会津駒ヶ岳で雪山ハイク〜尾瀬ヶ原散策

2015年06月05日(金) 〜 2015年06月07日(日)

• GPS: 44:11
• 距離: 31.5km
• 登り: 1,834m
• 下り: 1,762m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:05
• 休憩: 0:25
• 合計: 5:30

11:25 会津駒ヶ岳滝沢登山口
12:05 12:10 会津駒ヶ岳登山口
14:00 14:05 水場
16:00 16:05 駒の小屋
16:25 16:35 会津駒ヶ岳
16:55 駒の小屋

2日目

• 山行: 7:45
• 休憩: 1:10
• 合計: 8:55

7:05 駒の小屋
8:40 8:45 水場
9:50 9:55 会津駒ヶ岳登山口
10:20 11:05 駒ヶ岳登山口バス停
11:50 12:00 御池駐車場
12:05 12:05 御池田代
12:10 12:10 田代坂
12:15 12:15 姫田代
12:40 12:40 上田代
12:45 12:45 ノメリ田代
12:50 12:50 裏燧横田代
13:00 13:00 西田代
13:35 13:40 裏燧橋
14:15 14:15 三条ノ滝・御池・渋沢温泉方面分岐
15:05 15:05 温泉小屋・三条ノ滝・御池方面分岐
15:25 15:25 赤田代
15:50 15:50 見晴(下田代十字路)
16:00 見晴しキャンプ場

3日目

• 山行: 3:55
• 休憩: 0:10
• 合計: 4:05

5:00 見晴しキャンプ場
5:35 5:35 見晴(下田代十字路)
6:30 6:35 竜宮十字路
7:05 7:05 下ノ大堀川橋
7:20 7:20 牛首分岐
7:25 7:25 上ノ大堀橋
7:55 8:00 山ノ鼻
9:05 鳩待峠

天候

6月5日　曇り、夕方から雨
6月6日　午前（会津駒から下山）は曇り時々霧雨
　　　　　午後（御池〜見晴台）小雨、のち霧雨
6月7日　晴天
　　　　　

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き（6月5日）：
電車：北千住6:31-9:25会津高原尾瀬口（東武鉄道　2430円）
バス：会津高原尾瀬口9:50-11:00檜枝岐（会津バス　1,790円）

※東武経由での交通アクセス
http://homepage2.nifty.com/ozeguchi/newpage20.htm

移動（6月6日）　※檜枝岐から尾瀬・御池へ
バス：会津駒ヶ岳登山口11:00-11:30御池（会津バス　700円くらい）

帰り（6月7日）
バス：鳩待峠9:35-10:105戸倉（関越交通930円）
バス：戸倉10:17-11:3947沼田（関越交通2,050円）
http://kan-etsu.net/files/lib/1/182/201503251214394974.pdf

電車：沼田12:01-12:47高崎12:52-14:28赤羽（JR上越線〜新宿湘南L　2270円）

コース状況／危険箇所等

会津駒ヶ岳：
・山頂までの中間地点に水場案配板があり、ベンチもあるので休憩に良い。
＜注意＞現在、水場案内板から水場までのルート（約100メートル、下り）には雪渓があるため危険地帯だそうです(6/9現在)。水汲み可能になったら駒の小屋のブログでアナウンスありますので、利用される方はチェックをお願いします。→http://ameblo.jp/aizukomagatake
・水場案配板から上は残雪の中を歩く。アイゼンある方が歩きやすい。
　山道は出てないので、ルート不明瞭。ピンクのテープなどを要確認。
・下山時に水場上のなだらかな場所で、ルートを見失う。どうも東の谷側方面へ歩いてたみたいで、10分程寄り道。雪道は登りより下りの方が道が分かり難い。充分なルートファイティングが必要です。

御池〜見晴〜山ノ鼻〜鳩待峠
・雨、霜に濡れた木道は滑りやすい
・御池〜燧裏林道〜段吉新道は残雪の箇所あり。まばらにあり、木道傷つけるのでアイゼン不要。
・尾瀬ヶ原〜鳩待峠は人多い。

その他周辺情報

トイレ：会津駒ヶ岳登山口、駒の小屋、尾瀬は建物ある箇所にはあります。

宿泊：
会津駒ヶ岳　駒の家：素泊まりのみ3,000円。小屋・トイレともに清潔です。ファンになりました。
http://komanokoya.com

尾瀬・見晴しキャンプ場：一人800円。利用しませんでしたが毛布の貸し出しあります。
http://ozehiuchigoya.com/camp

写真

6/5 11:04

2泊3日の山旅。初日は檜枝岐から会津駒ヶ岳へ

6/5 11:25

登山口・トイレの側にある滝沢は、雪解けが進んでるのか流れが速いです。

6/5 11:32

クルマバソウ

6/5 11:37

太平洋側には咲かないオオタチツボスミレ

6/5 11:45

登山口の階段までは近道の山道を歩きます。近道のすぐ上に古そうだけど立派な水路がありました。

6/5 11:54

巨木の新緑。雨降ってないけど天気はイマイチ

6/5 12:01

アズキナシでしょうか？

6/5 12:04

タニウツギ

6/5 12:08

この階段から本格的な登山道です。

6/5 12:40

巨木が多いです。

6/5 12:46

ブナの新緑

6/5 13:02

カエデ系

6/5 13:10

コブシ

6/5 13:54

山頂までのちょうど中間地点あたりに水場の看板あり。約100メートル程下ります。岩の隙間からちょろちょろとわき水出てました。
《注意》駒の小屋さんより水場までの雪渓は危険なので、水汲みは自粛して下さいとの事。水汲み可能になったら駒の小屋Blogでアナウンスあるのでチェックしといて下さい。

6/5 14:00

水場へのルートに咲いてたショウジョウバカマ

6/5 14:22

水場より上は残雪だらけです。

6/5 14:32

雪の上に新緑が

6/5 15:04

標高上げると燧ヶ岳が見えました。晴れてたら更に良い景色だろうね。

6/5 15:08

こんな狭いところを通ります

6/5 15:32

東側には山頂から続く稜線が見えてきます。

6/5 15:40

山頂方面。まだ雪だらけ。

6/5 15:46

ショウジョウバカマ。小屋下の雪解けたも木道に咲いてました。

6/5 15:53

やっと駒の小屋が見えてきました。翌日用のテント担いでるので、きつい登りです。

6/5 16:10

小屋にザックをデポして、山頂へ

6/5 16:25

背中には燧ヶ岳が見えました。

6/5 16:28

会津駒ヶ岳に登頂。奥に燧。

6/5 16:33

尾瀬の燧ヶ岳と至仏山が見えます。

6/5 16:35

さらに西には平ヶ岳。

6/5 16:44

小屋へ戻ります。燧ヶ岳の山頂のこぶと。

6/5 17:29

駒の小屋は小さいですが、清潔で気持ち良く過ごせました。新潟山のくまもん。

6/5 18:12

小屋の奥さんは同じ九州出身だったので、九州話に盛り上がりました。ご主人とは下山中の登山道で話す事が出来ました。なんども通いたくなる小屋です。オススメします！

6/6 5:34

2日目の朝。会津駒からの眺め。燧ヶ岳（左）と至仏山。

6/6 5:40

燧ヶ岳。雲海！

6/6 5:36

晴れて無いけど、至仏山もいい感じ。

6/6 5:37

下の方

6/6 5:38

雲海は流れが速い

6/6 7:01

また来ます、駒の小屋＆駒ヶ岳

6/6 7:20

雨に濡れたショウジョウバカマ

6/6 8:03

ダケカンバの新緑

6/6 8:10

ガスが強く、ルート確認に手間取ります。

6/6 8:53

オオカメノキ

6/6 9:29

ブナの新緑

6/6 10:14

今日も滝沢の流れが強いです。

6/6 10:14

オオバミゾホオズキ

6/6 10:37

無事に登山口に下山。看板にお疲れさまでした。

6/6 11:48

バスで檜枝岐から御池へ移動。裏燧を通って見晴しキャンプ場を目指します。

6/6 11:55

透明なサンカヨウ

6/6 12:00

湿原に咲くリュウキンカ。裏燧は湿原が続きます。湿原には〜田代と名前がついてます。

6/6 12:06

たまに森林の中。ここにもショウジョウバカマ。

6/6 12:44

イワナシ

6/6 12:50

裏燧の湿原の水芭蕉はキレイでした。雨はしとしとと降ってます。

6/6 13:26

オオカメノキ

6/6 15:14

温泉小屋あたりの湿原（赤田代）

6/6 15:17

新緑の上に霧

6/6 15:20

木道の間に咲くリュウキンカ

6/6 15:44

水芭蕉はおわりかけ

6/6 15:50

もくもくと歩き

6/6 17:32

今日の寝床の見晴しキャンプ場に到着。広いテント場です。

6/6 17:49

見晴しあたりを少し散策。水芭蕉と違いリュウキンカは元気

6/6 18:45

夕焼けは見えなかったけど、燧ヶ岳に夕日が当たってました。

6/6 23:04

深夜起きて、星空撮影。小屋の上にカシオペア座と北極星。

6/6 23:06

月明かりが強く、霧も立ち込めたので、テントに戻り就寝。

6/7 4:30

3日目。至仏山に朝日

6/7 4:40

霧が幻想的。木道に小屋泊の方々も沢山います。

6/7 4:41

朝にしか見れない尾瀬の風景。

6/7 5:33

ここで水汲んで、鳩待峠へ

6/7 5:34

ずっと至仏山を見ながら歩きます。

6/7 5:42

背後の燧ヶ岳からは朝日が。

6/7 5:58

小川に水芭蕉

6/7 6:00

背後

6/7 6:03

見晴しあたりも霧が立ち込めてます。

6/7 6:18

竜宮小屋手前の川

6/7 6:23

十字路の竜宮小屋

6/7 6:24

温泉じゃないよ

6/7 6:29

定番の逆さ至仏

6/7 6:33

青い池塘

6/7 6:42

ここはわき水だったかな？鏡その1

6/7 6:50

清流

6/7 6:56

鏡その2

6/7 7:01

定番のシャッターポイント

6/7 7:09

鏡その3

6/7 7:11

背後には逆さ燧

6/7 7:20

湖面に青空と雲

6/7 7:27

水芭蕉は終わりかけだけど、良い季節です。

6/7 7:32

湖面に月と至仏山

6/7 7:41

新緑

6/7 7:50

水芭蕉とリュウキンカ。また来年の春も来れたら良いな。

6/7 8:10

鳩待峠へ。尾瀬名物、歩荷の人

6/7 8:17

ムラサキヤシオ

6/7 8:18

多分、エゾアオイスミレ

6/7 8:25

オオバキスミレ

6/7 8:35

エンレイソウ

6/7 8:51

至仏山山頂はまだ雪。入山解禁になったら、また登りたい

6/7 9:18

無事に鳩待峠へ到着。コロッケ食べながら、次のバスを待ちました。

おまけ）トガクシショウマにも会えました。

撮影機器：

OLYMPUS OM-D E-M5 オリンパス

OLYMPUS Tough TG-1 オリンパス

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 サンダル ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ ヘルメット 寝袋 ラジオ 三脚

感想

vvaren3

去年、燧ヶ岳から見たなだらかな形の会津駒ヶ岳。
必ず今年登りたいと思ってました。
花で有名な山ですが、時期は少し早くまだ残雪期の雪山。
夕日朝日は見えませんでしたが、展望も良く、朝の雲海に心癒されました。

次回は7月の花の季節に。中門岳や富士見林道の展望見ながら歩きたいです。

宿泊した駒の小屋は、本当に良い山小屋でした。
小さく、素泊まりだけですが、小家主のお人柄に多くのファンを持つだけあります。
また一つ、何度も通いたいと思う小屋を得ました。

2日目は駒ヶ岳から下山後、バスで尾瀬・御池へ移動し尾瀬ヶ原へ。
あいにくの雨でたが、見晴しキャンプ場で幕営中は運良く雨も止み、酒飲んで就寝。

3日目は夏、秋につづき、初めての春の尾瀬を堪能。
水芭蕉は終わりかけでしたが、晴天の中、燧ヶ岳、至仏山が囲む尾瀬ヶ原の風景を見ながら鳩待峠を目指しました。

尾瀬は都心からも低コストでアクセス良いので、今年もあと1回は行きたいです。

尾瀬ヶ原のパノラマ360度