32_木曽駒ヶ岳〜檜尾岳、空木岳は遠かった
- GPS
- 17:08
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 1,042m
- 下り
- 2,455m
コースタイム
- 山行
- 4:26
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 6:02
- 山行
- 5:17
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 5:59
天候 | 8/10 快晴 8/11 ほぼ快晴(午後少し雲が広がる) 8/12 ほぼ快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 近くの温泉:こまくさの湯、すぐに汗が流せるのがいい |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
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感想
今回ははじめての中央アルプス。木曽駒ヶ岳から空木岳までを縦走予定。
テント泊で宝剣山荘のテン場を1泊目、檜尾岳避難小屋のテン場を2泊目、最終日は檜尾岳避難小屋のテン場から空木岳に縦走・登頂して駒ヶ根高原スキー場まで下山予定。
心配していた台風も何とかそれて。2泊3日の行動予定。期間中は晴れの予報。
菅の台バスセンターに6時20分着。予想をはるかに超えたバス待ち客。2本目の6時45分でいいやと思っていたが、3便くらい待たないと・・・。だが、臨時便がすぐに出で結果的には3便目で6時43分に乗ることができた。
ロープウェイを降りるとすぐ目の前に千畳敷カール、宝剣岳の勇姿。抜ける様な青空と山の緑が眩しくワクワクを抑えられない。
思っていたよりも急な道をゆっくり休みながら歩いて1時間ほどで乗越浄土。宝剣山荘で幕営手続を済ませテン場へ。まだ、9時過ぎなのに既に三張り。早めに着いて良かった(結局自分も含めて4張り)。
今日はテン場までなのだが、あまりにも行動時間が短いので、中岳から木曽駒ヶ岳、濃ケ池、駒飼ケ池を回った。思った以上に時間がかかったが、サブザックにはスポーツドリンク500mlと行動食だけで、頂上小屋で昼ご飯食べたり水を買うつもりだったが時間が合わず少し喉が渇いて脱水気味になった。
テン場に戻ってからも夕飯までには時間があるのでつい小屋でビールを買い暑い日差しの下でビールを呑んでしまった😅
晩御飯はフリーズドライ米と焼き肉、保冷剤兼用の一番搾りプレミアム。御飯がすすむ君のはずが思ったほど食が進まず、追加必死と思っていたビールも追加が必要なく、なんとなく食が進まず、やばい!・・・熱中症による脱水症状だ!
夜間は喉の渇き、寒さを覚え途中で少しのスポーツドリンクと羊羹を口にし体温を維持する。
朝、4時過ぎに起床、湯を沸かしあまり食欲はないが昨日食べる予定だったダブルシュークリームとインスタントコーヒーとした。そのほかの朝食用パンは食べれなかった。
今日の日の出は5時少し前だったので他の登山者と一緒にゆっくりと八ヶ岳あたりから昇るご来光を楽しんでテントを撤収する。6時過ぎにテン場を出発し宝剣岳に向かう。外国人登山者とガイドと思しき先行者があり、ゆっくり上る。ほどなく山頂に到着。やはり山頂から眺める山岳風景(=富士山に南アルプス、八ヶ岳、北アルプス)は最高!また、雲もほとんどない快晴でテンションが上がる!(後にこの快晴が仇となるのだが)。
やはり、岩場は超苦手で特に下りには手こずった。標準タイムを大幅に超過してなんとか岩場を超えやっとのことで三ノ沢岳分岐。三ノ沢岳に向かう方や空木岳に向かう方と少し話す。眼前の素晴らしい天空の稜線を楽しみながら檜尾岳を目指すが足取りは捗らない。
濁沢大峰を超えた所で檜尾岳避難小屋の小屋番さんと会う。状況を話したら、ゆっくり休んでそれでも回復しなかったら檜尾尾根をくだるのもよいのでは?空木岳のビューポイントだから無理に縦走しなくてもOKとアドバイスをいただく。この時点で6割方、空木岳への縦走をあきらめる。
12時過ぎにテン場につくが一張りもない。一番乗りだ!(今日ここにテントを張る人は朝木曽駒から歩てくるのだろう)。
幕営手続きを終え、避難小屋でビールを飲んで、日差しは暑いが動き回る元気はないのでテント内で横になる。その後どんどんテン泊者が到着するのだが外に出てお話しする元気もなく、結局夜間にトイレを使う以外テント外に出ることもなく日没も日の出も見ることもなく)テン場で過ごした。
最終日になっても体調は戻らず、ただ昨日小屋番さんに冷蔵をお願いしていたカルピスの濃いやつ(商品名を忘れた)を受け取って恐る恐る飲むが戻すこともなく全部飲めた。下山する体力はあると思っていたがそれでも水分補給は必要と考えていたので少し元気になって檜尾橋を目指して下山開始。昨日同じテン場に泊まっていた子(4歳児らしい)づれのかたと前後しながら檜尾登山道を下る。脱水症状は感じるものの体力は必要としない下りなのでゆっくりと歩き標準時間プラス1時間ほどで登山口まで下山完了。新聞ネタにならずなんとか下山できた。
素晴らしい天気とそれを凌ぐ山の景色、何度でも歩いてみたい稜線を堪能できた山歩きだったが、自身の体力や健康状態を早い段階から客観的に観察把握しながら山歩きを楽しまなけれないけないなと感じさせられた山歩きであった。
なんとか次回以降の歩きに反映させたい。
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