【唐松岳】〜快晴なのに狂風。途中ビバークで翌日登頂〜



- GPS
- --:--
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 1,015m
- 下り
- 1,015m
コースタイム
- 山行
- 6:13
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 7:29
天候 | 27日 快晴・丸山から上は強風 28日 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特になし。下の樺からアイゼン装着。 |
写真
感想
快晴の天気のため絶景を期待して出発。最終リフトを下りて、まず五竜岳がものすごい迫力で見えたときは感動した。尾根からは白馬三山も眺められ最高の気分で前進する。下の樺からは雪も固くなり凍っているところもあったためアイゼンを装着し確実に登る。丸山に来たら、天気は快晴なのに、ものすごい風。少し休んで気合を入れて進むが、からだを持って行かれそうになることも度々で、難儀する。この強風で引き返す登山者も多く、数人しか山頂を目指していないようだ。我々はテント泊なので明日もあるし、稜線にテントを張れば、この強風の餌食になってしまう、と考え、いったん風の弱い地点まで下りビバークして翌日アタックすることにした。上の樺は以前テン泊したことがあったため今日の宿はここにする。しかし、まだ1時頃なので、ロケーションが最高のテン場からこの周辺の山を眺めながらのんびりした。
4時頃になって、風も少し弱くなったため丸山近くまで行くことに。夕刻の白馬三山や五竜、鹿島槍は日中とは違った趣のある感じになり、ずっと見ていても飽きない風景になった。夕方になるとさらに色づいて、白馬が赤く染まってきたときは感激した。
翌朝、5時に起きるとすでに戸隠の方面が赤くなり始めた。急いでカメラを持ってポイントへ。高妻山の右から上がる朝日は柔らかく、全身を暖かく包んでくれた。
5時半出発。少し雲が多いが、天気が崩れるほどでもないようだ。順調に昨日着た地点まで進む。風は少しあるものの、昨日から比べれば「そよ風」だ。唐松山荘がある稜線に出ると、おなじみの「剣岳」とご対面。昨年5月にここでテン泊し、じっくり剣を眺めたが、いつ見てもこの景色は感動する。唐松岳までは20分ほどで着く。360度の絶景は素晴らしい。不帰のキレットを覗くと、天狗の大下りに続く鋭い稜線が連なって迫力があった。十分景色を楽しんだ後下山にかかる。妙高火打や高妻山の絶景を見ながら、気持ち良い尾根をゆっくり下った。
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