大倉尾根から丹沢山・不働ノ峰ピストン
- GPS
- --:--
- 距離
- 20.5km
- 登り
- 1,820m
- 下り
- 1,811m
コースタイム
- 山行
- 8:52
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 8:52
過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
昨晩の雨の影響で石畳や木道は非常に滑りやすかったです。尾根に出てしまえば道は乾いており特に問題はありませんでした。 |
その他周辺情報 | 6/7(日)は「丹沢ボッカ駅伝競走大会」の開催日で大倉バス停など沢山の人で賑わっていました。 |
写真
感想
6月7日(日)期待の天気予報は曇り一時晴れ、何処へ行こうかさんざん迷った末大倉尾根に向かいました。天候が悪かったらトレーニングとわりきり塔ノ岳ピストン、天気がそこそこ良かったら丹沢山ピストン、体調が良ければ不働ノ峰まで足を延ばそうかなあなどと計画を立てました。
前の晩は大雨で明日の登山道はぬかるんでいるかなあ、などと心配しながら山の準備をし、朝起きると思った通りの曇り空・・・一気にテンションが下がります。まあ、富士山は望むべくもありませんが、お昼頃には多少の晴れ間もあるかなあ、と気を取り直し渋沢まで向かいました。
渋沢駅についてびっくり!バス停には長蛇の列!この時期の丹沢はやはり混みますね。それでもバスを一台見送り、10分ほどの待ち時間でバスに乗車できました。
大倉バス停に着くと何か大会でもあるのでしょうか、スタッフらしき人たちが大会の準備をしていました。歩き出してから知ったのですが、この日は「丹沢ボッカ駅伝」の開催日だったんですね。午前8時登山届をポストに入れて塔ノ岳めざします。
歩き始めるとリュックを持たない軽装の人たちがどんどん追い抜いていきました。最初は空身のトレランか?などと思っていましたが、みなさん大会関係者の方々でサポーターや競技参加者の方々でした。
大倉尾根の登りはじわじわと足に疲れがたまり私はいつも乳酸地獄との戦いになります。つい先日も大倉尾根を自分なりの最速で登ろうとチャレンジしましたが、途中息切れと両足つりの無様な姿になり帰って時間がかかってしまいました。今回は二の轍は踏みません。ゆっくり休まず息が切れないペースで登ることにしました。
気が付くと曇っていた空も日が差してきました。堀山の家を過ぎたころには青空が広がり尾根からは真鶴岬や江の島を見ることができました。美しい景色を堪能しながら3時間余りで塔ノ岳に到着しました。
塔ノ岳に着いてみると雲の量も多くなり、丹沢山・蛭ヶ岳方面もあいにくの曇り空でしたが、体調と気力もまだ大丈夫なのでとりあえず丹沢山を目指しました。しかしながら日高あたりを通過するころには雲も少なくなり強い日差しも復活しました。期待していた丹沢主脈の素晴らしい景色におのずとテンションも上がります。春や秋に丹沢を訪れる機会が多いので、新緑の季節に笹原に広がる景色を拝めるのはこの上もなく幸せな気分になります。美しさにうぉー、うぉー言いながら歩いているうちに小一時間で丹沢山に到着しました。
丹沢山で小休止したのち自分の体と相談して大丈夫そうなので念願であった不働ノ峰まで行ってみることにしました。不働ノ峰までは丹沢山から一旦大きく下りますが、下りが終わった後の不働ノ峰の笹原の登りが今回のクライマックスです。正面には不働ノ峰に広がる笹原が目の前に広がり、後ろを振り返ると丹沢山の雄姿が目に飛び込んできます。丹沢山から西方に目を移すと塔ノ岳や鍋割山の尾根がスカイラインを描いています。いやー本当に素晴らしい景色にため息しかでません。
美しい不働ノ峰の笹原を進むと休憩処の東屋が現れ、ほどなくして不働ノ峰の標識に到着します。不働ノ峰からは蛭ヶ岳までスロープを描いて続く美しい稜線を見ることが出来ます。今日はここまでです。帰りの時間と自分の体力を考えるとこのへんで引き返すのが安全でしょう。蛭ヶ岳は次のお楽しみにして復路塔ノ岳・大倉バス停を目指します。
帰路はアップダウンはあるものの天気がさらに良くなったおかげで快適な尾根歩きを満喫できました。予定通り2時30分には塔ノ岳に到着し、大倉尾根を2時間20分ほどで下り、4時50分無事に大倉バス停に戻ってきました。素晴らしい景色を堪能し、無事に下山できて感謝、感謝です。
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