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Yamareco

記録ID: 5840427
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

乗鞍岳

2023年08月18日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:26
距離
6.6km
登り
695m
下り
322m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:25
休憩
1:01
合計
6:26
8:01
110
9:51
9:51
58
10:49
10:49
34
11:23
11:23
12
11:35
11:35
6
11:41
11:42
10
11:52
12:07
4
12:11
12:13
4
12:17
12:17
38
12:55
13:35
0
13:35
13:35
5
13:40
13:41
11
13:52
13:53
4
13:57
13:58
13
14:11
14:11
5
14:16
14:16
11
天候 晴で時折ガスが流れていました。14時過ぎから小雨、一時強雨。
麓では降らなかったようです。
この時期はどこも午後から雨が多いようなので、早めの行動が大事です。
過去天気図(気象庁) 2023年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
往路:
近鉄鶴橋から名古屋迄特急ひのとりを利用。名古屋から松本まで特急しなのを利用しました。
(出発日の8/17は台風7号の影響が残って東海道新幹線のダイヤが大幅に乱れていたので名古屋まで近鉄を利用しました。)
松本からはレンタカーで乗鞍高原に行き前泊。

翌日は乗鞍観光センターからバスで位ヶ原山荘まで。
畳平に下山してバスで観光センターに戻り、もう一泊。

帰路:
翌日、奈川、野麦峠に立ち寄って松本へ。松本→名古屋は特急しなの、名古屋→新大阪は新幹線を利用。
コース状況/
危険箇所等
位ヶ原山荘〜肩の小屋口の登山道は小さな沢沿いを登ります。中くらいの石が多く積み重なっている上に灌木の枝が張り出していて歩きにくかったです。
肩の小屋口から肩の小屋までは岩場でやや急坂ですが、普通の登山道で、それまでより格段に歩き易かったです。

肩の小屋から山頂までは幅の広い歩き易い道ですが、所々岩場やザレた所があります。危険な場所はありません。

熊の出没情報を多く聞きましたが、幸いにして出会うことはありませんでした。
位ヶ原山荘のご主人の話では位ヶ原一帯に沢山住み着いているそうです。
途中で遭ったチャリダーは位ヶ原の上部のバス道に子熊が居座っていたので、しばらく待機したそうです。

山頂からの下山時、肩の小屋上部の広大なハイマツの斜面に熊が居ると大勢の登山者が目を凝らしていました。私は姿を見ることはありませんでした。
熊を刺激したり、熊が人慣れするという弊害が指摘されていますので、慎んでほしい行動です。
熊が遠くに見えても素知らぬ顔で足早に過ぎ去るべきでしょう。

(今年の夏、北海道・大雪山の白雲岳避難小屋の前に親子のヒグマが頻繁に現れたそうですが、小屋の番人の制止を聞かず写真や動画で撮る人が多いので、やむなく避難小屋とテント場を閉鎖したそうです。)
その他周辺情報 乗鞍高原には旅館など多くの宿泊施設があり、乳白色の温泉が楽しめます。日帰り入浴できるかは未確認です。


今回は旅館「しろがね」にお世話になりました。
ご夫婦2人で運営しておられるこじんまりした旅館で、建物は古いながら改装して過ごしやすくしてありました。トイレは暖房便座ウォシュレット付きです。
温泉は乳白色で、床、浴槽も木造りで昔の湯治場の風情が残っています。
露天風呂もあります。(内湯に比べ温めでした)

何より料理が良かったです。決して豪華ではありませんが、ご主人が心を込めて作られた味わい深いメニューでした。
1泊目の馬刺し、2泊目のコシアブラと行者ニンニクの天ぷらは絶品でした。イワナの骨酒プランでしたので、こちらも楽しめました。
宿泊料金は非常に良心的です。
観光センターで畳平へ向かうバスを待つ間に乗鞍岳を遠望。好天が期待されます。
2023年08月18日 06:41撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
4
8/18 6:41
観光センターで畳平へ向かうバスを待つ間に乗鞍岳を遠望。好天が期待されます。
少しズームアップ。
右寄りの尖ったピークが剣ヶ峰、3026mです。
剣ヶ峰の左は大日岳(3012m:等高線で判断)、左端は高天原2829m。
久しぶりの3000m峰に心が躍ります。
2023年08月18日 06:41撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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8/18 6:41
少しズームアップ。
右寄りの尖ったピークが剣ヶ峰、3026mです。
剣ヶ峰の左は大日岳(3012m:等高線で判断)、左端は高天原2829m。
久しぶりの3000m峰に心が躍ります。
位ヶ原山荘前でバスを降りて、スタート。車道から見上げると剣ヶ峰が見えました。
2023年08月18日 08:00撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
8/18 8:00
位ヶ原山荘前でバスを降りて、スタート。車道から見上げると剣ヶ峰が見えました。
ズームアップすると剣ヶ峰のお社が確認できました。
右に下った所に頂上小屋もみえました。
2023年08月18日 08:00撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2
8/18 8:00
ズームアップすると剣ヶ峰のお社が確認できました。
右に下った所に頂上小屋もみえました。
バス道を200mほど歩いてここから登山道に入ります。
位ヶ原山荘のご主人から熊が沢山住み着いているので気を付けるよう注意されたので鈴を鳴らし、笛を吹きながら登って行きました。
2023年08月18日 08:02撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2
8/18 8:02
バス道を200mほど歩いてここから登山道に入ります。
位ヶ原山荘のご主人から熊が沢山住み着いているので気を付けるよう注意されたので鈴を鳴らし、笛を吹きながら登って行きました。
ベニバナチゴが沢山ありました。食べてみたら少し苦みがありましたが自然な美味しさでした。
2023年08月18日 08:02撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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8/18 8:02
ベニバナチゴが沢山ありました。食べてみたら少し苦みがありましたが自然な美味しさでした。
ウメバチソウが沢山咲いていました。
2023年08月18日 08:06撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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8/18 8:06
ウメバチソウが沢山咲いていました。
オヤマリンドウの蕾
2023年08月18日 08:09撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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8/18 8:09
オヤマリンドウの蕾
ベニバナチゴ
2023年08月18日 08:09撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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8/18 8:09
ベニバナチゴ
岩々の歩きにくい道が続きます。
2023年08月18日 08:14撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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8/18 8:14
岩々の歩きにくい道が続きます。
ユキザサでしょうか?(→ナルコユリのようです。こんな高い場所にも自生しているのですかね?)
2023年08月18日 08:22撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2
8/18 8:22
ユキザサでしょうか?(→ナルコユリのようです。こんな高い場所にも自生しているのですかね?)
小さな沢沿いの岩々の歩きにくい山道を登って行きます。途中開けた場所からの展望に気が紛れます。
雲が無ければ槍穂が見えるようです。
2023年08月18日 08:37撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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8/18 8:37
小さな沢沿いの岩々の歩きにくい山道を登って行きます。途中開けた場所からの展望に気が紛れます。
雲が無ければ槍穂が見えるようです。
花期の終わったシナノオトギリ
2023年08月18日 08:37撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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8/18 8:37
花期の終わったシナノオトギリ
チングルマの果穂
2023年08月18日 08:48撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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8/18 8:48
チングルマの果穂
オンタデ
2023年08月18日 08:50撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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8/18 8:50
オンタデ
花の時期に来たかったが、果穂も十分に奇麗です。
2023年08月18日 08:51撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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8/18 8:51
花の時期に来たかったが、果穂も十分に奇麗です。
ヨツバシオガマ
2023年08月18日 08:51撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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8/18 8:51
ヨツバシオガマ
カラマツソウ
2023年08月18日 08:54撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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8/18 8:54
カラマツソウ
ウサギギクだと思います。
2023年08月18日 08:59撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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8/18 8:59
ウサギギクだと思います。
歩きにくい道と約1時間格闘して、ようやく視界が開けました。
2023年08月18日 09:04撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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8/18 9:04
歩きにくい道と約1時間格闘して、ようやく視界が開けました。
ズームすると山頂が見えました。
2023年08月18日 09:05撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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8/18 9:05
ズームすると山頂が見えました。
更に登って行くと視界が開け、エコーラインが見えてきました。エコーラインを越えて山道が伸びています。
2023年08月18日 09:12撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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8/18 9:12
更に登って行くと視界が開け、エコーラインが見えてきました。エコーラインを越えて山道が伸びています。
チングルマが多いです。花期は見事でしょう。
2023年08月18日 09:19撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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8/18 9:19
チングルマが多いです。花期は見事でしょう。
シラネニンジンかな?
2023年08月18日 09:21撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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8/18 9:21
シラネニンジンかな?
花期の終わりかけのミヤマダイコンソウ
2023年08月18日 09:26撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
8/18 9:26
花期の終わりかけのミヤマダイコンソウ
ウメバチソウ
2023年08月18日 09:36撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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8/18 9:36
ウメバチソウ
肩の小屋口に着きました。
学生の団体が肩の小屋目指して登って行きます。

ここで男女二人がシロツメクサや西洋たんぽぽなどの外来植物を引き抜いておられました。数が少ないうちに駆除しないと手が付けられなくそうです。
2023年08月18日 09:37撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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8/18 9:37
肩の小屋口に着きました。
学生の団体が肩の小屋目指して登って行きます。

ここで男女二人がシロツメクサや西洋たんぽぽなどの外来植物を引き抜いておられました。数が少ないうちに駆除しないと手が付けられなくそうです。
肩の小屋へ向かっている登山道から雪渓が残る斜面と剣ヶ峰が見えました。
2023年08月18日 09:59撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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8/18 9:59
肩の小屋へ向かっている登山道から雪渓が残る斜面と剣ヶ峰が見えました。
雪渓は例年に比べて大幅に小さいそうですが、スキーをしている人が居ました。3回くらいしかターンできないのでは??
2023年08月18日 09:59撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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8/18 9:59
雪渓は例年に比べて大幅に小さいそうですが、スキーをしている人が居ました。3回くらいしかターンできないのでは??
一面のチングルマ
2023年08月18日 09:59撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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8/18 9:59
一面のチングルマ
ガンコウラン。黒い実が生っていました。
2023年08月18日 10:00撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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8/18 10:00
ガンコウラン。黒い実が生っていました。
イワギキョウ
2023年08月18日 10:10撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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8/18 10:10
イワギキョウ
肩の小屋が見えてきました。(左端に小さく写っています。)
2023年08月18日 10:15撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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8/18 10:15
肩の小屋が見えてきました。(左端に小さく写っています。)
肩の小屋に続く道
2023年08月18日 10:15撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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8/18 10:15
肩の小屋に続く道
トウヤクリンドウ。秋の花です。
2023年08月18日 10:17撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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8/18 10:17
トウヤクリンドウ。秋の花です。
イワツメクサ
2023年08月18日 10:24撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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8/18 10:24
イワツメクサ
イワギキョウ
2023年08月18日 10:28撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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8/18 10:28
イワギキョウ
トウヤクリンドウが沢山咲いていました。
2023年08月18日 10:30撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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8/18 10:30
トウヤクリンドウが沢山咲いていました。
肩の小屋で小休止。
正面に朝日岳、左奥に剣ヶ峰の手前の小ピーク(蚕玉岳?)が見えます。
2023年08月18日 10:35撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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8/18 10:35
肩の小屋で小休止。
正面に朝日岳、左奥に剣ヶ峰の手前の小ピーク(蚕玉岳?)が見えます。
朝日岳の斜面を登る登山者の列
2023年08月18日 10:56撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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8/18 10:56
朝日岳の斜面を登る登山者の列
振り返ると肩の小屋と宇宙線観測所
2023年08月18日 10:56撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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8/18 10:56
振り返ると肩の小屋と宇宙線観測所
岩に座って双眼鏡を除く人。熊を見ていたのではないかと思います。
2023年08月18日 11:05撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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8/18 11:05
岩に座って双眼鏡を除く人。熊を見ていたのではないかと思います。
下には肩の小屋口付近のエコーラインが見えます。
2023年08月18日 11:17撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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8/18 11:17
下には肩の小屋口付近のエコーラインが見えます。
朝日岳と剣ヶ峰の鞍部に到着。
権現池と大日岳(左)、屏風岳が見えます。
権現池は噴火口の跡でしょう。火山であることを実感しました。
2023年08月18日 11:24撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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8/18 11:24
朝日岳と剣ヶ峰の鞍部に到着。
権現池と大日岳(左)、屏風岳が見えます。
権現池は噴火口の跡でしょう。火山であることを実感しました。
剣ヶ峰への道。山頂は右奥に見えています。
2023年08月18日 11:24撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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8/18 11:24
剣ヶ峰への道。山頂は右奥に見えています。
正面に剣ヶ峰が見えてきました。あと少しです。
2023年08月18日 11:33撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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8/18 11:33
正面に剣ヶ峰が見えてきました。あと少しです。
剣ヶ峰に到着
「乗鞍岳 一等三角点」3025.64m
久しぶりの3000m越えです。
2023年08月18日 11:52撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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8/18 11:52
剣ヶ峰に到着
「乗鞍岳 一等三角点」3025.64m
久しぶりの3000m越えです。
山頂標識
2023年08月18日 11:54撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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8/18 11:54
山頂標識
列に並んで記念に一枚
2023年08月18日 11:55撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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8/18 11:55
列に並んで記念に一枚
大日岳、屏風岳
2023年08月18日 11:56撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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8/18 11:56
大日岳、屏風岳
剣ヶ峰山頂への最後の詰(下山時に撮影)
2023年08月18日 12:05撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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8/18 12:05
剣ヶ峰山頂への最後の詰(下山時に撮影)
さらば剣ヶ峰
2023年08月18日 12:10撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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8/18 12:10
さらば剣ヶ峰
もう一枚。さらば剣ヶ峰
2023年08月18日 12:14撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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8/18 12:14
もう一枚。さらば剣ヶ峰
肩の小屋から剣ヶ峰は高山植物は少なかったですが、イワギキョウが咲いていました
2023年08月18日 12:26撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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8/18 12:26
肩の小屋から剣ヶ峰は高山植物は少なかったですが、イワギキョウが咲いていました
振り返ると空はもう秋の気配が漂っていました。
2023年08月18日 12:34撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
4
8/18 12:34
振り返ると空はもう秋の気配が漂っていました。
肩の小屋の前で昼食休憩後、畳平に向かいました。
遊歩道の脇にもトウヤクリンドウが咲いていました。
2023年08月18日 13:45撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
3
8/18 13:45
肩の小屋の前で昼食休憩後、畳平に向かいました。
遊歩道の脇にもトウヤクリンドウが咲いていました。
下には肩の小屋口のトイレが見えます。
2023年08月18日 13:48撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
8/18 13:48
下には肩の小屋口のトイレが見えます。
富士見岳と不消ヶ池が見えてきました。
不消ヶ池も火口の跡でしょう。乗鞍岳には数多くの火口跡があります。巨大な複合火山だったのでしょう。

麓から、遠くの山から見ても巨大な山塊の乗鞍岳はその懐から見てもスケールが実感できました。
2023年08月18日 13:51撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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8/18 13:51
富士見岳と不消ヶ池が見えてきました。
不消ヶ池も火口の跡でしょう。乗鞍岳には数多くの火口跡があります。巨大な複合火山だったのでしょう。

麓から、遠くの山から見ても巨大な山塊の乗鞍岳はその懐から見てもスケールが実感できました。
富士見岳にも登る予定でしたが、雲行きが怪しくなって、ポツポツしてきたので、畳平に直行しました
。脇の斜面にはコマクサが群生していました。盛りは過ぎていましたが、十分に可憐でした。
2023年08月18日 13:55撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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8/18 13:55
富士見岳にも登る予定でしたが、雲行きが怪しくなって、ポツポツしてきたので、畳平に直行しました
。脇の斜面にはコマクサが群生していました。盛りは過ぎていましたが、十分に可憐でした。
トウヤクリンドウ
2023年08月18日 13:59撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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8/18 13:59
トウヤクリンドウ
大きな株のコマクサ
2023年08月18日 14:00撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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8/18 14:00
大きな株のコマクサ
イワギキョウ
2023年08月18日 14:04撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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8/18 14:04
イワギキョウ
ミヤマアキノキリンソウとイワギキョウ
2023年08月18日 14:04撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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8/18 14:04
ミヤマアキノキリンソウとイワギキョウ
ウメバチソウの群生を撮影していたら、本降りになってきましたので畳平に急ぎました。
県境広場に着いた時、2:05のバスが出て行きました。
あと5分早かった乗れたけど仕方ない。
バス停に着く直前に強雨となりましたがずぶ濡れになることはありませんでした。
3:05のバスで下山しました。
2023年08月18日 14:11撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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8/18 14:11
ウメバチソウの群生を撮影していたら、本降りになってきましたので畳平に急ぎました。
県境広場に着いた時、2:05のバスが出て行きました。
あと5分早かった乗れたけど仕方ない。
バス停に着く直前に強雨となりましたがずぶ濡れになることはありませんでした。
3:05のバスで下山しました。
撮影機器:

感想

今年は7月に鳥海山や秋田駒など秋田方面の山行を計画していましたが、豪雨の影響で行先を尾瀬に変更しました。直前に息子二人(一人は同居、一人は千葉)がコロナに罹り、中止となりました。
やっと山に行ける状態になったので、乗鞍岳に登ってきました。

麓の乗鞍高原で2泊する楽々プランで計画しましたが、出発日の8/17は台風7号の影響が残り、東海道新幹線のダイヤが大幅に乱れていたので、近鉄で名古屋に出て名古屋からJRで松本に出ました。
予定より2時間遅れで松本に到着し、松本駅前からレンタカーで乗鞍高原に向かいました。この日は宿でゆっくり温泉三昧としました。

翌日は7時のバスで出発、途中の位ヶ原山荘前で下車して歩き始めました。
山荘のご主人から熊が沢山居るので気を付けてと注意を受けたので、恐る恐る登山道に入りました。
肩の小屋口までは小さな沢沿いに付けられた岩々の山道でバランスを取りにくく、歩きにくい山道でしたが、脇には花が沢山咲いていて後押しされる気分でした。
肩の小屋口から肩の小屋までは岩々ですが、歩き易い山道です。剣ヶ峰が巨大なスケールで迫り、登山道脇にはイワギキョウやトウヤクリンドウ、イワツメクサなどが咲いていて、やはり3000mの山は違うことを実感しながら登りました。

肩の小屋からは畳平からの登山者が増えて一気に雰囲気が変わります。
真新しいスニーカーにデイバックの人も多く見受けました。

肩の小屋から剣ヶ峰までは幅の広い登山道で傾斜も見た目ほど急ではなく歩き易い山道ですが、岩場やザレた所もあるので、それなりに注意は必要です。下山者との行き違いもあって、マイペースでは進めません。

朝日岳と剣ヶ峰の鞍部に着くと目の前に大きな権現池が現れます。巨大な火口跡です。
正面には大きな岩が累々と積み重なった剣ヶ峰の山頂部が見えます。

岩々の斜面を登ると剣ヶ峰山頂です。
山頂には乗鞍本宮の長野県側と岐阜県側のお社が背中合わせに鎮座しています。

期待した槍・穂高の展望はガスで叶いませんでしたが、近くの山々は良く見えました。
お参りを済ませて山頂標識の前で記念撮影をしてから下山にかかります。

順調に下って、肩の小屋の前で昼食休憩してから畳平に向かいました。
途中から雨がポツポツしてきたので、予定していた富士見岳、大黒岳はパスしました。
途中の斜面にはコマクサが群生していましたが、花期は過ぎていたようで、傷んだ花が多かったです。

畳平の直前で本降りになり、強雨となりましたが濡れることはありませんでした。

3:05発のバス迄40分ほど待ちました。強雨の下で行列を作っていましたが、バスが3台待機していたので、早めに乗車させてもらうよう交渉しました。当初は乗務員の休憩時間の確保などの問題があるということでしたが、30分前に乗車する事が出来ました。
麓に下山したら雨は降っていませんでした。
この時期は標高の高い山は午後になると雨になることが多いです。

今回は畳平からの往復では物足りないけど、三本滝からは少しハードかと思ったのと、冷泉小屋付近で熊の出没情報が相次いでいたので、位ヶ原山荘からスタートしました。
肩の小屋口までは思いの外ハードで、3000m級の山を甘く見てはいけないと実感しました。
しんどかったですが、久しぶりに充実した山行でした。


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コメント

yoritonさん こんばんは
待ちに待った夏山、気持ちよさそうで羨ましく拝見しました。
私は昨年も高山には出かけていないので、今年は何とか8月中に御嶽山でもと考えています。
この日曜日は岩湧山に登りましたが。下界よりかは幾分気温も低いのでしょうが、ズボンまで汗でビッショリでした。
2023/8/21 22:21
hirasuzukaさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
計画の変更を何度も余儀なくされましたが、やっと乗鞍に行く事が出来ました。
山半分、温泉半分のゆるい山旅でした。
帰路、野麦峠に足を伸ばしました。「ああ野麦峠」で有名な兄に背負われた政井みねの像と旧野麦峠の石柱が広い駐車場の片隅にあるだけです。明治時代の高山地方に生まれた女性の過酷な運命を知り、胸が痛む思いでした。
松本に戻る途中、奈川で夏の新そば祭の開始日だったので、絶品の新そばを食することができました。
御嶽山は気を付けて行ってください。最近通行禁止になっていた八丁だるみが通れるようにはなったようです。
2023/8/21 22:48
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