赤岳 八ヶ岳の主峰 南沢ルートで赤岳鉱泉でテント泊、翌日、行者小屋→文三郎尾根→赤岳→赤岳展望荘→地蔵尾根
- GPS
- 12:03
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 1,299m
- 下り
- 1,296m
コースタイム
- 山行
- 6:19
- 休憩
- 2:51
- 合計
- 9:10
天候 | 晴天、微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ココにクルマで行くには八ヶ岳山荘からダート路です。普通車でも通行できます。ただし、轍や凹凸がかなりあり、運転には気を遣います。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
赤岳鉱泉までは、アップダウンは多少あるものの、なだらか。沢沿いに設置された橋を渡る場面がたくさんあります。赤岳鉱泉から赤岳まで、行きは文三郎尾根、下山は地蔵尾根を使いました。どちらも険しい部分は多少あります。文三郎の方が長く険しい印象。登りと下り、それぞれの利用なので、方向が違えばまた違うかも知れません。 |
その他周辺情報 | 赤岳鉱泉、行者小屋ともに、食事、売店、ヘルメットなどのレンタル品あり |
写真
感想
2023年10月25日(水)~26日木 平日
ご一緒したりゅーじんさんは、キャンプ系YouTuberで今回2度目のコラボです。
◾️感想
10月も下旬となり、気温も下がってきて、標高が高い所では積雪も始まり、どれくらい寒いのか・・・当初は木曽駒ヶ岳の予定でしたが、あちらはテント場の標高が高く、登らないとテント場に付かないため、こちらに変更しました。他に涸沢、立山も検討しましたが今回は八ヶ岳へ
当初は八ヶ岳山荘に車を駐車して赤岳鉱泉山荘まで、林道2時間、山道1時間、合計3時間を予定していました。八ヶ岳山荘から赤岳山荘までは車も通れる林道ですが、悪路ですし、もし赤岳山荘の駐車場が空いていなければ、引き返さないと行けないので、そのように予定していました。今回ご一緒した方と8時に待ち合わせでしたが、渋滞に巻き込まれたようで、2時間くらい遅れると連絡があり、それならと車で行くことに。しかし、無駄に往復も嫌なので、ネットで調べて連絡したところ、空きがありました。
◾️八ヶ岳山荘からのダート路
は思ったより長く、道路にはたくさん凹凸がありましたが、車の車幅と凹凸を考えてライン取りすれば、ワゴンRでも車体を地面にすることなく到着できた。
◾️駐車料金は1日1,000円
1泊2日なら2,000円です。僕たちの時は山荘のおばあさんが駐車場まで受け取りに来てくれましたが、通常料金は赤岳山荘で支払いです。トイレ、水場、品数少ないですが売店あり。
携帯電波 ドコモ、au入りました。たぶんソフトバンクも入りそう。
◾️登山開始
準備をして出発 しばらく進むと行者小屋との分岐です。分岐と言うか、行者小屋にはココから登山道に入って行く感じ。鉱泉の方は林道を進む。
1時間ほど林道を歩くと登山道になり、1時間ほど勾配が緩やかな渓流沿いです。仮設の橋、木道の通路が多数設置されており、歩きやすい。ただ動画撮影をするユーチューバーにとっては、人の話し声をかき消す沢の水が流れる音が厄介(笑 雰囲気はメチャクチャ良い!
◾️赤岳鉱泉山荘
には2時間ほどで到着 ココでは食事、ヘルメットなどのレンタル、売店にはお土産品もあります。テント場の受け付けをします。一泊一人2,000円。食事はラーメン、牛丼、モツ煮、カレー(ビーフ、ジャワなど5つほど種類あり)おでんもメニューにありましたが、販売されていない。ビールは缶ビールのみ。マムートジョッキで飲めず、残念。
◾️テント場
テント場はスペース広そうではありますが、意外と良いコンディションの場所は少ない。
山荘のすぐ近くから、山荘の下の登山道辺りまでテント場ありますがフラットな場所が少ない。できれば山荘近くがイイと思いますが、その辺りのテント場、地面にゴミが埋まっています⁉️ゴミが落ちているのでは無く造成した時なのか・・・そのゴミの中には割れたビンなどのガラスもあり、とてもそんな所にテントを張る気分にはなりません・・・
山荘の上の方に水のタンクが設置されていて、昼間はその水がこぼれてテント場に流れていました。山荘の目の前のかなりフラットな感じのテント場も使えない。
結局、ぼくらはその上辺り、少々傾斜がありましたが、その中でも一番条件が良さそうな場所をテント場としました。まぁ、山荘に近くて、トイレも近いので良かった。僕ら含めて5張りくらい
日が暮れる前にテントを張り、コーヒー飲んでまったり・・・
◾️スマホ電波ありません。山荘にはWi-Fiあり、誰でも接続可 電波弱い
日が暮れると、グッと気温が下がります。山荘の外のベンチには、屋根付きで囲われ照明も付いているスペースがあり、そちらを利用させてもらいました。風が無く照明があり、外でもわりかし快適
夕食はメスティンと固形燃料を使った自動炊飯で、炊きたての美味しいご飯と、今回は豪華に焼肉、途中、LAWSONで購入した鍋ごとセットになった冷凍のチゲ鍋うどん、コーラ2本、缶ビール2本、お菓子少々で美味しく頂きました。 今回はテント場まで距離も勾配も優しめだったので、頑張って全て持参。ザックの重量は19キロ、下山した時15キロでした。
夜の寒さを想定して、今回、マグマカイロ(普通のカイロより暑いやつ)、あと、緊急時用のエマージェンシーシート、アルミのシートをテントの床に敷きました。手で触ってみると、有無でかなり感触が違います。これは効果がありそう。
夜は0℃以下くらい。足裏にカイロを貼って、フリースベスト、ダウンを着てシュラフはモンベルの#3 入り込むと、ヌクヌクでこれならグッスリ寝れそう。しかし、夜間の冷え込みで、お腹、胸辺りが少し寒く、寒くて寝れないまではないものの、1時間に1回ほどは目が覚めてしまう、いつものテント泊でした。
◾️2日目は4時起き
明け方にはおそらくマイナス5℃くらいでしょうか。テント表面が凍っていました。
朝ごはんを食べて5:30ごろ赤岳に向けて出発。妻はテントに留守番。りゅーじんさんと2人で登ります。途中行者小屋に寄ります。りゅーじんさんヘルメットを持参していなかったので500円でレンタルしました。小屋着いた時はまだ閉まっていましたがしばらくしてオープンしました。6:20くらい。
先ほど分岐があったので、そこから登っていると、途中で、あれ?道違う?そうです。予定では文三郎で、ココは地蔵。予定通りにという事で、行者小屋まで戻り、予定ルートへ
文三郎尾根は急な階段、岩場あり。1時間ほどで赤岳山頂です。右手後方には阿弥陀岳がよく見えていました。標高も2,700mを越えています。りゅーじんさんの体調に異変。少しフラフラするようなので休憩を取りながら様子を見ながら登りました。
◾️ルートを間違え、険しいルートに、、、
途中、キレット分岐の手前
えらく急で、崖っぷちに、、、えっ、この先道がないみたいだけど、、、ルート確認すると、、、あっ、違う。微妙にズレている。
キレット分岐の手前に分岐のような場所があり、それをキレット分岐だと勘違いして入り込んでいました。危ない。危ない。
◾️キレット分岐から多少険しい岩場を登り切ると尾根に出て、見晴らしが広がります。
ここまで来れば、もう山頂は目の前。富士山もよく見えていました。
◾️赤岳山頂に登頂
標高2,899m 山頂は狭い。混雑している時は長居できなさそうです。360度の大パノラマ
◾️赤岳展望荘まで
途中にある、赤岳頂上山荘は閉店しています。ココから見えた赤岳展望荘が眼下に見える景色が、とても良かったです。かなり急な岩場を下ります。濡れている時はかなり神経使いそうです。赤岳展望荘で休憩。行者小屋、鉱泉山荘が見えていました。
◾️地蔵尾根から下山
目の前に見える横岳、硫黄岳への縦走がそそられますが、本日はココまで。行者小屋に向かって地蔵尾根を下ります。下り始めのあたりで振り返ると、赤岳展望荘から赤岳、阿弥陀岳がよく見えました。僕の中ではそこが、今回の一番の絶景ポイントです。(トップ画像) 岩場があり、ザレた下り坂なので、スリップに注意、階段もかなり急です。慎重に歩きます。行者小屋には1時間もかからず到着です。レンタルのメットを返却して、鉱泉へ。もう20分くらいです。
テント場に戻りテント撤収。お昼ご飯までお世話になって下山しました。
◾️下山も美しい紅葉を見ながら、あっという間な感じでした。駐車場でエンディングの撮影をお互いして、八ヶ岳山荘でお別れしました。八ヶ岳山荘の売店も色々充実していて、チェーンスパイクなんかも販売されていました。小ぶりの信濃スイート(6個)販売されていたので購入しました。とても美味しかったです。
◾️最後までお読み頂き、ありがとうございました。
この山行、YouTubeで見る事ができます!
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