間ノ岳 尾無尾根〜農鳥岳

2023年10月07日(土) [日帰り]

• GPS: 14:36
• 距離: 24.6km
• 登り: 2,788m
• 下り: 3,079m

コースタイム

日帰り

• 山行: 13:15
• 休憩: 1:17
• 合計: 14:32

6:03 野呂川発電所バス停
6:46 6:47 弘法小屋尾根取り付き点
7:09 7:09 横断道1540m
7:37 7:37 熊の平
7:53 8:09 尾無尾根末端吊り橋
14:39 15:14 間ノ岳
15:48 15:48 農鳥小屋
16:28 16:28 西農鳥岳
16:49 16:50 農鳥岳
17:09 17:22 大門沢下降点
18:31 18:42 大門沢小屋
19:20 19:21 大古森沢出合
19:38 19:38 早川水系発電所取水口
19:48 19:48 森山橋
20:07 20:08 大門沢ゲート
20:21 20:21 奈良田駐車場
20:33 20:33 奈良田バス停
20:38 20:40 奈良田湖バス停
20:40 ゴール地点

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

奈良田120台（満車）

コース状況／危険箇所等

◼️野呂川発電所ー弘法小屋尾根取り付き
堤体手前までは林道あり。林道が右岸から左岸に上がったところで林道が上下に二分するが上の林道はまだ工事中なので進めない。下の林道を進むと上の林道を工事中のところに出る。そこで行き止まりのようにも見えるが、沢沿いに進むと左岸に細い道が続いていて堤体前に出る。左岸から右岸に渡渉し（恐らく濡れる）右岸を堤体まで詰める。堤体には足場ができていて（ロープもついている）水が流れている段まで出れる。水の流れに逆らって進むと右岸の砂岩段丘に出て荒川の渡渉を一回経て弘法小屋取り付きである。
一方で、先ほどの下の林道から上の林道を工事中の箇所へは、細い道が出ているところを右に曲がると登っていけて、その先情報を見ると細い道と明瞭なピンクテープが複数ついている。こちらを利用して堤体を左岸から完全に高巻くことができて、弘法小屋尾根取り付きまでの渡渉は水量の少ない北沢の渡渉のみで済む（濡れずに行けそう。）

◼️弘法小屋尾根取り付きー横断道1540mー細沢堤体
マーク豊富な道あり。手すりなども多い。現在でも細沢の堤体管理に使用されている感じ。
標高1540mに至ると横断道が走っていて右に行くと北沢、左に行くと熊の平を経て細沢の三ツ瀑より上流に出る。熊の平までの道は一部崩れているもののマーク豊富で道も概ね明瞭。手すりもかなり残っている。熊の平手前で尾根筋に沿っていくと三ツ瀑下に出る道も出ているが、尾根を巻いていくと熊の平。熊の平先で細沢に降りる道が一部崩れてはいるもののしっかりとある。細沢の堤体には最近の管理跡が残っていた。
細沢は水量少ない今回のような場合は濡れずに渡れるが時期によるだろう。

◼️尾無尾根（ハイマツ帯まで急登ながらも藪の少ない快適な尾根）
細沢堤体ー尾根 取り付きはわかりにくいが、その後道のようなものを使って強引に尾根に上がる。
尾根上最初は痩せ尾根の岩稜ライクなもののケーブルに沿って快適に上がっていける。
1810-1840 ブッシュ
1840からコメツガ巨木林
1990からシラビソ混じる
2410から先倒木幼木やや増える
2570峰辺りのハイマツなどうるさい
2770-2900 尾根上をいくとハイマツ背丈ほど。左側の崩壊地を行けばハイマツ漕ぎなく進めるが、この日は体調不良だったので避けた。
2900-3000 尾根上はハイマツがあるが、左側の崩壊地との際を歩いて避けられる。
3000から山頂までは砂礫地。

その他周辺情報

下山が遅くなったので、23時までやっている「みはらしの丘 みたまの湯」を利用しました。

写真

10/7 5:25

満員御礼。

10/7 6:18

野呂川発電所下車は自分だけ。

10/7 6:26

林道を左岸に渡ったとこで二分するが上の林道は工事中。工事が進んだら弘法小屋尾根取り付きまで行けるようになるのかな？

10/7 6:31

下の林道の行き止まり箇所の先へ進むと左岸に道が細く続いている。

10/7 6:34

有名な堤体。僕が最初見たときとは随分姿が違う。

10/7 6:35

縁を歩くのかと思っていたら丁寧に梯子と足場がついていた。

10/7 7:14

横断道。

10/7 7:16

横断道。

10/7 7:42

熊の平。

10/7 7:44

熊の平先から細沢と尾無尾根末端と農鳥岳。

10/7 7:48

細沢の堤体。濡れずに渡れた。

10/7 7:56

寝不足で体調不良です。

10/7 8:02

堤体内には作業者が置いていったと思われる最近のペットボトルやお菓子などがあった。

10/7 8:06

堤体右側を尾根まで上がっていく。途中から踏み跡がある。

10/7 8:13

尾無尾根にでたところ。しばらくケーブルが続いている。

10/7 8:54

眠すぎるので一旦寝てしまう。。。

10/7 9:12

快適なコメツガの樹林帯。

10/7 11:08

草付きのダケカンバ帯は最高に気持ちがいい。

10/7 11:33

紅葉がだいぶ進んでいてよい。

10/7 11:45

間ノ岳がようやく。

10/7 11:51

紅葉のダケカンバ帯。

10/7 11:59

ハイマツが出てきたが、尾根上を進んでも2570m小ピーク付近を除いて2770mまではやり過ごせる。

10/7 12:12

尾無尾根からの農鳥岳。

10/7 12:21

そろそろハイマツが大変。ダケカンバ帯へ巻いた記録は既にあったので敢えて尾根上を進んだ。

10/7 12:49

崩壊地を進めばハイマツ漕ぎはないが、寝不足で全然力が出なくてフラつきそうなのでやめておいた。

10/7 12:58

背丈ほどのハイマツ。
いつもなら引っ張って身体をあげながら強引に上がっていくところだけど、寝不足のせいか腕に全く力が入らない。優しいタッチで進んでいくしかなくここで1時間以上いつもより時間を食った気がする。

10/7 13:02

大海原。

10/7 13:09

間ノ岳標高高いよ！

10/7 13:26

細沢カールと弘法小屋尾根と北岳。尾無尾根はこちら側の見栄えはあまりよくないかも。

10/7 13:31

登ってきた尾無尾根。

10/7 13:31

崩壊地と農鳥岳。

10/7 13:32

間ノ岳大崩壊地。

10/7 13:45

2900mからは尾根上ハイマツ横の崩壊地の際を進む。

10/7 13:46

2900-3000の尾根。

10/7 13:48

細沢カールと北岳。

10/7 13:57

尾無尾根は最後は複雑怪奇。

10/7 14:18

砂砂。

10/7 14:18

尾無尾根最上部から。

10/7 14:18

岩岩。

10/7 14:22

砂礫地を上がっていく。

10/7 14:34

予定より1時間半遅れてようやく縦走路に出た。

10/7 14:41

間ノ岳から仙丈ヶ岳・北岳。

10/7 15:14

尾無尾根で間ノ岳登頂ーー！！

10/7 15:48

農鳥小屋から間ノ岳。

10/7 16:42

農鳥岳。

10/7 16:49

なんとか農鳥岳に到達。
後は下るだけ。

10/7 17:10

大門沢下降点で無事を祈る。
このすぐ下で、大門沢小屋に向かっている結構詰みかけている登山者に出会う。
大丈夫とは言っていたれけど、かなり小さい3歩ごとに足が止まっていた。。

10/7 18:35

小屋には伝えたがその登山者は認識されていた。他に抜かした人の話と組み合わせると3時間で300mしか下ってないので、急坂で同じペース維持できたと仮定しても大門沢小屋午前3時半着。。。

撮影機器：

PowerShot G7 X Mark II CANON

iPhone 15 Pro 256GB SIMフリー Apple

感想

Evergreen

寝不足のせいか力が出なくて下山は遅くなってしまいましたが、念願の尾無尾根を日帰りで登ってきました！！

思っていたより穏やかな尾根で安心しながら登れてよかった。