六甲山(芦屋地獄谷〜七兵衛山〜打越山〜十文字山)


- GPS
- 06:13
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 605m
- 下り
- 605m
コースタイム
- 山行
- 4:00
- 休憩
- 2:11
- 合計
- 6:11
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
阪急電車 岡本駅乗車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●地獄谷から風吹岩までを除いて良く整備されています。案内表示も随所にあり、迷う心配もありません。 (以下、文責 kumakumo) ●地獄谷 ルートを導く懇切丁寧な目印などはほとんどなく、それが魅力だとも言える。「来る者拒まず去る者追わず」といったコース。 谷川に沿って、ときには流れの中を進んでいくが、岩場には意外と手頃な天然ステップやちょっとした窪みがあり、手がかり足がかりになり得る。落石の心配はあまりなさそうだが、ヘルメットやゴム付き手袋などの装備があると安心。 日頃はハイキング専門という方は、単独行ではなく友人や道連れと同行する方が楽しめる。 ●懸垂岩界隈 ときどき、白っぽい花崗岩に赤い矢印でルートが示されている。北側は風化芸術を極めた花崗岩の情景、南側は市街地や港町の光景が広がり、ついつい目が奪われるが、ザラザラと滑りやすい足元に注意。 薮道に入ると、この時季は蜂の群れに出会うかもしれないので、ときどきは耳をすませて謙虚な対応を(姿勢を低くする、薮をつつかないなど)。 ●風吹岩まで 送電線をくぐり抜け高座ノ滝道と合流すれば、あとは道標も充実した明瞭な道。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
靴下
グローブ
日よけ帽子
靴
サブザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
|
---|
感想
阪急電車で神戸線を移動していると、岡本駅と御影駅の車窓から、六甲山の方に先端が金色の塔が見えます。気になって調べてみると、どうやら十文字山の辺りの宗教施設らしいとわかりました。
十文字山への山行を、どこと組み合わせようかと考えて、六甲縦走マップを眺めていると、打越山と七兵衛山が目に入りました。さらに、芦屋地獄谷に相棒のKumamotoが興味を持ったようなので、十文字山を最後の楽しみにして周回しました。
2回目の芦屋地獄谷と風吹岩への奇岩群を十分に楽しんだあと、七兵衛山へ。眺めもよく、ゆっくりと休憩し、打越山を経て、いよいよ十文字山に到達したと思ったら、「あれ、山頂はどこですか?」状態でした。なんとか、金色の塔の先端がちょっと見えましたが、山頂はフェンスで囲まれた宗教施設内のようでした。
最後は、ちょっと残念でしたが、いろいろと楽しめた一日でした。六甲山最高峰や摩耶山や全山縦走路もよいのですが、この辺りを、ゆっくりと回るのもなかなか良いものだと感じました。
と、ここまで感想を書き終わった後、十文字山の宗教施設について調べていると、どうも阪急電車の車窓から見えているものとは違うことに気付きました。見えていたのは、すぐ近くの別の宗教団体のもののようです。しかも、その宗教団体の施設に繋がる車道はありますが、関係者以外は入ることが出来ないようです。
というわけで、残念ながら目的の塔には近付くことが出来ませんが、阪急電車から眺めるのもよいものだと、納得しておきます。
高座の滝までは、荒地山に上った一昨年と同じ道を辿った。ロック
ガーデン登山口の茶屋も覚えている。
その名に惹かれて地獄谷へ向かうが、いきなり「切らないで!サイ
レンが鳴ります」の表示を付けた電線。まごまごしていると、電線
の向こうから主が登場。見た感じ若い雌猪だ。怒らせないよう腰を
低くして案内を請うと、猪は鼻先でしきりに地面をさらいながら、
縄張りの許す範囲で地獄谷方面まで先導してくれた。
地獄谷を少し行くと、血塗られたような岩壁。だから地獄谷といわ
れるのか。ただその赤は鮮やかで明るく、周りの苔と相まってなん
だかイタリアン。
大きな岩や崖は次々と現れる。右往左往したり、ときにはリズミカ
ルに滝を上って行ったグループの真似をして小一時間。とうとう堰
堤のある場所まで辿り着いた。
喉元過ぎれば熱さ忘れる。地獄谷もこの辺りまでかと思うと、名残
惜しくもある。手伝ってもらいながらようやく抜けてきたのだが、
思い返せば楽しいコースだった。
その先は、主に花崗岩の風化ぶりが豪快なゾーン。標高も高くなっ
てきて、港の見える眺望が素晴らしい。
上ったり下りたりのロックガーデン領域は、サクサクと距離を稼ぐ
ような歩き方にはならない。
飛び出してきたトカゲをムカデと見間違えたり、蜂の群れの音に威
嚇されたりしながら、ロックガーデン外れの風吹岩に到着した頃は、
既に正午になっていた。
白い睡蓮がまだ咲いていた横池。木や枝を組んだオブジェの道は七
兵衛山に続き、そのプレートも木製ベンチも味わいがある。ベンチ
といえば、打越山は山頂の杭を囲んで多数の石の腰掛け。笹藪をか
き分けて、盛りだくさんの山行を十文字山で締めくくる。
が、十文字山の山頂は宗教施設の敷地内で、部外者は入れないらし
い。阪急車窓から見えたという金の塔らしきものは、枝越しに確認
したつもりだったけれど、どうやら別物だとか? 真相は知らぬが
仏!?
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