寺小屋峰〜岩菅山〜裏岩菅山
- GPS
- 08:16
- 距離
- 17.1km
- 登り
- 1,057m
- 下り
- 1,052m
コースタイム
- 山行
- 7:02
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 8:14
天候 | 霧後晴れ後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
連続登山の2日目。1時20分に起床して山田牧場キャンプ場を3時10分に出発,ウネウネの林道を注意して走行し,広い駐車場に4時に到着。余りポピュラーなスタート地点ではないのか,車はほとんどいない。
少し明るくなるのを待って4時26分出発。地理院地図を頼りにリフト沿いの登山路を探したが見当たらないので,リフト下にあった踏み跡を辿る。しかし,途中から草が茂ってきて足元がビッショリに。靴の中まで濡れている。リフトの降車場に着いて回りを眺めまわすと,ゲレンデの中にキャタビラーでつけられた跡が延びており,そちらが正解のよう。改めて地形図の登山路を鵜呑みにしてはいけないと感じた。
その後はほぼゲレンデ内を辿り東館山頂駅に着く。この辺り一帯は高山植物が植えられており様々な花が咲き競っていた。一々,止まっていると時間が足りなくなるので程々にしたが,又,別の季節にじっくりと来てみたいものだ。
葉で覆われた「ぶえもん池」を少し過ぎて,林道に接した藪の中でガサガサと大きな物音がする。感じからしてイノシシと思われる。登山口にも豚熱にかかったイノシシが出たとの注意書きが出ていた。
登山路は特に危険な個所もなく,道筋も明瞭で迷う心配もないが,泥濘があちらこちらで出てくるので避けるのが少々面倒ではあった。路脇には様々な植物が育っており眼を楽しませてくれる。岩菅山も時々顔をのぞかせて段々と近づいているのを実感できる。
駐車場から3時間余りでノッキリに到着。少し広いスペースでベンチも幾つかあるので。休むにはうってつけの場所だ。アライタ沢側からの登路と合流する地点であり,ここから先は多くの登山者と出会った。
岩菅山までは200m余りの登りで少しガレた個所もあるが,それほどの難所はなく気持ちよく高度を稼ぎ,30分弱で山頂に立つ。時間的に余裕がありそうだったので,当初予定していなかったが,裏岩菅山まで足を延ばしてみることに。
小さなアップダウンを繰り返しながら気持ち良く尾根筋を辿る。山頂で小休止の後,今来た路を引返す。相変わらず,路の脇には高山植物が並んでいる。30分で岩菅山に戻るが丁度誰も居なかった。雲が少し多くなってきたので,早々に下って行くと何組もの登って行く人たちとすれ違った。
ノッキリから先の路は良く整備されていて,濡れることもなく快適な歩きだった。小三郎小屋跡の分岐を真っすぐに用水路脇につけられた路を進む。この用水路は幕末から明治の初めにかけて作られたもののようで,殆ど高低差のないところを水が流れているのはすごい技術力だなと感心させられた。
暫く行くと一ノ瀬のスキー場に出たので車道を少し行き,県道471号に交差する少し手前で脇の小道に入る。木道が続いているが,余り整備していないようで,所々で朽ちており注意が必要。出口のところには柵が置いてあったので余り通らないでということか。
駐車場は相変わらず,車の台数が少なかった。本日,利用できるかをキャンプ場に問い合わせたが,問題ないとのことで早々に出発する。草津を経由して2時間程の野反湖まで出発。
県道を少し走って,清水公衆トイレに着くと数十匹の猿の群れが道路を含めてたむろしていた。車や人を全く気にせず,のんびりと毛づくろいなどをしている。数キロ離れたところに野猿公苑があるようで,そこからやってきているのか? 何れにしてもぶつからないようにゆっくりと進むが,車が近づくと仕方ないなという感じでのっそりと道を開けてくれる。
3時過ぎに野反湖キャンプ場に到着。温水シャワーや水洗トイレ,コインランドリーまで置いてあり,随分と便利なところ。但し,駐車場からキャンプ場までは800mの距離があり,貸し出しのリヤカーを使ってエンヤコラと移動する。坂道もあって,結構しんどかった。テント設営後に一旦駐車場に戻り,シャワーを浴びた帰り道に急に雨が降り出し,些か濡れてしまった。やはり不便。
草津のコンビニで買ってきたビールとチューハイを飲んで9時過ぎに寝た。周りは子連れなどのテントが結構あったが,夜は静かだった。ただ,時折,雷の音が響き,雨が降ったりしていたが,夜半過ぎには上がったようだった。明日は白砂山の予定だが,今日までの疲れが少し溜まっている気がする。どこまで頑張れるかな。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人