【鈴鹿】ドピーカン 藤原岳 木和田尾→天狗岩→展望丘→聖宝寺
- GPS
- 10:54
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 1,218m
- 下り
- 1,218m
コースタイム
- 山行
- 7:48
- 休憩
- 3:03
- 合計
- 10:51
SHARP AQUOS sense4 SH-M15 SIMフリー(Android Ver.12)
+カシミール3D・スーパー地形-GPS対応地形図アプリVer.4.6.0E
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
Googleマップ:https://goo.gl/maps/RdhmsVB5iKeZ8Hzh7 Mapcode: 290 371 044*53 |
コース状況/ 危険箇所等 |
(木和田尾)積雪は少なめだが、標高1000mから上の吹き溜まりはツボ足では厳しい。 (頭蛇ヶ平〜天狗岩)積雪は50〜60センチくらい?で所々テープ目印あり。途中から正規コースを外れて天狗岩へ直登、この日はトレースなし。 (天狗岩〜展望丘)積雪少なめだがトレースから外れるとツボ足は辛い。 (藤原山荘〜8合目)積雪があり泥んこではなかった。9合目〜8合目の間は夏道にトレースあり。 (8合目〜聖宝寺)谷沿いの山腹道。6合目までは岩がゴロゴロしていて歩き難い。5合目から下も急斜面に付けられた細道、滑落したらタダではすまないので油断しないように。堰堤前に下りたら左岸の階段で乗り越える。その先登山口は近い。 |
写真
感想
ご訪問ありがとうございます。
鈴鹿セブンマウンテンのひとつ藤原岳はオールシーズンハイカーが絶えない人気の山、特に早春の福寿草が咲く季節は大賑わいです。整備が行き届かない孫太尾根などは過負荷が懸念されるため、teppan_としては歩きに行きたいけど遠慮しています。
これまでに藤原岳を歩いたのは13年前に大貝戸ピストン、8年前に茨川から西尾根、6年前に孫太尾根〜大貝戸の計3回。積雪期なら負荷も少ないだろうと久しぶりに藤原岳を歩きましたが、天狗岩を訪れるのは実に13年ぶりでした。そんな理由で以前から訪れてみたかった頭蛇ヶ平ピークも今回が初めて、素晴らしいコンディションで展望を楽しむことができて感無量でした。
登りは山口から木和田尾の鉄塔管理道へ、夜明け前で真っ暗な上に雪で踏み跡が分からず、最初の鉄塔からいきなりコースを外し尾根直登で小向井山へ。
白瀬峠分岐からチェーンアイゼンを装着、さらに500mほど登ったあたりでカンジキを装着しますが、深さ1メートル近くありそうな吹き溜まりに捕まってなかなか尾根芯に上がれません。一歩進むのに足場を5回くらい踏み固めるの繰り返しで疲労困憊、結局300メートル登って尾根に乗るまでに40分もかかってしまいました。
L202鉄塔の先は平で広々とした場所、夏道はひとつ上のL201鉄塔を経由してから頭蛇ヶ平へ向かう様ですが、吹き溜まりが深そうだったので少しでも消耗を抑えるべく頭蛇ヶ平へ直登しました。
ラッセル中に”撤退”の2文字が頭をよぎりましたが主稜線からの眺めは素晴らしく、あきらめずに頑張ってみて良かったです。
頭蛇ヶ平から天狗岩間も新しいトレースは無く、思う存分スノーハイキングが楽しめました。天狗岩からは一転トレースを辿って難なく藤原山荘経由展望丘へ。賑わう山頂から下った所で輝く伊勢湾を眺めながらゆっくりランチ休憩してから下山しました。
中途半端な積雪だと泥んこ祭りの大貝戸道も、この日は少ないながらも適度な積雪量で汚れることなく8合目に到着。
その先の聖宝寺ルートは初めて歩きました。急な谷間に付けられた山腹道は岩ゴロゴロで歩き難く、最後に堰堤が見えるまで油断できないシビアなルートでした。
せっかくなので麓の聖宝寺を参拝し、鳴谷の滝に立ち寄ってから駐車場に戻りました。到着は予定の1時間遅れになりましたが、計画どおり歩くことができて満足な一日でした。
6年ほど前、竜ヶ岳で少しお話させていただいたlowriderです。
もしかしてふじわらパーキングの奥の方で椅子を出してくつろいでおられましたか?
前日の風がメチャメチャ強かった所為か雪のない所と吹き溜まりの差が半端ない状態で、所々新雪のラッセルに苦労させられましたが、そんなことを吹き飛ばすほどの大展望、名立たる山々が全見えの申し分のない天気でしたね
僕も六石温泉に行ったのですが営業30分前で温泉にありつけず残念でした
はい、トイレの横で椅子を出しておりました
lowriderさんは丸尾から御池岳に行かれたんですね。レコ拝見しましたが、藤原とは違って雪が深く大変だったのではないかと。私達は天狗岩からの後半はトレース盗み放題だったので楽させてもらえました。こんなに良いお天気のハイキングは滅多にありませんのでお互い良かったですね。
丸尾はまだ使った事がありませんので、参考にさせていただきますね。
六石温泉は17:00からでしたので、クルマの中でしばらく時間を潰してから向かいました
雪の藤原岳、いいですね。
雪に包まれた藤原岳、人の気配が薄であろう木和田尾からの入山、この山の奥深さを感じます。
吹き溜まりを越えての登高は、さぞ大変だったと思いますがノートレースの雪稜は私の憧れです。
どんな素晴らしい名山であってもアリの大行列、道路のようなトレースには閉口します。
絶景はラッセルで苦労した分以上に雪山が微笑んでいたからでしょうね
雪山に行きたい!と強く思いました。
人の気配が薄いルートを歩くのは大好きなんですが、自分達のスキルを超えた状況に撤退することも…この日はなんとか体力が保って良かったです。
ノートレースの雪原を歩くのは本当に気分が良いですよね。アリの行列に加わって踏み固められたトレースを歩くなんて、想像しただけでもウンザリです。でもこの日は前半でお腹いっぱい堪能させてもらったので、後半のトレースは正直助かりました
「撤退」を考えるようなスノーハイクと好展望、まさに絶好の登山日和でしたね。
頭陀ヶ平は展望自慢の場所で、四季を問わず大好きなコースです。
木和田尾を絡めて冬は霧氷、秋は紅葉と素敵な景色を見せてくれる場所です。
聖宝寺はいなべ地方では「いの一番」に名前が挙がるもみじ寺ですので、
木和田尾、頭陀ヶ平、聖宝寺と歩くのは秋の定番になりました。
2〜3日前の天気予報は晴れマーク、予想天気図でも高気圧に覆われ良い天気になりそうでしたので期待して出かけました。
積雪期の鈴鹿はあまり歩かないので分かりませんが、例年に比べて積雪はかなり少ないんでしょうね。それでも尾根の風下側は吹き溜まりになっていて、カンジキを履いていても結構沈み込むので苦労しました。
初めての頭蛇ヶ平では素晴らしい眺めを堪能することができたので、頑張った甲斐がありました。霧氷が全くなかったのは残念でしたが、そんな気象条件だったからこそ無風で快晴になったのでしょう。
聖宝寺も初めて訪れましたが、案内から紅葉が素晴らしいお寺だと知りました。秋に同じコースを歩くのも良さそうですね。
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