記録ID: 564502
全員に公開
雪山ハイキング
奥多摩・高尾
富田新道〜雲取山〜三峯口
2014年12月23日(火) 〜
2014年12月24日(水)


体力度
7
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 13:02
- 距離
- 26.7km
- 登り
- 2,825m
- 下り
- 2,319m
コースタイム
1日目
- 山行
- 6:32
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 6:45
距離 14.3km
登り 2,159m
下り 768m
2日目
- 山行
- 6:00
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 6:18
距離 12.5km
登り 683m
下り 1,559m
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
07:37 奥多摩着(07:27 東日原行に間に合わない!) 08:35 奥多摩駅BS発 東日原行 09:00 東日原BS着 ---山歩き---- 14:45 三峯神社口BS発 西武秩父駅行 16:08 西武秩父発 飯能行 |
コース状況/ 危険箇所等 |
雲取山から白岩山はアイゼンが必要です。 12/23は暖かい夜でしたが、雲取避難小屋内は−5℃でした。寒さ対策が必要です。 |
写真
08:05 奥多摩駅周辺をブラブラしてます。気温ー2℃。登山届を提出して、ストレッチして、大木戸神社に登山安全をお祈りして、それでも時間を持て余しました。バスまで1時間待ち。寝坊したのでまぁ仕方がないです。
09:12 東日原BSで沢山のハイカーが降車しました。多くの方が鷹巣山へ行くようです。写真では稲村岩に陽があたっていますが、日原林道は谷沿いでほぼ日影です。気温はー1℃です。日影は寒く感じました。
09:42 氷川鉱山を通過します。日原林道を歩いている時に落石を何度か見たり聞いたりしました。落石防止ネットは張ってありますが、大きなのが落ちてきたら怖いので、頭上を注意しながら歩きます。
11:23 トラバース気味に落ち葉の多い道を谷底へ下ります。谷底まで下りたら、2本の川が合流しているところで吊り橋を渡ります。吊り橋の板がツルツルに凍っているところがあり緊張しました。
11:52 唐松谷林道(ブナ坂への道)と野陣尾根の分岐です。唐松谷林道方向の「道悪い キケン」の書き込みがとても気になります。僕が進む野陣尾根は何もコメントがありません。野陣尾根は落ち葉たっぷり、日影でジグザグに登る尾根でした。日向のここは4℃でポカポカですが、野陣尾根は日影で雪が残ってました。
13:49 陽の当たる所に出ました。太陽の位置が低く見えますがまだ14時前です。一度ツルツルに凍っている所で転んだのでアイゼンを付けましたが、その後ツルツルは無かったので、アイゼンをすぐ外しました。野陣尾根の雪は踏まれていないのでサクサクで、アイゼン無しで歩きやすかったです。
14:36 権衛ノ頭(ごんえのかしら)に着きました。ここから南(富士山や石尾根)や北(長澤背稜)の見晴らしが人間の目には良かったのですが、写真を撮ろうとすると木が邪魔でなかなか上手くは撮れませんでした。
15:14 小雲取山に到着しました。石尾根縦走路と合わせます。ここまで誰にも会いませんでしたが、ここからは沢山の人と会いました。
石尾根は雪が踏み固められています。シャクシャクと歩けて凍結している所もなかったのでアイゼン無しで登りは問題ありませんでした。気温はー5℃です。
石尾根は雪が踏み固められています。シャクシャクと歩けて凍結している所もなかったのでアイゼン無しで登りは問題ありませんでした。気温はー5℃です。
15:47 雲取山避難小屋から長澤背稜、御前山、大岳山が良く見えます。こんなに見えたのは初めてです。
雲取山避難小屋に先に着いていた方に、雲取山荘の水は冬場は止まっていること。奥多摩小屋の水場で汲む必要があることを教わりました。2.0リットル背負ってきて、まだ1.5リットル残っていますが、晩飯+朝飯に使うと500ccしか残らず、明日がきついなぁと水計算していたら、500cc分けてくれました。写真左下の方が水をくれた方です。本当にありがとうございます。これで奥多摩小屋ピストン無しで行動できます。
雲取山避難小屋に先に着いていた方に、雲取山荘の水は冬場は止まっていること。奥多摩小屋の水場で汲む必要があることを教わりました。2.0リットル背負ってきて、まだ1.5リットル残っていますが、晩飯+朝飯に使うと500ccしか残らず、明日がきついなぁと水計算していたら、500cc分けてくれました。写真左下の方が水をくれた方です。本当にありがとうございます。これで奥多摩小屋ピストン無しで行動できます。
23:13 空には満天の星。唐松の梢に星が光っていて、まるでクリスマスツリーです。(僕のカメラの腕では写真にできませんでした。)
鹿が頂上付近に4〜5頭います。角が生えているのはトナカイみたいです。
Merry Christmas!
鹿が頂上付近に4〜5頭います。角が生えているのはトナカイみたいです。
Merry Christmas!
04:20 12/24未明。東京や埼玉の夜景が綺麗です。夜景を背景に、御前山、大岳山、鷹巣山が小さく影で浮かび上がっているのが可愛いです。
小屋内ー5℃、小屋外はー6℃。寝る時に足先が冷たくて寝付くまでに時間が掛かりました。次回は象足が欲しいです。
小屋内ー5℃、小屋外はー6℃。寝る時に足先が冷たくて寝付くまでに時間が掛かりました。次回は象足が欲しいです。
06:50 石尾根の先にやっと日の出です。06:00位からモルゲンロートを楽しみました。気温はー7℃です。じっとしていると足の指先が冷たいので、歩いたり体操しながら朝日を待ちました。
07:33 富田新道を使わせてもらったお礼を鎌仙人様にしようとレリーフを捜しました。雪で道が良く分からず、第六感でこの辺だったはずと岩壁上のレリーフを捜しましたが雪が付いていて見つかりませんでした。雪が消えたらお礼に伺いますので待っていて下さい。
13:12 三峯神社に到着。お正月準備をしていました。
先程の奥宮が拝遥殿から望めました。そのほかにも3つ並んだ鳥居、随身門(写真)、灯篭、手水舎、拝殿、そして狼型の狛犬など、大きな神社で見所が沢山ありました。ネットに綺麗な写真が色々あるので僕の三峯神社の写真は割愛します。
先程の奥宮が拝遥殿から望めました。そのほかにも3つ並んだ鳥居、随身門(写真)、灯篭、手水舎、拝殿、そして狼型の狛犬など、大きな神社で見所が沢山ありました。ネットに綺麗な写真が色々あるので僕の三峯神社の写真は割愛します。
14:02 鳥居前の大島屋でキノコ蕎麦と熱燗。美味しかったです。大島屋には、山岳救助の感謝状が飾ってあったり、秩父や野鳥についての本が置いてあって、バス待ちの時間を楽しく過ごせました。バス停は大島屋脇の階段を駐車場に降りてすぐの所にあります。
感想
また寝坊をして予定のバスより1本遅れましたが、計画通りに富田新道で雲取山へ行けて良かったです。
計画当初はテント泊にしようかとも考えましたが、寒さが心配だったので避難小屋泊まりの予定にしました。テントの替わりにフロアマットとダウンパーカーを持って行って正解でした。それでも、もし耐えきれない寒さになったらと不安があったので、雲取山荘か奥多摩小屋へ逃げ込むことも視野に入れていました。寝付くまで寝袋の中の足先が冷たくて難儀しましたが、避難小屋で安眠できて良かったです。
雲取山荘の水場が冬は止まることを知らず、奥多摩小屋の水場往復が必要になる所でしたが、先に着いていた単独行の方に500cc分けて頂いて事なきを得ました。ありがとうございます。本当に助かりました。また、どこかでお会いするのを楽しみにしています。
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無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾 [2日]
雲取山周回ルート:東日原〜タワ尾根(ウトウの頭)〜長沢背陵〜雲取山〜鷹ノ巣山〜稲村岩〜東日原
利用交通機関:
車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
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