赤岳 テント泊


- GPS
- 32:00
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 1,176m
- 下り
- 1,176m
コースタイム
- 山行
- 2:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 2:00
- 山行
- 4:20
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 6:00
天候 | 曇り時々晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
1日駐車場1000円 |
写真
装備
個人装備 |
上半身<br />ベースレイヤー(アークテリクス Phase SL)<br />ミドルレイヤー(ice breaker 260およびPatagonia R2)<br /><br />下半身<br />タイツ(モンベル ジオラインMW)<br />ミドルレイヤー(ユニクロ ヒートテックフリースパンツ)
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感想
初の冬の赤岳
まず一番の難所は美濃戸口から美濃戸への積雪路
平日ということもあり車はほとんど走っていない状況。4WDで途中まで快調にいくもカーブしつつ急坂を登るところで車が登らなくなってしまいチェーンを装着。チェーン装着後は特に問題なく到着することができました。
美濃戸の気温は−7℃
テント泊装備でずっしりと重いのですぐ汗をかくと思われたので化繊のベースレイヤーにメリノウールのベースレイヤー、それにハードシェルで歩きました。結果としてフリースを着ている友人はすぐに脱いでたのでよかったと思います。最後はハードシェルさえもZIP全開でした。
トレースもしっかりとついていて雪山ハイキング。アイゼンは装着しませんでした。
美濃戸につくとすでに数パーティがテント設営を終えていました。平日の雪山でテント泊がこれだけいるのも八ヶ岳ならではですかね。関西の雪山では平日にテントはほとんど見かけないので。
テント設営を終えた後は、待望のアイスクライミング。赤岳鉱泉に使用料1000円とヘルメットのレンタル代を払い持参したロープ、支点のスリング、カラビナをセットし始めました。なかなか最初は難しかったですが、お隣のロープのガイドさんの声に聞き耳を立ててコツを得るとなかなか登れるようになりました。アイゼンとピッケルのトレーニングにもなってとてもよかったです。なにより楽しかったです。
途中で吹雪いたりしましたが飽きることなく登ってきました。
夜はテント内でキムチ鍋をし持参したお酒で乾杯。
楽しい夜でした。ただ、持ってきた焼酎(アルコール20℃)がシャリシャリの状態になってしまいお湯割りがぬるかったです…
アルコールが凍る温度は度数に「−」を付けた温度と言われてるから…
寝るときはテント内に銀マット、インターフレータブルマットを敷き、ダウンとダウンシューズを着込み、寝袋はナンガ オーロラ900に身を包むと寒さは感じませんでした。テント内の気温は−7、8度ぐらいでした。
外の気温は計り知れず…
朝起きて9時の赤岳鉱泉の気温はー13℃でした。
赤岳鉱泉からアイゼンをつけ行者小屋へ向かいました。トレースが一番ついている文三郎尾根を選択し急登を登っていきました。行者小屋からしばらくの間は無風状態だったのですが、樹林帯が終わると急に風がでてくるわ、地吹雪で視界不良になるわで厳冬期を味わうことができました。
階段の下部は、完全に雪に埋もれており鎖が見えませんでしたが、上部では一部鎖が見えているところがありました。階段のステップは完全に埋もれていました。たまに氷化しているところもありましたがとくにきつい斜度やトラバースもなかったです。
それよりも風が強く足の先が冷たくなったり、ゴーグルやバラクラバが凍ったりしつつなんとか登頂。
冬の赤岳に立てたのはとても喜びが大きかったです。体感温度はいくらあったのでしょうか…寒かったのですぐ下りました。地蔵尾根を下る予定でしたが、体がもっていかれそうな風でしたので同じ文三郎尾根を下りました。
下山し赤岳鉱泉でテントをたたみ帰路につきました。
次回は快晴の日に赤岳に登りたいと思います。
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