梅雨の晴れ間に乾徳山

2023年07月02日(日) [日帰り]

• GPS: 09:07
• 距離: 12.8km
• 登り: 1,249m
• 下り: 1,241m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:22
• 休憩: 2:43
• 合計: 9:05

6:49 乾徳山登山口バス停
7:25 7:26 乾徳山登山口（オソバ沢ルート）
7:55 8:05 銀晶水
8:56 8:56 錦晶水
9:06 9:06 国師ヶ原
9:10 9:25 高原ヒュッテ
9:27 9:27 国師ヶ原
9:34 9:34 役小角像
9:56 10:11 月見岩
10:15 10:16 扇平
10:47 11:16 髭剃岩
11:29 11:52 乾徳山
12:07 12:35 髭剃岩
13:00 13:32 扇平
13:35 13:35 月見岩
13:50 13:50 役小角像
13:55 13:55 国師ヶ原
14:03 14:05 錦晶水
14:46 14:50 銀晶水
15:21 15:22 乾徳山登山口（オソバ沢ルート）
15:51 15:53 乾徳山登山口バス停
15:54 ゴール地点

　今回のコースは乾徳公園駐車場をスタートして、乾徳山登山口（オソバ沢）、銀晶水、錦晶水、国師ヶ原、扇平を経由して乾徳山に登頂し、ピストンで駐車場に戻る行程としました。
　ランチは帰りの扇平で食べました。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

【アクセス】
　中央道勝沼ICを降りて国道20号線を八王子・大月方面へ向かい、勝沼大橋を過ぎた柏尾交差点を38号線方面に左折、その後すぐにフルーツラインへ右折して道なりに約10キロ進むと213号線につき当たるので、三富方面に右折します。
　213号線を道なりに3.5キロほど進むと140号線に突き当たるので、そのまま道なりに行くと140号線の突き当たるので秩父方面へ右折、140号線を進むと徳和入口交差点が見えてくるので左折して徳和方面に向かうと徳和バス停の所に駐車場があります。

【駐車場】
　乾徳公園駐車場を利用（無料）
　23台（旧）+30台（新）くらい駐められそうです。
　（トイレ周辺に新しい駐車場が出来ていました！）

【トイレ】
　トイレは新しくできた駐車場脇にあります。
　トイレは新しくなっていません（笑）
　登山中のトイレは国師ヶ原の高原ヒュッテにあります。

コース状況／危険箇所等

◆乾徳公園〜乾徳山登山口
　車道、林道となり危険箇所等ありません。

◆乾徳山登山口〜国師ヶ原十字路
　乾徳山登山口に入ると傾斜が多少ある樹林帯の登山道をジグザグに登って高度を稼ぎます。
　途中に、銀晶水、錦晶水と二つの水場があります。
　国師ヶ原十字路前で、森が開けうっそうとした樹林帯から開放的な森林になり、目指す乾徳山が見えてきます。
　国師ヶ原十字路から少し言ったところに高原ヒュッテがありトイレが設置されています。

◆国師ヶ原十字路〜扇平
　特に危険箇所等ありません。
　扇平手前の月見岩まで登ると富士山がよく見えます。

◆扇平〜乾徳山山頂
　ここからが乾徳山登山の核心部となり、小さな岩場や鎖場がつづきます。
　大きな鎖場は、カミナリ岩で鎖場が二段階になっています。
　1段目も2段目も足場やホールドがしっかりしているので、慌てずに登れば問題はないと思います。
　カミナリ岩を越えると、最後の難所であり乾徳山の一番の名物である鳳岩です。
　鳳岩はほぼ垂直の高さ20m岩壁となります。
　鎖が設置されていますが、左側の壁と中央のクラックをうまく使って登ると鎖を使わないで登ることが可能です。
　取り付きがすこし厳しいと思いますが一段登ってしまえばあとは問題なく登っていけるのではないかと思います。
　なお、危険を感じるようでしたら、右手側に迂回路（梯子）がありますのでそちらを利用ください。（ちゃんと山頂に出られます。）

◆乾徳山山頂
　山頂は休憩はできるものの、あまり広くありませんので、長い休憩は鳳岩を下ったところが良いと思います。
　山頂からの展望は大変良く、富士山、南アルプス、黒金山、金峰山等がよく見えます。
　金峰山は五丈岩がかろうじて見えている感じです。

◆乾徳山〜扇平
　乾徳山からの下りは鳳岩を下らず、迂回路の梯子を下っていきます。
　岩と梯子の踏面が近いので滑り落ちないように気をつけてくだりましょう。
　その後、カミナリ岩等の岩場がでてきますので、登り以上に慎重に下りましょう。
　扇平に近づく傾斜のあるザレ場となりますので転倒に気をつけて下りましょう。
　
◆扇平〜国師ヶ原十字路
　急傾斜のザレ場が続きますので、転倒に注意しましょう。
　眺めは最高なので足下注意です。

◆国師ヶ原十字路〜乾徳山登山口
　急傾斜の樹林帯をジグザグに下ります。
　泥濘んでいる箇所が多いのでスリップに注意しましょう。

◆乾徳山登山口〜乾徳公園
　林道と車道を歩いて乾徳公園の駐車場まで歩きます。
　危険箇所ありません。

その他周辺情報

【日帰温泉】
　みとみ笛吹の湯
　〒404-0204　山梨県山梨市三富下釜口447
　TEL：[phone]
　URL：https://www.city.yamanashi.yamanashi.jp/citizen/gover/public/search/institution/mitomi_02/
　日帰り入浴　510円/人（JAF割引100円）
　営業時間：10:00〜20:00（定休日：火曜日）

写真

7/2 6:50

乾徳公園駐車場をスタートします。

7/2 6:52

トイレの周囲に新しい駐車場が出来ていました。

7/2 6:52

車道を歩きます。

7/2 7:03

乾徳神社です。
お参りしてから登ります。

7/2 7:10

林道を歩きます。

7/2 7:22

もう少しで登山口につきそうです。

7/2 7:26

登山口に到着。
乾徳山目指して出発です。

7/2 7:32

最近豪雨のため、登山道が沢と道と化しています。
道がわかりにくいので注意して進みましょう。
下山時に沢に入り込んでいる人がいました。

7/2 7:46

足場の悪い登山道を登ります。

7/2 8:01

銀晶水に到着です。
水はほぼ出ていません。

7/2 8:01

それでも苔は元気です。

7/2 8:06

樹林帯を登ります。

7/2 8:13

傾斜はそれなりに厳しいです。

7/2 8:21

駒止に到着

7/2 8:27

ここから更に傾斜が厳しくなります。

7/2 8:33

森の感じが変わってきました。

7/2 8:57

錦晶水に到着です。
こちらは冷たい水が沢山湧いていました。

7/2 9:06

乾徳山の山頂が見えてきました。

7/2 9:07

国師ヶ原に到着です。

7/2 9:09

高原ヒュッテです。

7/2 9:09

いつもながらに鹿がいます。
ご飯食べてます。

7/2 9:34

山頂目指して出発です。

7/2 9:47

登っている途中振り返ると富士山が綺麗に見えていました。

7/2 9:47

もう少しで月見岩です。

7/2 9:48

ニガナも綺麗に咲いていました。

7/2 10:10

月見岩です。

7/2 10:11

登ってきた道と富士山です。

7/2 10:11

富士山のアップです。

7/2 10:16

(miki)月見石の上で写真を撮っています。

7/2 10:16

(miki)月見石の上で記念撮影

7/2 10:11

おっくんが日を浴びて元気を貰っています。
月見石から撮影

7/2 10:11

乾徳山山頂方面です。

7/2 10:12

シモツケの花も咲いていました。

7/2 10:14

富士山縦バージョン

7/2 10:14

岩場を目指して出発します。

7/2 10:16

ウマノアシガタも綺麗にしていました。

7/2 10:20

樹林帯に戻ります。

7/2 10:43

足場が悪くなってきます。

7/2 10:50

鎖場が出てきました。

7/2 11:00

こんな感じです。

7/2 11:02

髭剃岩に到着。
狭い中に入っている人がいました。

7/2 11:05

髭剃岩の取り付き

7/2 11:06

髭剃岩と富士山

7/2 11:07

髭剃岩を頑張って登っています。

7/2 11:08

髭剃岩の全景

7/2 11:08

ちょっと安心な場所で休憩

7/2 11:09

梯子を下ります。

7/2 11:11

カミナリ岩に到着です。
おっくんは残念ながらこの鎖場を登ってギブアップとなりました。

7/2 11:11

待っている間に撮ったサラサドウダンです。

7/2 11:17

富士山も撮っておきました。

7/2 11:20

苔が元気でした。

7/2 11:23

カミナリ岩を越えた先の岩場

7/2 11:26

ツルキンバイかな？

7/2 11:29

鳳岩に到着です。
さすがに高いです。
約20mの岩場となります。

7/2 11:32

頑張って登っていきます。

7/2 11:33

中段まで登り切りました。

7/2 11:34

私も中段まで登ったので富士山と鳳岩を

7/2 11:35

中段から先はかなり手掴があり楽に登ることが可能です。

7/2 11:37

ツルキンバイが沢山咲いています。

7/2 11:40

山頂に到着です。
富士山バックに記念撮影です。

7/2 11:40

記念撮影です。

7/2 11:41

山頂からの展望

7/2 11:42

山頂にもツルキンバイが沢山咲いていました。
蜂が密を集めています。

7/2 11:43

アップです。

7/2 11:45

下山します。

7/2 11:46

梯子二回で降りてこれます。

7/2 11:53

雨乞岩です。

7/2 12:00

(miki)雨乞岩ので記念撮影。

7/2 11:54

雨乞岩から山頂を振り返る。
一段下がったところで皆さんランチですね。

7/2 12:00

ロープを使って下ります。

7/2 12:03

この岩場がなかなか

7/2 12:04

滑っていおります。

7/2 12:09

カミナリ岩を下ります。

7/2 12:13

髭剃岩まで戻ってきました。
先ほどと同じポーズになっています。

7/2 12:13

まだまだ富士山が見えています。

7/2 12:22

鎖場を下ります。

7/2 12:36

少し慣れたようです。

7/2 12:51

樹林帯に戻り

7/2 13:00

ここを越えると開けます。

7/2 13:23

扇平でランチとなりました。
後は下るだけなのでおっくんは元気になりました。

7/2 13:24

扇平からの眺めは素晴らしいです。

7/2 13:33

乾徳山ではここが一番好きですね。

7/2 13:40

アヤメが咲いていました。
本当にアヤメ？

7/2 13:41

下山します。

7/2 13:45

快調に下山中

7/2 13:51

樹林帯は日が直接当たらないので涼しいです。

7/2 13:56

国師ヶ原に到着

7/2 14:05

錦晶水でクールダウン
冷たくて美味しかったです。

7/2 14:20

登山口目指して下ります。

7/2 14:33

駒止まで降りてきました。

7/2 14:47

そろそろ足が疲れてきたかな？

7/2 14:51

銀晶水はちょろちょろ

7/2 15:02

気力を振り絞って降りています。

7/2 15:13

登山口前は大雨等の影響で道が分かりにくくなっています。
沢を降りずにちゃんと登山道を下りましょう〜

7/2 15:24

乾徳山登山口に到着です。

7/2 15:26

林道を歩きます。

7/2 15:43

住宅地を通ります。

7/2 15:51

駐車場に到着です。
お疲れ様でした。

撮影機器：

LUMIX DMC-TZ85 パナソニック

OM-D E-M5 Mark III ボディ オリンパス

装備

個人装備

Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 昼飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 登山地図 コンパス 笛 登山計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ツェルト ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ

感想

t-nao

　日曜日は梅雨の晴れ間で天気が良さそうだったので、先週悩んだあげく登らなかった乾徳山に登ってきました。
　今回は引き続きダイエット継続中のおっくんも一緒です。

　乾徳山は岩場が多く、おっくんが最後まで登れるか心配だったのですが、前回の入笠山、その前の大山登山を見て大丈夫と思ってチャレンジしてみましたが・・・
　なにやら、リバウンドしたようで、なかなか思うように体が動かなかった見たいです。
　乾徳公園から雷岩まで頑張って登ってきましたが、残念ながら雷岩の2段目でギブアップとなりました。
　雷岩まで来ていたので、あと少し登れば山頂だったのですが鎖場が駄目でした。
　髭剃岩登れたので大丈夫かな〜と思ったのですが残念です。
　次回のチャレンジに期待です。

　雷岩まで頑張ってくれたので、おっくんには申し訳ないが少しだけ待機してもらって、私達はささっと山頂まで登り記念撮影をとんぼ返りで雷岩まで戻って来きました。
　戻ってきた時は、雷岩の1段目を降りていてビックリしたのですが、お兄さん方にレクチェーを受け下ろして貰ったそうです。
　こころ優しいお兄さん方ありがとう〜
　おっくんと合流後、とりあえず扇平まで戻り遅めの昼食を食べ下山となりました。

　今回は天気も良く、朝方は気温も低く大変歩きやすい一日でした。
　途中太陽が出てからは暑くなってきましたが、暑くて歩けないって感じではありませんでした。
　また、富士山が下山時まで顔を出してくれていたので、富士山を眺めながら気持ちよく歩くことが出来、大変素晴らしい山旅となりました。

　おっくんは9月に乾徳山に再チャレンジするとのこと、それまでに体重を落としてがんばりましょう〜

　ちなみに、乾徳公園の駐車場が拡張（新設）されていました。