記録ID: 592003
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雪山ハイキング
甲信越
春間近、残雪まばゆい乾徳山。岩尾根抜けて好展望でした
2015年02月21日(土) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 05:32
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 1,186m
- 下り
- 1,227m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 4:33
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 5:33
距離 9.3km
登り 1,198m
下り 1,246m
天候 | 快晴。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山者が週末ごとにあるため、冬の時期でも、降雪から間があけば、トレースがある。林道と樹林帯では地面も踏まれた雪も凍結するため、アイゼンが歩きやすい。 山頂部の100メートルほど手前から、3カ所ほど大小の岩場がある。山頂直下の高度差8mほどの鎖場は、冬は男性なら腕力でも上がれるが、濡れたり、凍結部分があると、足場が滑る。 迂回路の写真も載せているが、岩場をまく設定なので、この時期は雪が足場に積っており、実際に通過した人はなく、踏まれていない。岩場を越えるより、むずかしさがある。 |
写真
2つめの短い岩場。写真右よりの鎖のルートは、岩が階段状で楽。
私は、登りは左の鎖をつかったら、テラスに這い上がるところで、手がかりがなく鎖を引いて上がりました。
リスが小さく山靴の方が滑らないのでアイゼンを脱いで上がりました。
私は、登りは左の鎖をつかったら、テラスに這い上がるところで、手がかりがなく鎖を引いて上がりました。
リスが小さく山靴の方が滑らないのでアイゼンを脱いで上がりました。
同。写真中央の凹状ルートが通常の登下降ルート。岩の表面が平滑でツルツルで、ホールド、スタンスにやや困るが、鎖をつかんで腕力で上がる。アイゼンは前爪を使って上がるところも。
私は、登りは、写真左よりの岩の稜を巻き気味のあがり、岩場の3分の2くらいまで上がってしまってから、右斜めに進み、写真中央の凹状ルートの上部分に取り付き、ここで鎖をつかんで上がった。上の岩のテラスに這い上がるところで、鎖をつかむ腕力が要る。
下降は鎖をつかみながら、凹状にそってスタンスがとれるので、比較的楽。
全体が凍結してない条件ならば、アイゼンを脱いでビブラム底で上がったほうが、スタンスが選べて楽。
私は、登りは、写真左よりの岩の稜を巻き気味のあがり、岩場の3分の2くらいまで上がってしまってから、右斜めに進み、写真中央の凹状ルートの上部分に取り付き、ここで鎖をつかんで上がった。上の岩のテラスに這い上がるところで、鎖をつかむ腕力が要る。
下降は鎖をつかみながら、凹状にそってスタンスがとれるので、比較的楽。
全体が凍結してない条件ならば、アイゼンを脱いでビブラム底で上がったほうが、スタンスが選べて楽。
撮影機器:
感想
展望の山・乾徳山。秋か冬に登りたかった山に、出かけました。
冬場でも登る人はほどほどにいて、しっかりトレースがついていました。
最初の杉の人工林をぬけると、道は明るいカラマツの樹林に入り、ミズナラなどの広葉樹、自然に増えた赤松の群生し、秋が楽しめそうな山道でした。
国師ヶ原の少し手前で、乾徳山の山頂部が望めました。稜線にどんと載った大きな岩の塊という感じです。塩山の恵林寺の大きな門の右斜め上に、ちょうどこの乾徳山の山頂部が望めます。永く仰ぎ見られ続けてきた、この山頂が、目の前にあります。
積雪が増したカヤトの原は雪面から穂先だけ出て、稜線の月見岩へ。そこから稜線のさらに上部の扇平あたりまで、少しずつ高度をあげるごとに、富士山、南アルプス、そして奥秩父から大菩薩、そして笹子方面の山々の眺めが、開けてきます。
さすが展望の山。
山頂下の岩場、鎖場は、岩の表面がツルツル。アイゼンを脱いでビブラム底を使った方が、足場を拾えて安定しました。私は頸椎を痛めて、右腕は握力も半分しかなく、それでも足場が不足するところでは、鎖に頼る場所があり、ちょっと無理してしまいました。
山頂の展望は言うことなし。奥秩父は甲武信ヶ岳が大きく、国師ヶ岳も堂々としています。山頂部に樹木がない金峰山は真っ白な雪を載せていました。
今日は、上信国境の雪山遊びに行くはずが、寝坊したうえに、5時半に起きた段階では渋滞と、さらに事故渋滞が始まっていたために、急きょ、中央道に転進して、乾徳山に来たのでした。でも、登りたかった乾徳山は、展望も登り甲斐も、なかなかいい山でした。
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コメント
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奥秩父 [日帰り]
徳和乾徳山登山口(オソバ沢コース)ー国師ヶ原ー月見岩ー扇平ー乾徳山ー下山は月見岩から道満尾根
利用交通機関:
車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5
tanigawa様,こんにちは.
山頂近くの岩場で挨拶をさせて頂いた者です
今日は素晴らしい天気でしたね!
また,どこかの山でお会いできる事を楽しみにしています♪
では,また!
motoneuronさん、初対面でしたが、足場の悪いところでのマナーがしっかりした方だと感じましたよ。ヤマレコのお仲間に会えて、うれしかったです。
そうですね、こんどまた、どこかで会う機会がありますね。よろしく!
雪は此方の里山のほうが沢山あるが、山が低いのでそれほどリスクはありません。白神山地は1000メートル山並みが続いているところですが、登るためのアクセスが悪くてとても行くことができません。
里山を歩いてtanigawa さんのような気分になっています。
tokiyosi64さん、東京近郊の山は、標高は2000mクラスも珍しくありませんが、休日だとけっこう入山者がある山が多く、ラッセルなどの苦労もない山も選べます。自然のきびしさ、奥深さでは、東北の山には一歩譲るかもしれませんが、人が少ない時期やルートを選ぶと、ちょっとまた違った体験も可能と思います。
東北、北海道の山は、私は四季を通じて体験がありますが、行けた地域は限られます。秋田の里山は、お天気が良ければ、楽しめるところでしょうね。
もう少しで、厳寒期から春へ向かい出しますね。tokiyosi64さんのレポートを楽しみにしています。
ごぶさたしています。。
昔、国師ヶ原にテンパって乾徳に連れて行ってもらいました。
18の頃です。
思い出の山です。
雪景色の画像は始めてでした
keisukeさん、18歳で乾徳山に行ってたんですね。国師ヶ原は静かな樹林に囲まれて、いい雰囲気だったでしょうね。
雪は、山梨のこのエリアですから、標高の割に少なめでした。降雪のあとはでも、ワカンがあれば大丈夫なルートです。黒金山→国師ヶ岳も、魅惑的なルートでおもしろそうでした。
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