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Yamareco

記録ID: 5925424
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
飯豊山

飯豊山(弥平四郎口〜大日岳往復)

2023年09月09日(土) 〜 2023年09月11日(月)
情報量の目安: S
都道府県 山形県 福島県 新潟県
 - 拍手
体力度
8
2〜3泊以上が適当
GPS
23:54
距離
35.7km
登り
2,866m
下り
2,916m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:31
休憩
1:17
合計
9:48
距離 11.4km 登り 1,770m 下り 395m
6:52
115
8:47
9:00
77
10:17
32
10:49
10:50
15
11:05
11:10
49
11:59
5
12:04
12:35
54
三国岳避難小屋
13:29
29
13:58
11
14:15
14:25
42
15:07
15:08
14
15:22
6
15:28
15:44
16
16:00
33
16:33
7
16:40
2日目
山行
6:09
休憩
1:39
合計
7:48
距離 12.9km 登り 729m 下り 728m
7:11
13
7:24
7:31
12
7:43
7:44
11
7:55
32
8:27
8
8:35
8:40
38
9:18
9:19
76
10:35
11:00
48
11:48
32
12:20
12:45
10
12:55
13:02
15
13:17
24
13:41
17
13:58
14:01
14
14:15
14:40
19
14:59
3日目
山行
6:17
休憩
0:41
合計
6:58
距離 11.4km 登り 396m 下り 1,801m
5:32
7
5:39
13
5:52
19
6:11
5
6:16
6:17
22
6:39
6:44
19
7:03
7:10
6
7:16
7:17
11
7:28
24
7:52
45
8:49
8:50
48
9:38
17
9:55
16
10:11
10:13
46
10:59
11:17
73
天候 9/9: 曇、9/10: 日の出の1時間は晴れたが後は曇、9/11: 晴
過去天気図(気象庁) 2023年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
弥平四郎集落から砂利道4kmで弥平四郎登山口。駐車場は15台位は駐めれます。
コース状況/
危険箇所等
登山口に登山届ボックスあり。ルートは明瞭で特に危険な箇所はありません。急登箇所にはロープ、岩場には梯子や鎖が適宜設置されています。水場がほとんど枯れているので、水は多めに持っていく方が安心です。(本山小屋で500円/500mlで買えます。)
その他周辺情報 下山後新潟に向かう途中、津川温泉に立ち寄りました。アルカリ性の気持ちよいお湯でした。
弥平四郎登山口の祓川駐車場。弥平四郎集落から砂利道を4km走ります。この日の車は自分を入れて6台です。
2023年09月09日 06:44撮影 by  SO-53C, Sony
9/9 6:44
弥平四郎登山口の祓川駐車場。弥平四郎集落から砂利道を4km走ります。この日の車は自分を入れて6台です。
登山届を提出し、上ノ越を経由する新ルートで登ります。
2023年09月09日 06:44撮影 by  SO-53C, Sony
9/9 6:44
登山届を提出し、上ノ越を経由する新ルートで登ります。
上ノ越までは標高差580mの登りです。ロープ場の急登が何ヶ所もあって、たっぷり汗をかきました。
2023年09月09日 07:43撮影 by  SO-53C, Sony
9/9 7:43
上ノ越までは標高差580mの登りです。ロープ場の急登が何ヶ所もあって、たっぷり汗をかきました。
ブナの巨木を見上げて。
2023年09月09日 08:26撮影 by  SO-53C, Sony
1
9/9 8:26
ブナの巨木を見上げて。
2時間かかって上ノ越に到着しました。標高は1,260m。ここから三国岳避難小屋まで続く尾根をアップダウン繰返しながら登っていきます。
2023年09月09日 08:47撮影 by  SO-53C, Sony
9/9 8:47
2時間かかって上ノ越に到着しました。標高は1,260m。ここから三国岳避難小屋まで続く尾根をアップダウン繰返しながら登っていきます。
尾根道を進みます。ガスってきたので涼しくて助かります。
2023年09月09日 09:06撮影 by  SO-53C, Sony
9/9 9:06
尾根道を進みます。ガスってきたので涼しくて助かります。
疣岩山手前で新長坂ルートの尾根が見えた。結構きつそうだな。
2023年09月09日 10:34撮影 by  SO-53C, Sony
9/9 10:34
疣岩山手前で新長坂ルートの尾根が見えた。結構きつそうだな。
アキノキリンソウ
2023年09月09日 10:39撮影 by  SO-53C, Sony
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9/9 10:39
アキノキリンソウ
今回の山行で唯一見つけたオニシオガマ。北海道にはない花。
2023年09月09日 10:46撮影 by  SO-53C, Sony
2
9/9 10:46
今回の山行で唯一見つけたオニシオガマ。北海道にはない花。
ミヤマコゴメグサ。沢山咲いていました。これも北海道にない花。
2023年09月09日 10:48撮影 by  SO-53C, Sony
2
9/9 10:48
ミヤマコゴメグサ。沢山咲いていました。これも北海道にない花。
疣岩山1,654mで一休み。
2023年09月09日 11:06撮影 by  SO-53C, Sony
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9/9 11:06
疣岩山1,654mで一休み。
ウメバチソウ
2023年09月09日 11:55撮影 by  SO-53C, Sony
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9/9 11:55
ウメバチソウ
ロープ場の急登もあります。
2023年09月09日 11:58撮影 by  SO-53C, Sony
9/9 11:58
ロープ場の急登もあります。
三国岳避難小屋に到着。昼食にします。
2023年09月09日 12:04撮影 by  SO-53C, Sony
9/9 12:04
三国岳避難小屋に到着。昼食にします。
三国岳避難小屋からは山容が険しくなり、岩稜を進みます。
2023年09月09日 12:45撮影 by  SO-53C, Sony
9/9 12:45
三国岳避難小屋からは山容が険しくなり、岩稜を進みます。
梯子+鎖の急登です。
2023年09月09日 12:50撮影 by  SO-53C, Sony
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9/9 12:50
梯子+鎖の急登です。
ガスの晴れ間から切り立った谷の絶景が現れた。
2023年09月09日 12:56撮影
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9/9 12:56
ガスの晴れ間から切り立った谷の絶景が現れた。
岩稜登り楽しいな。
2023年09月09日 13:46撮影 by  SO-53C, Sony
9/9 13:46
岩稜登り楽しいな。
切合小屋まであと1km。
2023年09月09日 13:57撮影 by  SO-53C, Sony
9/9 13:57
切合小屋まであと1km。
切合小屋1,746mに着きました。少し休憩して先に進みます。
2023年09月09日 14:15撮影 by  SO-53C, Sony
9/9 14:15
切合小屋1,746mに着きました。少し休憩して先に進みます。
深くえぐれた登山道は笹のトンネルになっていた。
2023年09月09日 15:00撮影 by  SO-53C, Sony
9/9 15:00
深くえぐれた登山道は笹のトンネルになっていた。
姥権現に着きました。この先の安全よろしくお願いします。
2023年09月09日 15:23撮影 by  SO-53C, Sony
9/9 15:23
姥権現に着きました。この先の安全よろしくお願いします。
これがあの御秘所(おへそじゃないよ。おひそだよ)か。意外と呆気なく通過できました。
2023年09月09日 15:41撮影 by  SO-53C, Sony
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9/9 15:41
これがあの御秘所(おへそじゃないよ。おひそだよ)か。意外と呆気なく通過できました。
御秘所を超えると御前坂が目の前に立ちはだかる。これを登れば本山小屋まであと少し。疲れた足にムチ打って登ります。
2023年09月09日 15:59撮影 by  SO-53C, Sony
9/9 15:59
御秘所を超えると御前坂が目の前に立ちはだかる。これを登れば本山小屋まであと少し。疲れた足にムチ打って登ります。
御前坂を登ると一ノ王子のテント場です。ガスガスでよく見えないけど、この日は3張でした。ここから300m歩いて今日の目的地の本山小屋に着きました。
2023年09月09日 16:33撮影 by  SO-53C, Sony
9/9 16:33
御前坂を登ると一ノ王子のテント場です。ガスガスでよく見えないけど、この日は3張でした。ここから300m歩いて今日の目的地の本山小屋に着きました。
2日目の朝、ガスが晴れてきれいなご来光を拝めました。
2023年09月10日 05:19撮影 by  Canon EOS M5, Canon
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9/10 5:19
2日目の朝、ガスが晴れてきれいなご来光を拝めました。
今日歩く飯豊山から大日岳に続く広い稜線が一望できました。
2023年09月10日 05:23撮影
2
9/10 5:23
今日歩く飯豊山から大日岳に続く広い稜線が一望できました。
飯豊山本山頂上でご来光見てる人が見えます。
2023年09月10日 05:24撮影
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9/10 5:24
飯豊山本山頂上でご来光見てる人が見えます。
朝陽を浴びた本山小屋と右側に飯豊山神社。朝食を食べてから水場に水を汲みに行きます。
2023年09月10日 05:26撮影 by  SO-53C, Sony
9/10 5:26
朝陽を浴びた本山小屋と右側に飯豊山神社。朝食を食べてから水場に水を汲みに行きます。
一ノ王子の水場です。今年は渇水でポタポタしか出ていない。ペットボトルに溜まっていた水で、何とか今日の水を確保できました。
2023年09月10日 06:36撮影 by  SO-53C, Sony
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9/10 6:36
一ノ王子の水場です。今年は渇水でポタポタしか出ていない。ペットボトルに溜まっていた水で、何とか今日の水を確保できました。
一ノ王子テント場から四王子の上に建つ本山小屋を見たところ。
2023年09月10日 06:44撮影 by  SO-53C, Sony
9/10 6:44
一ノ王子テント場から四王子の上に建つ本山小屋を見たところ。
本山小屋の目の前の石積みの隙間から顔を見せた可愛いオコジョ。怒女じゃないよオコジョだよ。可愛いけどしっかり肉食です。
2023年09月10日 07:05撮影 by  Canon EOS M5, Canon
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9/10 7:05
本山小屋の目の前の石積みの隙間から顔を見せた可愛いオコジョ。怒女じゃないよオコジョだよ。可愛いけどしっかり肉食です。
飯豊山に登頂。本山小屋からは15分ほど。今日は大日岳まで往復します。あんなに晴れてたのに7時頃にはガスってしまった。
2023年09月10日 07:24撮影 by  SO-53C, Sony
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9/10 7:24
飯豊山に登頂。本山小屋からは15分ほど。今日は大日岳まで往復します。あんなに晴れてたのに7時頃にはガスってしまった。
わずかに残る雪渓。例年はもっと大きいんだろな。
2023年09月10日 07:59撮影 by  SO-53C, Sony
9/10 7:59
わずかに残る雪渓。例年はもっと大きいんだろな。
大日岳に続く気持ちのいい広い稜線歩き。晴れてたら最高だろな。
2023年09月10日 08:05撮影 by  SO-53C, Sony
9/10 8:05
大日岳に続く気持ちのいい広い稜線歩き。晴れてたら最高だろな。
艶やかなマツムシソウの花。初めて見ました。
2023年09月10日 08:09撮影 by  SO-53C, Sony
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9/10 8:09
艶やかなマツムシソウの花。初めて見ました。
ハクサンイチゲ
2023年09月10日 08:14撮影 by  SO-53C, Sony
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9/10 8:14
ハクサンイチゲ
思わぬ所に池塘があった。
2023年09月10日 08:28撮影 by  SO-53C, Sony
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9/10 8:28
思わぬ所に池塘があった。
御西岳避難小屋1,980mです。
2023年09月10日 08:34撮影 by  SO-53C, Sony
9/10 8:34
御西岳避難小屋1,980mです。
チングルマはほとんど綿毛になっていましたが、ここだけきれいに咲いていました。
2023年09月10日 08:51撮影 by  SO-53C, Sony
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9/10 8:51
チングルマはほとんど綿毛になっていましたが、ここだけきれいに咲いていました。
雲が晴れると、あれは北股岳かな?
2023年09月10日 09:13撮影
9/10 9:13
雲が晴れると、あれは北股岳かな?
文平丿池。
2023年09月10日 09:14撮影
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9/10 9:14
文平丿池。
ヤマハハコ
2023年09月10日 09:41撮影 by  SO-53C, Sony
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9/10 9:41
ヤマハハコ
大日岳への登り。
2023年09月10日 10:16撮影 by  SO-53C, Sony
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9/10 10:16
大日岳への登り。
飯豊連峰最高峰の大日岳で、山頂おやつに月寒あんぱんのエネチャージ。
2023年09月10日 10:36撮影 by  SO-53C, Sony
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9/10 10:36
飯豊連峰最高峰の大日岳で、山頂おやつに月寒あんぱんのエネチャージ。
さあ来た道を戻りましょう。大日岳から下りて行く道。
2023年09月10日 11:21撮影 by  SO-53C, Sony
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9/10 11:21
さあ来た道を戻りましょう。大日岳から下りて行く道。
振り返ると雲の切れ間に大日岳が顔を出しました。
2023年09月10日 11:34撮影
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9/10 11:34
振り返ると雲の切れ間に大日岳が顔を出しました。
御西岳避難小屋で昼食後、水場に下りて水を確保。チョロチョロ出ていて、本山の一ノ王子水場よりはまだまし。
2023年09月10日 12:54撮影 by  SO-53C, Sony
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9/10 12:54
御西岳避難小屋で昼食後、水場に下りて水を確保。チョロチョロ出ていて、本山の一ノ王子水場よりはまだまし。
飯豊山への登り返し。
2023年09月10日 14:13撮影 by  SO-53C, Sony
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9/10 14:13
飯豊山への登り返し。
本山小屋に帰って来ました。
2023年09月10日 14:57撮影 by  SO-53C, Sony
9/10 14:57
本山小屋に帰って来ました。
3日目の朝も綺麗な朝焼け。雲海に浮かぶ朝日連峰と奥に薄っすら月山も。
2023年09月11日 05:15撮影
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9/11 5:15
3日目の朝も綺麗な朝焼け。雲海に浮かぶ朝日連峰と奥に薄っすら月山も。
吾妻連峰もいい感じ。
2023年09月11日 05:15撮影
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9/11 5:15
吾妻連峰もいい感じ。
吾妻連峰の左側からの日の出。絶景です。
2023年09月11日 05:19撮影
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9/11 5:19
吾妻連峰の左側からの日の出。絶景です。
飯豊山と大日岳のモルゲンロートの間に、四王子の影が伸びている。
2023年09月11日 05:22撮影
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9/11 5:22
飯豊山と大日岳のモルゲンロートの間に、四王子の影が伸びている。
アップで大日岳。
2023年09月11日 05:24撮影
2
9/11 5:24
アップで大日岳。
飯豊山と大グラ尾根。
2023年09月11日 05:24撮影
2
9/11 5:24
飯豊山と大グラ尾根。
大グラ尾根に屹立する宝珠山はなかなかの山容です。
2023年09月11日 05:25撮影
2
9/11 5:25
大グラ尾根に屹立する宝珠山はなかなかの山容です。
名残惜しいけど本山小屋を後に、帰ることにしましょう。往路はガスって見えなかった景色も今日はきれいに見えます。こんな景色だったのね。
2023年09月11日 05:39撮影 by  SO-53C, Sony
2
9/11 5:39
名残惜しいけど本山小屋を後に、帰ることにしましょう。往路はガスって見えなかった景色も今日はきれいに見えます。こんな景色だったのね。
実川の谷を右手に望みます。
2023年09月11日 05:46撮影 by  SO-53C, Sony
9/11 5:46
実川の谷を右手に望みます。
今日の御秘所も無事に通過しました。
2023年09月11日 06:10撮影 by  SO-53C, Sony
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9/11 6:10
今日の御秘所も無事に通過しました。
大日岳を右手に見ながら進みます。
2023年09月11日 06:40撮影
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9/11 6:40
大日岳を右手に見ながら進みます。
切合小屋が見えてきました。
2023年09月11日 06:53撮影 by  SO-53C, Sony
9/11 6:53
切合小屋が見えてきました。
切合小屋近くから見た大日岳。
2023年09月11日 07:13撮影
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9/11 7:13
切合小屋近くから見た大日岳。
三国岳避難小屋が見えてきました。
2023年09月11日 08:27撮影 by  SO-53C, Sony
9/11 8:27
三国岳避難小屋が見えてきました。
三国岳避難小屋手前から、歩いてきた岩稜地帯を振り返る。
2023年09月11日 08:34撮影 by  SO-53C, Sony
9/11 8:34
三国岳避難小屋手前から、歩いてきた岩稜地帯を振り返る。
三国岳避難小屋で休憩後、上ノ越に向けて尾根道を進みます。
2023年09月11日 09:07撮影 by  SO-53C, Sony
9/11 9:07
三国岳避難小屋で休憩後、上ノ越に向けて尾根道を進みます。
疣岩山手前から飯豊山を望む。日を浴びると暑くて疲労が増します。
2023年09月11日 09:32撮影
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9/11 9:32
疣岩山手前から飯豊山を望む。日を浴びると暑くて疲労が増します。
上ノ越からブナの森を激下る。最後の苦行に頭の中はほとんど温泉とビール。
2023年09月11日 11:35撮影 by  SO-53C, Sony
9/11 11:35
上ノ越からブナの森を激下る。最後の苦行に頭の中はほとんど温泉とビール。
やっと登山口に帰って来ました。暑〜い!早く温泉入ってビール飲みたーい!
2023年09月11日 12:29撮影 by  SO-53C, Sony
1
9/11 12:29
やっと登山口に帰って来ました。暑〜い!早く温泉入ってビール飲みたーい!
津川温泉で3日間の汗を流して新潟空港まで走りました。やっとビールにありついた!写真撮る前に思わず一口飲んでしまった。
2023年09月11日 17:09撮影 by  SO-53C, Sony
2
9/11 17:09
津川温泉で3日間の汗を流して新潟空港まで走りました。やっとビールにありついた!写真撮る前に思わず一口飲んでしまった。
撮影機器:

感想

昨年から計画を温めていた飯豊山に行ってきました。日本百名山屈指のロングトレールですが、ルート沿い約3km毎に山小屋があるので計画は立てやすいと思います。川入登山口ルートがポピュラーなようですが、自分はマイナーな弥平四郎登山口から本山小屋2泊で大日岳まで往復しました。弥平四郎登山口680mはアクセスが砂利道で若干悪路ですが川入540mより標高が高いのが魅力です。登山口から上ノ越まではブナの森の中を標高差580mひた登り、上ノ越から三国岳避難小屋まではアップダウンのある稜線道となります。主に樹間のコースで直射日光はあまり浴びなくて済みます。三国岳避難小屋から切合小屋までの稜線は岩場が多く所々岩稜となりますが、要所には梯子や階段が設置されており危険は感じませんでした。切合小屋からは御秘所以外に険しい箇所もなく、森林限界を超えて見晴らしのいいルートとなります。草履塚と御前坂の登りは疲れた足に応えました。2日目は朝小屋の前できれいな日の出を見てから大日岳まで往復。7時頃から曇ってしまい景色はほとんど楽しめませんでしたが、涼しくて快適な中伸びやかな稜線歩きを堪能でき、飯豊連峰最高峰に足跡を残すことができました。最終日の3日目は朝から良い天気となり、素晴らしい日の出を楽しんだ後帰路につきました。徐々に気温が上がって日が当たると暑さが応え、後半はさすがに足の疲労でつらくなりましたが、下山後の温泉とビールを思い浮かべて何とか予定どおり下山しました。2泊お世話になった本山小屋では、とても気さくでユーモアあふれる管理人の金子さんや、他の宿泊者の方たちともすぐ打ち解けて楽しく過ごさせていただきました。初めて訪れた飯豊連峰は、山深い東北アルプスをたっぷり3日間堪能し、伸びやかな稜線から見下ろす深い谷のギャップが印象的で、9月だというのに期待以上の花々と可愛いオコジョにも出会え、たいへん思い出深い山となりました。おしまい。

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ハイキング 飯豊山 [2日]
飯豊山 弥平四郎登山口周回
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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