北岳 小太郎山 ボーコン沢の頭 嶺朋ルートで下山



- GPS
- 14:41
- 距離
- 17.1km
- 登り
- 2,132m
- 下り
- 2,220m
コースタイム
- 山行
- 6:53
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 7:28
- 山行
- 6:46
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 7:26
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
広河原ー小太郎分岐 登山口から白根御池山荘までは比較的穏やかな上りですが、そこから急登が始まります。その急登は1時間半ほど続きます。道は全般的によく整備されていて歩きやすいです。人もとても多いです。 小太郎分岐—小太郎山 岩場、平坦な道、ガレ場、砂利道のアップダウンが続きます。この日は尾根風が強く難儀しました。 小太郎山ー肩ノ小屋—北岳 急登が続きますがとても整備された道です。 北岳ー八本歯コルーボーコン沢の頭 北岳の裏側はすばらしい。八本歯コルはなかなか厳しいルートです。三点支持でしっかりと足を踏み外さないように進みます。 嶺朋ルート ボーコン沢の頭から広河原を結ぶバリエーション、今回の山行の核心部でした。 甲府嶺朋クラブが1972年に開拓したルートだそうです。道は分かりにくく、やぶ漕ぎ、岩場、倒木などが行く手を阻む大変険しいルート。急で滑落、転倒危険箇所多数です。ここに入る際は、装備、天候、実力、体力を十分考慮しましょう。初級者は近づかない方がいいです。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ着替え 2枚
ズボン
靴下
替え靴下
ライナーソックス
グローブ
医療用手袋
ダウン
雨具
日よけ帽子
短パン
靴
ザック
ザックカバー
スタッフバッグ
マイクロファイバータオル
手ぬぐい
昼ご飯
行動食
非常食
ライター
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
ハイドレート水筒
サーモス水筒
スポーツドリンク
常備薬
日焼け止め
手指消毒液
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
インナーシュラフ
ストック
ナイフ
ポール
コンパス
歯ブラシ
モバイルバッテリー
USBアダプタ
携帯Apple Watch用充電ケーブル
ココヘリ
ピコシェルター
|
---|---|
共同装備 |
クッカー
細引き
救急用具
|
感想
北アルプスへの山行を計画していたが,荒れ模様の予報となったため、天気の良い南アルプスに変更。2日とも快晴の大当たりだった。
小太郎山はすばらしい。分岐から尾根に向かう途中、ずっと北岳、富士山、仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳の美しい山容を目にしながら移動できる。尾根の道もバリエーションに富んでいてとても楽しめる。転倒、滑落しないよう慎重に行かなければならないところも多々あるが、全般的には良く整備されている。
北岳はさすがに立派な山。山頂からの360度景色は格別。2日目には北アルプス方面も臨め、6日に降った雪が美しくかかっているところを見ることができた。富士山にも初冠雪の雪化粧が。
ボーコン沢の頭また、そこに至る道もすばらしいビューポイント、小太郎山から見ると荒々しい姿であるが、反対側から見る北岳の岩肌は滑らかで美しい。
ボーコン沢の頭から始まる嶺朋ルートは上級者向けルート、ハイマツの下に隠れたルートを慎重に探しながら進むと、岩場を慎重に行かなければならない場所、足場が崩れやすいところ、滑りやすいところ、急斜面、岩に張り付いての移動と、バリエーションに富む、ルートは極めて分かりにくく、指標もところどころ消えている。そして何よりも難儀なのは、数知れずの倒木がルートを塞いでいること。倒木が折り重なってルートを隠しているだけでなく、どこをどう進んで良いのかまったく分からない箇所も多数。地図、コンパス、GPSを頼りに慎重にルートファインディングする良い訓練になった。倒木や岩がすねや膝にあたっていたい思いを難度もしながら、ところどころ道を確かめる作業に時間をかけながら4時間強で下りきった。スリルはあるしリスクもあるが、山の醍醐味を味わえるとても魅力的なルート。天候や装備の諸条件や体力、実力を十分考慮してから入っていただきたい。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する