白馬三山
- GPS
- 16:59
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 2,286m
- 下り
- 2,305m
コースタイム
- 山行
- 8:09
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 8:22
- 山行
- 7:56
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 9:09
天候 | 初日・2日目:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
秋の白馬大雪渓は雪渓はほとんど残っておらず、軽アイゼン等も不要でした。 鑓ヶ岳から白馬鑓温泉への下りでは一部鎖場がありますが、岩場に慣れている人であれば特に問題ないです。 |
写真
感想
10月11日〜12日の1泊2日で白馬三山縦走に行ってきました。
当初は槍・穂縦走を予定していたのですが、台風が接近しているとのことで日程を1泊2日に短縮。
っで、1泊2日で行ける場所を急遽検討して、白馬三山にしました。
11日の早朝、空は台風が来てることなど微塵も感じさせないほどの快晴。
快晴の空の下、猿倉を出発。
北アルプスの稜線が美しく輝いています。
上のほうは既に紅葉は終わってるでしょうが、下のほうはちょうど紅葉が始まって気持ちのいい道を進んでいきます。
森林限界を抜けると、白馬大雪渓の末端に到着。
初夏だと真っ白な大雪渓が目の前に広がっているのでしょうが、晩秋の雪渓はだいぶ解けていましたが、それでも巨大な雪渓が横たわっていました。
そして所々には、大きな口をあけたクレバスが。
雪渓を登っていき雪渓の上端についたあたりで昼食。
雪渓を見下ろしながら、青い空の下食べる昼食は最高でした。
左手には尖鋭な杓子尾根がそびえ立ちます。
険しい杓子尾根を長めなが登っていくと、稜線上に立つ白馬岳頂上宿舎が見えてきました。
猿倉を出発して6時間半、ようやく本日の幕営地である白馬岳頂上宿舎に到着。
テント場はそこまで広くなく、50張りも張ればいっぱいといった感じ。
しかし到着した頃は20張りほど。
登ってくるときも、思っていたほど人が登っていなくて、夏場の大行列とは正反対といった感じでした。
もしかしたら台風の影響もあったのかもしれませんが。
テント場にテントを張って、白馬岳を往復することに。
稜線を登っていくと目の前には巨大な白馬山荘が。
さすが日本最大の収容力を誇る山荘です。でかい…
山荘を過ぎて登っていくと、白馬岳山頂に到着。
山頂からは360度の大展望!
北アルプスの北端にある白馬岳から南のほうに目をやると北アルプスが一望できます。
7月のまだ残雪残る頃に訪れた剣岳、立山連峰。
その向こうには鋭く尖った槍ヶ岳に穂高連峰。
さらにその向こうには先日噴火した御嶽山が噴煙を上げているのが見えます。
テント場に戻り食事を済ませる頃には日も落ち空には星が輝き始めます。
満天の星空を眺めつつ、明日の天気に期待しながら眠りに。
4時にアラームで目を覚ますと、テントの中はうっすらと明るい。
寝過ごしたか!っと思って外に出ると、眩しいほどの月明かり。
ヘッドライトがいらないほど明るく、山々を照らし出します。
満天の星空も美しいですが、月明かりに照らされる山も幻想的で美しい。
食事をとり出発の準備を整えているとご来光が。
山々が朝日をうけて美しく輝きます。
気持ちのいい稜線を歩きながら杓子岳、白馬鑓ヶ岳を目指します。
目の前には北アルプスの山々。いつまでも眺めていたい景色が広がっていました。
そんな山々に別れを告げ、白馬鑓温泉小屋を目指します。
当初ここを宿泊場に考えていたのですが、9月末で営業を終えていたことと、当初の予報では日曜日は天気が微妙だったので逆ルートにしたのですが、予報に反して2日とも快晴!
小屋到着直前には鎖場もありましたが、それほど危険というほどではなく。
温泉小屋に到着すると、温泉は開放されていて浸かっている人もいましたが、ちょっとのんびり歩きすぎて時間が押していたので軽く食事だけとって猿倉を目指して下山していきます。
さっき歩いてきた白馬鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳の稜線が遠くなっていきます。
また来たい、今度はあの温泉にぜひ入りに行きたい。
そう思わせてくれた山行でした。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する