ヤケオ山直登から釈迦岳
- GPS
- 05:54
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 1,185m
- 下り
- 1,185m
コースタイム
- 山行
- 5:40
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 5:52
天候 | 晴天のいい一日になりました(^^) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所はありませんでしたが、取り付きにいささか迷うところがありました。あと、登り始めは分岐多数で迷いました(^^;)。 |
その他周辺情報 | 下山後は比良駅前の一休でゆっくりさせていただきました(^^)。 |
写真
感想
久々に山に行けるも雪がもうなさそう(^^;)。まあ自然は仕方ないっすね。でもって、暖めていた北小松からの直登ルートに行ってみることにしました。ヤケオ山へダイレクトに向かうルート。ヤケオ山主稜やん?ってほどでもないか。今の季節は不快害虫もヒルもなく、ありがたいです。
北小松駅を出発も、いきなり道が良くわからん(^^;)。予定では湖西線線路西側を歩くつもりが、なんか歩けなさそうな状況なので、道路を通って迂回していくことに。なんとか迂回していくも、突然看板があってこの先入ってはいけませんとのこと。なんでやねーん(^^;)!
まあ進行方向はこの看板のある川の右岸に向かわなければならなそうなので、立ち入り禁止の手前で渡渉して取り付きを探していきます。取り付きというか登山道入り口というか、スタートは簡単に見つかりました。が、すぐに分岐が大量発生。というのも自然観察園のようになっているようで、鳥類の巣箱があったりその観察のルートになっていたりで道が入り組んでおるんです。
その割に人に来てもらおうとしていない感じがこれまた素敵(^^;)。自然の楽しみは危険が伴いますからこれぐらいでいいのかもしれません。私も何度か間違いながら、目指す尾根筋を探します。なかなかこれが面白くも難しい(^^;)。出オチ(笑)的な今日のスタート。実際、本日の核心は駅からここあたりだったかもしれません。
さて、なぜか設置されていた赤リボンの先からは分岐も減ってわかりやすい道が伸びておりました。もちろんバリエーションなので道を期待してはおりませんでしたが、ここ北小松山域は中井新道しかり雄松山荘道しかり、石の切り出しによる生活道があるかと想像していたのですが、まさしくその通りでした。その先に進んでいきます。
道は凹部が道になっているというこのエリア特有のテイストでした。ありがとうございます。往時の往来の人々に思いを巡らしつつ、動物に警戒して鈴を鳴らしつつ、私はビビりつつ、進んでいきます(^^;)。気持ちのいい道が続きます。今日は尾根筋のはずですが、尾根の左の道に気が付けば吸い込まれていました。
とても明瞭な道でしたが、これは違ってました(^^;)。ルート作成時にこんなトラバースはなかったし。この道はおそらく中井新道へどこかで合流するのではないか。この先を見たくもありますが、今日予定のルートの顛末を知りたいほうが上回り、いったん引き返して尾根筋にリルートします。
尾根筋はちょっとした岩登り感もあって、爽快な道でした。右には牛山が見え、後ろには琵琶湖が見え、足元も踏まれたらしき根っこが出ています。尾根筋なので風は出てきますが痩せ尾根でもなくむしろ気持ちいい。2月なのに風が気持ちいいって、季節がおかしくないかい(^^;)?もっとも、熊や鹿ににビビった冷や汗かもしれませんが(笑)。
ずっとこんな感じかと思いきや、なぜかだんだん道は不明瞭になってきました。そもそもが生活道だとすると、石を運ぶには尾根は不適かも。そうだからかと思いつつも不自然なぐらいの直登に登山者が付けたと思われる足跡らしきものを辿ります。気づけばすっかり藪藪のバリエーションになって、エンジンがかかりました(^^)。やっと四駆で行けますぜ!
と、強がっておりますが実際は少し前からすでに四駆で、ガス欠なほどに消耗しておりました(^^;)。いやほんまにしんどい。最近は四駆登山が多かったせいか、もはや足が燃え尽きてる(^^;)。まあ天気もいいしゆっくり登ろうか。
ほんでもって意外に濃いヤブヤブが登場。ということはルートミスしちゃってる?足元は雪が付いてきているのでよくわからんけど、危険を感じる斜度でもないので藪を漕いで登りますが、意外とこれが長い。いやほんま長い。長かった(^^;)。やっとこ左に登山道(中井新道)を見つけ、合流。そしてこの先こそこのルートのハイライト、素晴らしい眺望があるのですよ。
まずはススキ漕ぎがあるのですが、枯れススキとなめていたらこれが意外と厄介。下に向いて雪にならされているのでハイステップでないと引っかかるし、こっちの顔に向けて枯れた穂先が刺さる。でもハイシーズンよりずっとましか。このあたりから眺望が飛び込んでまいりました(^^)。
今日は北風のおかげか空気がきれいで、琵琶湖東岸の山々はもちろんのこと、御嶽山や白山までもがしっかりと見えました。北アルプスや中央アルプス、南アルプスも。こんなに見えるのは今年2回目やな。やっぱりいいわぁ(^^)。足攣りの兆候が出てきていたのもあったので、眺望を楽しみつつ補給をしつつ、しばしの休息を挟んで歩きます。
その先のヤケオ山へは程なく到着。「通行止」の看板の裏からトレースを伸ばすのは恐縮ですが、いい道でした。この先は釈迦岳ですが、稜線に出たせいか何とも素晴らしい霧氷の世界になりました。2月ですから本来なら当然かもしれませんが、今年の雪不足にこの世界をもう期待できないと思っていた中での釈迦ブルーとの再会。ありがとう!
足が燃え尽きているのでゆっくり進みます。意外と最後の登りがしんどいのですがなんとか山頂へ。少し補給をしているとお二人組とソロの方が登ってこられました。ご挨拶して下山ルートを検討します。
当初はワンゲル道から雄松山荘道旧道へ下りたいと思っていたのですが、ワンゲル道のイチョウガレをこの雪の中で下るのもなんだかなと。まあ、チキンなんでビビったわけです(笑)。ならばと普通にここから下山するのも、せっかく雪が降ったのにもったいなく感じます。なので八雲ヶ原は通らないけど北比良峠からダンダ坊で降りることにしました。
北比良峠までは足跡もある中、楽しい雪道歩きでした。きれいな雪道って、あるようでなかなかない。気持ちいい。そして北比良峠で武奈ヶ岳を振り返ると、ダケ道で下山します。ちょうどこの道だどこの冬に世話になった堂満岳が見える。そちらの雪の具合も見てみたいと思ってました。
ちょっと見えた堂満岳は、昨日の雪のせいか白く見えましたが、北壁を登るには足りないでしょうね(^^;)。希望を言わせていただければもう一度雪をまとってほしいところです。ダケ道を下ってカモシカ台の先からは、ぼちぼち左に注視しながら進みます。
ダンダ坊ルートへはしっかり木で封鎖いただいてますので、誘引防止のために進む前に周辺を確認いたします(^^;)。入った先はいつもの静寂な山域がありました。もちろん自己責任です。でもなぜかほっとしています(笑)。
そして下山。本日のヤケオ山へのルートは想定外の季節での達成になってしまいました。むしろ1か月早い季節を楽しめたと思います。さて、ここからは久々に比良駅までの道歩き、天気がいいので登ってきた山々を振り返りつつのエピローグです。
で、比良駅に下山後には駅前の「一休」さんにて一杯いただいたりするのですが、本日は珍しく先客なし。大将とお話ししていると3名様ご来店。山話で盛り上がり、お互いフォローさせていただきました。いつか六甲教えてくださいませ(^^)。まだまだひよっこですが比良山系の拙い情報でよければお伝えさせていただきます。
一足先に失礼して湖西線に乗り込み、家路につきました。今日もいい一日、ありがとうございました!
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