燕岳-大天井岳-常念岳→一ノ沢
- GPS
- 18:18
- 距離
- 24.0km
- 登り
- 2,336m
- 下り
- 2,536m
コースタイム
- 山行
- 5:25
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 6:49
- 山行
- 6:43
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 7:15
天候 | <第1日目>快晴:風弱い <第2日目>晴れ:風弱い <第3日目>くもりのち雨:風強い |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
【復路】穂高駅から特急あずさで新宿 【下山後】一ノ沢登山口からはタクシーで日帰り温泉『しゃくなげの湯』。 そこからまたタクシーで穂高駅まで約9分。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
良好。 |
その他周辺情報 | 日帰り温泉『しゃくなげの湯』平日大人1名600円。 一ノ沢登山口からタクシーで約20分ぐらい? かな。 |
写真
感想
【第1日目】(中房温泉→燕岳)思った以上に上りキツい。昨年に続いて2回目だから其のときよりは楽に感じるかなと期待していたが、キツいものはキツい。いい塩梅でベンチが設置してあるのが助かる。
燕山荘で受付を済まし、サコッシュだけ持って山頂へ。昨年は天気が悪く小雨の中の登頂だったので、今回は晴れて嬉しい。
燕山荘との往復の時間は、心地よい風に吹かれながら北アルプスの景観、咲きはじめの可憐なコマクサ、花崗岩の奇妙なオブジェ、を明るく開けた稜線上の漫歩でしみじみ味わうことのできる至福の時間だ。花崗岩のベージュ色が砂漠のように思えて、それが清潔感を感じさせるのもよい。
【第2日目】(燕山荘→大天井岳→常念小屋)
今回の山行で一番心配だったのは、実は切通岩。だが思ったほど高度はなく、ゆっくり降りれば心配いらないと分かった。大天井岳からの見晴らしは今回の三山の中では一番ではなかろうか。ジリジリと暑かったが槍穂が指呼の間に広がっている。
雷鳥には2回遭遇。1度目は大天荘から出発してしばらくした登山道脇。子ども3羽にお母さん。ヒョコヒョコ歩き回って何やらついばんでいたのだが、生で初めて見るその可愛らしさに今までのすべてが報われた気がした。2度目は東天井岳を巻いたすぐ後。自分を先導する形で登山道を歩いていた笑。
予定では常念小屋に着いて一休みしたら登頂するはずが、明朝にしてもスケジュール的に問題ないのと気づいたのでこの日は残り時間を小屋で過ごす。
【第3日目】(常念小屋→常念岳→一ノ沢)
朝食後山頂へ向かう。くもりで日光の直射が少ないので、その点は歩きやすい。コースはずっとガレやら岩やら。頂上直下から両手両脚使って岩岩を這い上がる。地図では山頂のすぐ近くにもう一つピークがあるが、実際に見ると、風が強まってきたのとなんか稜線が細くて怖そうに見えたので(笑)今回は見送り。
さて、下りの途中からいよいよ風が強まってきて、ときに歩みを止めなければならないほど。比喩的にいうと、2分歩いたら10秒止まる、そんな感じ。それなので、上り以上に下りに時間かかった。
常念小屋に一度戻って携帯電話でタクシーの予約。3時間半見積もりで時間指定したが、結果的には15分遅れて一ノ沢登山口着。最終水場から王滝ベンチまで100分(コースタイムはおそらく90分ぐらい)かかった。長い。2度ほど転倒。
下山途中から小雨が降り始めていだが、王滝ベンチを過ぎてしばらくすると雨脚が強まってきたのでカッパ着用。とりあえず上だけ着たのだが、すぐに下も履くことになる。蒸し蒸しの中、タクシーの待つ一ノ沢登山口にやっと着けた。汗びっしょり。
《常念小屋》乾燥室が良いです。広くて、干しやすく、温度も十分。部屋以外では飲食可能なのもリラックスできて良いです。わたしは食堂でお茶飲みながら一休みしました。
《接着剤》大天荘で、ソールが剥がれて小屋に助けを求めていた方がいた。帰りのタクシーで其のことを話すと、自分はアロアルファと結束バンドを常に持ち歩いている、と運転手さん。今度から自分もそうしようかな。
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