尾高山・奥茶臼山・御池山

2023年09月24日(日) [日帰り]

• GPS: 08:45
• 距離: 26.7km
• 登り: 1,668m
• 下り: 1,648m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:34
• 休憩: 1:10
• 合計: 8:44

6:21 しらびそ峠
6:48 6:48 前尾高山
7:18 7:26 尾高山
7:48 7:48 奥尾高山
8:23 8:23 岩本山
9:00 9:01 奥茶臼山
9:18 9:40 集木場飯場跡地
9:44 9:44 奥茶臼山
10:14 10:14 岩本山
10:46 10:47 奥尾高山
11:08 11:08 尾高山
11:36 11:36 前尾高山
11:56 12:02 しらびそ峠
12:11 12:21 しらびそ高原 天の川
12:45 12:45 焼山
13:02 13:06 御池山クレーター展望台
13:36 13:42 御池山
14:08 14:08 御池山クレーター展望台
14:43 14:55 しらびそ高原 天の川
15:05 しらびそ峠

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

しらびそ峠駐車場
　・8台（無料）

コース状況／危険箇所等

しらびそ峠登山口
　・登山ポスト

しらびそ高原 天の川
　・駐車場（100台）
　・宿泊
　・売店、食堂
　・自動販売機（飲料水）
　・水洗トイレ

隕石クレーター展望台
　・案内板
　・休憩ベンチ

写真

9/24 6:23

しらびそ峠の駐車場。6台目（6:20現在）

9/24 6:23

登山口には登山届の提出ポスト。木製階段でスタート

9/24 6:26

東に眺望。雲海がたなびく

9/24 6:48

踏み跡は明瞭。倒木は苔で完全に覆われている

9/24 6:50

前尾高山頂上。ここまでで250 m程、一気に登ってきたことになる

9/24 7:01

尾高山まで1 kmの案内

9/24 7:19

ルートを辿り、最後に岩を乗り越えれば...

9/24 7:20

尾高山頂上

9/24 7:20

岩の脇に三等三角点「尾高沢」 2212.87 m

9/24 7:26

先に進んでビューポイントの案内。寄り道。雲海の向こうに光岳と池口岳

9/24 7:48

シダと苔の間に登山道

9/24 7:50

奥尾高山

9/24 7:50

山頂名板

9/24 8:07

巨岩

9/24 8:09

池

9/24 8:12

火の用心のプレート。時折、こうしたイベントが挟まれる

9/24 8:14

北西側が少し開けて...

9/24 8:14

御嶽山（左奥）と空木（うつぎ）岳（右）

9/24 8:18

奥茶臼山まで3 kmの表示

9/24 8:24

岩本山

9/24 8:25

山名板

9/24 8:28

歩きやすいよう倒木は切断してあった

9/24 8:37

絨毯のよう。踏み跡は判別しにくい

9/24 8:38

奥茶臼への「入山ゲート」

9/24 8:48

小さな沼。明るい前方に進みたくなるが、順路は薄い踏み跡カーブに沿って左

9/24 8:54

奥茶臼ブルーにそびえる立ち枯れの木

9/24 9:03

奥茶臼山頂上。赤い目立つ山頂名板

9/24 9:03

二等三角点「奥茶臼山」2474.42 m

9/24 9:04

木に覆われていて眺望はホンのチラリ

9/24 9:06

北側に数分、歩を進めれば広がる大眺望。前奥茶臼山（左手前）の向こうに木曽山脈（中央アルプス）

9/24 9:09

そして右を向けば、赤石山脈（南アルプス）

9/24 9:12

集木場飯場跡（通称「テレビ平」）

9/24 9:13

白峰三山、塩見岳、赤石岳とブラウン管テレビの共演

9/24 9:20

建物があったであろう、名残りのトタン板や木材が散らばる

9/24 9:26

テレビ平から振り返って奥茶臼山頂上

9/24 9:37

岩の上に座り、おやつのシュークリームを食べながら、北方の眺望を楽しむ

9/24 9:37

御嶽山がひょっこりはん（手前中央右は百越山）

9/24 9:37

左から仙涯嶺、南駒ケ岳、赤椥（あかなぎ）岳、空木岳、熊沢岳

9/24 9:37

カールのある宝剣岳、木曽駒ケ岳。千畳敷ホテルも写っていた

9/24 9:38

穂高連峰、槍ヶ岳（右）

9/24 9:38

現地で使った「AR山ナビ」では白馬岳と表示された山々。帰ってから確認したところ、実際には大天井岳 (左奥)、常念岳 (中央奥)、燕岳 (右奥) だったらしい

9/24 9:38

さて東側は...

9/24 9:38

仙丈ケ岳（幅広）

9/24 9:39

甲斐駒ヶ岳（白い）

9/24 9:39

北岳（左）と間ノ岳（右）

9/24 9:40

塩見岳。ここまで山写真の撮影中、虻にまとわりつかれて往生

9/24 9:41

最後に西側には...

9/24 9:41

恵那山 (堂々の体躯)。右奥に薄っすらと伊吹山

9/24 9:45

奥茶臼山への戻りは急登

9/24 9:46

山頂からテレビ平方向に続く道

9/24 9:59

復路にてクルリンパの木。尻尾が生えている

9/24 10:13

倒木とシダで、ごしゃごしゃした所

9/24 10:17

岩本山を通過

9/24 10:49

奥尾高山通過

9/24 11:06

下って登り返すの連続

9/24 11:11

尾高山を通過

9/24 11:16

抹茶バウムクーヘン

9/24 11:24

前尾高山を遠望。出発地の「しらびそ峠」は山の向こう側

9/24 11:39

前尾高山を通過

9/24 11:50

笹が道に覆いかぶさっている

9/24 11:57

人工物が現れ...

9/24 11:58

登山口にゴール

9/24 11:59

朝と比べて車種が少し変わっていた

9/24 12:05

駐車地奥に踏み跡。行ってみる

9/24 12:07

笹道

9/24 12:08

舗装路に接続。振り返って「立入禁止」の表示。通っては駄目でしたか？

9/24 12:16

しらびそ高原 天の川

9/24 12:20

喫食スペースで休憩。シャインマスカットソーダ（400円）

9/24 12:25

「御池山（おいけやま）遊歩道」入口

9/24 12:29

笹がきれいに刈ってある

9/24 12:31

遊歩道は舗装路を渡って、さらに先へと続く

9/24 12:38

既に17 kmを歩いてしまった足には、あまり優しくない階段

9/24 12:45

陽が射して暑い

9/24 12:47

明るい焼山頂上

9/24 12:48

山頂の証 三等三角点「焼山 (やけやま)」1976.65 m

9/24 12:48

南方の眺望。正面に...

9/24 12:49

池口岳

9/24 12:58

引き続きクレーター展望台へ

9/24 13:05

隕石クレーター展望台から御池山。稜線がクレーターの外縁で、歩いて辿れるとのこと。こんな面白い話を聞かせられたら、もう行ってみるしかないではないか

9/24 13:17

御池山登山口には...

9/24 13:18

中郷御池の用心棒こと「竹の杖」。拝借

9/24 13:27

大岩を越えて...

9/24 13:29

手摺のある木製回廊を渡ると...

9/24 13:30

中間地点。山頂まで500 mの表示

9/24 13:38

御池山の頂上には大岩

9/24 13:39

二等三角点「丸見山 (まるみやま)」1905.62 m

9/24 13:40

南方に眺望

9/24 14:03

登山口まで引き返して、復路は舗装林道

9/24 14:07

味のあるクレーター案内板

9/24 14:12

残り3 km

9/24 14:20

ガードレールの裏にアサギマダラ（Parantica sita）

9/24 14:27

林道から深い谷

9/24 14:29

コンクリート法面に咲く...

9/24 14:29

ど根性フジアザミ（Cirsium purpuratum）

9/24 14:43

御池山登山口から4 km歩いて「天の川」に到着

9/24 14:47

「天の川」の展望地から前尾高山（左手前）と奥尾高山（中央右の黒い山体）を遠望

9/24 14:55

森林鉄道の機関車と貨車

9/24 15:04

特徴的な露頭には...

9/24 15:04

活発な造山運動の存在を熱く語る岩石案内板

9/24 15:06

しらびそ峠に戻り、本日の行程を終了。車2台は遅くとも朝6時前から動いていないようだ

撮影機器：

FinePix HS20EXR 富士フイルム

感想

satake_416

「しらびそ峠」まで、高速道路（中央道、三遠南信道）を乗り継いで3時間。軽く朝食を摂り、身づくろいをしてから出発。前尾高山、尾高山、奥尾高山、岩本山の順に無名の峰も含めて、何度もアップダウンを繰り返しながら標高を上げていく。苔とシダの緑が目に優しい登山道は、空気も涼しくて美味しかった。

奥茶臼山の頂上には赤い山頂名板と三角点。立ち並ぶ木に遮られて、景色は望めなかった。しかし、この山が自慢すべき眺望は、山頂の先の「テレビ平」にあった。ピーカンの天気に恵まれ、北から東にぐるりと豪華「山岳オールスターズ」の競演。帰りは往路を引き返す。登山道をオコジョらしき尻尾の長い小動物が駆け抜けて行った。本当に一瞬の出来事。午前中の内に、しらびそ峠まで戻ることができた。すれ違ったのはソロ3名とグループ1組 (4名)。

さて、車の運転が往復で合計6時間、山歩きが5時間半では「割に合わない」と考える貧乏性。せっかくなので隕石クレーター展望台まで「お代わり」することにした。芝の刈られた明るい遊歩道、焼山を経由して展望台。案内板の記載によれば、御池山に連なる尾根がクレーターの外縁に当たり、遊歩道で辿ることができるとのこと。そんな面白そうなことを読んでしまったら、ヘロヘロでも「行ってみる」しか答えに選択の余地はなかった。

御池山の頂上には大きな岩と三角点。開けた南東方向には、緑の笹原に光岳から池口岳への青い稜線が映える。岩に腰掛けて、氷詰めの麦茶をグイッと煽った。しらびそ峠までの復路は舗装林道を4 km。ちなみに帰りの中央道では、恵那山トンネルの車線規制と恵那峡サービスエリア付近の事故に伴う渋滞に引っ掛かり、余計な2時間の追加。結局、差し引きしたら車の運転時間と山歩きの時間の合計に違いはなくなってしまった。