燕岳～東沢乗越

2023年11月16日(木) [日帰り]

• GPS: 08:46
• 距離: 13.4km
• 登り: 1,517m
• 下り: 1,520m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:31
• 休憩: 1:16
• 合計: 8:47

距離 13.4km 登り 1,537m 下り 1,520m

6:47 スタート地点
6:57 6:58 中房温泉登山口
7:28 7:33 第１ベンチ
7:45 7:50 第２ベンチ
8:14 第３ベンチ
8:38 8:40 富士見ベンチ
9:02 9:13 合戦小屋
9:27 9:28 合戦山
10:09 10:25 燕山荘
10:30 いるか岩
10:46 10:47 めがね岩
10:53 11:02 燕岳
11:15 11:29 北燕岳
12:18 12:19 平
13:04 13:19 東沢乗越
13:48 13:49 西大ホラ沢出合
14:16 北燕沢出合
14:33 14:34 奥馬羅尾沢出合
15:32 15:33 中房温泉
15:35 15:36 中房温泉登山口
15:41 ゴール地点

コース状況／危険箇所等

燕山荘まではトレッキングシューズ＋チェーンスパイクでも行けそうな雪でしたが、次の降雪で完全な冬山になりそうな気配です。今回つけた北燕岳から東沢乗越側の道のトレースも次の雪で消えるでしょう。そもそもこの道を歩いてみようなんて人はトレースなんてあてにしてないでしょうが笑
東沢乗越への下降は何箇所かハイマツに遮られ苦労しました。シリセード、ほふく前進、ハイマツに乗る、など死力を尽くしました。登りは普通に地獄だと思います。

写真

11/16 6:49

第一駐車場。中房温泉の500mくらい下です。冬靴が重い。

11/16 6:57

中房温泉の登山口。この辺は雪ありませんでした。

11/16 7:27

第一ベンチ。雪は薄っすらです。

11/16 7:49

地図にも載ってる軌道

11/16 7:50

第二ベンチ

11/16 8:18

八ヶ岳が見えました。

11/16 8:57

大天も見えてきました。

11/16 9:02

合戦小屋到着。この辺りから雪山らしくなってきました。

11/16 9:03

軌道はケーブルの状態からして、現役バリバリですね。合戦小屋の荷揚げ用なのかな？

11/16 9:25

安曇野の雲海と富士山が素晴らしい。

11/16 9:26

槍が大きく見えてきました。

11/16 9:52

燕山荘への夏道と冬道の別れ。冬は左（尾根側）のようです。

11/16 10:04

槍ヶ岳方向。最高の天気。

11/16 10:04

裏銀座方向。山座同定が楽しすぎます。

11/16 10:27

燕山荘でコカコーラチャージ。この季節にこの場所で営業している山小屋、本当に貴重だと思います。

11/16 10:30

有名なイルカ。槍とともに。

11/16 10:51

振り返って表銀座。来年は大天井岳行きたい。

11/16 10:55

燕岳登頂。立山、後立山が揃い踏み。真ん中に針ノ木蓮華が鎮座する最高に贅沢な展望台。ここで戻って合戦尾根を降りてもいいかなと思えるくらい充実していますが、

11/16 11:11

ある意味今日はここからが本番。トレースは北燕岳で終わってました。ここからはアイゼン装着。

11/16 11:15

北燕岳頂上から、後ろにそびえる絶景を見る余裕も無くこの先のルートを視察。

11/16 11:35

ここからはノートレース、獣の足跡だけです。初めて通る道なのでわかりませんが、地図の夏道どおり行ってみます。雪の着き方を見て道を探ります。

11/16 11:39

雪は膝くらい。ロープの杭があったので多分夏道を外していないと思います。雪の状況次第ではいやらしいトラバースでしたが、今日の雪では谷側に転んでも滑らないのでひたすら進むのみ。

11/16 11:41

無心で膝ラッセル。今シーズン最初の冬靴アイゼン歩行も相まって汗が止まりません。ここが今日の核心か。

11/16 11:53

稜線に復帰。

11/16 11:58

東沢乗越への下降点へ向かいます。

11/16 12:08

下降点の導標。

11/16 12:21

本当の核心はここからでした。道は判るのですがハイマツが行く手を遮ります。かなりの過疎道のようです。

11/16 12:23

予報通り、正午を過ぎて雲が上がってきました。天気予報の精度凄いです。

11/16 12:51

ウサギの足跡が正しいルートを教えてくれます。

11/16 12:53

あと鹿とクマも。

11/16 13:11

いろんな意味で緊張感のある道です。ようやく降りた東沢乗越で遅い昼飯。

11/16 13:24

東沢乗越からの下りはピンクテープが多く、迷うことは無いと思います。

11/16 13:29

急傾斜の沢の詰め。一気に下ります。

11/16 13:45

ここからは渡渉がありますがこの季節で水量が少なく、テープも渡渉ポイントを示してくれているので安心です。

11/16 13:58

この沢は堰提が多いのですね。

11/16 14:13

何度も堰提を超えます。

11/16 14:22

大きな高巻きは2回くらい？ありました。なかなか標高を下げさせてくれません。

11/16 14:41

ブナ平。濃厚なクマの気配。

11/16 14:44

猿も多いようです。

11/16 14:57

以前はもっと人通りのある道だったのでしょうか。

11/16 15:11

立派な橋が出てきたらあと少し。硫黄の匂いもしてきました。

11/16 15:31

湯気が。

11/16 15:32

中房温泉到着。

11/16 15:41

駐車場到着。冬靴で一番辛いのは舗装の下りかもしれません。

ありがとうございました。

撮影機器：

iPhone 13 mini Apple

感想

NatsukiG3

どうにも雪が恋しくなり、冬季通行止め前に雪が着いた、ある意味ベストシーズンな燕岳へ向かいました。天気も最高でした。
北燕岳から先の情報が乏しく不安ではありましたが、ヤマレコにもコースタイム載ってるし大丈夫でしょうと臨みました。しかしこの道、今年歩いた針ノ木谷より歩いてる人が少ない気がします。ラッセルでのトラバース、ハイマツ地獄、高巻き、いい汗かかせていただきました。