20231126-近江遠征-武奈ヶ岳-神璽谷-イブルキノコバ-奥の深谷-青ガレ


- GPS
- 07:40
- 距離
- 17.7km
- 登り
- 1,291m
- 下り
- 1,259m
コースタイム
- 山行
- 6:45
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 7:40
天候 | 曇りのち晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
神璽谷の危なっかしさについては、他の記録も参照してください。 堰堤右岸の上を越える木の橋は、横桁の木の端っこが柔らかく崩れやすくなっているなど、傷みかけているようです。今日は降雨または降雪の後でよく濡れていて、滑りやすく、このルートでの最も危険な箇所だと思います。 |
その他周辺情報 | 天然温泉比良とぴあ https://www.hiratopia.com/ 下に紹介します。 |
早朝は肌寒かったのですが、歩いていると温まりました。
ここで帽子(防風耳付き)、レインジャケット(防寒着代わり)と長袖ダウンを脱いで、山に向けて出発。
空気は冷たいので、もうしばらくネックゲイターは装用しておきます。
木が濡れていて滑るのと、向かって左の太い2本の木橋の方は滑ると落ちますので、右の細い木が並んだ方を渡りました。石に足を1歩置くことができます。
滋賀県道322号比良山線
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BB%8B%E8%B3%80%E7%9C%8C%E9%81%93322%E5%8F%B7%E6%AF%94%E8%89%AF%E5%B1%B1%E7%B7%9A
5年前には、このロープと札はありませんでした。
20180923-近江遠征-武奈ヶ岳-カラ岳-釈迦岳 (106/111)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/photodetail.php?did=1593169&pid=445c38b8ee56c2fe40d46c7fde8efe82
ここで熊対策装備を出しました。ほかに誰も近くにいそうにないことを確認し、熊鈴を鳴るようにし、火薬銃を1発試射、電子ホイッスルを1回鳴らし、Petzl Spatha とそれらをヒップベルトのギアループに下げ、熊スプレーをポケットに収めました。
ポケットラジオは受信状態が悪く、バッグにしまっておきました。
このマーキングの次のマーキングが見えず、足下の踏み跡または足跡だけを見ていましたら、足跡があった谷筋を間違えて登ってしまいました。
GPSルートトレースが上に飛び出ているところです。登っていますと、数分経ってもマーキングが目に入らず、方向が違っていそうなのとわずかな足跡だけで踏み跡ではないと気づき、間違えたと思ってGPSで確認。
引き返して下りますと、
チェーンスパイクを持ってきてはいましたが、使うと橋を傷めるので使いませんでした。
下は深いキレットになっていて、今日最大の危険箇所です。
5年前、橋は健在で、この写真の向こうからこちらへ渡って八雲ヶ原へ下りました。
20180923-近江遠征-武奈ヶ岳-カラ岳-釈迦岳 (70/111)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/photodetail.php?did=1593169&pid=84a0adef4333e6ea3bed662af3ee53fe
5年前よりも足下は踏まれて少し安定していました。
20180923-近江遠征-武奈ヶ岳-カラ岳-釈迦岳 (65/111)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/photodetail.php?did=1593169&pid=2044cdba4e6e4a59232c6c802206ebda
20180923-近江遠征-武奈ヶ岳-カラ岳-釈迦岳 (7/111)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/photodetail.php?did=1593169&pid=9617122388a97cf45970c9df21e80853
イン谷口のベンチ(位置が変わっていました)で街歩きスタイルに換装、比良とぴあに向かいました。風はなく、日にあたっていますと暖かでした。
装備
個人装備 |
ランニングマスク(ERGOSTAR グレー 携行)
不織布マスク(携行)
ネックゲイター(Buffフェイスマスク二つ折り ブルー 装用)
帽子(カジメイク防寒耳付ワークキャップ 599 グレー)
長袖ジップシャツ(HOOH 250 ネイビー)
長袖インナーTシャツ(ミズノブレスサーモ 黒)
半袖インナーTシャツ(ミズノブレスサーモ 黒)
ズボン(ホシ服装 IDIES 撥水カーゴパンツ 991 LL チャコール)
足首丈インナー(Fine Track Dry Layer 黒)
レインジャケット(SOUTHFIELD 青+黒)
ダウンジャケット(ユニクロ 紺)
靴(La Sportiva Trango Tech Leather 黒)
靴下(安全靴作業用 黒グレー)
手袋(防寒テムレスLL 青 携行)
手袋(ラフ&ロード ゴアウインドストッパーマルチグローブ Lサイズ 黒)
ザック(Blue Ice Warthog 45L M Turkish Blue=青)
ドラムバッグ(DESCENTE Move Sport 4L)
ファーストエイドキット(赤)
タープポンチョ(MG TRAIL 橙色+銀シート)
袋状エマージェンシーシート(オレンジ+銀)
コンパス+笛+ヘッドライト+予備靴紐2本
ストック(Komperdell Explorer Contour Powerlock 伸縮式+スノーバスケット 携行のみ)
ブラスワン真鍮製熊鈴ガーディアン+消音機能追加+バッファローレザー革袋
ASWAYKE電子ホイッスル(赤)
害獣除け火薬銃ビッグバンR-3+カネキャップ火薬
害獣除けスプレー(TW-1000 40ml)
ヘルメット(Mammut Skywalker 3.0 橙色 携行のみ)
チェーンスパイク(CAMP ICE MASTER EVO 青 携行)
サングラス(KOHLA ヒマラヤングラス ブラック 携行)
日焼け止め(ホリカホリカ UVクリアスティック 2022 SPF50 PA++++ 携行)
携帯型情報通信端末(スマホ Xperia XZ2+ELECOM ZEROSHOCKケース)
モバイルバッテリー(Anker PowerCore 10000)
Garmin eTrex 32x
GoPro HERO9 Black+Volta
RICOH THETA SC2+自撮り棒+リモコン
ココヘリ
ポケットラジオ(ELPA ER-P60F)
地図(国土地理院1/25000 予定ルート磁北線チェックポイント時刻その他記入済み)
タオル
ハンドタオル
着替え一式
食料
行動食
非常食
飲料2.3L
水分以外8.7kg+健康保険証+山岳保険会員証
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感想
積雪期の山行の下見を兼ねて武奈ヶ岳に行くことにしまして、神璽谷を登り、青ガレを下ってみました。
今日の大津市南小松の最低気温は2.3度、午前7時の気温は3.5度、最高気温は11.5度、南東の微風が吹く天候で、朝のうちは山に雲がかかって山中では霧、昼前ごろから晴れてよい天候に恵まれました。
水分 2.3L を含む約 11kg の荷物を携行し、水 600ml を消費したほか、スティック羊羹 1 ケを摂り、下山の八雲ヶ原で座っておにぎり 1 ケの休憩をしました。
+++++
山行中は、空気は冷たかったものの少々汗をかくくらいでした。防寒用のレインジャケットとダウンジャケットは脱いで、防寒耳当て付き帽子、ネックゲイターは外していました。
上に着用していたのは、
ミズノブレスサーモの半袖アンダー
ミズノブレスサーモの長袖アンダー
作業用長袖ハーフジップ T シャツ春秋用
下は、
ファイントラックドライレイヤーの足首丈インナー
作業用撥水クライミングパンツ
でした。
雪が溶けてドロドロだったりして、今日使いました La Sportiva Trango Tech Leather がちょうどよかったです。岩場や悪路に威力を発揮してくれます。
この靴のアウトソールは Vibram Cube sole で Megagrip ほどではないものの滑りにくいソールなのですが、濡れた木は滑りますので、神璽谷の堰堤越えの滑る木橋を歩いて渡るのはためらわれ、5 点支持の技を使いました。
前日に降った雪が残っていましたものの、持参したチェーンスパイク、サングラスは使いませんでした。
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熊対策は、2 週間前と同じものを携行しましたが、痕跡や気配はなく、伸縮式トレッキングポール、ターフポンチョとポケットラジオは出さず、熊鈴も 10 数分間鳴らしてみただけでした。
伸縮式トレッキングポール:石突きキャップを外して短くして手に持って護身用。
ターフポンチョ:オレンジ色で体を大きく見せ、青いザックを隠す。
熊鈴:自作消音機構付き。
火薬銃
電子ホイッスル
熊スプレー
ポケットラジオ
Petzl Spatha
2 週間前
20231112-近江遠征-武奈ヶ岳-堂満岳-カラ岳-釈迦岳-大津ワンゲル道
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6175071.html
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神璽谷の参考
わたしの花巡り山行 さん
比良神爾谷と中井新道を歩く ’16.4.30
http://hujisanbyu.web.fc2.com/160430.html
山ある記 さん
74.神爾谷−北比良峠−釈迦岳〜**山ある記
2012/05/16
http://hayabusa02.blog114.fc2.com/blog-entry-104.html
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天然温泉比良とぴあ
https://www.hiratopia.com/
イン谷口から徒歩約 20 - 25 分、比良駅までは徒歩約 25 - 30 分です。
入口で、登山者はザックをザック専用ロッカーに入れてから入館します。
ザック専用ロッカーには鍵はかかりませんので、貴重品は携帯するかコインロッカーに預けます。
入浴後に飲食ができます。
屋外テラスにテーブルと椅子があります。
JR 湖西線比良駅との送迎バス(無料、入館時に予約)があります。駅までの所要時間は、10 分足らずのようです(スタッフの人は 5 分くらいとおっしゃっていましたが駅まで歩いてみた感想です)。
電車の時刻とがシビアな時には要注意でしょう。
比良駅までのバスの出発時間は、14:55、15:55、16:55、17:55
比良駅の京都行きの普通列車の発車時刻は(この日の時刻表)、
15:20、15:53
16:21、16:37、16:52
17:06、17:36、17:54
18:05、18:35
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