久々の晴れ間♪第33回二岐山・山開きへ


- GPS
- 06:49
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 906m
- 下り
- 908m
コースタイム
天候 | 小雨のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
7時30分頃の到着時、会場に近い駐車は満車になっており、第2駐車場になっている天栄スキーリゾートに駐車するよう誘導がありました。 駐車場からは、シャトルバスが運行されています。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山道概況】 1)受付会場〜二岐温泉登山口 受付会場からは約1時間、林道を歩きます。 温泉街を抜け、川を渡ると砂利の悪路になりますが、車で通れないことはなく、登山口まで車の乗り入れが可能です。 2)二岐温泉登山口〜ブナ平 登山口からは急登が続きます。 山開きに合わせて刈り払いと赤テープによる目印の設置がされ、迷わず進めました。 傾斜が緩やかになると、中間地点のブナ平に着きます。 3)ブナ平〜男岳(おだけ) 緩やかで歩きやすいブナ平を過ぎると、斜面に平行になって登って行きます。 やがて斜面を直登するようになり急登になりますが、その急登を登りきると二岐山の最高地点である男岳に着きます。 360度の展望が得られる見晴らしの素晴らしいピークで、風の弱い好天日ならまさに登山者好みの気持ち良い場所であることは間違いありません。 4)男岳(おだけ)〜笹平〜女岳(めだけ) 男岳からもう一つの山頂である女岳へは、一旦鞍部まで下って登り返します。 女岳山頂直下は短いながらも急登です。 木に頭を打ち付けないよう、頭上注意。 5)女岳(めだけ)〜下山口 女岳からはロープの連続する、「地獄坂」と呼ばれる急登を下ります。 このコース一番の難所でした。 登りで使う際も下りで使う際も、ストックは収納すべき急登かと思われました。 ロープの連続を終えると、勾配も緩やかになりストックでも十分に歩けるようになります。 6)下山口〜受付会場 下山口から大半は砂利の林道を歩きます。 【地形図】 25,000分の1 甲子山・湯野上 【水場】 なし 【トイレ】 なし ※登山口と下山口にそれぞれ簡易トイレが設置してありましたが、山開きのための設置かもしれません。 |
その他周辺情報 | 【温泉】 大丸温泉 あすなろ荘 ※無料入浴券利用のため無料で入りました。 内湯・露天風呂 シャンプー・ボディソープ・ドライヤーあり 【周辺の道の駅】 道の駅 羽鳥湖高原 【コンビニ】 周辺にはコンビニがないため、事前に済ませておく必要があります。 |
写真
こちらは大白森山方面。
この日、このさらに向こう側にある赤面山でも山開きが行われていましたが、雨と強風で大変だったようです。
装備
個人装備 |
ヘッドランプ(1)
折畳傘(1)
1/25000地形図(1)
虫除けスプレー(1)
シルバコンパス(1)
熊鈴(1)
筆記具(1)
保険証(1)
飲料水
ティッシュ(1)
医薬品類(1)
タオル(1)
雨具(1)
携帯電話(1)
ウェットティッシュ(1)
腕時計(1)
食糧
エマージェンシーシート(1)
携帯用簡易トイレ(2)
ツェルト(1)
サバイバルシュラフ(1)
調理用バーナー(1)
バーナー用ガス(2)
行動食
コッヘル
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感想
前回、鳴虫山を一緒した人の要望で、二岐山へ行ってきました。
二岐山は、額取山からも安達太良山からも磐梯山からも三本槍岳からもそれと分かる特徴的なシルエットの山で、その存在はだいぶ前から知っていたのですが、如何せん登山者の少ない山のため熊との遭遇が怖く、また笹藪との格闘が必要であったりして、なかなか行く気になれない山の一つでした。
しかし、山開きとなれば登山道は整備される上、他の人も大勢いるので熊の心配も少なく済みます。
まさに絶好のチャンスと捉え、4人で山頂を踏み付けてきました。
受付が午前7時半からのため、その時間に到着するように行ってみると、既に会場に近い駐車場は満車になっており、第2駐車場へ駐車。
シャトルバスで会場へと移動します。
駐車場のことからも予想はできていましたが、結構人の多いこと。
ざっと見える範囲でいうと、150人ほどはいそうです。
受付を行うと、記念バッジと温泉の無料入浴券と抽選券付きのコースマップが貰えます。
抽選番号は、「349」でしたが、349番目の受付ってことなのかな?
安全祈願ののち抽選が行われましたが、全然ハズレ・・・。
やはり自分のクジ運はとうの昔になくなってしまったようです。
開会式ののち、一斉に歩きだします。
登山口までは約4.5kmありましたが、大勢歩いているのであまり苦にはなりません。
また、この時点では霧雨が降っており、中にはザックカバーを着けて歩く人も。
登山口手前の御鍋神社の簡易トイレでトイレ休憩(ただし行列待ち)をして登山口よりいよいよ登山道に入ります。
早速急登になりますが、一緒に歩く人を考慮し、次の1歩を踏み出すのに1秒の間隔を置くように心がけるスローペースで登って行きます。
登山道は整備されており、赤テープによる目印が随所にあるだけでなく、刈り払いもあって快適に歩けました。
普段は挑戦をためらう山でも山開きなら安心して行ける。
これぞ山開きの醍醐味です。
中間地点のブナ平を過ぎ、さらに1時間急登を登って、二岐山の最高地点である男岳に到着。
広いとはいえない山頂では既に20人以上が休憩しており、山頂での記念写真や休憩スペースには少々難儀しましたが、上空は雲が多いながらも晴れ間が見え、抜群の眺め。
風がやや強いですが、久々の好展望に感激して、興奮気味に周りの景色を眺め渡します。
眺めを一通り楽しんでから手短にお昼休憩をとり、もう一つの山頂である女岳へ。
女岳は山頂周辺に木々が茂り、男岳と違って展望は望めません。
しかしその分風が遮られるので、火を使うには丁度良く、お湯を沸かしてカップ麺で改めてお昼にしました。
休憩をとった場所には、この山頂で結婚式を挙げた際に植えたらしい木が。
この山が好きだったのかな。
お昼の続きをとって、下山を開始します。
確かロープが延々と下まで続いているという、通称「地獄坂」で、山開き式の中でも「たっぷり楽しんでください」といわれたところです。
その「地獄坂」の道標が見えると・・・ありました、下まで続く長いロープが。
元来の高所恐怖症でワクワクドキドキ感よりも恐怖感のほうが圧倒的に勝ってしまう性分のため、ゆっくりと慎重に下ります。
登りと違って緊張の連続です。
長い長いロープ場を終えると、ようやく普段歩いている感じの勾配に変わり、ここまでずっと収納してきたストックを展開して、定番の歩行スタイルで進みます。
頭上の新緑がとても美しい道です。
下山口までそう遠くないところでは、数人の地元スタッフに付き添われた登山者が横たわっているのが心配になりましたが、全員無事に下山。
そこからは砂利の林道を2�ほど歩いて受付会場に戻りゴールしました。
抽選は結果的に何も当たりませんでしたが、ふるまわれた豚汁の塩分が染みるご馳走でした。
温泉は、受付時に配布された温泉入浴券を持って「大丸温泉 あすなろ荘」を利用しましたが、この温泉入浴券、裏面に利用時間が16時までとあります。
あと10分ぐらいしかないじゃん!
ゆっくり登る人もいるのだからもう少し長めでもいいのではとも思いましたが、宿泊者との利用時間が重ならないよう考慮されているのかもしれないと思い、手短に温泉に浸かりました。
後半は苦手とする場面が続いた山行でしたが、山頂では展望が楽しめ、この日も良い山歩きができました。
この次は、山メシを楽しんできたいなあ。
コメント
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こんばんは。
二岐山とは、中々渋い選択ですね。
私は3年前に登りました。
本当はこちらのように周回したかったのですが、
姿が見えない熊さんに怯えて過ぎて(笑)、
男岳ピストンにしました。
こんばんは。
やはり山を歩くなら、青空の見える日が一番ですよね。
二岐山は、今回ご一緒した方から以前にリクエストがありまして、それによる選択です。
なにか良い噂を聞いたんでしょうね〜。
二岐山とか甲子山などの界隈だと熊の目撃談を高頻度で聞きますので、それで山開きを選びました。
まぁ、熊自体は県内の山ならいてもおかしくはないですが・・・。
熊の心配が少なくて済むのなら、甲子山も本当は登ってみたいのですけどね〜(´・ω・`)
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