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記録ID: 5819597
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ハイキング
白馬・鹿島槍・五竜

針ノ木岳&蓮華岳(新🌸花の百名山)

2023年08月12日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
10:31
距離
15.9km
登り
2,004m
下り
1,988m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:57
休憩
0:35
合計
10:32
3:02
69
スタート地点
4:11
4:11
141
6:32
6:36
70
7:46
7:52
44
8:36
8:44
62
9:46
9:50
48
10:38
10:46
115
12:41
12:46
48
13:34
ゴール地点
天候 快晴→午後にはガス(安定した夏山の天気)
過去天気図(気象庁) 2023年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
山の日(8/11)の午後4時頃に扇沢市営無料駐車場に駐車(この時間帯は帰る車が非常に多く、すんなり駐車できました)。午前中は有料駐車場に駐車するのも、かなり厳しかったと思われます(大町アルペンラインが大きくカーブするところまで路上駐車の列が続いていました:1.5-2.0kmくらい?)。翌日(8/12)昼過ぎも同様でした。
コース状況/
危険箇所等
ザレ場、ガレ場が多いので、下りはスリップや落石などに注意する必要があると思います。ピンク色のテープ、ペンキ、標識が沢山ありますので、迷うことはないと思います。但し、夏道とはいえ、暗い時間帯に歩くのは、それらを見落とす恐れがあり、特に林道や徒渉点を横切るときは逐次ルートを確認する必要があります。
その他周辺情報 大町温泉郷の薬師の湯(750円):大きな広間があり、ゆっくり休憩できます。食事も可能です。
大町温泉郷にある薬師の湯で長距離運転の疲れを癒やします。
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大町温泉郷にある薬師の湯で長距離運転の疲れを癒やします。
市営無料駐車場から登山口まで下見。夏休みとあって、観光客で扇沢駅周辺は混雑していました。
市営無料駐車場から登山口まで下見。夏休みとあって、観光客で扇沢駅周辺は混雑していました。
満天の星空のもと出発。クマにだけは会いませんように
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満天の星空のもと出発。クマにだけは会いませんように
大沢小屋脇の岩にある百瀬慎太郎(山岳家)のレリーフ。昨日登山口で見た詩の作者でもあったのですね。
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大沢小屋脇の岩にある百瀬慎太郎(山岳家)のレリーフ。昨日登山口で見た詩の作者でもあったのですね。
雪渓歩きは全くありません。夏道に沿って沢を高巻きしながら登ります。
雪渓歩きは全くありません。夏道に沿って沢を高巻きしながら登ります。
沢に架かる橋:夏道はここで左岸から右岸沿いになります。汗だくの樹林帯を抜け出して、この辺りからは沢沿いに吹く風がヒンヤリして爽やかでした。
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沢に架かる橋:夏道はここで左岸から右岸沿いになります。汗だくの樹林帯を抜け出して、この辺りからは沢沿いに吹く風がヒンヤリして爽やかでした。
2000M付近の徒渉点:右岸から左岸に移って高巻きします。プチ岩登りとなりますが、鎖やロープが設置されているので慎重に歩けば問題ないと思います。
2000M付近の徒渉点:右岸から左岸に移って高巻きします。プチ岩登りとなりますが、鎖やロープが設置されているので慎重に歩けば問題ないと思います。
高巻きの途中からご来光。左の山は爺ヶ岳
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高巻きの途中からご来光。左の山は爺ヶ岳
今日も良い天気になりそうです。
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今日も良い天気になりそうです。
朝日に照らされるトリカブト
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朝日に照らされるトリカブト
渓谷内にも朝日が。空が青い!
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渓谷内にも朝日が。空が青い!
小さくて可憐なウメバチソウですが、存在感あります。
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小さくて可憐なウメバチソウですが、存在感あります。
遠くは爺ヶ岳
漸く針ノ木峠に到着。針ノ木岳から続く稜線の向こうに後立山連峰(右後:鹿島槍ヶ岳、左後:白馬岳)がくっきりと。
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漸く針ノ木峠に到着。針ノ木岳から続く稜線の向こうに後立山連峰(右後:鹿島槍ヶ岳、左後:白馬岳)がくっきりと。
針ノ木峠から槍ヶ岳&穂高連峰、何度見ても気分が高揚しますね
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針ノ木峠から槍ヶ岳&穂高連峰、何度見ても気分が高揚しますね
針ノ木岳のお隣のスバリ岳、存在感ある!
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針ノ木岳のお隣のスバリ岳、存在感ある!
針ノ木岳と白い口唇のミソガワソウ
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針ノ木岳と白い口唇のミソガワソウ
🦋図鑑で調べたら、クモマベニヒカゲらしい!!
初めて見ました😊。
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🦋図鑑で調べたら、クモマベニヒカゲらしい!!
初めて見ました😊。
針ノ木岳とウサギギクの見事なお花畑
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針ノ木岳とウサギギクの見事なお花畑
剣岳がひょっこり
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剣岳がひょっこり
漸く針ノ木岳の山頂に到着💦運動不足の身にはしんどい。
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漸く針ノ木岳の山頂に到着💦運動不足の身にはしんどい。
野口五郎岳、水晶岳、赤牛岳、薬師岳と裏銀座の稜線がずらり。左隅の奥に乗鞍岳も見えます。
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野口五郎岳、水晶岳、赤牛岳、薬師岳と裏銀座の稜線がずらり。左隅の奥に乗鞍岳も見えます。
眼下に広がる黒部湖、そして立山と剣岳。針ノ木岳ならではの景観ですね
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眼下に広がる黒部湖、そして立山と剣岳。針ノ木岳ならではの景観ですね
高瀬ダム調整湖の向こうに穂高連峰、槍ヶ岳、左隅は大天井岳でしょうか。
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高瀬ダム調整湖の向こうに穂高連峰、槍ヶ岳、左隅は大天井岳でしょうか。
爺ヶ岳に至る稜線が素晴らしい!
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爺ヶ岳に至る稜線が素晴らしい!
蓮華岳の山容も立派です。
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蓮華岳の山容も立派です。
どっしりとした山容の剱岳
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どっしりとした山容の剱岳
立山も負けていません。雲がかかっていい感じ
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立山も負けていません。雲がかかっていい感じ
高山植物の群落、爺ヶ岳に連なる稜線をバックに。
爺が岳の遥か彼方に頚城山塊まで見えています。
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高山植物の群落、爺ヶ岳に連なる稜線をバックに。
爺が岳の遥か彼方に頚城山塊まで見えています。
ウサギギク、バックはスバリ岳
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ウサギギク、バックはスバリ岳
いったん針ノ木小屋に戻り、蓮華岳に向かいますが、なんだか遠く見えます。
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いったん針ノ木小屋に戻り、蓮華岳に向かいますが、なんだか遠く見えます。
針ノ木小屋から蓮華岳への登り:振り返ると、針ノ木岳とスバリ岳がどっしりと構えています。
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針ノ木小屋から蓮華岳への登り:振り返ると、針ノ木岳とスバリ岳がどっしりと構えています。
目指す蓮華岳の手前のピーク💦
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目指す蓮華岳の手前のピーク💦
そして、足元にお目当てのコマクサ🌸登場!
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そして、足元にお目当てのコマクサ🌸登場!
コマクサ、槍穂をバックに望遠で
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コマクサ、槍穂をバックに望遠で
コマクサ、蓮華岳をバックに
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コマクサ、蓮華岳をバックに
これだけ広範囲にコマクサが生えているのはあまり見たことがないです。来た甲斐がありました!
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これだけ広範囲にコマクサが生えているのはあまり見たことがないです。来た甲斐がありました!
コマクサの花は小振りですが、砂礫地にあって鮮やかな桃色なので意外に目立ちます。
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コマクサの花は小振りですが、砂礫地にあって鮮やかな桃色なので意外に目立ちます。
ベンケイソウの仲間?
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ベンケイソウの仲間?
蓮華岳の三角点到着、こちらは2〜3名しかいませんでした。中央やや左側に針ノ木岳の山頂が見えてます。
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蓮華岳の三角点到着、こちらは2〜3名しかいませんでした。中央やや左側に針ノ木岳の山頂が見えてます。
剣岳と立山方面の絶景を写真に収めて針ノ木小屋に向かいます。
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剣岳と立山方面の絶景を写真に収めて針ノ木小屋に向かいます。
これから溪谷内を下ります。槍穂をはじめとする北アルプスの絶景ともお別れ、名残惜しいです。
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これから溪谷内を下ります。槍穂をはじめとする北アルプスの絶景ともお別れ、名残惜しいです。
花に繊毛がないのでイワギキョウですかね。写真を撮っていたら根元にイモムシ🐛を発見!この子はだ~れ?
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花に繊毛がないのでイワギキョウですかね。写真を撮っていたら根元にイモムシ🐛を発見!この子はだ~れ?
まだまだ沢山の人が登って来るのが見えます。
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まだまだ沢山の人が登って来るのが見えます。
タカネニガナでしょうか。
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タカネニガナでしょうか。
唯一残っている雪渓、間もなく消えてしまうのでしょうね。
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唯一残っている雪渓、間もなく消えてしまうのでしょうね。
沢源頭部が開けている、この明るい感じが好きです。
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沢源頭部が開けている、この明るい感じが好きです。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 革手袋 防寒着 雨具 ザック ヘッドランプ 替電池 食物 飲料(水場での飲水も含めると山中で約2.5L飲んだ) レジャーシート 地図 コンパス 計画書 筆記用具 ファーストエイドキット ガムテープ 常備薬 携帯トイレ 日焼け止め 保険証 携帯電話(GPS) 時計 タオル カメラ 虫除け 熊除け 芍薬甘草湯68(予防的服用→足攣りなし!!!)

感想

台風が来る前にということで針ノ木岳と蓮華岳に行ってきました。申し分のない天気で北アルプスの絶景を楽しむことができました。いずれも新・花の百名山だけに花の種類は豊富でした。チングルマ、シナノキンバイなどの花は終了していましたが、渓谷内のウメバチソウ、モミジカラマツ、針ノ木岳山頂直下のウサギギクをはじめとする高山植物の大群落は見事でした。蓮華岳山頂手前のコマクサはピークを過ぎている感じでしたが、これだけ広範囲にわたって咲いているのは見たことがなく、新・花の百名山に選ばれるだけのことはあるなと思いました。蓮華岳にも立ち寄って良かったでした。

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