大菩薩嶺・大菩薩峠(上日川峠→唐松尾根→小菅の湯)

2023年11月18日(土) [日帰り]

• GPS: 03:36
• 距離: 14.9km
• 登り: 457m
• 下り: 1,588m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:41
• 休憩: 0:22
• 合計: 4:03

距離 14.9km 登り 474m 下り 1,588m

9:09 上日川峠
9:22 福ちゃん荘
9:23 唐松尾根入口
9:55 9:59 雷岩
10:03 10:05 大菩薩嶺
10:08 10:09 雷岩
10:13 神部岩
10:24 賽ノ河原
10:36 10:41 大菩薩峠
10:52 熊沢山
10:58 石丸峠
11:08 11:09 米代
11:17 玉蝶山
11:35 榧ノ尾山
11:41 榧ノ尾
11:54 11:55 牛ノ寝標柱
12:11 ショナメ
12:18 12:19 大ダワ
12:29 12:35 山沢入りのコル
12:42 12:43 山沢のヌタ入り
13:11 小菅の湯
13:12 道の駅こすげ

出発後に一度アプリが落ちていたため、福ちゃん荘の前後は軌跡がありません。

天候

曇り晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

行き：甲斐大和駅からバス
帰り：小菅の湯から奥多摩駅までバス

コース状況／危険箇所等

上日川峠-雷岩：とても歩きやすい。時々急登あり。時期が時期なので霜柱が多い。
雷岩⇔大菩薩嶺-大菩薩峠：気持ちのいい稜線歩き。霜柱が溶けて、ぬかるむところがあった。岩場の下りあり。
大菩薩峠-石丸峠：岩多めの急登と笹原歩き。石丸峠への下りがぬかるんで滑りやすい。
石丸峠-山沢入りのコル：下り基調の尾根歩き。歩きやすいが、急斜面上の細い巻道もあるので滑らないよう注意。
山沢入りのコル-山沢のヌタ入り：急勾配から沢沿いの道へ。脚への負担が強い。舗装道路に入ったら滑りに注意。

※樹林帯の中でも山頂部に近い場所では強い風が吹いていた。

その他周辺情報

小菅の湯：pH9.9のアルカリ泉。無色透明でトロトロする。800円
道の駅こすげ：飲食と地場産品の購入ができる。

写真

11/18 7:42

甲斐大和駅近くにある武田勝頼公像。
武田家終焉の地、景徳院の最寄り駅なのだそうです。
ここからバスで上日川峠へ。

11/18 9:06

バスの終点はすっかり冬を感じる寒さ。
しっかり準備してから出発します。

11/18 9:07

こちらへ進んでいく。

11/18 9:07

バスの終点は山小屋の目の前。

11/18 9:09

霜柱を見ると冬なんだなって実感。

11/18 9:11

道幅広く、なだらかな道が多い。

11/18 9:22

歩き始めてしばらくすると通年営業の山小屋へ。

11/18 9:23

今日は小菅に下りたいので時計回り、唐松尾根へ。

11/18 9:24

登り始めはコンクリート舗装。

11/18 9:38

コンクリート舗装もすぐに終わり。
ときどき急登もあるものの概して歩きやすい。

11/18 9:45

急な登り。笹が多い。

11/18 9:46

岩もあるけれど、手を使うような場面は無し。

11/18 9:51

登り切れば雷岩。
ここで振り返ると甲府盆地や富士山の眺めがいい。

11/18 9:54

そして雷岩に到達。山頂もすぐそこ。
ここで休憩している人が多かったけれど、今日は寒く風もあったので冷えやすい。

11/18 9:55

雲のかかり方が惜しい。

11/18 9:55

甲府盆地方面。雲さえなければ南アルプス北部の山々が見えていたはず。

11/18 10:03

木々に囲まれ、展望は無い山頂。

11/18 10:09

雷岩に戻って大菩薩峠方面へ。

11/18 10:12

標高2000m地点。ここも眺めはいい。

11/18 10:13

笹原の稜線歩き。
登山道から短時間で難所が無い点も、つい先日歩いた四国の剣山-次郎笈と構図が似ている気がする。

11/18 10:18

手こそ使わないけれど、慎重に歩くべき岩場あり。

11/18 10:19

富士山と大菩薩湖。雲が鬱陶しい。

11/18 10:24

賽ノ河原で下りてきた方向を振り返る。

11/18 10:26

賽ノ河原から登り返して、再び下り。
ここを下れば介山荘と大菩薩峠。
左側は多摩川水系で降った雨は東京湾へ流れる。
写真では捉えられなかったが、遠くに東京の街並みも見える。

11/18 10:31

登山を始める前から気になっていた大菩薩峠に到達。
左は富士川を経て駿河湾へ。右は東京湾。

11/18 10:33

上日川峠に帰る人はここでトイレ脇を曲がります。

11/18 10:33

少し止まっているだけで確実に体が冷えてくる寒さ。
休む人は温かいもの注文した方がいいです。

11/18 10:41

そして再び樹林帯へ。会う登山者も一気に減る。

11/18 10:44

若干急な登り。

11/18 10:53

再び展望が開ける。
もう甲府盆地方面を眺めることは無く、ひたすら東に向かっていく。

11/18 10:57

この近くの天狗棚山が多摩川水系(東京湾)、相模川水系(相模湾)、富士川水系(駿河湾)の分水嶺になっているらしい。

11/18 11:01

直進は小金沢山、小菅は左。

11/18 11:02

小菅方面に入ってすぐ笹だらけ。
この先が不安になるものの、伸び切った区間がすぐ終わり。

11/18 11:10

急斜面の上の細い巻道。

11/18 11:24

登山道というより未舗装の歩道という印象の区間が長い。
この尾根の左は多摩川水系、右が相模川水系。

11/18 11:27

こっちに行ってはいけない。

11/18 11:31

落ち葉が多い。

11/18 11:34

榧ノ尾山の標識直前だけ不安定な斜面。

11/18 11:34

山頂の標識があるけれど、下り基調の尾根の途中がほんの少しだけ盛り上げっているという印象。
山頂感が無い…

11/18 11:37

相模川水系の葛野川ダムと思われる。

11/18 11:46

いい色づき。

11/18 11:59

晴れるともっと綺麗。

11/18 12:18

植樹された様子。

11/18 12:18

小菅の湯方面へ。

11/18 12:18

小菅村は多摩川支流の源流があり、下山するまでの道沿いにも多摩川源流や東京都の水源であることを示す看板が多い。もうここ東京なんじゃないかという気になってくる。

11/18 12:20

再び急斜面上の細い巻道。滑ったら結構落ちる。

11/18 12:28

ちょっと見た目が渡る気になれない橋。
申し訳ないけれど、右側を通らせていただきます。

11/18 12:29

今までほとんど落葉樹林だった気がするのだけれど、急に針葉樹が現れる。
こんなに暗くなるのか。

11/18 12:35

右側の分岐を見落とし直進してしまい、戻って再確認。

11/18 12:35

そしてここから道が少しわかりにくくなっている気がする。

11/18 12:36

傾斜がきつくなってきた。

11/18 12:39

倒木を跨ぐ。

11/18 12:46

急で足への負担が強い。

11/18 12:47

多摩川支流の源流。
今回初めて沢を見た。

11/18 12:49

段々と人里に近づいている気配。

11/18 12:51

わさび田

11/18 12:51

苔も多くなってきた。

11/18 12:56

そしてここから舗装道路。ゴールも近い。

11/18 13:14

下山完了し、道の駅こすげで休憩。
シャインマスカットのソフトクリーム

11/18 13:33

道の駅こすげのフードコートで地ビールと鹿肉パスタ。

11/18 13:51

小菅の湯と道の駅こすげはすぐ隣。

11/18 13:51

道の駅は人が多かった。

11/18 13:52

透明でトロトロのアルカリ泉。
体感上は厚木の七沢温泉や白山の白峰温泉に近い。

11/18 16:26

小菅の湯から西東京バスで奥多摩駅まで約1時間。
歩くと15kmあるらしい。

撮影機器：

iPhone SE (2nd generation) Apple

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 着替え 靴 ザック 行動食 飲料 バラクラバ ビーニー アクティブインサレーション

備考

結果的にバラクラバ、ビーニー、アクティブインサレーションは使わなかったが
気温が低く風もあったため、ゆっくり歩く場合や停滞時間が長い場合は必須。

感想

K.TAIRA

今回は自宅から日帰りでいけるところです。
天気予報を見る限り、晴れではあるものの強風とされる山が多かったため、樹林帯の多い大菩薩嶺を選ぶことにしました。
ただし、樹林帯の中でも強めの風に吹かれることはあったし、動き続けても暑さを感じることはほとんど無く、防風防寒対策はしっかりしないと辛いと思います。

短い行程で気持ちのいい稜線歩きができること、近い距離に富士山と甲府盆地の街並みを望める点が素晴らしいです。
すっきりした快晴とはならず、満足に富士山や南アルプスを拝むことができなかった点は心残りですが、これなら気軽に来られると思える手軽さです。

小菅への下りも長すぎず、また際立った危険箇所も無く、さらに下山後の温泉がとても気持ちよく、満足度の高い一日となりました。