雪山こと始め、西穂独標ちょい先、練習
- GPS
- 06:58
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 735m
- 下り
- 739m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
丸山までは雪は十分にあります。その先は徐々に雪が飛ばされて独標あたりは殆ど雪はありませんでした。 |
その他周辺情報 | ひがくの湯、お勧めです。 |
写真
装備
個人装備 |
ハーネス
セルフビレイラインヤード
ビレイデバイス
アルヌン180cm
アルヌン120cm
アルヌン90cm
プーリーカラビナ
スリング120cm
プルージックコード
セルフジャミングプーリー
ロープ40m
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共同装備 |
ツェルト
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感想
北アルプスの山々から積雪の情報が聞こえ始めた11月下旬、同じ山岳会のschneckeから雪山事はじめに行きましょうと。
どうせなら岩稜ミックスの登攀トレーニングとしようと選んだのが西穂独標〜ピラミッドピークあたり。このへんなら日帰りもできそうだ。必ずしもロープを出す必要もない場所だが安全確保の日帰り練習と久しぶりの雪山歩きには程良い距離と高度感と思われた。
当日は月曜日という事もあり人も少ないしトレースもばっちりだろう。天気も夕方崩れるようだが日中は天気との予報。
8:30始発のロープウェイで西穂高口へ降り立つ。チェーンスパでも良さそうだが森の中の急登では恐らくアイゼンの方が良かろうと12本歯アイゼンを装着。昨日、セミワンタッチからワンタッチに変更してきたので小気味よくパチンと決まる音が雪山開幕の合図となった。
久しぶりの西穂山荘へのルートは雪もバッチリでアイゼンが気持ちよく効く、天気も上々、隣の笠ヶ岳はたっぷりの雪を冠り自慢げだ。
西穂山荘脇のルート上で小休止の後、そのまま丸山へ、風が出てきたので 丸山の少し手前の山影でハーネスを履きギア類を装着、schneckeとアンザイレンする。
今回は、岩稜ミックスでのピッケルとサブピッケルでの登攀、コンテニュアンスビレイ、テレインビレイ、強風下での懸垂下降などの練習をすることとした。
独標直下からschneckeにリードを変わり練習をしてもらう。ピッケルが岩稜にあたる時の金属音が青空に響く。サイコーに気持ちいい。独標からの急下降はテレインビレイでschneckeを下ろす。その後、俺が岩に打ち込まれたラッペルリングを支点に懸垂下降の準備に入る。その頃から風が強くなりロープダウンするがロープが風に流れてしまうためロープ持ち懸垂に切り替える。しかし、中々思うようにロープを手繰れない。なので、途中途中で小出しにロープダウンしながら下った。突風時の懸垂のロープ操作をもっと練習しておく必要があることを痛感した。
ピラミッドピークまで行きたかったが帰りのロープウェイの事を考えるとタイムリミット。独標に登り返し記念撮影をして丸山手前でアンザイレンを解除し下山した。
ロープウェイで下界に降り立つと丁度小雨がパラつき始めた。この小雨は今夜から雪に変わるだろう。いよいよ本格的な雪山だなと思った。
帰路、偶然入った「ひがくの湯」という日帰り温泉。超ワイルドで露天風呂しかない。雨が湯面に落ちる。しかし硫黄泉の素晴らしいお湯だ。食堂も併設しておりメニューも充実していた。感動したのはノンアルコールビールがジョッキで出てくるところだ。Schneckeと今回の成功と雪山の開幕を祝ったのでした♪
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