入笠山(花の宝庫):入笠湿原ー山頂ー大阿原湿原ーテイ沢ー高座岩ー入笠湿原

2023年09月03日(日) [日帰り]

• GPS: 09:20
• 距離: 14.8km
• 登り: 763m
• 下り: 763m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:23
• 休憩: 0:52
• 合計: 9:15

6:44 沢入登山口
7:59 8:11 入笠湿原
8:19 8:21 山彦荘
9:01 9:01 岩場コース 迂回コース分岐
9:23 9:34 入笠山
9:54 9:55 首切登山口（仏平峠）
10:03 10:04 首切清水
10:18 10:20 大阿原湿原
10:40 10:41 テイ沢分岐
11:44 11:45 テイ沢入口
12:36 12:39 高座岩
13:02 13:03 御所平峠
13:23 13:23 JA入笠ハウス
14:08 14:08 御所平峠登山口
14:11 14:15 ヒュッテ入笠（旧マナスル山荘本館）
14:25 14:25 山彦荘
14:52 15:04 富士見パノラマリゾートゴンドラ山頂駅
15:07 15:08 アカノラ山
15:20 15:25 入笠湿原
16:04 16:04 沢入登山口
16:05 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

沢入登山口駐車場:登着時はガラガラ

コース状況／危険箇所等

テイ沢ルートは序盤は笹でやや不明瞭なエリアが少しある。次第に苔むした沢沿いルートとなり渡渉頻回、橋などは良く整備されているが倒木などで要注意ポイントあり、他のルートは危険ヶ所なし

その他周辺情報

ゆーとろりん「水神の湯♨️」950円、70才以上750円

写真

9/3 7:26

今回は3回目の入笠山(無雪期2回目、BCで1回)、初めて沢入登山口から、明るく気持ち良く歩きやすい登山道

9/3 7:34

早速ハナイカリが沢山咲いている

9/3 7:47

ぎょぎよ？タチツボスミレ一輪発見、狂い咲か？

9/3 7:51

スタートして約1時間鹿避けゲートを通過していよいよ入笠湿原へ

9/3 7:52

早速いろいろな花々が目に飛びこんできた。ゴマナ(キク科シオン属)

9/3 7:53

ツリフネソウが沢山咲いている

9/3 7:53

ノコンギク

9/3 7:54

シャジン

9/3 7:56

マツムシソウ

9/3 7:58

リンドウなど初秋の花・花・花の咲き乱れる湿原には白樺が似合う

9/3 8:01

まだゴンドラ乗車のハイカーは到着しておらず静か、前日までの湿った空気が今日は大陸からの高気圧が日本海にあり気持ちの良い乾いた空気に入れ替わり秋の爽やかさ、行動食休憩

9/3 8:08

この時期はウメバチソウが可愛い

9/3 8:12

サワギキョウ、小生は初見です

9/3 8:17

他の草花に混じってアケボノソウ

9/3 8:17

花弁が7枚のアケボノソウ発見

9/3 8:29

山彦荘の脇から御所平のお花畑に向かい進む。キツリフネも少しある

9/3 8:36

お花畑に到着、少し斜面を登りお花を愛でます。ヤナギランの綿毛

9/3 8:39

カワラナデシコ

9/3 8:43

キキョウ

9/3 8:57

お花畑の途中から入笠山山頂に向け登山道に移動、右の牧場方面

9/3 9:15

山頂にトウチャコ、海底火山活動でできた1955m、南アルプスの最北端(南アルプス前衛)、中央アルプスの全貌、御嶽山が望まれる

9/3 9:16

諏訪湖方面

9/3 9:18

山頂で記念撮影、小生は2回目の登頂

9/3 9:17

冥土の土産(iyさんポーズを真似てみた)

9/3 9:29

山頂の大岩の裏側に可愛いシモツケ

9/3 10:19

山頂で行動食休憩後、大阿原湿原に向かう、最初はドンドン下る。標高1850mにある大阿原湿原にトウチャコ、大河原湿原と直前まで誤認していた。間違える方が多いとのこと、ここまで足を伸ばすハイカーは少ないため静かです。湿原の中を進むルートを選択

9/3 10:23

モウセンゴケ

9/3 10:07

みずみずしいアケボノソウ

9/3 10:27

今年もアケボノソウを楽しめた

9/3 10:24

小さく可愛い、アカバナか

9/3 10:42

テイ沢経由周回ルートに進む。見事なサルオガセ(今までに見た中で最も豪快なサルオガセエリアと思える)

9/3 10:46

苔むした渓流

9/3 10:45

日陰の沢沿いルート、花は殆どないが花後のズダヤクシュが沢山ある。クリンソウ花後の葉っぱもけっこうある

9/3 10:46

・・・イチゴ？が一輪

9/3 11:04

渡渉を繰り返す

9/3 11:06

キノコ🍄が少し

9/3 11:09

沢が深くなってきた

9/3 11:10

ウスタケ(ラッパタケ科ラッパタケ属)

9/3 11:11

陽が差した苔岩上に異様な色合いに変化したカタバミ系？の葉っぱ

9/3 11:30

レイジンソウ(キンポウゲ科トリカブト属)

9/3 11:32

赤いルビーのような実

9/3 11:34

倒木の下を進む

9/3 11:38

沢が深くなってくる

9/3 11:50

漸く沢ルート終了し林道を進む、正午直前で直射日光は流石に暑くなってきた。1690mまで下った。

9/3 12:13

高座岩?に登るポイントで行動食休憩

9/3 12:36

高座岩(法華道のハイライトと言える場所)、日朝上人(日蓮上人の生まれ変わりと言われた)が従者と共に7日7晩、法を説いたとされる場所

9/3 13:02

御所平峠

9/3 13:20

林道に下りJA入笠ハウス・キャンプ場🏕️

9/3 14:23

山彦荘に戻ってきた。道路脇に1m位の大株のアケボノソウ

9/3 14:27

入笠湿原でウナギツカミ(アキノウナギツカミ(ダテ科イヌダテ属)を撮影、どうしてこんな名前になったのだろう

9/3 14:47

ゴンドラ駅の近くにすずらん山野草公園があり種々のお花が見れる。クサレンダマ(草連玉：サクラソウ科オカノトラノオ属)

9/3 14:47

クサフジ(マメ科ソラマメ属)

9/3 14:48

イヌゴマ、フシグロセンノウなどが見られます。展望台で人気のルバーブソフトを食べ英気を養った

9/3 15:09

気合いを入れ入笠湿原に向かいます。道路脇にノコギリソウ(鋸草:キク科ノコギリソウ属)

9/3 15:16

入笠湿原に降りていく

12/19 11:11

昨年12月にBCで訪れた。またパウダーランを楽しみたい

9/3 15:22

漸く開いたリンドウを撮影し沢入登山口にむかった

撮影機器：

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

感想

teledaisuki

・南アルプスの北端(南アルプス前衛)の入笠山は花の宝庫として知られている。
また積雪期には雪山ハイクの入門エリアとしても人気が高く、富士見パノラマスキー場のゴンドラを利用して楽に入笠湿原・お花畑を楽しんで山頂に到達できるため、一年中人気のハイキングエリアである。

・昨年12月にこのエリアで初めてBCを経験することが出来、花の時期にもじっくり入笠山周辺エリアの研究を実施したくなり、直近のヤマレコ記録を参考にして、沢入登山口から入山し入笠湿原ー山頂を経て大阿原湿原からテイ沢ルートを経由するロング周回ルートをお花を愛でながら、花好きの会のメンバーと楽しんだ。

・沢入登山口1450mから1954mの入笠山山頂までは標高差は500mであるが、累計標高差が760mになるロング周回ルートは苔むしたテイ沢を辿る変化に富んだ面白いルートであったとメンバーの皆さんに充分満足していただけました。

・猛暑の続いた今夏も漸く9月に入り秋の花々に移行する時期です。想像以上の種々の花々が咲き乱れており、流石に「花の宝庫」と言われる所以が理解できました。