八ヶ岳 〜横岳登山口から美濃戸口へ結果的に縦走〜

2015年05月17日(日) [日帰り]

• GPS: 09:09
• 距離: 15.4km
• 登り: 1,434m
• 下り: 1,698m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:40
• 休憩: 1:27
• 合計: 9:07

距離 15.4km 登り 1,434m 下り 1,698m

5:19 海ノ口自然郷 横岳登山口
5:44 東屋
5:49 5:50 沢の木橋
6:56 7:00 「ここが中間点」標識
7:58 8:12 横岳展望地点
9:23 横岳（三叉峰）
9:39 9:41 横岳（奥の院）
9:51 9:52 横岳（三叉峰）
10:00 石尊峰
10:13 10:14 日ノ岳
10:30 11:30 二十三夜峰
11:37 11:38 地蔵の頭
11:58 赤岳天望荘
12:01 12:02 地蔵の頭
12:26 12:28 行者小屋
13:47 美濃戸山荘
13:52 赤岳山荘
13:52 やまのこ村
14:26 八ヶ岳山荘
14:26 ゴール地点

横岳までは順調でした。地蔵の頭の手前で、まさかの高山病。杣添尾根の残雪の影響でかなりの汗を掻いたのに、朝方涼しく、水分補給を疎かにした影響だと思います。水分補給は計画的に！。

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー 自家用車

杣添登山口の無料駐車場を利用　10台程度駐車可能
美濃戸口から茅野駅までバス930円
茅野駅から野辺山駅までsuica利用842円　野辺山駅はsuicaが使えます。
野辺山駅から横岳登山口駐車場までタクシー4300円

コース状況／危険箇所等

杣添尾根を少し登ると三叉峰直下まで残雪があり、夏道と冬道の双方を選択しながら進みます。目印がなく迷いやすい箇所もあり、特に下山時は注意が必要です。夏道は時折踏み抜きがあり、冬道は籔漕ぎまではいかないまでも、若干漕ぎながら進む場面もあります。

その他周辺情報

松原湖近くの日帰り温泉施設「八峰の湯」　５００円　

写真

5/17 5:25

横岳登山口（杣添尾根）から入山します。しばらく遊歩道を進みます。

5/17 5:51

天気は快晴。横岳から硫黄岳の稜線が良く見えます。

5/17 5:52

いよいよ本格的な登山道に入ります。

5/17 5:55

しばらく進むと橋があります。この橋を渡ると急な登りが続きます。

5/17 6:34

少し登ると残雪が出てきます。

5/17 6:42

このあたりの残雪はまだまだです。

5/17 6:49

徐々に残雪が多くなり、踏み抜きに注意が必要になります。

5/17 7:04

杣添尾根の中間点です。

5/17 7:13

残雪だらけになってきました

5/17 8:00

残雪が多いので、このあたりから冬道を登ります。夏道は傾斜のある斜面を巻くので冬道の方が登りやすいです。写真はありませんが、残雪が少なく、冬道でプチ籔漕ぎもありました。

5/17 8:21

富士山も良く見えます。

5/17 8:21

赤岳も良く見えます。

5/17 8:45

冬道はピークを越えなければならないので、途中から夏道に戻ります。このあたりは雪が固くて登りにくいかったですが、ノーアイゼンで登れました。

5/17 8:57

空が青いですね。最高！

5/17 9:05

三叉峰が見えました。もう間もなく残雪から解放されます。

5/17 9:05

横岳方面です。

5/17 9:05

硫黄岳方面です。

5/17 9:13

赤岳も真横に見えるようになりました。

5/17 9:25

もうすぐ三叉峰です。

5/17 9:25

三叉峰の手前から杣添尾根を見下ろします。

5/17 9:27

三叉峰の標識も近くになりました。

5/17 9:28

富士山をバックに。

5/17 9:28

杣添尾根をバックに。

5/17 9:29

富士山をアップで。

5/17 9:30

三叉峰から横岳へ向かう途中で、左から赤岳、中岳、阿弥陀岳。その奥には南アルプスが見えます。

5/17 9:30

南アルプスをアップで。仙丈ケ岳、甲斐駒ヶ岳が美しいです。

5/17 9:31

中央アルプスです。

5/17 9:33

御嶽山です。噴煙は見えませんでした。

5/17 9:36

登ってきた杣添尾根

5/17 9:38

三叉峰を振り返りつつの赤岳。

5/17 9:38

最高です。

5/17 9:39

横岳まで、もう間もなくです。梯子を2つ登れば横岳山頂です。

5/17 9:40

1つ目の梯子です。

5/17 9:42

2つ目の梯子です。ここを登れば・・・。

5/17 9:43

ほら、もう山頂です。

5/17 9:44

横岳の山頂です。バックに富士山です。

5/17 9:45

赤岳

5/17 9:45

赤岳と阿弥陀岳

5/17 9:45

手前に霧ヶ峰、奥に北アルプスです。穂高、大キレット、槍が良く見えます。

5/17 9:46

硫黄岳、奥に蓼科山です。その間にポチっと西天狗岳の山頂が見えます。

5/17 9:46

赤岳鉱泉です。

5/17 9:46

こちらは行者小屋です。

5/17 9:47

金峰山方面です。時間もあるので三叉峰の反対側の赤岳に向かいます。

5/17 10:12

三叉峰から赤岳間は、ちょっとした鎖場もあります。

5/17 10:17

赤岳、いいですね〜。このあたりまでは調子良かったのですが・・・。

5/17 10:21

ここを下って・・・。

5/17 10:21

赤岳が近づてきました。何だかボーっとして呼吸が・・・。

5/17 10:59

少し休みましたが高山病の症状が出てきました。

5/17 11:05

引き返そうにも苦しいなあ。

5/17 11:06

とりあえず横になって休みます。桜平から赤岳ピストンのお兄さんが気にかけてくれました。ありがとう！。その後落ち着いたので、とりあえず赤岳天望荘で休むことに。

5/17 12:09

赤岳天望荘の写真は撮り忘れました。天望荘でいただいたコーヒーは格別でした。ありがとうございました。高山病の症状で心が折れ、登り返して杣添に行くのは厳しいと判断し、地蔵尾根を下ることに。

5/17 12:09

お地蔵様、無理はしません。

5/17 12:22

久々に雪のない地蔵尾根です。少し下ると元気になります。

5/17 12:35

あっという間に行者小屋に到着です。

5/17 12:35

行者小屋のテン場です。日曜日のせいか一張もありません。

5/17 12:39

美濃戸へ向かいます。ヘリポートです。

5/17 12:39

振り返っての赤岳です。

5/17 13:21

雪のない南沢コースも久しぶりです。

5/17 13:36

つい一か月前までとは景色が大分違います。完全に雪が消えました。

5/17 13:44

橋もご覧のとおり。

5/17 13:45

冬は雪で埋まっていた南沢です。

5/17 13:51

橋を2つ渡れば・・・。

5/17 13:55

はい、美濃戸山荘です。

5/17 13:55

登山道の入口にある八ヶ岳の看板です。

5/17 14:00

おっと、赤岳山荘を通り過ぎてしまった。こちらはやまのこ村です。林道を美濃戸口に進みます。

5/17 14:28

この橋を渡れば・・・。

5/17 14:34

美濃戸口に到着です。お疲れさまでした！。と、言いつつ、ここからバスで茅野駅に向かい、電車で野辺山駅まで行き、タクシーで横岳登山口の駐車場まで戻って車を回収するという新たな旅の始まりです。残念！。

撮影機器：

TG-625 OLYMPUS IMAGING CORP.

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ ポール

備考

残雪の踏み抜き等で歩きにくく、思いのほか汗を掻きます。水分補給は計画的に。

感想

akaginoboru

杣添尾根から横岳と赤岳を目指しました。
横岳までは順調だったのですが、赤岳に向かい、地蔵の頭の手前で心拍数が上がり、手のしびれや頭がボーっとするなど、高山病の症状が出てしまいました。
杣添尾根の残雪で、思いのほか汗を掻いたにも関わらず、朝方涼しかったこともあって、水分補給を疎かにしたことが影響したものと思われます。

しばらく横になって休んでいたところ、通りがかった桜平から赤岳ピストンの方に気にかけていただき、ソロだったので心強く大変ありがたかったです。この場を借りて、御礼申し上げます。ありがとうございました。

その後若干回復したので赤岳天望荘まで行って少し休みましたが、小屋番さんにはコーヒーをいただき、とても美味しく格別の味わいでホッとしました。ありがとうございました。

体調不良ですっかり心が折れてしまい、登り返して杣添尾根まで戻る気力も失せ、やむを得ず地蔵尾根を下ることにしました。美濃戸口まで下り、バスで茅野駅に向かいました。横岳登山口の駐車場に車を止めてあったので、電車で野辺山駅まで行き、タクシーで横岳登山口の駐車場まで戻り、無事に車を回収することができました。ただ、小淵沢駅で中央本線から小海線への乗り換えで54分待ちという乗継の悪さには閉口しました。

すったもんだもありましたが、天気も良く景色も最高で人の温かさにも触れることができ、本当に楽しい一日になりました。ありがとうございました。