三ノ沢岳と宝剣岳、中アの雷鳥はどこにいるかな

2023年07月18日(火) [日帰り]

• GPS: 06:42
• 距離: 9.4km
• 登り: 915m
• 下り: 926m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:56
• 休憩: 1:47
• 合計: 6:43

距離 9.4km 登り 931m 下り 926m

8:27 千畳敷駅
8:49 8:54 極楽平
9:04 サギダルの頭
9:08 三ノ沢分岐
10:38 11:00 三ノ沢岳
12:30 12:37 三ノ沢分岐
12:51 13:05 宝剣岳
13:10 13:17 宝剣山荘
13:17 天狗荘
13:32 14:13 木曽駒ヶ岳 頂上山荘
14:31 14:32 天狗荘
14:35 14:40 乗越浄土
15:02 15:03 ホテル千畳敷
15:05 15:09 千畳敷駅
15:10 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

当日菅の台のバス停は朝6時で7割程度埋まってた。
バスは混雑時は臨時便が出ていた。待ち時間は50分くらい。またロープウェイも臨時便が出ていて、待ち時間は20分程度。

コース状況／危険箇所等

よく整備されているが、三ノ沢岳の稜線は道をハイマツが覆いやや歩きにくい
宝剣岳の岩場は鎖が多く、岩慣れしている人は問題ない

写真

7/18 8:22

十数年ぶりに中アにやってきました。標高2600mまで歩かなくて来れるなんて最高♪

7/18 8:22

梅雨の中休み、宝剣岳が男前だ

7/18 8:31

南アの重鎮と富士がくっきり

7/18 8:34

さっそく高山植物のお出迎え、キバナコマノツメ

7/18 8:45

シナノキンバイ

7/18 8:52

ミヤマキンポウゲ

7/18 10:10

チングルマはだいぶこんな状態

7/18 8:40

部分的にまだ咲いてるところもあった

7/18 8:40

日本で一番高所のロープウェイ

7/18 8:56

極楽平まで登ると目指す三ノ沢岳が姿を現す

7/18 8:56

いやあ、見事なピラミッド　しかも手前のカールがいいアクセント　左奥に恵那山も見える

7/18 8:57

今日は御岳山もはっきり見える

7/18 8:58

聖、赤石、悪沢岳あたりだろうか

7/18 8:58

塩見岳の横から富士山がひょっこり

7/18 9:14

空木岳と南駒ヶ岳、手前の稜線を昔歩いた

7/18 9:02

気持ちの良い稜線トレイル

7/18 9:02

乾生植物のイワツメクサがたくさん咲いてた

7/18 9:14

宝剣への分岐から三ノ沢岳、大きく下って登り返す、かっこいいなあ

7/18 9:34

三ノ沢岳への登山道の大半はハイマツに覆われ、こんな状態

7/18 9:29

ハイマツの下にはゴゼンタチバナや

7/18 9:42

ツマトリソウが可憐な姿を見せる

7/18 9:52

キバナシャクナゲは時期を過ぎてました

7/18 10:07

結構アップダウンが多くて体力使う

7/18 10:08

後を振り返ると宝剣から島田娘の稜線が美しい

7/18 10:15

遠くに槍穂高

7/18 10:19

もうすぐ頂上、標高が上がるとハイマツ地獄から解放される

7/18 10:25

辿ってきた道がはっきり確認できる

7/18 10:28

頂上直下のお花畑

7/18 10:30

白や黄色や紫や

7/18 10:29

ハクサンイチゲ、そういえば先日の白山では出会えなかった

7/18 10:28

この花は？

7/18 10:29

ハクサンチドリ

7/18 10:30

シナノキンバイ

7/18 10:34

チングルマ

7/18 10:34

ここではまだ咲いててくれた

7/18 10:39

とうちゃく〜

7/18 10:40

御岳山に雲がかかり始め

7/18 10:40

右に槍穂高の稜線、乗鞍は既に雲の中

7/18 10:47

空木岳、手前は熊沢岳かな

7/18 10:47

空木岳へ続く稜線の向こうに南ア

7/18 10:48

鋸、甲斐駒、仙丈岳。どれも懐かしい

7/18 11:00

イチゲはよく大きな群落を作るけど、この辺りでは控えめだった

7/18 11:01

チングルマはバラ科の木、紅葉もきれいだよね

7/18 11:15

三ノ沢カール、灌木に覆われている

7/18 12:16

西側で積乱雲が湧き出してます

7/18 12:16

真っ青な空にひこうき雲、今日は天気もちそう

7/18 12:26

そして帰り道、待望の雷鳥の親子連れと遭遇！

7/18 12:27

写真が非常にわかりづらいけど、真ん中に親がいてひなを呼んでます

7/18 12:27

僅かな時間だったけど、親鳥1羽とひな4羽ありがとう

7/18 12:31

分岐まで戻ってきた、結構体力吸われたけど宝剣越えて乗越浄土へ

7/18 12:32

宝剣岳と木曾駒ケ岳

7/18 12:33

この辺りちょっと植生が変わってイワギキョウ

7/18 12:34

ミヤマダイコンソウ

7/18 12:34

イワベンケイ、乾いた岩場が好きな花たち

7/18 12:48

まず手前の岩峰を越える

7/18 12:51

山頂手前のアスレチック、鋸岳の鹿穴より小さい、腰をかがめて越えた

7/18 12:52

最近有名（？）なトロルの舌

7/18 12:53

恐る恐る乗って下を撮ってみました

7/18 12:55

山頂、あの岩峰には乗る度胸は無いです

7/18 12:56

千畳敷カール一望

7/18 12:56

空木岳へと続く稜線、もう二度と歩くことはない

7/18 13:12

宝剣山荘、こちら側から見ると宝剣岳もただの岩の塊だな

7/18 13:12

駒ケ岳頂上山荘に雷鳥のケージがあるので見に行きます、あれは中岳

7/18 13:22

中岳は山頂を越える道と巻き道があるが、その分岐に巻き道は「岩場危険」などと表示があり、あまり人がこない。でも岩場はこんな感じで決して難しくない

7/18 13:23

ここだけにヒナウスユキソウがあった、ラッキー

7/18 14:23

ヨツバシオガマ

7/18 13:27

巻き道は概ねこんな感じ。自分は登りは嫌い、岩場は好きなので当然往復とも巻き道です

7/18 13:28

木曽駒山頂と山荘

7/18 13:31

山荘裏に4つゲージあり

7/18 13:32

山荘に「冷た〜いクレープ」　なんて刺激的な文言！

7/18 14:14

しばらく休憩していたらお世話する人が出てきました。よく見ると足元に数羽の雷鳥の姿が・・ゲージに入れてたのかな

7/18 14:29

最後にもう一枚三ノ沢岳のピラミッドを撮って帰ります

7/18 14:37

乗越浄土から下る

7/18 14:39

道は高速道路

7/18 14:45

ミヤマキンポウゲがたくさんあった

7/18 14:47

みなさん、写真を撮りながら下ってる

7/18 14:48

シナノキンバイの群落

7/18 14:50

7/18 14:50

7/18 14:58

コバイケイソの花は少なかった

7/18 15:03

最後にもう一枚

撮影機器：

TG-5 OLYMPUS CORPORATION

感想

Satwo3

十数年前に木曽駒から空木岳へ縦走した際、ずっと右側に見えていた三ノ沢岳の姿がとても印象的で、次はあそこへいきたいと思っていた。またその時にこの稜線に雷鳥の親子が遊んでいたらいいのに、という思いがあったのを覚えている。

1969年の目撃を最後に絶滅したと言われていた中アの雷鳥。2019年から信州大学の中村名誉教授を中心した環境省のチームが、中ア雷鳥復活プロジェクトを開始し、2.3年前から着実に成果を上げ今や100羽程度まで増えてきたらしい。
今だったらもしかして復活した雷鳥に会えるかも？来年以降ではすっかり老化して高い山に登れくなるかも！そんな思いで梅雨の合間を狙って行ってきました。

そして三ノ沢岳からの帰り道、もうすぐ分岐に着くというところで雷鳥の親子と遭遇。あまり近くまで寄れず、すぐに行ってしまったのでわずかな時間だったけど念願かないました。またNHK-BSで見た頂上山荘近くのゲージも見物できて何よりでした。