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Yamareco

記録ID: 5832280
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日高山脈

幌尻岳〜最難関踏破 幌尻山荘からピストン〜

2023年08月14日(月) 〜 2023年08月15日(火)
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
12:52
距離
32.5km
登り
2,282m
下り
2,261m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:34
休憩
0:59
合計
9:33
5:04
31
5:35
5:35
72
6:47
6:47
111
8:38
9:03
75
10:18
10:28
83
11:51
11:53
4
12:03
12:11
15
12:26
12:28
64
13:32
13:44
53
14:37
2日目
山行
3:04
休憩
0:10
合計
3:14
5:04
88
6:32
6:40
67
7:47
7:49
29
天候 曇り後晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
とよぬか山荘前泊 7000円 朝夕食つき
とよぬか山荘発送迎バス 往復 5000円
幌尻山荘 2000円(予約時に前払い)+1000円(携帯トイレ代)
コース状況/
危険箇所等
渡渉 20回くらい。膝上まであるところあるけど、危険を感じるまではなかった。
危険箇所 無し
ヒグマ 糞は何回か見たけど、実物には会わず
水場 幌尻山荘(沢の水なので、自己責任で)、
命の水(1500m地点から少し降りた所)
その他周辺情報 ●とよぬか山荘
ガスカートリッジ借りれます。私もスノーピークを寄付。
売店あるので、ここで水、飲み物調達可能
●幌尻山荘
毛布レンタルあり 500円
カップヌードル、カレー飯 あり
ビール350ml 800円 鬼ころし 500円
●温泉
びらとり温泉 ゆから 500円
とよぬか山荘1便 4:00出発。5:00に第2ゲートに到着。待ちに待った登山開始。
2023年08月14日 05:03撮影 by  SO-01L, Sony
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8/14 5:03
とよぬか山荘1便 4:00出発。5:00に第2ゲートに到着。待ちに待った登山開始。
ヒグマが怖いけど、8kmある林道を先頭切って歩きます。この橋が中間点。
2023年08月14日 06:03撮影 by  SO-01L, Sony
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8/14 6:03
ヒグマが怖いけど、8kmある林道を先頭切って歩きます。この橋が中間点。
後3kmで取水場
2023年08月14日 06:13撮影 by  SO-01L, Sony
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8/14 6:13
後3kmで取水場
取水場についてしばらく歩くと渡渉ポイントになります。
2023年08月14日 06:48撮影 by  SO-01L, Sony
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8/14 6:48
取水場についてしばらく歩くと渡渉ポイントになります。
渡渉開始。バスが出ると言う事は、水嵩は大丈夫なはず。
2023年08月14日 07:01撮影 by  SO-01L, Sony
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8/14 7:01
渡渉開始。バスが出ると言う事は、水嵩は大丈夫なはず。
浅瀬の渡渉。
2023年08月14日 07:08撮影 by  SO-01L, Sony
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8/14 7:08
浅瀬の渡渉。
ちょっと流れが急になった。
2023年08月14日 07:23撮影 by  SO-01L, Sony
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8/14 7:23
ちょっと流れが急になった。
橋を渡る。このあたりが渡渉中間点。まだまだ川は続く。
2023年08月14日 07:32撮影 by  SO-01L, Sony
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8/14 7:32
橋を渡る。このあたりが渡渉中間点。まだまだ川は続く。
深いポイント。対岸で行動を共にしたTさんOさんが待っていてくれた。
2023年08月14日 08:19撮影 by  SO-01L, Sony
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8/14 8:19
深いポイント。対岸で行動を共にしたTさんOさんが待っていてくれた。
幌尻山荘を経て急登を登り稜線に出ました。
2023年08月14日 10:41撮影 by  SO-01L, Sony
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8/14 10:41
幌尻山荘を経て急登を登り稜線に出ました。
幌尻岳がドーン。山頂だけガス
2023年08月14日 10:53撮影 by  SO-01L, Sony
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8/14 10:53
幌尻岳がドーン。山頂だけガス
カッコいい馬蹄形稜線。
2023年08月14日 10:54撮影 by  SO-01L, Sony
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8/14 10:54
カッコいい馬蹄形稜線。
ウメバチソウ
2023年08月14日 11:00撮影 by  SO-01L, Sony
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8/14 11:00
ウメバチソウ
ミヤマアキノキリンソウ
2023年08月14日 11:05撮影 by  SO-01L, Sony
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8/14 11:05
ミヤマアキノキリンソウ
オトギリソウ
2023年08月14日 11:10撮影 by  SO-01L, Sony
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8/14 11:10
オトギリソウ
チシマフウロ
2023年08月14日 11:12撮影 by  SO-01L, Sony
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8/14 11:12
チシマフウロ
ミヤマリンドウ
2023年08月14日 11:21撮影 by  SO-01L, Sony
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8/14 11:21
ミヤマリンドウ
イワギキョウ
2023年08月14日 11:21撮影 by  SO-01L, Sony
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8/14 11:21
イワギキョウ
カールの底にも熊さんは見えず
2023年08月14日 11:28撮影 by  SO-01L, Sony
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8/14 11:28
カールの底にも熊さんは見えず
十勝側も森が深い
2023年08月14日 11:43撮影 by  SO-01L, Sony
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8/14 11:43
十勝側も森が深い
97座目、幌尻岳登頂
2023年08月14日 12:04撮影 by  SO-01L, Sony
2
8/14 12:04
97座目、幌尻岳登頂
共に登った二人に撮ってもらいました。でも、虫が過ごい
2023年08月14日 12:05撮影 by  SO-01L, Sony
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8/14 12:05
共に登った二人に撮ってもらいました。でも、虫が過ごい
ウサギギク
2023年08月14日 12:54撮影 by  SO-01L, Sony
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8/14 12:54
ウサギギク
無事、幌尻山荘に到着。明日、渡渉して帰るだけ
2023年08月14日 16:51撮影 by  SO-01L, Sony
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8/14 16:51
無事、幌尻山荘に到着。明日、渡渉して帰るだけ
最後の危険箇所も3人で切り抜けした。
2023年08月15日 06:23撮影 by  SO-01L, Sony
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8/15 6:23
最後の危険箇所も3人で切り抜けした。
第2ゲートに到着。後はバスを待つのみ。
2023年08月15日 08:19撮影 by  SO-01L, Sony
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8/15 8:19
第2ゲートに到着。後はバスを待つのみ。
とよぬか山荘に到着。長かったけど、楽しかった二日間も終わり。無事天気も晴れて、良い山行になりました。
2023年08月15日 11:01撮影 by  SO-01L, Sony
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8/15 11:01
とよぬか山荘に到着。長かったけど、楽しかった二日間も終わり。無事天気も晴れて、良い山行になりました。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ 食器 ライター ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック シェラフ 携帯トイレ 沢靴

感想

百名山最難関と言われる 幌尻岳に登りました。
4月1日からの幌尻山荘予約、飛行機予約、仕事調整して登山前が大変でしたが、漸く登山口に立つ事が出来ました。

●前泊 とよぬか山荘
千歳空港に8:25について、樽前山をガスの中を登頂して、とよぬか山荘直行。15時に着いた時は雨で、明日のバス運行が心配。強者が宿る山荘で準備をする。一部屋12人で満室。ジンギスカンの夕食で舌鼓をうち、夜も寝付けないまま、3時起きにセット。

●1日目 登頂 渡渉
朝一の4:00のバスで第2ゲートまで送迎。5:00の登山口は山の中なのでヒグマが怖く皆が躊躇しているが、意を決して先頭を歩く。8km程林道を歩いて、渡渉に開始する時には、昨日、百名山談義を交わしたソロ2名の方と合流。渡渉からは、この3名で組む事になり、二日間共に行動する事になりました。
渡渉は、今回行動を共にしたOさんが渓流釣りをやってるので、渡渉ポイントを指導して頂きました。おかげで大きな心配無く渡る(合計20回ほど渡渉)ことが出来て感謝です。沢靴はワークマンの沢靴(1900円)を使いましたが、一度転んだけど大体大丈夫でした。転んだのは、苔が着いた大きな岩。ダメだと言われていたのに、踏み込んでしまい失敗です。今後は、川底の砂利を踏むようにしないと。

●幌尻山荘から山頂
幌尻山荘に大きな荷物をデポして、山頂を目指します。幌尻山荘から500m程は直登なので、汗だくになりましたか、"命の水"で冷たい水を補給して更なる急登を200m登ると馬蹄形稜線の紫にたどり着きます。その場所からは、カールを一望出来る絶景。後は楽しい稜線歩きですが、懸念はヒグマ。すれ違う登山者からは目撃情報もあり、声を出しながら歩きます。結果は合う事も無く、カールの底で蠢く巨体を見ることも無く山頂に着きました。
山頂は残雪ながらガス。台風の影響で東からの雲が山頂を越えて来たようです。同行したTさんは、これで百名山達成。おめでとう!! 3人で握手して達成を祝う。でも最悪なのは虫!! 黄色いTシャツは虫を寄せ付けるようで、早々に山頂を後にしました。

●下山から2日目
幌尻山荘に下山したのは14:30。消灯は19:30なので、それまで山談義を交わす。Tさんは、三百名山を280座踏破しており、熊との遭遇話、もう一度行きたい山の話を聞いて参考になりました。ザックなと大きい荷物は倉庫と言われる床下に保管し、部屋には食事と小物だけを持ち込んで就寝。
翌日は4時に起床し準備開始。懸念されていたネズミにるザック破損も無く朝御飯とトイレ(携帯)を済ませて出発。因みに、食料を倉庫にいれるとネズミに食べられるそうです。
帰りの渡渉は、楽しさもありあっと言う間でした。沢靴をせっかく買ったので、まだまだ沢で使ってみたいです。
第2ゲートに着いたのは8:30。1時間程バスを待ってとよぬか山荘への帰路につきました。

●最後に
渡渉あり、ヒグマのリスクにビクビクしながらも絶景を楽しめました。初めてながら山行を共にしたTさんOさん、楽しく内容の濃い2日間を過ごさせて頂きありがとうございました。

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幌尻岳(額平川)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
5/5
体力レベル
4/5

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