記録ID: 5733424
全員に公開
ハイキング
京都・北摂
賀茂川と高野川の分水嶺を辿る (二)中流域/全三 京都北山
2023年07月20日(木) [日帰り]
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 07:53
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 768m
- 下り
- 759m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:57
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 7:54
8:52
20分
岩倉駅前バス停 京都市左京区
9:12
9:12
3分
一本橋
9:15
9:31
3分
権土池散歩 寄り道
9:34
9:34
37分
一本橋
10:34
10:34
25分
P303(P300.3)
11:25
11:28
32分
繁見峠(繁見坂)
12:00
12:00
57分
市原分岐(仮)
12:57
12:57
30分
顕乗山(けんじゃま)
13:27
13:34
65分
厳島神社前 水飲み休憩
14:40
14:42
30分
御神体
15:12
15:30
35分
神楽山 お弁当
16:05
16:05
19分
原峠
16:24
16:24
22分
頼光橋
16:46
岩倉駅前バス停 京都市左京区
天候 | 晴れ、朝の内時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
【行き帰りとも】 京都バス 岩倉駅前 =スタート地点 *岩倉駅前バス停は岩倉実相院発着路線と岩倉村松発着路線で停留所の位置が異なる。 叡山電鉄 岩倉 (スタート地点まで北へ3分) 京都市営地下鉄烏丸線 国際会館駅 (叡山電鉄岩倉まで岩倉川沿いで北へ15分) |
コース状況/ 危険箇所等 |
岩倉駅前バス停→坂原峠→箕ノ裏ヶ岳→繁見峠→わか山→顕譲山→厳島神社/市原駅前→篠坂峠→華頂大学神山グラウンド裏→神山→神楽山→原峠→頼光橋→岩倉駅前バス停 坂原峠〜頼光橋までが分水嶺ウォークです。 【おおよその所要時間】 坂原峠→箕ノ裏ヶ岳→繁見峠 65分 繁見峠→顕譲山→厳島神社/市原駅前 120分 厳島神社/市原駅前→神山→神楽山→原峠 130分 * 危険個所なし。 * 道迷いについては、区間ごとの説明もご覧下さい。 ルートが分からない区間があれば、一般的なルートに迂回して下さい。 賀茂川と高野川の分水嶺を辿る (一)上流域 : https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5651433.html 賀茂川と高野川の分水嶺を辿る (二)中流域 : このページ 賀茂川と高野川の分水嶺を辿る (三)下流域 : https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5793439.html 【賀茂川と高野川分水嶺を辿る (二)中流域】 京都風光>補陀洛寺 (小町寺) には篠坂峠の小町寺について次のように書かれている・・・ 『古く、一帯は葬送地であり、死者を葬る惣墓(そうばか)があったという。寺はこれらの無縁仏を管理していたともいう。広く市原、野中、二ノ瀬、鞍馬、貴船の村々の埋葬地であり、御所の飲料水である鴨川を死穢より避けるためだったという。』 (京都風光 https://kyotofukoh.jp/report154.html より引用) この死者を葬れない賀茂川水系と死者を葬れる高野川水系の分水嶺を辿る。今日はその二回目。坂原峠から。 中流域になると、ぼつぼつ住宅や大きい施設も現れ、上流域とは雰囲気が違ってくる。 【坂原峠→箕ノ裏ヶ岳→繁見峠】 坂原峠から篠坂峠に至る尾根をつないだルートが賀茂川流域と高野川流域の分水嶺になる。 分水嶺ウォーク2回目の今日は坂原峠からスタート。ここまでは、岩倉駅前バス停から1時間足らず。(途中、私は権土池周辺で道草を食った。) 坂原峠から繁見峠までは、ほぼ岩倉一周の救助標識のあるルートを歩いた。最近、道標を追加して再整備されたので、判り易くなっている。 一部の、このルートが巻いている箇所で、少し外れて尾根道を歩いているが、尾根道を通る山行記録も多い。 【繁見峠→わか山 P332.2 (P334)→わか山南方 P290.5】 繁見峠からの南行では、一般ルートは少し西に行ってから南の尾根に上るが、その間に谷があり、通常時水流がないが、水流があれば市原側に行く。今日は分水嶺ウォークなので、坂原峠から直接南側の尾根を登った。ここには道はないが傾斜・地形・土質に問題はなく、安全に歩ける。小木と蜘蛛の巣が多いので真っ直ぐには歩けないが、獣道が無数にあるので、適当に繋いで歩いた。心配性な私がマーキングしているが、難儀な所はないので、無視すると良い。獣道が多いので、熊が歩いとったりするかも知れん。 【わか山南方 P290.5→顕譲山 P237.2→厳島神社/市原駅前→篠坂峠】 私が2023年02月09日に歩いたルートの内の、「わか山の南方→顕乗山」の区間、つまり顕乗山(ケンジャマ)P237.2のある尾根が分水嶺になる。 古い尾根道。里山の利用が多かった頃は作業道であったと思われる。ぞう言う歩き易い道だが、所々倒木がある。取分け、顕乗山から山裾迄(正規ルート)が荒れている。 獣道分岐が多く、登りと比べて、下りは判断に迷う所が多い。加えて、12:06地点から12:44地点までは、以前のマーキングがほとんどなくなっている。所有者さん等の意向かも知れないので、再度のマーキングは少なく止(とど)めた。私自身右往左往していたので、マーキング出来なかった所も多い。さらに、前回のGPS記録を見ながら歩いたが、この辺りのGPSログが前回よりかなり左にずれた。(例えば、神山付近などはGPSログがきれいに重なる。) 顕乗山以後の山裾では、2023年02月09日は獣道を通って大神宮社近くに下山したが、今日はそれより南寄りにある正規ルート(?)の作業道(?)を歩いた。こちらがほぼ尾根芯(=分水嶺)になる。 市原の水の流れて行く先は、地域によって異なる。先の話にも出てきた小町寺などのある篠坂峠がその分水嶺だ。 静原の水を集めた静原川は市原に入ってすぐ、鞍馬や貴船の水を集めた鞍馬川に合流して、その後賀茂川に流れ込む。市原の篠坂峠から北側で発生した水も鞍馬川に流入する。 一方、市原の篠坂峠から南側は長代川(ちょうだいがわ)の流域で、長代川は宝ヶ池付近で岩倉川に合流して、花園橋近くで高野川に流れ込む。 ※ 一見では、私の2023年02月05日の山行記録の中の「市原小町寺→わか山」の尾根道が篠坂峠の小町寺東側の尾根(分水嶺)の様に見えるが、小町寺付近の地図を拡大してみると、小町寺の東側を長代川の源流の一つが流れている。02月05日の山行記録で取付く尾根の北側の谷の水も小町寺の東側に流れて行っているので、その谷の北側にある顕乗山の尾根が分水嶺になる。 参考:地理院地図・電子国土の該当部分 https://maps.gsi.go.jp/#18/35.085556/135.761918/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1g1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1 叡山電鉄を超える箇所がほかにないので、大神宮社(だいじんぐうしゃ)まで山裾を北へ巻いた。 【篠坂峠→神山】 篠坂峠からの登りも、尾根芯はお寺でふさがれていて通れないので、それに近い所から尾根に上った。篠坂峠の前後はヤマレコ初出になる。 【神山→神楽山→球技場→原峠】 !注意! 神山から南への下山は、今回のルートはサクサク歩ける。西よりのルートが「みんなの足あと」で多数表示されるが、現状はそこに道がない。マーキングもそこに定番の物があるので、昔はそこに道があったのかも知れない。「みんなの足あと」をなぞると失敗をなぞる事になり、時間がかかる。 今回のルートに相当するのは既出では数人しかなく、2020年4月17日山猫さんのGPSがとてもキレイ。 いったん北に下りてから東側を巻くルートもあるが、現在は途中の分岐が倒木でややこしく、時間もかかるので、暇を潰したいのでなければ不適当(私的な判断)。 原峠付近は両側とも京都産業大学だが、北側の遊歩道は通れる。 神楽山 P222 から球技場を通り、最後は水路の保守点検の道を通って、原峠のもっとも標高の高い地点のごくごく近くに降りた。これも初出なのだが、一つマズいことがあった。保守点検の道の原峠からの出入り口には先日まで鍵がなかったが、南京錠で施錠されていた。フェンス自体が端までないので、出入りは簡単だが、通行をどう考えるかはお任せする。通行禁止の看板はないが・・・ なお、15:51地点でそのまま進むと、峠の少し西側の出入口から出られる、閉じられていなければだが・・・ 最悪でも、15:41地点で道標の「管理棟」の方に行けば、普通の道から出られるので安心。大学なので、変な人が歩いていても誰何されない。 今回のルートは産大の遊歩道ではあるものの、多分産大生も通らないだろう、かなりややこしい所。立派な道標が建ててあるが道はガタガタ、消えかけの(一部消失している)道だが、危険なところはない。一部の球技場(テニスコートか何か)を通るが、使用されているのは見た事がない。もし学生がいたら「うっす」とか言って通ればよい。 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
お金
長袖シャツ
長ズボン
縫付地下足袋12枚馳
弁当(おにぎり/八幡巻/ソーセージ/自作梅飲料)
携帯(スマホ)
カラー紐(PE)
ビニールテープ
標識テープ(リボン)
フェルトペン(名前ペン)
腹掛け(リュックとして)
無色サングラス
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感想
私の場合ですが、この時期スタート時点で持参の飲物500mlでは足りません。次の自販機などまでの距離によって1500ml必要か。2000mlある方が安心ですが、(元々手ぶらでうろつくことが多い私にとっては、)これじゃまるで強力(ごうりき)だ。
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