大雪渓から【針ノ木岳・蓮華岳】 槍に白馬に剣岳 何とゼイタクな…


- GPS
- 09:09
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 1,829m
- 下り
- 1,833m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大沢小屋までは右岸を行くが、河床は雪が壊れトラバース気味に行く。 |
その他周辺情報 | 大町温泉郷で宿泊。のんびり過ごしました。 |
写真
感想
連休後半は2日間の山行を計画していたが、都合で1日となったため、日帰りで雪があり、かつ絶景が期待できる針ノ木岳にした。連休最後の日とあって無料駐車場はガラガラ状態。日の出とともに出発。観光案内所の裏から籠川の右岸に入るが、川の近くは雪が壊れ危ないため、山側にコースを取る。大沢小屋まで来るとまっすぐ伸びた大雪渓が見渡せ、「スゴイ!」と言うのと同時に「なが〜い」。しかし、天気も良いし、寒くもなし、快適な登りだ。1時間ほど登るとマヤクボ沢の分岐に着く。直接、針の木の山頂近くに出て、蓮華岳に行こうかと思ったが、草木の茂る緑地帯が横に連なり、雪がつながっているのか不明で、かつ、稜線直下の傾斜が強そうなため、無難な小屋に至るコースにした。とは言え、こちらも稜線直下はかなりの傾斜であったが、ステップが切られているので難なく登ることができた。少し休んだ後、まず、太陽の光線がはっきりしている間に蓮華岳からの大展望を見ることにした。期待通り、蓮華までの稜線は、右に槍ヶ岳、左に白馬岳、後ろに剣岳を見ながらの稜線漫歩であった。「何と、ゼイタクな!」。つい、テンションが上ってしまう。蓮華岳の山頂でしばらく絶景を眺めてから、次は針ノ木岳を目指す。小屋から雪稜の登攀になる。腐った雪のトラバースはいやらしく慎重に通過する。最後の山頂直下の急傾斜はしっかりピッケルを刺して登攀終了。山頂からは、黒部湖のエメラルドグリーンが目に飛び込んできた。湖の上に連なる立山、剣岳などの山々は素晴らしく、昨年秋に来た景色と重ね合わせて眺めた。日本三大雪渓は白馬、剣沢、針ノ木であるが、この雪渓は雪がしっかりついていれば日帰りで安全に登れ、壮大な景色を得られる貴重な山域と思った。
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