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Yamareco

記録ID: 6026920
全員に公開
ハイキング
富士・御坂

摺針峠から御坂山

2023年10月06日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
09:26
距離
18.2km
登り
1,493m
下り
1,490m
歩くペース
とても速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:05
休憩
1:20
合計
9:25
5:18
126
7:24
7:38
21
7:59
8:00
36
8:36
8:36
37
9:13
9:29
12
9:41
9:47
8
9:55
9:56
18
10:14
10:14
4
10:18
10:26
25
10:51
10:51
4
10:55
11:11
16
11:27
11:28
5
11:33
11:33
34
12:07
12:07
39
12:46
12:59
31
13:30
13:34
68
14:42
14:42
1
14:43
ゴール地点
[ メモしていたコースタイム ]
( 5分単位に丸めています )

藤の木バス停(車中泊)__ 05:20
三ツ星バス停_______ 05:35 〜 05:40  6℃
林道終点_________ 06:40
摺針峠__________ 07:25 〜 07:35  7℃
ボッコノ頭________ 08:35
大沢山__________ 09:20 〜 09:30  9℃
女坂峠__________ 09:40
女坂峠分岐=鉄塔_____ 09:55
清八山分岐点_______ 10:50
八丁山__________ 10:55 〜 11:10
鉄塔=八丁峠_______ 11:25 〜 11:30
東の御坂峠________ 12:10
御坂山__________ 12:50 〜 13:00
西の御坂峠________ 13:30
行者平__________ 14:00  12℃
林道終点=小川沢川の橋__ 14:15
藤の木バス停_______ 14:45

天候 文句なしの 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道137号藤の木バス停の横断歩道信号の横の広場で車中泊しました
一晩中車は走っていますが意外と音は気になりませんでした
自販機はありますがトイレはありません
翌朝はそこに車を置いたまま出発しました
御坂峠から降りてくるとこの駐車した広場に出てきます
コース状況/
危険箇所等

・摺針峠まで

三ツ星バス停から続く林道が右岸へ渡ったところの100m程先は直進ではなく右折れです
林道の二俣は左へ進むとすぐに林道は終わり廃林道の様な感じを進むと堰堤があります
堰堤は全部で5つで1つ目と4つ目の堰堤のすぐ上が少し崩れています
林道終点から峠までずっと左岸を行きますが、一つ目の堰堤は右岸の方が越えやすいかもしれません
私は邪魔くさいので左岸を越えました
5つ目の堰堤を越えたところが二俣で広く明るい右股が峠へ出る谷ですが私は鹿の踏み跡に誘われてそのまままっすぐ左股へ入ってしまいました
先週の雰囲気と違ったのでスマホGPSで確認して二俣に戻って右股へ上がっていきました
写真の露岩が見えるところまで来ると踏み跡は右後ろ側になり分かりやすいジグザグ道を登って峠に出ます

・女坂峠

大沢山から女坂峠への下りは尾根は広く傾斜も少ないので気持ちよく歩けますが、女坂峠から女坂峠分岐への登り返しはやけに急です
汚れたトラロープがあります
丹沢ならまず確実に階段が設置されているだろうなと言うきつい傾斜です
その先に送電線の鉄塔があるので巡回の人のために道は整備されているので歩き易くなります

・八丁山

これから行く御坂山やその先の黒岳、さらに遠くに南アがよく見えますが残念ながら富士山は木の陰です
露岩のあるピークでそれが冷たい西風を遮ってくれてしかもポカポカと日差しがあって暖かかったです

・御坂峠

御坂山の西の峠、東の峠、共に 御坂峠 です
同じ名前のネーミングって何のための名づけなの?
遭難させたいのか?と毒づきたくなります
このレコでは 西の御坂峠 と 東の御坂峠 と言い分けています

・西の御坂峠から藤の木バス停

元々は軽トラが上がれる林道だったように見えます
林道なので幅は広いし傾斜もゆるいですが、足の踏み場もない程の石だらけの道で歩きにくいです
(登りでは足元を見て歩くので普通に歩けます)
山と高原地図には峠からの最初の目印が「子持ち石」になっていますがそれがどこか分かりませんでした
次の目印「行者平」は大きな標識などが設置されていて分かりやすいです
次の目印は小川沢川の橋を渡って広い林道になります
(車はここまで上がってこれますがすごいダートなので何度も底を擦ると思います)
この小川沢川の橋の林道から藤の木バス停まで30分ほどですが、山と高原地図では林道を途中で区切って上部30分下部50分になっていますが上部と下部合わせて30分の間違いです
もう一度書いておきます
山と高原地図では西の御坂峠から藤の木バス停までトータルで2時間になっていますが、1時間10分の間違いです

一つ目の堰堤
左上に露岩が見えたら右後ろへ踏み跡は続きます
2
左上に露岩が見えたら右後ろへ踏み跡は続きます
摺針峠
今日はここからスタートです
8
摺針峠
今日はここからスタートです
で、その前に腹ごしらえ
美味しかったファミマの野沢菜ちりめんおにぎり
風を避けるところがないので震えながら食べました
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で、その前に腹ごしらえ
美味しかったファミマの野沢菜ちりめんおにぎり
風を避けるところがないので震えながら食べました
こんな感じで冠雪した富士山見えるんですがいつも樹林に邪魔されて・・
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こんな感じで冠雪した富士山見えるんですがいつも樹林に邪魔されて・・
突然にこれはどこかのカルト集団に紛れ込んだのかとびっくりする
鉄塔建設で樹木を切り倒した償いらしい
ボッコノ頭のすぐ先にて
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突然にこれはどこかのカルト集団に紛れ込んだのかとびっくりする
鉄塔建設で樹木を切り倒した償いらしい
ボッコノ頭のすぐ先にて
富士山は見えますがまだ裾野は見えません
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富士山は見えますがまだ裾野は見えません
大沢山のベンチにて
2つ目のオニギリ
もうあとはパンのみ
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大沢山のベンチにて
2つ目のオニギリ
もうあとはパンのみ
石垣
セメントで固めていますので戦国時代の山城ではありません
そういえば往路で見た記憶があるような・・
このすぐ下が女坂峠です
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石垣
セメントで固めていますので戦国時代の山城ではありません
そういえば往路で見た記憶があるような・・
このすぐ下が女坂峠です
女坂峠の先の登り
これがきつい
根を持って上がるのが一番安定します
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女坂峠の先の登り
これがきつい
根を持って上がるのが一番安定します
清八山との分岐
これより先は往路(太平洋→日本海)では通っていません
(往路は三つ峠山から来てますので)
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清八山との分岐
これより先は往路(太平洋→日本海)では通っていません
(往路は三つ峠山から来てますので)
八丁山
この石が風除けになってくれてしかも日差しが気持ちいいので少し長く休憩
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八丁山
この石が風除けになってくれてしかも日差しが気持ちいいので少し長く休憩
そこから見る南ア
駒・鳳凰・北・間・・
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そこから見る南ア
駒・鳳凰・北・間・・
八丁峠からの富士山
9
八丁峠からの富士山
おっ足元には河口湖が見える
3
おっ足元には河口湖が見える
今日のコースの随一の展望地に到着
1
今日のコースの随一の展望地に到着
展望地からの富士山
裾野が広すぎて写真に入らない
美しい、美しすぎる
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展望地からの富士山
裾野が広すぎて写真に入らない
美しい、美しすぎる
東の御坂峠
天下茶屋への道は明瞭です
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東の御坂峠
天下茶屋への道は明瞭です
東の御坂峠の西300mの展望地からの富士山と河口湖
富士山のテッペンは雲じゃないです、雪です
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東の御坂峠の西300mの展望地からの富士山と河口湖
富士山のテッペンは雲じゃないです、雪です
御坂山
本日の最高峰
磯砂クンとバウワウ君
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御坂山
本日の最高峰
磯砂クンとバウワウ君
富士山の方向ですけど全く見えません
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富士山の方向ですけど全く見えません
山頂付近のブナの大木
直径は1m20は十分にあります
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山頂付近のブナの大木
直径は1m20は十分にあります
東の御坂峠へ降りる途中の鉄塔からの富士山
富士山はこれで最後です
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東の御坂峠へ降りる途中の鉄塔からの富士山
富士山はこれで最後です
東の御坂峠
藤野木へ1時間となっている
1
東の御坂峠
藤野木へ1時間となっている
こんなに広い道です
1
こんなに広い道です
小川沢川の橋
あとは正面の生きた林道を下ります
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小川沢川の橋
あとは正面の生きた林道を下ります
藤の木バス停に降りてきた
お疲れさん
8
藤の木バス停に降りてきた
お疲れさん

感想

先週は、下山後、バス・列車・バス で登山口に置いた車に戻れるのならバスに乗りたいと時間に余裕なく歩いたら気持ちまで余裕がなくなって楽しく歩けず感想文も何も書けませんでしたが、今回は、車から歩いて歩き始め、下山してきたところに車があるので時間を全く気にせず気持ちよく山を歩けました
ただあまり人が多く歩いておられるコースではない感じがします、理由は、富士山に近い位置にありながら樹林のためほとんど富士山が見えないからだと勝手に思っています
何故か南アは結構見えますが、私の余生で南アを目指すことはもうないだろう(鳳凰三山や鋸は行くかもしれません)と思うからか写真は撮っていません

三連休の直前の金曜日と言うこともあって誰にも会わず一人気楽な山歩きをさせてもらえました
寒かったですが天気は一日中抜群の晴天でした
そういえば寒さのお陰でしょうか 蜘蛛の巣 は下山路までありませんでした


・富士山の眺望

富士山に近い山なのでその眺望を楽しみながらの山歩きを期待したのですが樹林に邪魔されてほぼ見えません
特にすごいのは御坂山、足元に河口湖で目の前が富士山の位置関係ですが濃い樹林で全く片鱗さえ見えません
人気のない山、人気のないコース、納得します
それでも目の前に富士山がドッカーンと見える場所が4ヶ所ありました
2ヶ所は鉄塔で伐採されたところ、送電線が視野に入って多少気分害されます
その場所は、八丁峠そして御坂山−西の御坂峠の中間点です
あとの2ヶ所は突然樹林が切れたところで、東の御坂峠から西と東ともに300m程のところです
特に東側の方が素晴らしいです
旧御坂トンネル入口の天下茶屋からなら1時間とかからずに来られますので是非、とお勧めしたいですが、そもそも河口湖側からのアクセスならすでに立派な富士山を見続けているので感動も何もないかも(笑)
ただ、自動車の音も人の声も何もない静寂がこちらにはあります
それと富士山の北側に位置するのでどうしても逆光気味になってうまく写真は取れません(と、自分の写真が下手なのを弁明しておきましょう)


・富士山の大きさ

今回歩いた稜線では樹林の間からチョコチョコ富士山は見えます
距離的に近いので大きな富士山を感じますが突然ここから見える富士山はデカイな〜と感じたところがありました
見える山頂の大きさに差はないのですがあの雄大で綺麗に広がる裾野を伴って見える富士山、これこそが大きな富士山であってその姿はあまりにも美しすぎます
日本中に○○富士は沢山ありますが、ここまで綺麗に裾野を広げる山はないでしょうね
やっぱり天下茶屋からでいいので東の御坂峠の300m東の展望地に富士山を見に来られるのをお勧めします
河口湖や山中湖から見る富士山も綺麗し雄大ですが、ここまで裾野を広げる美しい富士山は見られません


・膝痛と翌日の筋肉痛

2月から発症している膝痛、4月には膝の水を3週連続で抜いてもらった
夏前から続けている自主リハビリ(?自主トレ?)がいい感じで効いているらしい
過去やったことがない6週連続登山でも痛みはいつも伴いますが悪化している様子はないです
今まではロキソニンテープを貼ってサポータをしていましたが今回は痛み止めをせずにサポータだけでした
日常生活でも正座はとても無理ですがしゃがむことは出来るまでに回復しています
このまま自主リハビリ(?自主トレ?)を続けて年内の完全復調を期待したいです

それと、
下山後の翌日とかに発症していたフクラハギの痛みや太腿の痛みは完全に発症しなくなりました
たまたま6週間前に起こった出来事、それは下山後に温泉に入れなかった
その性か、翌日のフクラハギや太腿の痛みはおこらなかったのでその後5週連続で温泉に入らなかったら翌日の足痛みはおこらなくなりました
下山後の温泉は楽しみだったし癒されると思っていた、なので遅くまで入れる温泉を車のナビに幾つも登録しています
けど、もう、下山後の温泉は行かない
夏場は汗が気持ち悪いので行ってもシャワーだけかな
下山後は本来アイシングをすべきらしいです
(ネットの情報なので正しいとも100%間違っているとも (笑) )

まあ膝痛も筋肉痛も良い方向にあるので嬉しいです
特に膝痛は、もう山は駄目かもと思うときもあったので嬉しい
後期高齢者でも自主リハビリ(?自主トレ?)で膝痛は克服できます(きっと 笑)


・ストック

最近下山時はストックを使わなかったり1本だったりしてました
今回試しに1本でスタートし、しかも普段は95cmの長さを90cmでやってみました
さすがにこれは短すぎたみたいですぐに95cmに戻しました
1本で摺針峠まで上がり更に稜線も1本で歩いていきました
途中の登りで足がだるく、流石に6週連続の山歩きはきついな〜と2本目のストックも出しました
なんと、ストック2本だと普通に歩けました
やっぱり登りではストックを前提にした姿勢で歩いているのだ実感しました
要は、登りでは上半身をかなり前に倒してストックで安定させて歩いているみたいで、ストックがないと腹筋や背筋を使ってバランスを取るため疲れるんだと分かりました


・寒かった

街中ではすぐに30℃を越えるので今回も夏山の服装で行きました
ただ、先週の笹子峠越えで風が冷たかったのでソフトシェルも用意してました
でもそれではとても太刀打ちできそうになかったのでせめてもの対策として半袖のアンダーシャツを2枚重ね着しました
三ツ星バス停へ向かうときでさえ寒すぎてソフトシェルの風帽は被るしジッパーも鼻の前まであげて歩きました
1時間も歩くと身体が温まってきて少しは楽になりましたが稜線に出ると風が強くて寒かったです
もう夏山の恰好では無理かもです
ソフトシェルと格好つけた呼び方をしてますが実はワークマンの雨具です
(ズボンの方は雨の中でも汚れを気にせず脱着できるモンベルのフルジップのズボンですがこの程度の寒さなら下半身は大丈夫なので履いていません)
ワークマンの雨具、風と保温には無力だったのでもしかしたら「夏でも涼しい雨具」として買ったのかもしれません
次回からは別のソフトシェル(?)にします
ちなみに雨具上下は山用を別途持っていますし、薄手のダウンやツェルト等のビバークセットはいつも担いでいますので低体温で終わることは無いと思っています


・動物

出会った動物はありません
御坂峠から下山中に雉が大きな音を立てて飛んで行ったぐらいです
今回も鹿の糞には気が付きませんでした、熊のは一つ
鹿?カモシカ?猪? 何かわかりませんが踏み跡は沢山ありました
御坂山の登りと下りには猪の掘り返しが続いてます



【 摺針峠        → 西の御坂峠  9.6 km 】
【 糸魚川・梶屋敷海岸  → 西の御坂峠 413.1 km 】
【 この先 西の御坂峠  → 太平洋   113.0 km 】


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