記録ID: 5824411
全員に公開
アルパインクライミング
槍・穂高・乗鞍
前穂北尾根5峰正面壁松高ルート
2023年08月11日(金) 〜
2023年08月13日(日)
yy0419
その他3人
体力度
7
1〜2泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 19:40
- 距離
- 29.4km
- 登り
- 2,899m
- 下り
- 2,466m
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1日目
- 山行
- 5:05
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 5:48
2日目
- 山行
- 6:55
- 休憩
- 3:06
- 合計
- 10:01
3日目
- 山行
- 2:22
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 2:55
3日目はGPSを入れ忘れたため、奥又白池から中畠新道途中までログが取れていません。
| 天候 | 3日間とも晴れ（夜間を含めて） |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
タクシー 自家用車
沢渡〜上高地定額タクシー4,600円×2＝9,200円 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
◆奥又白池まで ・新村橋は架け替え中のため、下流にある仮橋を渡ります。 ・ロープをくぐってパノラマコースへ ・パノラマコース上部は下草が繁茂し足元が見づらいので注意。 ・中畠新道取付まで日なたで暑い。 ・中畠新道急登登でバテます。 ◆取付まで ・奥又尾根の慰霊碑の先で右に分岐。A沢を横断し、B・C沢出合の雪渓へ ・雪渓は2週間前と比べて約2分の1に縮小。安全な上陸点がありました。 ・上陸後は一度下って本流近くから登った方が、岩が硬くて安全。 ・チョックストン手前で右に分岐し、正面壁へ。 ・松高ルートの取付はわかりにくい。T1手前の草むらルンゼに入り込むと発見できます。 ◆松高ルート ・1P目：「草付きのルンゼ」とありますが、ルンゼ左の岩のリッジ状に乗っていくと終了点が見つけられます。 ・2P目：「バンドを右上」ここからクライミングっぽくなります。本来のピッチより10〜15m短いところに終了点があり、迷いましたがここで切りました。 ・3P目：ロープ半分以下ないところに終了点があり、ここで切りましたが、本来はもう15mくらい伸ばせたか。 ・4P目：松高ハング手前まで右上。外に飛び出る感じがあり、高度感あります。 ・5P目：松高ハングは左の岩にいいホールドがあり、言うほど難しくありませんが、そのあとも松高テラスまで垂壁を登っていく感じで手強いです。 ・6P目：残りのピッチをリンクして最終終了点まで。5P目に負けず劣らず、壁を直上していくイメージで手強いです。終了点は緩傾斜帯に登る壁の手前になるので、緩傾斜帯に登る際は、アンザイレンを解く場合は慎重に。 ◆終了点から北尾根縦走路まで ・緩傾斜帯を少し登り、大きな岩を右に回り込むと北条新村ルートの終了点付近。そこからトラバースの踏み跡があり、これを辿ると最短で北尾根縦走路に出れます。踏み跡は薄く、安定していないところもあるので要注意。 ◆北尾根縦走路（5・6のコルまで） すべて歩きで行けます。むしろ今までのアプローチ・デプローチと比べてルートも明瞭で歩きやすいです。 ◆5・6のコルから奥又白池 踏み跡は次第に薄くなり、心許ない限りですが、踏み跡通り歩くのが最も安定していて安全に歩けます。最初からガレ沢に入り込むとえらい目に遭うでしょう。 |
写真
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4P目
右上して飛び出した岩を抜けていくと松高ハングが見えてきます。
右上して飛び出した岩を抜けていくと松高ハングが見えてきます。
松高ハング
A0すればなんてことないですが、A0してしまい！？！？
A0すればなんてことないですが、A0してしまい！？！？
緩傾斜帯手前の壁
ホールドはありますが、結構立っていますので慎重に。
ホールドはありますが、結構立っていますので慎重に。
緩傾斜帯の登り
右の大きな岩を右に回り込むと北条新村ルートの終了点でした。
右の大きな岩を右に回り込むと北条新村ルートの終了点でした。
北条新村ルート終了点にいる7人パーティーとトラバース道に入る我がパーティー
トラバース道からの5峰
写真では判断できないくらいのか細いトラバース道を辿ります。
写真では判断できないくらいのか細いトラバース道を辿ります。
5・6のコルからの道
ここは不安定なトラバース。こんな怪しげな道が延々と続きます。
ここは不安定なトラバース。こんな怪しげな道が延々と続きます。
撮影機器：
感想
今シーズン最も混雑しそうな山の日3連休のため、混雑を避けてマイナーな奥又白にしましたが、さすがにハイシーズンなだけあって、10張近くのテントが張られる大盛況ぶり。うち大多数が同じ北条新村ルートに行くという。アタック当日、見事に7人パーティーが先行して北条新村に取付いたため、我らはルートを松高ルートに変更してアタックしました。2週間前の北壁Aフェースと比べてずっとアプローチが短く、よりクライミング要素が高いルートで、純粋にクライミングを楽しむことができました。奥又白に14時半に戻れて、時間も少しは短縮できたかなと思います。しかし、まさかこの夏2回もオクマタに来るとは、かなりの物好き！？
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今年の二回の奥又白池詣でもはや前穂高岳東面のアプローチデプローチばっちりで(笑)。
岩場、北壁より浮石やら少なくて安定した感じなんでしょうか？
前穂山頂も一度踏めば充分、クライミング楽しむなら�己�正面壁かなとTさんの話やレコ見てて思いました。
羨ましいと思うと同時に再度奥又白行く機会あるなら登攀出来るような岩トレはしっかりしないとダメですね。
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