1500!一応小さな爪も11本付いています。
林道歩きと南沢はこれで十分です。
美濃戸山荘まで無事下山。
屋根の下のベンチをお借りして一休みと装備を整え、あとはひたすら林道歩き。
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美濃戸山荘まで無事下山。
屋根の下のベンチをお借りして一休みと装備を整え、あとはひたすら林道歩き。
何とか暗くなる前に美濃戸口まで下山できました。
冬至なので日没が早い。
何とか暗くなる前に美濃戸口まで下山できました。
冬至なので日没が早い。
冬場もバスの運行日があるんですね。
冬場もバスの運行日があるんですね。

感想

 せっかく月曜に休みが取れて4連休となったので、テントを背負って八ヶ岳方面に出掛けようと目論んでいましたが、あいにくの天気予報と家の都合が中々合わず、結局日帰りで荒天覚悟で行者小屋から赤岳に登って来ました。
 昨年の12月にも同じルートで強風撤退したので、ここはリベンジの意味も込めてのトライです。とは言え眺望が全く無い上に風雪で視界も悪く、今年も撤退かと考えながら文三郎尾根を登り始めました。樹林帯を抜け強風を受け始めましたが昨年の様に耐風姿勢で立ち止まる程では無いのでもしやと思い、とりあえず中岳分岐まで行く間にすれ違う下山者から情報を頂く中で一人だけ登頂された方がおられ強風帯は岩場の取付きまでとのことで行ってみることにしました。
 山頂直下の岩場は概ね鎖が出ていたので何とか無事に登下降できましたが、雪交じりの強風と低温でゴーグルもダメになり最終的にメガネも外しての下りとなりまつ毛が凍って大変でした。この辺の対策は今後の課題となったと同時に、今回の登頂は少し無理をし過ぎたかと少々反省も。
 雪山シーズン初戦から少々ハードな山行となったので、次回は年末年始の休暇中に晴天を狙ってもう少しまったりと雪山を堪能したいと思います。

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コメント

お疲れ様でした。
この日は私も地蔵尾根から登りましたが
爆風の上、視界も悪く大変でしたね。
私のゴーグルも一瞬で使い物にならなくなって
おかげで顔がすっかり凍傷です。
気温も-17度だったとは!
教えて頂いてありがとうございました。
2014/12/26 11:22
Re: お疲れ様でした。
wildbandit様
コメントありがとうございます。
何はともあれ無理は禁物ですよね。
お疲れ様でした!
2014/12/29 14:24
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体力レベル
4/5
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