ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 655025
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

☆【日本百名山】雲取山(鴨沢→三峯神社、日帰り強行軍)

2015年06月07日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
21.6km
登り
1,955m
下り
1,430m

コースタイム

日帰り
山行
5:42
休憩
1:17
合計
6:59
8:04
26
スタート地点
8:30
8:31
54
9:25
9:28
48
10:16
10:21
24
10:45
10:47
24
11:11
11:50
14
12:04
12:08
40
12:48
12:51
13
13:04
13:05
15
13:20
13:21
27
13:48
13:52
9
14:01
14:15
48
天候 曇り時々晴れ
最高気温:21.8℃ 最低気温:12.3℃(アメダス小河内)

雲取山頂にいる間は運良く晴れてくれた。
それ以外はおおむね曇りかガス。
過去天気図(気象庁) 2015年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
(往路)池袋454-502新宿518-555立川604-634青梅635-718奥多摩725-757留浦BS
(復路)三峯神社BS1545-1700西武秩父1710-1757飯能1806-1854池袋

・往路の小菅行きのバスは、ちょうど1台で全員着席できる程度の混雑。
・復路の三峯神社発のバスは、臨時便があって2台運行。
 日帰りで使えそうなのは、三峰神社15:45、16:45発。
・西武秩父駅前のレンタカー屋付近に金券の自販機あり。
 土休日で西武秩父〜池袋630円の回数券がバラ売りされている。
コース状況/
危険箇所等
鴨沢コースは初心者向きコースで、高尾山と大差ない程度のゆるい登山道。
三峰コースは一般向きコースで、アップダウンが多く、ちょっとした岩場もある。
公共交通機関の日帰りであれば、鴨沢からのピストンが一番無難。
三峰コースを下りに取ると、幾度となくやってくる登り返しに泣かされます。

◯鴨沢〜ブナ坂
ひたすら登るのみだが、傾斜はほぼ一貫して緩やか。
よく歩かれており、道迷いの余地はほとんどないと思われる。
堂平直前にある水場は細かった。

○ブナ坂〜雲取山頂
明るい尾根道が主体。各ピークの手前に少し急登がある。
天気のいい日は日焼け不可避だろう。

○雲取山頂〜霧藻ヶ峰
アップダウンが多く、なかなか素直に下らせてくれない。
白岩山前後や、前白岩の肩〜お清平の区間は、滑落事故が多いらしい。
実際、雨後で登山道が濡れている場合は、神経を使う。

○霧藻ヶ峰〜三峰神社
ほぼ一貫して緩やかな下りとなる。
標高差は400m以上、距離も4km近くあるので、結構骨が折れる。
消化試合のような印象もあり、緊張がゆるみやすいので注意。
その他周辺情報 三峰神社には温泉もありますが、バス停から徒歩10分程度離れています。
登山帰りに立ち寄るのは少々面倒かも。
留浦バス停より少々歩いて山梨県。丹波山村は初めてです。
留浦バス停より少々歩いて山梨県。丹波山村は初めてです。
序盤はゆるやかな道が延々と。退屈なので、サクッと登ってしまいます。
序盤はゆるやかな道が延々と。退屈なので、サクッと登ってしまいます。
堂所手前の水場は細かったです。
堂所手前の水場は細かったです。
堂所到着。ここまでは楽勝です。
堂所到着。ここまでは楽勝です。
七ツ石山は巻きます。また今度!
七ツ石山は巻きます。また今度!
少々濡れているので慎重に。
1
少々濡れているので慎重に。
ブナ坂到着。広い休憩スペースはここまでで初めてです。
ブナ坂到着。広い休憩スペースはここまでで初めてです。
石尾根縦走路に入りました。これまでと一転して、明るく気持ちいい道。
石尾根縦走路に入りました。これまでと一転して、明るく気持ちいい道。
ツツジはちょっとだけ残ってました。
ツツジはちょっとだけ残ってました。
わかりにくいですが、ヘリポート。
わかりにくいですが、ヘリポート。
奥多摩小屋は何というか味のあるつくり。
奥多摩小屋は何というか味のあるつくり。
ヨモギの頭への急登。本日初の急登でしょうか?
ヨモギの頭への急登。本日初の急登でしょうか?
ヨモギの頭到着。山頂自体は三角点があるくらいですが…
ヨモギの頭到着。山頂自体は三角点があるくらいですが…
振り返ると石尾根の大展望。雲が多く山座同定できないのが悔やまれる。
2
振り返ると石尾根の大展望。雲が多く山座同定できないのが悔やまれる。
雲取山は目と鼻の先。
雲取山は目と鼻の先。
山梨県側の山頂に到着です。いいペースで歩けたので、ほぼ3時間で到着しました。
山梨県側の山頂に到着です。いいペースで歩けたので、ほぼ3時間で到着しました。
振り返ってみますが、雲がよく多くなっています。
振り返ってみますが、雲がよく多くなっています。
東京・埼玉側の山頂に到着。これは東京都の看板。
1
東京・埼玉側の山頂に到着。これは東京都の看板。
これは埼玉側の看板。一番スタイリッシュかな?
3
これは埼玉側の看板。一番スタイリッシュかな?
山頂はそこそこ広く、晴れていれば360度とまではいかなくても、かなりの展望が楽しめるはず。
山頂はそこそこ広く、晴れていれば360度とまではいかなくても、かなりの展望が楽しめるはず。
山頂から下り、雲取小屋に着くと、こんな看板が。「大」をして、存分に爽快感を味わいました。
山頂から下り、雲取小屋に着くと、こんな看板が。「大」をして、存分に爽快感を味わいました。
女坂を下ります。とても歩きやすいです。
女坂を下ります。とても歩きやすいです。
白岩山への道中に、巨大な石灰岩。
白岩山への道中に、巨大な石灰岩。
原生林と苔。奥秩父らしくて良い!
原生林と苔。奥秩父らしくて良い!
白岩山は展望のない、静かなピーク。評判通り、鹿がすぐ近くに寄ってきました(すぐ逃げられたため撮影できず)
白岩山は展望のない、静かなピーク。評判通り、鹿がすぐ近くに寄ってきました(すぐ逃げられたため撮影できず)
しばらく歩いて前白岩山。ここからの下りがきつい。
しばらく歩いて前白岩山。ここからの下りがきつい。
ほぼ半分ほど、三峰コースを歩きました。おおむね500m間隔で距離表示の道標があり、心強い。
1
ほぼ半分ほど、三峰コースを歩きました。おおむね500m間隔で距離表示の道標があり、心強い。
本日一番の難所。かなり鎖のない急な岩場を下りました。
本日一番の難所。かなり鎖のない急な岩場を下りました。
お清平。怒涛の下りは終わってほっとしますが、ここから再び登り返します…
1
お清平。怒涛の下りは終わってほっとしますが、ここから再び登り返します…
広いスペース。休憩に最適でしょう。
広いスペース。休憩に最適でしょう。
少し登って霧藻ヶ峰。
1
少し登って霧藻ヶ峰。
休憩所があります。
休憩所があります。
両神山などの展望が開けます。天気のいい日は浅間山や、さらには北アルプスも望めるらしいが。。
1
両神山などの展望が開けます。天気のいい日は浅間山や、さらには北アルプスも望めるらしいが。。
霧藻ヶ峰からの下りは、きついところはありません。ただし、三峯神社まで距離は結構あります。
霧藻ヶ峰からの下りは、きついところはありません。ただし、三峯神社まで距離は結構あります。
ついに三峯神社側へ下山しました!達成感で満ち溢れてます。
ついに三峯神社側へ下山しました!達成感で満ち溢れてます。
前回も立ち寄った茶屋へ寄り…
前回も立ち寄った茶屋へ寄り…
今回はこんにゃくおでん(\200)を注文。食欲がありすぎて、写真を撮る前に3本中2本食べちゃいました。。
3
今回はこんにゃくおでん(\200)を注文。食欲がありすぎて、写真を撮る前に3本中2本食べちゃいました。。
撮影機器:

感想

梅雨入り直前の週末。春の登山の総まとめをしたいと思い、
本格的なロングコースを考えたところ、雲取山を縦走することにしました。
かなり破天荒な計画なので、目標タイムより遅くなったら、
躊躇せず引き返すことを大前提としました。
ただ、昨年の秋に日光の女峰山を、割と余裕を持って日帰りできたことから、
問題なく歩けると判断しています。

8時過ぎに留浦のバス停から登り始めたのですが、下山者が多い点が特徴的に感じました。
雲取山は本来一泊して登る山だよなと改めて実感しつつも、
日帰りに挑戦すると決めたからには、ぐいぐいペースを上げて歩きます。
前半は風景の変わらない地味な登りが続きますが、無心でひたすら高度を稼ぎます。
後半は明るい尾根道で展望が開け、ハイテンションで一気に登ります。
そんな感じで登りはすこぶる順調、3時間少々で山頂に到着しました。

山頂到着時は一応晴れてましたが、周辺の山々が曇ってほとんど見えません。
ですが、これまで登ってきた尾根を眺めるだけで十分満足です。
ただ、もう少し長く居たかったところ、早く下り始めたかったので、
12時前に山頂を出発しました。

下りの三峰神社に至るコースは、雰囲気がガラッと変わりました。
鴨沢コースは奥多摩の雰囲気でしたが、三峰コースは奥秩父の雰囲気。
原生林や苔むした登山道に、ガスがかかって幻想的な感じになりました。
そんな雰囲気をゆっくり味わえればよかったのですが、
コースのアップダウンの多さには辟易です。
山頂から大きく下ったと思ったら、白岩山に登り返すことでパーになったり、
難所を乗り越えてお清平まで下ったのに、霧藻ヶ峰へ100m近く登り返すなど、
下りコースに取るにはとってもつらい道でした。

ただ、霧藻ヶ峰からの下りはとても楽で、三峰神社に到着した時には、
このまま表参道か裏参道を下ってやろうかと思うくらいでした。
さすがにこれ以上歩くと、明日以降に支障を来すのでやめましたが…。

一般的には難しいとされる、公共交通機関による雲取山の日帰りも、
やってみればできるもんだと思いました。
ただ、実行するのであれば、鴨沢からの往復をお勧めしたいです。
三峰神社への道はアップダウンが多く、ちょっとした岩場もあり、登り向きでしょう。
鴨沢から往復であれば、そこまで非現実的な計画ではないと思います。

とにかく今回の山行では、春シーズンの総まとめ的な登山ができてよかったです。
もうそろそろ梅雨入りなので、当面派手な登山はしづらいでしょう。
どうやって体力を維持していくか、当面の課題です。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:761人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 奥武蔵 [日帰り]
雲取山(三峰神社より往復)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 奥多摩・高尾 [日帰り]
小袖乗越〜ブナ坂(石尾根)〜雲取山山頂
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
ハイキング 奥多摩・高尾 [日帰り]
小袖乗越雲取山
利用交通機関:
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
雪山ハイキング 奥多摩・高尾 [日帰り]
雲取山(鴨沢バス停往復)
利用交通機関:
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
雪山ハイキング 奥多摩・高尾 [日帰り]
七ツ石山・雲取山
利用交通機関:
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 奥多摩・高尾 [2日]
雲取山  三峰神社ー鴨沢
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
トレイルラン 奥多摩・高尾 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら