色々あって前穂高岳ピストン

2023年10月09日(月) 〜 2023年10月10日(火)

• GPS: 13:46
• 距離: 14.9km
• 登り: 1,840m
• 下り: 1,832m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:55
• 休憩: 0:17
• 合計: 3:12

11:05 上高地バスターミナル
11:11 11:11 河童橋公衆トイレ
11:20 11:20 日本山岳会上高地山岳研究所
11:30 11:30 岳沢湿原・岳沢登山口
12:08 12:24 天然クーラー
12:35 12:36 見晴台
14:17 岳沢小屋

2日目

• 山行: 6:31
• 休憩: 3:37
• 合計: 10:08

5:49 岳沢小屋
6:46 7:04 カモシカの立場
7:33 7:43 岳沢パノラマ
8:14 8:20 雷鳥広場
8:31 8:57 紀美子平
9:39 10:32 前穂高岳
10:58 11:22 紀美子平
11:28 11:49 雷鳥広場
12:09 12:20 岳沢パノラマ
12:36 12:49 カモシカの立場
13:30 13:53 岳沢小屋
14:46 14:53 見晴台
15:01 15:05 天然クーラー
15:36 15:37 岳沢湿原・岳沢登山口
15:47 15:47 日本山岳会上高地山岳研究所
15:52 15:52 河童橋公衆トイレ
15:57 15:57 上高地バスターミナル
15:57 ゴール地点

天候

主に雨

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

平湯温泉からバス　往復7日間有効

コース状況／危険箇所等

雨天の重太郎新道下りはなかなかの。

その他周辺情報

平湯温泉で湯の花まみれに

写真

10/9 10:18

雨の平湯バスターミナル・・・

10/9 11:34

岳沢登山口　傘さしてGO！

10/9 11:50

苔の森　

10/9 12:25

ゴゼンタチバナの実？

10/9 12:27

てかてかのキノコ

10/9 14:00

雨ならではの世界が

10/9 14:13

うーん　上高地見えませんね

10/9 14:20

本日は楽な行程　ここまでー

10/9 14:21

かまくらが崩壊寸前

10/10 5:57

さて翌朝　ダイヤモンド諦めて前穂方面へ　行けることまで

ここに陽が差せばなあ

10/10 6:30

紅葉は陽が当たってなんぼでしょうか…（加工済）

10/10 6:48

ナナカマド　きれいですが

10/10 7:40

穂高連峰にはずっとガス

10/10 7:50

多少残雪あり　踏まないように歩きます

10/10 8:33

急登続きですが　楽しさが勝つかな

10/10 8:39

陽が当たってきました

10/10 8:39

うおー　もう少しで見れる？？

10/10 8:45

上高地は見えた　下界は晴れてるな

にょほ〜いい勾配に心踊る

10/10 9:03

吊尾根　なかなか抜けません　

10/10 9:52

まずは前穂に　これてよかった

10/10 9:55

ガス抜け待ちで　カフェ（結局どんどん悪くなります）

10/10 11:20

ホシガラスはたくさん　雷鳥見えず

10/10 11:40

下界は晴れてるな・・・2

10/10 11:40

その頃の岳沢（小屋ブログより勝手に抜粋）　ムムム残念。

10/10 11:54

ツガザクラ　花はほぼ終わってますね〜

10/10 15:39

雨でカメラ収納し　ようやく上高地で梓川を撮影

10/11 10:34

翌日　高山のリンゴ農園で　お買い得は下の方にあります

撮影機器：

OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II オリンパス

LG style2 L-01L docomo LGエレクトロニクス

iPhone 12 Pro 256GB SIMフリー Apple

感想

はるひよ

今年は北アルプスに行く機会がなかったのですが、会社の有給休暇促進で三連休が取れました。これはチャンスと初めて上高地から登山しようと、岳沢からのダイヤモンドルートを計画。無事に岳沢小屋も予約できてあとは紅葉の進み具合を気にしつつ時が来るのを待っておりました。ところが・・・
小屋のブログで季節外れの大雪でテラスにかまくら、7日の重太郎新道はまさかの「通行止め」。
こ、これはヤバいと経過を見てますと週末の雨でほぼ解けるとのことで、とりあえずアイゼン持参で向かいました。
月曜日の上高地は小雨模様もバスセンターは人だかり。河童橋も外人さんがたくさんでしたので足早に岳沢登山口から小屋を目指します。
あまり勾配がない道とのことで傘を差して登ることにしました。お昼ということもあり小屋泊の人はもう下山していて誰ともすれ違わないかな〜と思っていたら前から赤と黄色のコントラストが。映画「岳」で見た服やな〜連休中小屋に張り付いてたんやな・・・やはり長野県警の隊員さんお二人、目が合うや否や「今日は泊まりですね。小屋ピストンですか？」
まさかダイヤモンドを画策しているとも言えず、「アイゼンあるので行けるとこまで行ってみようかと・・・」「この三連休、北アルプスのあちこちで遭難事故が起きていますが、幸い岳沢エリアでは　0 件です！(わかってるでしょ！)　」ときつめの圧が。しかし私はわかっています。この人たちはこういう時、決して前向きなことを言わないことを(那須岳で学びました)。
会話もほどほどに先を急ぎ、無事小屋に。予約でいっぱいのはずでしたが先客は3名、聞くと天候が理由のキャンセルで本日6名くらいかと。ということで個室利用となりました(^-^)
その後雨の中予約無しの方も登ってきて結果小屋7テント2 の9名で食事となりました。同席したのがオーストラリアからのご兄弟で、色々話をしましたが(兄さんの方が日本語やや、でした)、穂高岳はどれ？と聞かれて　奥穂高岳だけ単語が出で来ず「フロント穂高とリア穂高」と適当なことを伝えてしまいました(^^;
そして小屋長さんが「明日は午前中まあまあですが午後に稜線吹雪きます」と。
これを受けて本来天狗沢から時計回りで計画してましたが逆回りにして、天候次第では前穂高岳ピストンにするかと。すると明け方過ぎに雨が。心折れました。とりあえず前穂高岳を目指し、行ければ奥穂に、と変更しました。

となると行動もゆとりが、朝食の弁当を小屋で味噌汁つきでいただき6時前に出発。雨は上がって薄曇りのなか、これまでとは違う勾配の道に挑みます。まだ光が弱くて紅葉もどうかな〜(あとで岳沢小屋のブログを見るとめちゃくちゃ綺麗でした)、とにかく行けるとこまで〜と進むと最近の雨でほぼ雪もなくなってました。
雷鳥広場を過ぎた辺りから少し雪が残っていたのでなるべく避けて歩きます。この道中、穂高連峰は前穂高岳以外すべてガスに覆われています。吊尾根の途中からベールに包まれて、最後まで姿を見ることはありませんでした(TT)
ずっと見えていた前穂高岳も、山頂直下辺りからガスに覆われ(なぜこのタイミング？)視界は塞がれたまま。コーヒー入れて時間稼ぎしますが眺望は開けず、諦めて下山開始。紀美子平でしばらく仙台からの単独行青年と会話していてもずっと奥穂高岳はガスの中、完全に諦めがつきました。
さあ核心の重太郎新道下り！ですが、やっぱり雨が降ってきました。「相変わらずこのパターンか・・・」残雪も多いので気が抜けません。えっちらおっちらスローなヴギにして下りますが、午前中は持つかなと雨具のパンツをデポしてきたので多少撥水性のある生地とは言え水が染みてきます。ゲイターの下から靴の中にも湿気が伝わります。寒さに耐えながら何とか岳沢小屋まで降りてきてほっとしたのもつかの間、雨足が恐ろしいことに☔

デポした荷物をザックに詰め込んで(雨具のパンツはバスに乗るとき用にしないと座るとシートを濡らすので履かず)、カメラもザックにしまい傘に全てをかけて下山開始します。さすがに今日は此から誰も登ってこないだろうと思っていたら、小屋にお二人、すれ違いした方6名ほどおられました！ほとんど外人さんでしたが。
ここからは緩斜面なのでやはり傘が有効でした。上高地はそれでも観光客で賑わってます、雨もそんなに降ってない？
今回紅葉をあまり楽しめなかったのは残念でしたが、それでも青空も見ることが出来ましたし、ダイヤモンドルートはまた挑戦出来るしでいいこともありました。
帰りは平湯温泉で硫黄の臭いを溜め込んで、高山でリンゴを爆買いして帰りました。
しかし日本の山は外人さんだらけ、小屋でのコミュニケーションも語学力必要ですね。

コメント

veroncho

フロント穂高、リア穂高は面白いですね！

今、私は上高地で17時30分のバス待ちです。

はるひよ

veronchoさん　お疲れなのにコメントありがとうございます！
ちょいずれですがこの天気です。また来年来いということですかね･･･