鈍った脚で歩く浅間尾根〜石尾根〜雲取山の顛末

2015年02月14日(土) 〜 2015年02月15日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 16.1km
• 登り: 1,186m
• 下り: 1,169m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:10
• 休憩: 0:10
• 合計: 5:20

8:00 浅間尾根登山口
8:40 8:40 浅間神社
10:40 10:50 鷹巣山避難小屋
13:20 七ツ石小屋

2日目

• 山行: 5:30
• 休憩: 0:20
• 合計: 5:50

8:20 七ツ石小屋
9:00 9:10 七ツ石山
10:50 10:50 高丸山
11:50 11:50 日蔭名栗山(日陰名栗峰)
12:20 12:30 鷹巣山避難小屋
14:00 14:00 浅間神社
14:10 ゴール地点

なにせ時間かかり過ぎ。
鈍った身体にゃ荷が重かったねぇ。

天候

＜2/14＞　晴れ
＜2/15＞　晴れ一時雪

アクセス

利用交通機関：

自家用車

奥集落の浅間尾根登山口に5〜6台止められそうなスペースあり。

コース状況／危険箇所等

・浅間尾根：登り初めの浅間神社まではほぼ全面的に凍結しており真ん中を歩かないよう要注意。浅間神社後も所々凍結箇所あり注意。チェーンスパイク装着がおすすめ。
・石尾根の巻き道：南面はほぼ乾燥し歩きやすい。所々に軽く積雪あり。
・千本ツツジ〜七ツ石小屋：凍結箇所あり要注意。チェーンスパイク装着がおすすめ。
・石尾根の尾根道：ほぼ全面的に積雪。深いところも多く、ツボ足やアイゼンだと埋まりやすいのでワカンが楽。

今回のコンディションだと「チェーンスパイク＋ワカン」がベストチョイスかな。

その他周辺情報

蜂谷橋から奥集落までの路面はかなり凍結しており、夏タイヤではムリ。

写真

2/14 7:47

ここが浅間尾根登山口駐車場というか空きスペース。
5〜6台は止められそう。

2/14 7:53

この左の登山口階段は崩落してるので、

2/14 7:54

20m先のココから取り掛かるよ。

2/14 7:54

久し振りのテント泊＆冬装備、17kgはずっしり来るね〜。

2/14 8:03

浅間神社鳥居までの日陰は全面的に凍ってるので注意！

あ、しまった！　
クルマにゲイター忘れた！
15分ロス。ちっ！

2/14 8:28

鳥居をくぐって右へ。

2/14 8:36

雪が出てきて、

2/14 9:00

石尾根が見えてくる。

2/14 9:37

おおむね快適に歩けるね。

2/14 10:14

路面は、

2/14 10:30

どんどん変化するよ。
所々の凍結に注意。

2/14 10:38

鷹ノ巣山避難小屋が見えてきた。

2/14 10:40

一服入れますか。
久し振りの重荷がそうとう堪えてきた。

2/14 10:41

とてもきれいな避難小屋内部。

2/14 10:41

もうここに泊まりたい・・・
いやいや、雲取山に行くんじゃ！

2/14 10:42

外気−5.5℃。

2/14 10:45

避難小屋前を左（西）へ進むよ。

2/14 10:46

右（東）は鷹ノ巣山。

2/14 11:05

左が七ツ石山方面。

2/14 11:06

浅間尾根でだいぶヤラれたんで往きは巻き道を歩いたけど、ほぼ樹林内なんで残念なことに富士がきれいには見通せないのだ。

2/14 11:07

ここは巳ノ戸ノ大クビレというコルの、尾根道と巻き道の交差点だね。
左が巻き道。

2/14 11:13

くたびれたんでやっぱり巻き道歩きますw

2/14 11:21

富士がうれしいw

2/14 11:22

日当たりいい路だからワカンは要らんねぇ。

2/14 11:46

七ツ石山が見えてきた？

2/14 11:54

日陰名栗山と高丸山の間、ここも巻き道交差点だね。

2/14 11:54

もちろん巻きますw
写真は後方の日陰名栗山方面。

2/14 12:00

ここは注意！

2/14 12:23

再びワカン装着。

2/14 12:23

だいぶ歩いたね。

2/14 12:34

いいねぇ。

2/14 12:34

富士ズーム！

2/14 12:35

ニコニコしながら歩けるね。

2/14 12:44

富士と丹沢。

2/14 12:44

風も多少ある。

2/14 12:53

雪庇だ。
つっても踏み抜くほど張り出してはいないから問題なし。

2/14 12:55

もう13時だ。
どうやらこのペースじゃ明るいうちに雲取山荘まで辿り着けない可能性が高いなぁ。
う〜む。

2/14 13:13

あっさり予定変更！
七ツ石小屋に向かう！w

2/14 13:16

やってるやってる。

2/14 14:02

いやぁ、ここのテン場は絶景だねぇ。

2/14 14:02

ほれ、どーだ！

2/14 14:02

設営完了。
テン場独り占めw

2/14 14:03

酒のつまみを物色中。

2/14 14:23

14:20から富士見の宴会。

ちなみに、前回北八ヶ岳で目の奥が多少痛くなったんで、レンズの色を変えてみた。
正解！
やっぱ雪上だとレンズの色が薄い方が目に優しいんだね。
もちろんUVは必須です！

2/14 14:36

2/14 14:39

一瞬アンテナ立ったりするけど、ドコモは基本的に通話や受信はムリそう。

2/14 14:55

ポカポカ陽気で眠くなってきたカズエモン。
つっても氷点下だが。

2/14 15:44

最高な酒の肴w

2/14 16:02

更正してないんで標高はいい加減っす。

2/14 16:04

気持ちイイ〜

2/14 16:04

酒に合うねぇ。

2/14 16:04

だんだん冷えてきた。
温度計−1.5℃。

2/14 16:06

オシリーナビ〜ム！
じゃなくて富士山撮影中。

2/14 16:12

あぁ、日が暮れる〜。

2/14 16:20

あ、雪に埋めておいたの忘れてた！w

2/14 16:23

ひえ〜、冷たくても、んめ〜！

2/14 16:36

暮れちゃった、寒み〜！

2/14 17:30

シルエット富士。

2/14 17:32

美しいねぇ。

2/14 18:58

さ、小屋の土間で始まったお喋り宴会！
最初は控えめに、そのうちドンチャンに！

2/14 19:00

暖かいねぇ。
小屋番さん、お客さんたち、楽しかったです！
ありがとう。

2/15 6:13

翌朝6時過ぎ、東が白んできた。

2/15 6:32

来た！

2/15 6:44

キタキターッ！

2/15 6:59

日の出カレーパン。

2/15 8:16

撤収完了。
後ろのトイレは丹波山村の水道局が管理しているものだそうだよ。

2/15 8:17

すごくきれい。

2/15 8:17

うれしいね。
100円ポン。

2/15 8:18

陽が出てるのに雪が舞ってきた！

2/15 8:22

お世話になりました！
また来ますよ。

2/15 8:34

今日は七ツ石山に登るよ。

2/15 9:01

さらにボロけた感じの七ツ石神社の祠。

2/15 9:04

七ツ石山の山頂。

2/15 9:04

雪で雲取山がよく見えん！

2/15 9:04

アイゼンなんて大げさな〜w

2/15 9:07

はい、証拠写真。

2/15 9:08

本気で降ってきた？
やばい？

2/15 9:09

もちろん富士も望めない〜。

2/15 9:21

昨日ちょっと痛いなぁと思ってたカカト。
呑み始めたらすっかり忘れちゃって、手当てしなかったのが大失敗。
七ツ石山で早々にマメが破れちゃった！
いてーよー（泣
絆創膏でガマン！

2/15 9:30

はい、今日は石尾根縦走路のピークを全部踏んで歩くよ！
いてーよー！（泣

2/15 9:31

雪庇の上り下りなんかは意外と疲れるんだね。

2/15 9:38

昨日はここから下って小屋に向かったんだね。

キレイな雪面を踏んで歩くのは楽しい。

2/15 9:46

カズエモンはなぜかアイゼン。

2/15 9:52

♪〜

2/15 9:56

一服。

2/15 9:57

今日はほとんど見えない富士。

2/15 9:57

ときどきズボッと埋まるんで、アイゼンからワカンにチェンジ。

2/15 10:11

天気も持ち直してきたね。

2/15 10:12

ふう。

2/15 10:14

高丸山がだいぶ近づいてきた。

2/15 10:21

♪〜

2/15 10:24

千本ツツジの先の巻き道・尾根道の交差点。
巻くなら今しかないぞ。

2/15 10:28

いや、ピークへ！

2/15 10:45

これがまたそうとうキツイんだ！

2/15 10:53

ぜーぜーひーひー言うね。
雪で歩きにくいし。

2/15 10:54

はい、登頂！
高丸山は等高線通りにかなりキツイ。
身体が鈍ってるのを実感。

2/15 11:00

でまた、東側の斜面も猛烈に急だし。

2/15 11:06

やれやれ、恐るべし高丸山。

2/15 11:09

再び巻き道との交差点。
逃げるなら今だ！

2/15 11:12

いや、行動食で気合入れてもう一発！
カステラやドーナツは氷点下でもフワフワでいいね。

2/15 11:25

さぁ、行くぜ日陰名栗山！

2/15 11:33

高丸山ほど角度は厳しくないけど、

2/15 11:45

最後はそれなりに・・・。

2/15 11:48

はい、登頂。
ふう。

2/15 11:51

雲取山の向こうで雲が湧いてる。

2/15 11:58

空もきれいな青に戻ってきた。

2/15 12:00

鷹ノ巣山が近い。

2/15 12:00

でも富士は見えず。

2/15 12:03

ぼてっ！
自爆ゴケw
気を抜くと自分で自分を踏んづけてコケるワカン。

2/15 12:04

下りは慎重に。

2/15 12:07

後続からどんどん追い抜かれるカズエモンw

2/15 12:14

もうすぐ鷹ノ巣山避難小屋だね。

2/15 12:20

見えた！

2/15 12:40

一服入れたら浅間尾根を下ろう。

2/15 12:51

雪面と土が交互に現れるから困るね。
不安でまだアイゼンのカズエモン。

2/15 13:18

膝プルプル中。

2/15 13:49

こうなりゃ安心、だと思うでしょ？

2/15 13:58

浅間神社まで下りて来た。

2/15 14:03

ここで左折して登山口へ。

2/15 14:07

すって〜ん！w

2/15 14:09

鳥居から下の道は凍結しているのである！
注意！！

2/15 14:11

人家が見えたら、真下が駐車場だね。

2/15 14:14

はい、お待たせフィールダーちゃん！
いや〜、久しぶりの大荷物で脚がガクガクだわ。

撮影機器：

α NEX-5N SONY

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター ネックウォーマー バラクラバ 毛帽子 靴 予備靴ひも ザック アイゼン ピッケル 行動食 非常食 飲料 水筒（保温性） 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ポール シェラフ シュラフカバー シュラフマット 携帯電話・スマフォ 現金・クレジットカード エマージェンシーシート ゴーグル カップ

共同装備

ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 筆記用具 ツェルト ナイフ カメラ テント テントマット 竹ペグ

感想

whitepapa

あまり人が歩かない雪道を歩きたくて奥多摩の石尾根にやって来ました。
浅間尾根登山口から鷹ノ巣山避難小屋へ登り、そこから七ツ石山まで西へ、さらに雲取山荘まで北へ進もうと考えてたけど、半年ぶりの重装備に歩速が上がらず、稜線のピークはすべて巻いたにも関わらず千本ツツジ到着時すでに13時。
鈍った身体が重装備に追いつかんのと、やはり雪道だと歩速が落ちるのを実感。
このペースじゃ15時に雲取山到達はムリだと思われたため、七ツ石小屋におじゃまして富士山を眺めながら昼から呑んだくれることに。（笑）

小さな小屋はやはり好きだな。
日暮れまでは暖かな日を浴びながら富士見酒できたけど、日が沈むと猛烈な寒さだから小屋に逃げ込み、小屋番さんや他のお客さんと一緒にストーブを囲んで宴会開始！
20時の消灯とともにシュラフに潜り込んだけど、お湯割り焼酎飲み過ぎで宴会後半はあんまり覚えてないんだなぁw
最近はどこでもこうだから困る。
でも楽しい小屋番さんやお客さんたちのおかげで愉快な夜を過ごせたね。

翌日は東の空が白み始めるまでシュラフに包まり、ご来光を眺めながらの朝飯。
ただ前夜に風がなかったためか富士山などの遠望はなく、七ツ石山に登ったころには雪で雲取山すら望めない始末。
それでも天候は回復し、楽しい石尾根歩きを楽しめたね。

帰りは頑張って、かなりキツかったけど稜線上のピークをすべて踏み、膝プルプル言わせながら無事下山。
今回、目的地までは行けなかったけど、だからこその楽しさがあったと思えばちっとも悔しくないもんね！（負け惜しみ）