雲取山〜七ツ石山
motok
その他1人 - GPS
- 32:00
- 距離
- 23.0km
- 登り
- 1,897m
- 下り
- 1,879m
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- 山行
- 6:01
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 6:40
| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年02月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
写真
堂所。日影は雪or凍土、日なたは土の道、が交互に現れますがこの辺りから段々雪が増えてきました。
昨年は堂所少し過ぎからアイゼンつけましたが、まだ行けそうなのでこのままで。
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日影は雪or凍土、日なたは土の道、が交互に現れますがこの辺りから段々雪が増えてきました。
昨年は堂所少し過ぎからアイゼンつけましたが、まだ行けそうなのでこのままで。
風が殆どなくて良かった！
ここまで来ると行き交う登山者も増えてきました。
ここは自炊ですが100人くらい泊まれるとのこと。昨夜は2名だったそう。
この辺が小雲取山ぽい？標識ないのでいまいち分からず・・
山頂はほんのすぐですが一旦小休止。
この時点で3人宿泊者が。
夜は超寒そうだけど〜〜
これは東京都の標識
北側のため雪深くなり様相が一変です。
倒木のトンネル
部屋の空気は激冷ですが。
2/1にヘリ荷揚があったとのことで新鮮野菜も食べられました。
が・・、我々軟弱モノ。山頂は寒いし暗いし早いしでやめとこう、と昨夜話し合いで決定(^^;、部屋の中から御来光を見ることにしました。。
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山頂は寒いし暗いし早いしでやめとこう、と昨夜話し合いで決定(^^;、部屋の中から御来光を見ることにしました。。
雲がないとき見られてラッキーでした☆
東京・埼玉とは避難小屋挟んで反対側にあります
比べるとちょっとしょぼい?!
ここで今回のイベントのひとつ、人生初・ワカン体験！
ずぼずぼ進みます！
けど疲れる！長続きはしませぬ。。
お天気いいのでお布団を干していました。
ここでワカンからアイゼンへ戻しました。
て、あそこまで登り返すのー？！高いんですけど‥
息が切れて汗が吹き出しました。
雲取山頂も見え、あそこから遥々来たんだなぁと。
真っ直ぐ石尾根行くと鷹ノ巣へ。
我らは石尾根と別れ七ツ石小屋・鴨沢方面へ。
水が豊富でトイレもきれい。
エネルギーをばっちりチャージし一気に下るべし。
感想
＜1日目＞
この冬初の雪山は東京最高峰の雲取山へ！去年の一月に日帰り七ツ石へ登り、その先へ続く雲取山にもゆこう〜なんて話しておりましたが、この度決行と相成りました。雲取山はレコなど見ると日帰り登山も多い様でしたが、かなりロングコースになるし折角なので一泊し雪山満喫計画です。祝日と代休を繋げ連休としました。
スタートは鴨沢バス停。八時前の駐車場はがら空きで難なく駐車でき、バス停にておにぎり2個とスープを食してenergyチャージ。空気は冷たいものの、お天気快晴でいい感じ！バス停からは登山者四人程しか会わず余り入っていないのかなと思いましたが、上の村営駐車場にはまあまあ車が泊まっていました。道が凍るとやばいのでノーマルの我々はここまであがらず鴨沢から歩きます。
登り始めからすぐに雪が出現、昨年同様日が当たらない所と当たる所とで雪の有無が顕著です。太陽のパワーを感じます。前回は堂所過ぎ辺りからアイゼン装着しましたが、今回は積雪が多い分、がちがちになっていないためアイゼンなくても大丈夫でした。七ツ石小屋との分岐を左へ取りブナ坂・雲取山方面へ。雪が増えてきましたがまだ土の道も多く、凍土が溶けてぐちゃってる箇所もあります。
ブナ坂着いていよいよ石尾根縦走路に入りました。完全雪山に突入☆ふかふか〜。稜線のため風が吹くとめちゃ寒いですが、幸運なことにこの晴天、風も殆どなく快適な稜線歩きでした。富士山も弱冠霞んでいるもののばっちり見えます。
暫く尾根を行くと突如奥多摩小屋が出現、ここは素泊まりのみの小屋とのこと。今回もし天候の悪化などで雲取山荘に辿り着けなければ奥多摩小屋泊も考慮に入れていたため食料多目に背負ってましたが、問題なく山荘に行けるため小休止のみで通過です。相方が部屋を見せて貰ったそうですがなかなか綺麗だったとのことでした。
途中山頂を巻いて山荘に行く巻き道の分岐があり、一見トレースついているのですが、事前情報によると山荘まではついていないので行かないようにとのことでしたので、山頂に続く尾根を登りました。大分前から見えていた避難小屋が徐々に近付き、最後急斜を登って到着。ラストのとこ疲れた〜。避難小屋はほぼ山頂にあり、ドアも二重になっていて立派です。中に入ると既に寝袋に入ってる人、バーナーで宴会？の人、本日の宿泊者がいらっしゃいました。でも寒いよね××。聞けば、山頂は東京都・埼玉県・山梨県の3ヶ所指標があるそうな。へ〜〜。で、我々東京人としてはやはり東京でしょう！何よりも他の二県は最高峰は他にもありますが、東京はここが最高地点。首都の一番高いとこ！！なんか気持ちいいです。「東京の最高地点で○○を叫ぶ？！」なんて。疲労溜まっていましたがやはり山頂は格別にテンションが上がります！
暫し堪能したら三峰方面へ下り本日の宿泊地・雲取山荘へ下ります。北側のため今までの様相と一変、雪深い斜面と細い道で雪山感up。一気に下り、山荘到着！手前の巻き道分岐を見ると、うむ、道がない‥!やはり巻いてはいけませんな。結局、初日はアイゼン使わず来れちゃいましたが、使っている登山者の方が多かったかも。本日デビューのストックが大変助かりました。
雲取山荘は大きくて立派、ツララがきれいに垂れ下がっております。お部屋はなんとおコタが〜！豆炭で温めているコタツでそれはもう暖かく潜り込んで至福のひと時です。お客さん6名とのことで皆個室を与えられ着替えも全部してぬくぬくだらだら快適です。夕食前に持参のおでんと日本酒を温めて更に温まりました♪ただ部屋の空気は冷蔵庫状態の冷たさなので上半身は防寒必要してコタツインです。夜ご飯は18時からで、情報通りイシイのハンバーグ！
＜2日目＞
御来光6時32分を山頂で見られるべく、朝食は5時半からと。当初は御来光山頂で！と意気込んでおりましたが、段々気持ちが萎えてきて、暗くて寒くて朝早いじゃん、部屋からも御来光見られるじゃん、、と、軟弱な感じになってしまい、結局山頂御来光ではなくてお部屋で御来光にしちゃいました。それでもばっちり太陽が昇るのを見られてので、満足！
この日は出発からアイゼンつけてスタートです。再び東京最高峰へ。ピーカン天気で、南アルプス、浅間山、奥多摩、丹沢、そして富士山と、山頂からのパノラマが素晴らしかった〜(^^)／ お天気恵まれ過ぎ！暫くして富士山にレンズ雲かかっちゃいましたが、風も殆どなくこの日もいい感じでした。
さて、今回の雪山のメインイベントの一つはワカン体験。その為にわざわざワカンを持ってきてくれまして、避難小屋でアイゼンからワカンに履き替えていざ、初ワカン！誰も跡を付けてない雪の上をずぼずぼと歩きます。楽しい、すごい、わーい、ラッセルー！ふーむ楽しいですが、結構体力使う。長時間はきびしい‥。ラッセルやって疲れたらは元の道に戻るを繰り返し、奥多摩小屋でアイゼンに戻しました。雪深いとこは坪足はもちろん、アイゼンでも沈んでしまうので、ワカンがいいですね。あー面白かったです。
帰りは七ツ石経由で。七ツ石への登りがキツかった〜。15分程ですが急斜で息が切れました。約一年振りの七ツ石山！振り返るといまきた雲取からの石尾根縦走路がみえ、はるばる来たなぁと思います。早くもお腹がすいてしまったため七ツ石小屋にてカップラーメンなどがっつり食してあとはがんがん下りました。アイゼンきくー！車道までつけました。鴨沢バス停に戻ってきておつかれさま！楽しく充実、満喫の雪山雲取山でした。帰りはもえぎの湯にて汗を流しましたとさ。
翌日、かなりの筋肉痛が・・。下りで来た気がする。普段の運動不足を感じました。
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