旧宮之浦歩道(益救参道)、永田岳、宮之浦岳、石塚山(屋久島)


- GPS
- 744:00
- 距離
- 64.7km
- 登り
- 5,772m
- 下り
- 4,737m
コースタイム
3/24の夕方から、フェリーのはいびすかすで移動。フェリー内でざこ寝。
■3/25、
7時頃、屋久島着。徒歩開始
7:56 公民館から2.2キロ地点
8:56 旧宮之浦歩道(益救参道)の入口的な場所。
12:22 竜神杉
14:05 高杉小屋
14:23 縄文杉
15:23 新高杉小屋
宮之浦港からひたすら歩き、旧宮之浦歩道を登る。縄文杉。新高塚小屋泊。
■3/26
永田岳山頂、宮之浦岳山頂、淀川小屋泊。
※一般的なルートなので、コースタイム省略
■3/27
石塚山、太忠岳、安房でキャンプ。
3時頃、淀川小屋発。
6時頃、屋久杉ランド着。
8:23 石塚分れ
9:24 石塚山山頂
9:39〜9:46 巨石と鳥居
10:32 石塚分れ
11:19〜12時頃 太忠岳山頂直下のテラスとか
14:40 屋久杉ランド
※太忠岳山頂直下に着いてからは、帰りのバス時刻調整のため
非常にのろのろ歩く
■3/28
日程に余裕があったので休息日に。
島内観光、野宿。
■3/29
愛子岳、サウスビレッジでキャンプ。
■3/30
モッチョム岳、海楽園でキャンプ。
■3/31
8時20分頃発のフェリーのはいびすかすで移動。桜島で野宿。
4/1、4/2移動日。4/1はテント泊。
天候 | 晴れ、雨、曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
船
ヤクスギランドから安房までの区間で、屋久島交通のバスに乗車 3/28〜3/30の期間で、 屋久島交通のバス乗り放題チケット、3日分3000円を利用。 1日分2000円、2日分3000円、3日分3000円、4日4000円。 http://www.yakukan.jp/doc/pdf/yakubus150406.pdf |
写真
奥に見えるのが宮之浦川。子どもだけの遊泳を禁止する看板もちらほら。夏場は川泳ぎでにぎわうのだろうか。
地図上のT字路部分。看板の「現在地」の位置。
ここに、チェーンのゲートがあり。
砂利道を走れるタクシーだと、ここまで車移動で来られる。
砂利道を走らないタクシーだと、
屋久島総合自然公園までしか車移動できないと思われる。
写真撮影時の時刻は、8:56。予想時間よりも早く到着できた。
根元まで近寄れ、根っこの空洞の中にも入れた。樹皮からは、とても落ち着く、やすらぐ匂いが。じっとしていたかったが、まずは高杉小屋を目指すことに。
個人的には縄文杉より良かった。
もっと人気が出てもいいような。ただ人気が出たとしたら
木製デッキが作られ、根元まで行けなくなるのかな。
縦走装備を背負って、旧宮之浦歩道(益救参道)の入口的な場所から、約3時間半くらい。日帰り装備なら、もっと短縮できそう。
竜神杉近辺で、同じコースをたどっていた男性と
しばし語らった。
いわゆる聖地的な場所。
人工の鳥居奥の割れ目は、自然に割れたとは思えない不思議さ。
しかも屋根の役割を果たしている一枚岩が、乗っかっている。
巨石の配置は、とても不自然というか、
神秘的。
石碑が。
割れ目の幅は、ちょうど大人1人が通過できるほど。
窮屈さはなし。
独特の空気感は存在していた。
人工の階段中腹から撮影。
割れ目内からだと、何がなんだか分からない写真になってしまい、撮影が難しかった。人工の階段は、崩れそうだし。
帰りに、太忠岳にも立ち寄る。
途中まで暴風雨が凄まじく、
行けるとこまで登ったものの、
体を持っていかれそうなほどの風の強さ。
身の危険を感じ、下山を考えたが、まだ正午前後だったので、
山頂20〜30m下あたりの風避けできる場所にて、
暴風が収まるまで待機。
天候が回復してから、山頂にアタックした。
屋久島でここまでの暴風を経験するとは
予想していなかった。少し舐めていた。
今回の旅の中で、一番の危機。
感想
屋久島に移住し、ガイド業を行っています。
https://guideyakushima.amebaownd.com/pages/5224104/page_202108241103
https://guideyakushima.amebaownd.com
参考
屋久島の石塚山山頂から鏡岩、天柱石
https://www.youtube.com/watch?v=9Gm0wcF7iwc&t=1s
屋久島の石塚山山頂からの太鼓岩接近撮影と360度のパノラマ
https://www.youtube.com/watch?v=ne1m7-3osgk&t=1s
屋久島の石塚山山頂へ
https://www.youtube.com/watch?v=5utzx8i97Nc
屋久島の石塚山の下部にある、鳥居状の巨石、祠、鏡岩
https://www.youtube.com/watch?v=aHhF8q2kmcg&t=8s
↓↓↓ 以下、当時の記事のままなので、今現在との差異があります ↓↓↓
屋久島での登山。
目当ては、石塚山(屋久島)。
ちょっと前に、アウトドア雑誌に、
屋久島の石塚山の名前は掲載されずに、
岩がまっぷたつに割れた先のほこら?っぽい場所が
「地元民でも一部の人しか行けない聖地」的な紹介をされていた。
すっげぇ場所が、屋久島にはあるんだな、と
ジ、ジジっと、心がこがされた。
その後、何かのキッカケで、その場所が石塚山だとわかって、
機会があれば行ってみたいなーと、ずっと願っていた。
屋久島到着後、
宮之浦港から地道に歩き、旧宮之浦歩道(益救参道)を登る。
タクシー使えば、林道の奥まで移動でき、
時間短縮、体力温存できたが、
単独なので出費をおさえる。
標高0m〜1mの宮之浦港から、
標高1200〜1300mの竜神杉まで、ひたすら登り。
400mとか500mごとに、標高表示はあった。
竜神杉等を見て、せっかくなので縄文杉も見て、登山初日終了。
事前予想では、新高杉小屋まで行けるか不安だったが、
余裕をもって到着できた。
2日目。
永田岳に登り、種子島宇宙センターからのロケット発射を
宮之浦岳山頂で拝む。
3日目。
林道の淀川線を下り続けて、
屋久島の石塚山にも登り、太忠岳にも立ち寄る。
この区間はすべて徒歩。
とにかく、勢いで歩いた。
運動不足だったのだが、かなり歩けたと、自分でも驚く。
5日目。6日目。
バス移動もからめて、愛子岳、モッチョム岳にも登る。
◎旧宮之浦歩道の竜神杉から高塚小屋までの区間の情報、
屋久島の石塚山(石塚分れより先)の情報について
ネット上には情報が少ないかと思いますが、
それなりの技術があれば、通過できるかと思います。
自分は、槍ヶ岳北鎌尾根を初挑戦、単独で制覇できたから
まぁ、なんとかなるだろうという甘い考えで挑み、
迷うこともなく通れました。
テープはたくさんありますが、
テープ以外の道しるべも探しましょう。
道が踏み固められていることはもちろんのこと、
木の根っこの皮が不自然にめくれているとか、
刃物(ナタやノコギリ)で切られた枝があるとか、
人為的な道しるべも、多く存在しています。
行かれる場合は、自己責任
(迷っても救助を呼ばず自力下山できる装備、技術、体力を備えて)で。
よろしくお願いいたします。
不安な方は、ガイドさんを雇いましょう。
※自分が登った以降の、石塚山の山行記録を拝見したところ、
案内表示がちらほら設置されているようで、
ずいぶんと登りやすくなったかもしれません。
自分の目で確認したわけではないので、
現在も、その案内表示があるかどうかは不明ですが。
▼屋久島キャンプ場情報
前回と今回、キャンプ場のみを利用したので、
メモ程度に記録
○サウスビレッジ(旧屋久島ユースホステル)/平内
800円+消費税。
ウッドデッキの上にテントを張れる。
檜風呂と五右衛門風呂に入り放題。トイレは温水洗浄便座。
一番近くのスーパーは、尾之間のAコープ?
※感想
設備面では、屋久島随一かも。風呂入り放題は、ものすごく魅力的。
登山者は位置的な面から、食事確保をどうするかという問題もあり、
利用機会は限られるかも。食料を買い込んでから、移動すればいいのだが。
レンタカー、バイク、自転車利用なら、
食事確保の心配をする必要もないが。
平内海中温泉も登山者なら歩ける距離。
(屋久島ユースホステルを運営していたところから
経営を引き継いだ様子)
○番屋峰キャンプ場/安房
800円(税込)
芝生の上にテントを張れる。海はわりと目の前。すぐ近くというわけではない。
トイレは水洗。風呂、シャワーなし。
一番近くのスーパーは、安房のAコープ。徒歩2〜3分。
安房のAコープは、ショッピングセンターばんちゃん内に。
Aコープっぽい外観ではないので、ぱっと見、見逃す可能性あり。
※感想
石塚山(淀川口)から下山した際に利用。
荒川口や淀川口にからめて利用する際は、便利。
安房なので、スーパー、食事処に困ることもない。
○海楽園キャンプ場/宮之浦
800円(税込)
芝生の上にテントを張れる。海は目の前。海辺に降りられる。
トイレは水洗。無料の水シャワー、有料の温水シャワー有り。
風呂はないが、徒歩圏内に、楠川温泉有り。登山者なら軽く歩ける距離。
一番近くのスーパーは、わいわいランド。徒歩1〜2分。
宮之浦の中心地に向かえば、食事処も豊富。
※感想
8時20分出航のフェリー、はいびすかすに乗船するために利用。
想像以上に、海が目の前だったので興奮した。
スーパーが、海楽園の入口横にあるので、便利。
勘違いする人がいるかわからないけれど、オーシャンビューキャンプ場とは別の施設。
○永田いなか浜キャンプ場/永田
800円(税込)/2014年3月利用時
砂地の上にテントを張れる。永田いなか浜がすぐ横。
白くて美しい永田いなか浜まで1〜2分。
トイレは汲取式。有料の水シャワー有り。
一番近くのスーパーは、宮之浦になりそう。
ビニールハウスを改装したキャンプスペースも利用でき、
雨天時、極寒時には、非常に役立ちそう。
オーナーの作業スペースの一部がキャンプ場として解放されている。
別の場所で作業していたり、自宅にいられたりするので、
オーナーと、なかなか連絡がとりずらい。
キャンプ場内でオーナーに会えれば、幸運かも。
ウミガメの産卵シーズンに利用できるかどうかは不明。
※感想
立地的には、屋久島随一。
というか、日本国内でも、
立地の良さベスト10にランキングしちゃうキャンプ場なのでは。
永田いなか浜で、ぼーっとしながら夕日を眺めているだけで、
泣けてきたもんなー。フィッシュマンズのデイドリーム歌いながら。
スーパーが近くにないので、
登山者は、食事確保をどうするかという問題がある。
永田岳から永田歩道を下ってからの利用だと、
持参した食料でしのぐことになるかも。
永田岳を目指す場合は、食料を買い込んで利用すれば済む。
※旧宮之浦歩道(益救参道)、石塚山について
現在、屋久島在住です。
こちらは、山行記録を投稿するときぐらいしかログインしませんので、
ツイッターの方に連絡いただければ、ガイド・登山同行はします。
https://twitter.com/hon52
旧宮之浦歩道(益救参道)についての質問への返答はメリットもないので、ご返信しません。本当に申し訳ないです。
藪漕ぎあるなし。テープのあるなし。踏み跡のあるなし等の質問。
ガイド・登山同行はしますので。
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