小太郎山〜北岳〜間ノ岳〜農鳥岳〜広河内岳〜笹山 絶景の稜線歩き

2025年08月22日(金) 〜 2025年08月23日(土)

• GPS: 18:00
• 距離: 31.2km
• 登り: 3,147m
• 下り: 3,841m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:04
• 休憩: 0:49
• 合計: 7:53

距離 10.9km 登り 2,081m 下り 712m

6:34 広河原山荘
6:39 6:40 旧広河原山荘
6:50 6:52 白根御池分岐
7:16 7:21 第一ベンチ(1880ｍ)
7:37 7:42 第二ベンチ(2059ｍ)
8:14 8:20 白根御池小屋
9:30 9:41 草すべり分岐
9:49 9:53 小太郎尾根分岐
10:46 10:47 前小太郎山
11:06 11:16 小太郎山
11:34 11:35 前小太郎山
12:34 小太郎尾根分岐
12:59 北岳肩ノ小屋
13:15 両俣分岐
13:35 13:36 北岳
13:51 13:52 吊尾根分岐点
14:07 14:08 トラバースルート分岐
14:27 北岳山荘

2日目

• 山行: 9:45
• 休憩: 0:18
• 合計: 10:03

距離 20.3km 登り 1,066m 下り 3,129m

4:10 北岳山荘
4:39 4:40 中白根山
5:31 間ノ岳
6:19 農鳥小屋
7:05 7:06 西農鳥岳
7:36 農鳥岳
8:05 8:06 大門沢下降点
8:32 8:46 広河内岳
9:47 大籠岳
10:20 白河内岳
11:18 笹山北峰
11:24 11:25 笹山 南峰
12:06 2256
12:56 水場入口
13:17 1344
14:07 奈良田八幡社公園
14:12 奈良田湖バス停
14:13 ゴール地点

天候

22日　晴れ後曇り
23日　晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

奈良田駐車場を利用しました。
05:30発のバスで広河原へ。バスは3台、列後半の20人程は立ち乗りになりました。

コース状況／危険箇所等

岩場は多いですが、難易度の高い場所はありません。
全て比較的明瞭な道ですが、広河内岳から笹山の間は黄色のペンキ、笹山からの尾根はピンクテープが目印になります。

写真

8/22 6:37

17年ぶりの広河原です。

8/22 7:04

ソバナ

8/22 8:15

白根御池小屋に到着。

8/22 8:19

雰囲気よいテン場です。

8/22 8:22

トリカブト

8/22 8:27

アサギマダラです。

8/22 8:28

ヒョウモンチョウ

8/22 8:34

咲き残っていたフウロソウ。

8/22 8:36

ミソガワソウでしょうか。

8/22 9:11

クモマベニヒカゲ、高山蝶です。（何処でもたくさん見られる）

8/22 9:42

ウメバチソウ

8/22 9:47

もうすぐ小太郎尾根分岐です。

8/22 9:55

いい景色の小太郎尾根、小太郎山まで往復します。

8/22 10:07

このあたりは歩いていて楽しい。

8/22 10:27

前小太郎山です。標高が下がり、樹林帯に入ります。

8/22 10:32

仙丈ヶ岳のガスが取れてきた。

8/22 10:48

前小太郎山から見た小太郎山。結構アップダウンがあります。

8/22 11:11

【小太郎山】セルフで。

8/22 11:17

【小太郎山】キアゲハです。

8/22 11:18

【小太郎山】さて、次は北岳です。

8/22 12:45

甲斐駒が見えた。

8/22 12:59

肩の小屋を通過します。

8/22 13:13

イワギキョウ

8/22 13:25

ガスとせめぎ合っています。

8/22 13:29

北岳の山頂部です。

8/22 13:36

【北岳】シロバナタカネビランジが咲いていました。

8/22 13:37

【北岳】スッキリと晴れていたことがない。

8/22 13:54

ヒメセンブリです。

8/22 13:58

ミヤマコゴメグサ

8/22 13:58

トウヤクリンドウ

8/22 14:01

タカネシオガマ

8/22 14:04

イワベンケイはすでに秋の色？

8/22 14:06

仙丈ヶ岳

8/22 14:10

北岳山荘です。

8/22 14:25

【北岳山荘】2008年にテント泊で訪れて以来です。

8/22 14:35

【北岳山荘】プライベート空間が確保されていてとても快適です。

8/22 14:48

【北岳山荘】生ビールも飲める（購入してすぐに半分飲んでしまった）。本を読みながらまったりします。

8/23 4:58

翌日
日の出前の富士山です。

8/23 4:58

日の出直前です。

8/23 5:01

日の出待ちをしている人達。

8/23 5:10

中央アルプスです。

8/23 5:11

日の出です。

8/23 5:18

雲海に朝日が当たりきれいでした。

8/23 5:23

甲斐駒をズーム。

8/23 5:23

間ノ岳の山頂部です。

8/23 5:27

北岳、甲斐駒、仙丈ヶ岳が並ぶ。

8/23 5:28

間ノ岳の山頂です。

8/23 5:28

山頂脇の岩と富士山でいい感じ。

8/23 5:31

【間ノ岳】

8/23 5:32

【間ノ岳】南ア南部の山々もよく見えます。

8/23 5:33

【間ノ岳】人のシルエットもよいアクセントになりますね。

8/23 5:35

富士山を正面に農鳥岳へ。

8/23 5:37

快適です。

8/23 5:44

農鳥岳が近づいてきました。

8/23 6:19

農鳥小屋を通過します。

8/23 6:34

タカネツメクサ

8/23 6:49

北アも見えていました。

8/23 6:58

西農鳥岳と富士山。

8/23 7:01

【西農鳥岳】

8/23 7:02

【西農鳥岳】間ノ岳です。

8/23 7:02

【西農鳥岳】北岳と八ヶ岳。

8/23 7:03

【西農鳥岳】塩見岳からの蝙蝠尾根、歩いてみたいです。後ろに見えるのは荒川岳（悪沢岳）と赤石岳です。

8/23 7:06

西農鳥岳を振り返る。

8/23 7:11

これから向かう稜線が見えるようになってきました。

8/23 7:28

鳳凰です。

8/23 7:33

この時期一番見られる花はトウヤクリンドウですね。

8/23 7:38

【農鳥岳】

8/23 7:51

農鳥岳を過ぎて人をほとんど見なくなりました。広河内岳から続く稜線、これから歩くのが楽しみな眺めです。

8/23 7:53

富士山もクッキリと。

8/23 8:07

大門沢への下降点です。

8/23 8:12

広河内岳へ続く道。

8/23 8:34

【広河内岳】農鳥岳をバックに。

8/23 8:34

【広河内岳】セルフで一枚。

8/23 8:36

【広河内岳】お弁当タイムにしました。

8/23 8:49

【広河内岳】いいルートです。

8/23 8:58

シャジンの仲間、たくさん咲いていました。

8/23 9:14

広河内岳です。

8/23 9:16

塩見岳と悪沢岳。

8/23 9:16

雲の窓にようになっていました。

8/23 9:21

楽しみにしていた稜線歩きを満喫です。

8/23 9:37

よい道が続きます。

8/23 9:45

広河内岳のスカイライン。

8/23 9:48

【大籠岳】

8/23 9:48

【大籠岳】点在する岩の中を歩いていきます。

8/23 9:48

【大籠岳】塩見岳とともに歩く稜線です。

8/23 9:55

ガスが湧いてきました。

8/23 9:59

白河内岳が近づいて来ました。

8/23 10:09

白河内岳です。

8/23 10:20

【白河内岳】広河内岳と農鳥岳。

8/23 10:20

【白河内岳】東側はガスです。

8/23 10:29

おっ、雷鳥です。

8/23 10:30

写っているのは3羽ですが、6羽いました。子育て中かな。

8/23 10:31

塩見岳から続く蝙蝠尾根です。

8/23 10:43

悪沢岳です。

8/23 11:15

【笹山北峰】少し樹林帯を歩いて到着します。

8/23 11:25

【笹山】ガスの中でした。これから下りなので好都合です。

8/23 11:26

【笹山】激下りの開始。

8/23 14:00

下山しました。笹山の山頂から2時間半ほどでした。（後半は暑さでバテた。。）

8/23 14:10

こんな吊橋を渡り駐車場へ。今回の歩き方、とっても気に入りました。また訪れたいものです。

撮影機器：

E-PL8 OLYMPUS CORPORATION

SO-52E Sony

装備

備考

22日
・飲み物は3.0リットル持ち1.5リットル消費。
・小太郎山で調理パンを1つ。
23日
・飲み物は3.0リットル持ち2.5リットル消費、笹山からの下りでたくさん飲みました。
・広河内岳の山頂で北岳山荘の弁当を食べた。

感想

youtaro

南ぷすリザーブを見ていると8/22（金）の北岳山荘に空きが出た。今までテントでは50泊以上していますが、なんと小屋泊は初体験です。昔の話ですが、17年前の北岳山荘でテント泊の受付をしていた時、隣で小屋泊の申し込みをしている女性が、「今日は2名で布団1枚です」と言われて泣きそうな顔をしていたことを思い出します。コロナ禍以降、北岳山荘は区切られたプライベート空間が確保されていて隔世の感がありますね。

久しぶりの広河原、登り始めると汗ばかり出てすぐに息が上がってしまう。特に白根御池小屋から稜線までの道が厳しい。そんな状況でも、小太郎尾根分岐までは計画より少し早めに到着出来ましたが、小太郎山の往復がきつかった。小太郎尾根の眺めはとてもよく歩きたくなる尾根ですが、前小太郎山の前後で結構アップダウンがあり、道も歩き難いため、消耗します。
北岳は3回目、初めてガスではない山頂でしたが、回りには雲が多く、眺めは限定的でした。しかし、まだ咲いている花は多く、楽しく歩けます。
北岳山荘はQRコードでチェックイン、自分に割り振られた区画に荷物を置いて、生ビールを飲みながら文庫本を読んだりと、ゆっくり過ごします。20時消灯ですが、全然寝られない。。

翌日
4時10分頃に北岳山荘を出ます。中白根山を過ぎ、間ノ岳の少し手前で日の出となりました。5分ほど朝焼けの眺めを楽しみます。朝の光の時間の次は、間ノ岳から農鳥岳と素晴らしい縦走路を満喫です。そんな充実の縦走路ですが、一番楽しかったのは農鳥岳を過ぎてからの稜線歩きです。人は一気に少なくなりますし、ゆるやかにアップダウンする巾広の稜線の景色は、他ではなかなか見られないものです。この景色を見ながら広河内岳で食べるお弁当タイムが最高でした。
この眺めも見納めだなあと白河内岳から下り始めた時、6羽の雷鳥と遭遇、子育て中かな。雷鳥は先々週の仙丈ヶ岳でも見られましたし、ラッキーです。
笹山に到着した時点でガスが優勢になっていました。これから激下りが始まるので好都合です。下り始めて最初の1時間は暑さもなく足もまだ元気でした。しかし、水場入口を過ぎた頃から暑いし、足は終わった状態に。。最後の30分はだましだまし歩いてゴール。久しぶりに達成感のある下りでした。

最後の下り、特に後半は暑くて、足も痛くなり難儀しましたが、初日の小太郎山から最後の笹山まで、天気にも恵まれて素晴らしい山岳風景の中を歩くことが出来、大満足です。北岳山荘は快適なので、もう少し早い花の時期に再訪してもよいなあなんて、早速考えてしまいます。

コメント

あいわん🐕

こんにちは♪
笹山からの下りで追い抜かれたレディース👯‍♀️です。
北岳山荘から歩き笹山からの下りではまだまだ余力を感じられましたよ。凄い〜👏👏👏
北岳山荘で生ビール🍺を飲めるようになったのですか？更に素晴らしい👍

南プス縦走　お疲れ様でした。

youtaro

あいわん🐕さん、こんにちは。
コメントをありがとうございます！

水場入口での会話でまた少し下る元気が出ました
メインの登りは前日に済まして、この日は稜線歩きが中心だったため
笹山までのピストンより楽な行程だったと思います。
還暦を過ぎて、毎年ペースダウン中です。。
山荘の受付の隣に生ビールの案内があり、荷物を置いたら即購入でした
きつい登りの後のビールは躰に染み渡りますね。

アルプスの山に毎週のように登っていたのは15年以上前、ここのところ
遠出を億劫に感じることもあり、高山の頻度がかなり下がっていました。
しかし、やはり登れば絶景！、再びメジャーな山に登る頻度を上げて
行こうと思う今日このごろです。