甲武信岳 鶏冠尾根

2023年10月21日(土) [日帰り]

• GPS: 09:19
• 距離: 16.5km
• 登り: 1,753m
• 下り: 1,738m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:03
• 休憩: 1:12
• 合計: 9:15

7:28 道の駅みとみ
7:33 7:33 西沢渓谷入口バス停
7:45 7:46 ねとりインフォメーション
7:51 7:52 徳ちゃん新道登山口
7:57 7:57 二俣吊橋
8:07 8:11 鶏冠谷出合
9:38 9:48 チンネノコル
10:29 10:30 第二岩峰
10:44 10:48 第三岩峰（山梨100名山標柱）
11:03 11:16 鶏冠山
11:52 11:58 2177地点
13:05 13:10 木賊山
13:19 13:27 甲武信小屋
13:43 14:02 甲武信ヶ岳
14:14 14:14 甲武信小屋
14:25 14:25 木賊山まき道分岐
14:29 14:29 戸渡尾根分岐
15:22 15:24 徳ちゃん新道分岐
16:26 16:30 徳ちゃん新道登山口
16:31 16:31 近丸新道登山口
16:44 16:44 西沢渓谷駐車場
16:48 道の駅みとみ

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

西沢渓谷駐車場は7時半の時点で満車。道の駅の登山者用駐車場を利用。

コース状況／危険箇所等

鶏冠山、鶏冠尾根はバリエーションルート。とはいえ、そこそこ歩かれていて破線ルートに近い。詳細は写真参照。

写真

10/21 7:56

西沢渓谷の吊り橋から見る鶏冠山。
あんなんどうやって登るんだって思ったが、普通に尾根を登って行ったあと、左端の岩峰と本体の鞍部に色々あって到達する感じになる。

10/21 7:58

西沢渓谷の看板の脇に「鶏冠山→」の手書き標識+柵の切れ目あり。しっかりした登山口になっている。なお、東沢の入り口もここ。

10/21 8:04

東沢沿いの河原を100mほど遡上すると、渡渉点が見える。ザックのデポは東沢入渓ついでの鶏冠寄り道か。すげえ。

10/21 8:06

画面中央が渡渉地点。ぽちゃんしないように慎重に渡った。

10/21 8:07

鶏冠谷は最初だけ。

10/21 8:09

奥にはいかない。

10/21 8:10

ピンクテープに従って尾根に取り付く。比較的優しい取り付き。

10/21 8:14

すぐになんの変哲もない尾根道になる。

10/21 8:30

10/21 8:38

急になったり緩やかになったり。総じてやや急登かな。

10/21 8:55

高度1600m、登山道が西にカーブしたあたりから、少し道の狭いところや、再びの急登が出てくる。

10/21 9:06

ぐいっと登る。

10/21 9:07

登ったところにある標識。尾根乗り継いだかな？

10/21 9:07

さらに枝がうるさくなる。

10/21 9:09

お助けロープのあるような急坂もあり。この後ここまで登ってきた尾根が、トサカの横にぶつかり、山体に吸収されるようにしてなくなってしまう。

尾根が、おぉ無ぇ。状態。

10/21 9:12

10/21 9:14

片斜面をしばらくゆく。所々お助けロープが垂れ下がっている。紅葉はこの辺りが見頃。

10/21 9:17

トラバース。

10/21 9:18

トラバース。慎重に。

10/21 9:25

右側の斜面へは基本的に登らず、コル方面に進む。

10/21 9:31

チンネノコル

10/21 9:31

最後は急登をしばいて、第一岩峰のコル(チンネノコル)到着。

10/21 9:46

休みながらファイトしていく。
ストックをしまったが、コルからはやや穏やかな登りとなり後悔。

10/21 10:05

とはいえすぐに木の根や幹に捕まって登る崖が出てくる。

10/21 10:07

鎖ないなーおかしいなぁ。と思っていたら、やはり東側の迂回路だった。知らなかった。

10/21 10:08

本線と合流。とんでもない絶景が待ち受ける。

10/21 10:10

鶏冠山が目前に聳える。雪化粧した鶏冠も見てみたい♡

10/21 10:14

金峰(手前の国師)と、紅葉。美しかった。

10/21 10:20

二個目の鎖場。短いが、けっこうパンチが効いてた。

10/21 10:26

三個目の鎖場。パワーで解決するか、右手の岩場からへつるか。後者を選択してみた。長いことボルダリングもクライミングもしていないせいで、太ももがつりそうだった。

10/21 10:28

高度感はあんまりない。ワンミスしても許される。ワンワン。

10/21 10:36

第三岩峰。はじめ通った時、あまりの岩壁さに登山道であることに気づかず自然な流れで迂回路に行ってしまったが、すれ違った人に教えられて気付く。

10/21 10:38

違う角度から。少し取り付いてみたが、絶対登れないことはないだろうが、危険すぎる。というか途中で降りれなくなるのが怖すぎるので、素直に迂回路へ戻る。また落ちるのは嫌だ…

10/21 10:47

第三岩峰裏の分岐点に到着。青い手書き標識は、第三岩峰を「鶏冠山」だと思っているフシがある。実際、山梨百名山の標識もこちらにある。

10/21 10:48

上から降ってきた人の目線。

10/21 11:00

もう鶏冠山ではなく「とくさ山」の案内になる。

10/21 11:14

山梨百名山 四天王制覇、52座目鶏冠山登頂！

10/21 11:20

鶏冠尾根を木賊山に向かう。平均的にはこんな感じの道になっている。

10/21 11:28

崩落があったのか、ルート変更されている区間があった。テープがうるさいぐらい付いているので、従う。

10/21 11:35

まだこういう両手を使うような場面は稀にある。

10/21 11:38

倒木が出始め、進みにくい。

10/21 11:43

10/21 11:48

2177m峰を見上げる。

10/21 11:53

2177m峰から。木賊山そして甲武信岳山頂が見えた。

10/21 11:53

同峰から鶏冠山を振り返る。そしてその奥には黒金山。左奥には広瀬ダム。絶景にもほどがある。

10/21 11:58

シャクナゲのヤブ

10/21 12:04

西側トラバースの区間が少しある。気を抜くと谷側にコースアウトするので、おかしいな、ピンクテープを見ないな、と思ったらGPSチェック。

10/21 12:31

枝がザックに引っかかり、面倒臭い。勝手にストックが引っかかって出てきたので、このあたりから再びストックを装備した。

10/21 12:32

シャクナゲのトンネ…ヤブ。
ヤブっぽくても踏み跡は明瞭！

10/21 12:49

このへんも非常に迷いやすい。なまじどこでも歩けてしまうだけにタチが悪い。迷ったところでGPSがあれば適当に歩いて本線に合流できる。どこでも歩けるから。

10/21 12:58

今度はシラビソまでうるさくなる。

10/21 13:03

木賊山まで後少し！熊鈴の音も聞こえてきた

10/21 13:04

黄色のテープが付着しているあたりから飛び出してきた、バリエーションおじさんの完成である。

10/21 13:04

山頂標識が新しくなっている。

10/21 13:05

三角点。

10/21 13:12

時間がありそうだったので予定通り甲武信岳に立ち寄る。

10/21 13:13

天空のbeach。ここで休めば日没にreach。でも主脈をwatch。

10/21 13:15

やっぱり実線登山道は歩きやすい。涙が出る。

10/21 13:18

甲武信小屋が見えてきた。久しぶりすぎる。8年半ぶり。

10/21 13:19

エモい。

10/21 13:20

Twitterでよく見る小屋。

10/21 13:25

テン場もにぎわい。
緑好きだなみんな。

10/21 13:26

秩父の〜武甲(向こう)には〜筑波がもう〜見えている〜♫

10/21 13:33

で、がしがし登ります。甲武信岳。

10/21 13:41

木賊山振り返る。

10/21 13:47

三宝山。

10/21 13:47

御座山と浅間山。

10/21 13:49

小川山、その向こうに八ヶ岳。

10/21 13:50

甲武信岳2回目登頂〜

10/21 13:59

富士山？そんなものはない

10/21 14:01

10/21 14:29

帰りは木賊山巻道を利用した。

10/21 14:38

戸渡尾根の上部の展望地。倉掛、ハンゼ、大菩薩あたりがよく見える。

10/21 15:21

近丸新道分岐。

10/21 15:47

徳ちゃん新道は概ね緩やか。

10/21 16:01

短いが、急な斜面はある。

10/21 16:10

急坂終わった後、再び平坦地。

10/21 16:27

10/21 16:48

帰還。

撮影機器：

iPhone 13 128GB SIMフリー Apple

感想

はむぴ

山梨百名山四天王って、知ってんのぅ？
…。

笹山、鋸岳、笊ヶ岳は既に登っていて、最後っぽい鶏冠山。これを目的に行ってきました。

最恐との噂ですが、乾徳山の鎖が登れればたぶん登れます。こっちの方が鎖としては短いです。第三岩峰フリーソロ含めたら間違いなく最恐になると思いますが、誰も行ってなかったです。巻きましょう。あれはクライマーに任せます。

鶏冠山〜木賊山は道迷い注意です。獣道や作業道が登山道とほぼ同じ太さで存在しており、気を抜くと谷側へ…。まあこのレコを読む人にそんな人はいないと思いますが、ピンクテープないなぁ、足場が柔らかいなぁ、稜線から外れたなぁと思ったら現在位置確認しましょう〜。