鋸岳（横岳峠テント泊、山梨百名山完登）

2023年09月28日(木) 〜 2023年09月29日(金)

• GPS: 18:07
• 距離: 26.3km
• 登り: 2,036m
• 下り: 2,178m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:45
• 休憩: 0:19
• 合計: 7:04

5:48 釜無川駐車スペース
5:58 5:58 釜無川ゲート
9:50 9:56 ログハウス（小屋）
11:35 11:48 「富士川の水源」標識
12:52 横岳峠

2日目

• 山行: 11:42
• 休憩: 1:50
• 合計: 13:32

5:37 宿泊地
8:03 8:10 三角点ピーク
8:49 9:06 角兵衛沢ノ頭
9:51 11:01 鋸岳
11:32 11:32 角兵衛沢ノ頭
12:22 12:25 三角点ピーク
14:20 14:31 横岳峠
15:01 15:02 「富士川の水源」標識
15:35 15:35 ログハウス（小屋）
18:58 18:59 釜無川ゲート
19:08 19:08 釜無川駐車スペース
19:09 ゴール地点

天候

晴、1日目は風が強かった。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

ゲート前500m程の所（ヤマレコに記載の釜無川駐車スペース）に駐車しましたが、戻ってきたら車は石灰で真っ白でした。

コース状況／危険箇所等

林道は皆さんの情報で順調に楽に進む事が出来ました。朝遅かったので途中で作業場に向かうトラックや乗用車に追い越されました。
25番の辺りの崖の上り下りより、手前の砂防ダムの所（ピンクテープの印あり）の上り下りが楽なことを帰りに気が付きました。河原を歩きますがピンクテープがありました。
小屋から沢へむルートで、小屋の直ぐ先で小さい方の沢を渡ってY字となった左側の沢沿いに進んで登って行く必要がある事をはっきり知らなくて苦労しました。

写真

9/27 6:00

前日の準備です。容器の嵩を減らすため、カレーメシをアルファ米の空き容器に移し替えました。

9/27 6:02

カップラーメンはお湯を入れても良い湯煎袋（100均）に移し替えました。

9/28 5:37

ゲート前（500m程手前）の駐車スペースに駐車しました。2台の先客がいました。今日は横岳峠テント泊ですがゲートの門番さんの確実にいない時間に出発です。

9/28 5:45

富士市からイワナ釣りに来られた方です。横岳峠でテント泊すると言ったらこの辺は熊がでるよと言われました。熊対策の準備してないと言ったら、熊よけのピストルと玉（100均で売ってる玩具らしい）を無料で戴きました。記念にヤマレコに載せますということで写真を撮らせていただきました。

9/28 6:21

花が咲いていました。

9/28 7:01

アザミの花も咲いていました。

9/28 7:28

5km地点まで来ました

9/28 7:56

分岐まで来ました。右手を進みます。

9/28 8:12

自転車侵入禁止の所まで来ました。イワナ釣りの方が準備してました。途中で自転車のチェーンが何回も外れたようで、2回は遭遇して修理を手伝いました。
これまでの釣果の40cm超の写真を見せてくれました。

9/28 8:19

22の先です。橋の先が壊れています。そのまま進んで右の沢からの流れを渡ってその後崖を登って林道に上がります。

9/28 8:40

その次の崩落地（25の辺りかな？）です。ピンクテープに従って戻り方向で沢に降ります。ここを降りるのが結構大変だったので、帰りここを登らず、下流の砂防提の手前で林道に上がりました。河原や上がった所にピンクテープの印が有りました。

9/28 8:48

河原に降りた後に右手からの沢の流れを越した先を林道戻るために崖を登ります。結構大変です。

9/28 8:59

その先の崩落地です。ポールの最後の所にあるピンクテープの所を下ります。

9/28 9:03

河原を歩いてその先の林道のポールを目指してピンクテープの所を登ります。

9/28 9:36

その先の崩落地ですが崩壊した斜面をそのまま進みます。トラバースの道が細いので注意が必要です。

9/28 9:38

渡った先に金属製？の堤が有りますが、右側（山側）を進みました。

9/28 9:50

9.2km地点まで来ました。左手に小屋が見えます。

9/28 9:52

小屋の右手を進みます。

9/28 9:58

小屋の先で沢がY字になっていて、右側の沢が見えます。この右側の沢を渡ります。

9/28 9:59

目指すはY字の根元の林です。ケーブル（電線？）の案内に従い左側の沢の右端（左岸）を進みます。

9/28 10:03

少し進むと道が沢に出るようになります。沢の水を渡って左側の岸沿いにしばらく沢を登ります（右岸沿いに沢を登る。）

9/28 10:13

しばらく進むと先に行きにくくなり、対岸を見るとピンクテープが見えますのでここで沢を渡り右側（左岸）に行きます。河原にケルンも見えます。

9/28 10:56

右側（左岸）沿いをしばらく進むと、また沢がY字分岐となります。沢の中央辺りにピンクテープが見え、さらに登るとY字の分岐の根元に侵入口が見え（中央の林）ます。

9/28 11:00

侵入口が見えて（中央の林）、富士川の水源の標識が有ります。少し進むと冷たい湧水が有ります。ここで4Lの水を給水しました。

9/28 12:56

横岳峠に到着しました。

9/28 14:18

横岳峠の標識です

9/28 14:20

ここにテントを張りました。夜、もらったピストルを2回程鳴らしました。

9/29 5:37

翌朝、鋸岳に向けて出発です。朝もピストルを鳴らしました。

9/29 6:00

北岳と間ノ岳が見えました。

9/29 6:00

右手に仙丈岳が見えました。

9/29 6:01

仙丈岳とバスの林道と戸台川の河原が見えます。

9/29 7:01

中央アルプスの方向に雲海が見えました。

9/29 7:07

更に登ると仙丈岳が綺麗に見えました。

9/29 7:32

林の先に明るく光っているのが見えました。この急登を登れば三角点がもうすぐの期待感が出ました。

9/29 7:42

その途中で鋸岳らしきが見えました。

9/29 7:49

さらに登ると、鋸岳と鳳凰三山？と北岳も見えました。

9/29 7:51

北岳と間ノ岳と仙丈岳が見えます。

9/29 7:51

中央アルプスと、木の間に御岳山が見えます。

9/29 8:06

三角点まで登ると鋸岳がよりはっきりします。

9/29 8:48

角兵衛沢の頭からの鋸岳

9/29 8:53

下る時に道間違えしやすい所を記憶するため写真に撮りました。

9/29 8:54

下る時にはここを右手に直角に曲がります。

9/29 9:30

もう少しで鋸岳山頂です。

9/29 9:36

山頂に到着しました。スマホで撮影して、電波が届くのでラインで山梨百名山の完登を知り合い等に報告しました。

9/29 9:52

デジカメで撮り直しで、山梨百名山の鋸岳の標識です。

9/29 9:54

甲斐駒ケ岳と北岳と間ノ岳が見えます。

9/29 9:56

鋸岳で山梨百名山が完登となるので記念撮影です。

9/29 9:58

北岳と仙丈岳

9/29 9:58

中央アルプスと御嶽山

9/29 9:58

北アルプス

9/29 9:58

八ヶ岳

9/29 9:58

パノラマ撮影です。甲斐駒ケ岳ー南アルプスー中央アルプス

9/29 9:59

中央アルプスー北アルプスー八ヶ岳

9/29 10:01

中央アルプス（スマホでも撮っので風景がいくつかダブってます）

9/29 10:02

美ヶ原、諏訪盆地の方向

9/29 10:03

中央アルプスの方向

9/29 10:03

甲斐駒ケ岳、北岳の方向

9/29 10:03

北岳ー仙丈ヶ岳の方向

9/29 10:12

三角点と山頂標識

9/29 10:16

鋸岳の標識と甲斐駒ケ岳

9/29 10:18

雲に隠れた八ヶ岳

9/29 10:18

八ヶ岳の遠景と諏訪盆地

9/29 10:42

北岳と仙丈岳の間をアップ。塩見岳かな？

9/29 10:46

鹿の窓の方向

9/29 10:47

登って来た角兵衛沢の頭の方向

9/29 10:48

鋸岳の山頂の様子

9/29 12:29

下山途中で花が目につきました

9/29 12:30

白い花も咲いていました

9/29 15:36

小屋まで下って来ました

9/29 15:43

黄色い花が咲いていました。

9/29 16:22

25番あたりでは急な崖を登るのが嫌で林道に戻らず、河原をそのまま砂防ダムの直前まで歩き、ここの崖を登りました。

9/29 16:24

登った所から上流を見た写真です。ピンクテープの印が有りました。24番の先辺りかな。

9/29 16:24

その左側の横には砂防ダムの堤が見えます。

9/29 16:35

22番の先の崩壊地を上流側から見た写真です。

9/29 18:59

林道歩きの途中で日没となり、暗い中をゲートまで漸くたどり着きました。

10/2 5:38

イワナ釣りの方に頂いた玩具のピストルで弾（8連発）を装填して引き金を引くとパンという音がして熊よけになるそうです。

撮影機器：

サイバーショット DSC-HX9V SONY

HUAWEI nova lite 3 SIMフリー HUAWEI

感想

suzukin

　テント泊で何とか鋸岳に登ることが出来これで山梨百名山を漸く完登することが出来ました。
　横岳峠でテントするのに、ゲートの駐車に着いた時に会ったヤマメ釣りの方からこの辺は熊が出ると聞かされビックリしましたが、その方が持っていた予備の熊対策用の玩具ピストル（100均で売ってるとのこと）を頂き、ちょっと安心しました。
　林道は思っていたよりスムーズに通過できました。
　先月に小太郎山で会ったSSさんから聞いてはいましたが、小屋から沢に降りる所が良く分からず迷ってしまいました。沢がY字で右手の沢を横切って左側の沢沿いに進む事がわかり一安心です。
　途中で、沢を渡り河原の左側をしばらく進むみその後右側に戻ることもSSさんから情報を貰っていましたが、一人だと進むのに確認しながらびくびくです。
　富士川の水源の所で下山してくる夫婦の方にあったので鋸岳に登ってこられたのかとびっくりしましたが、風が強すぎて条件が悪いので横岳峠迄で下山して来たとのことでした。香川県から来て二百名山完登を目指したが再度出直しするとのことでした。
　横岳峠へはSSさんから登りはいくつか道があると聞いていたので、踏み跡をたどって気楽に登れました。
　横岳峠にテント泊しましたが、今日は風が強く（てんきとくらすではC判定）場所と向きを考慮して張りました。
　テント泊の荷物の重いダメージが、翌日の鋸岳の登りに影響しました。
やっと登った鋸岳からの眺めは最高でした。これまで登った事のある山を眺めて懐かしんだりして1時間以上のんびりしてしまいました。
　下山の時に間違いやすい所もSSさんに教えてもらっていたので、行きに写真を撮ってはっきり記憶しておきました。
　下山中に二人の方に会いましたが、横岳峠のテント場迄で追い越されてしまいました。
　林道の途中で日が暮れてランプを付けながらの下山でしたが、大変に良い思い出になりました。小屋までの下山で体力を使い果たしてしまって行きに比べて帰りの林道の長く感じたこと、自転車が有ればと思いました。

コメント

hiromi121

はじめまして　山百完登おめでとうございます　私は、去年の10月1日の入山。やはり、横岳峠でテント泊しました。思い出すと、今回の記録を拝見させていただき、同じ嬉しさがこみ上げてきます。山を愛する者同士、これからも楽しみましょう。⛰️お疲れ様でした。

suzukin

hiromi121さん
コメントありがとうございます。実はhiromi121さんをはじめ皆さんのテント泊の山行記録を参考にさせて頂いて横岳峠にテント泊することに決めました。それまでは自転車で日帰りが出来ないかと検討していたので折りたたみ自転車を購入して試してみましたが、他の山で1回使った限りで眠っています。
テント泊でのんびりと鋸岳に登れてよかったです。しかし年寄りにはテント泊の重さが堪えて林道の最後は暗くなりましたが、山頂での景色と合わせて良い思い出になりそうです。

nobureko

suzukinさん　初めて😊
横岳峠でパッキング中に追い越した者です。鋸岳での山梨百名山完登おめでとうございます👍️
私は自転車利用でしたの日没前に下山する事ができました。失礼ながらお歳を拝見して驚きました。私は今年還暦を迎えますがsuzukinさんのようにテン泊できる体力を維持して末長く登山を楽しみたいと思います。益々のご活躍を応援致します。

suzukin

noburekoさん
コメント有難うございます。横岳峠で日没前に下山できるかお話しした方ですか。noburekoさんは日没する前に下山できたようで良かったですね。私の方は予想通り林道の途中で日没となりました。
noburekoさんは山梨百名山と日本百名山と日本百高山に挑戦されている様ですが頑張ってください。
私も運動不足解消にと日本百名山を登り始めましたがそれだけで10年ほど掛かり、その後色々な山に登るようになりました。
noburekoさんの様に若ければ日本百高山に挑戦したいのですが、年齢相応の山登りを楽しみたいと思います。
山梨百名山の最後の二座でやむを得ずテント泊を経験しましたが、これで少しテント泊の自信がついたので鈍足をテント泊で補って色々な山行ができたらと思います。
noburekoさんも益々ご活躍ください。