菜種梅雨の合間に、雪の木曽駒ヶ岳を

2024年03月24日(日) [日帰り]

• GPS: 03:47
• 距離: 3.3km
• 登り: 389m
• 下り: 389m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:34
• 休憩: 0:07
• 合計: 3:41

10:43 千畳敷駅
10:44 10:47 ホテル千畳敷
11:30 11:31 乗越浄土
11:37 11:37 宝剣山荘
11:41 11:41 天狗荘
11:54 11:55 中岳
12:03 12:05 木曽駒ヶ岳 頂上山荘
12:20 12:20 木曽駒ヶ岳
12:43 12:43 木曽駒ヶ岳 頂上山荘
13:00 13:00 中岳
13:24 13:24 天狗荘
13:26 13:26 宝剣山荘
13:33 13:33 乗越浄土
14:24 14:24 千畳敷
14:24 ホテル千畳敷

天候

曇り/雪

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

写真

3/24 7:46

07:40 昨日は雪/雨　今日は濃霧。。高校生は駅伝らしいけど、どうかな・・。ハードシェルもスパッツも履いてできるだけすぐ動けるようにして出発。

3/24 7:55

07:55　駒ヶ根駅　土日だから満員かと思いきや、なんと1人！バス員さんに、「道路の凍結でまだ上まで行けない。。どうなるか・・」と言われつつ、とりあえず菅ノ台まで。。チェーン付けても滑るそうで、そりゃあ見合わせなりますな。。。ううむ。。

3/24 8:19

08:20 菅ノ台　車は満車近く。ザックの席もほぼベンチ端まで。聞いたら、次の便からは運行との事。1時間遅れだけど思ったよりは天気が持ったので、大丈夫かな。ひとまずホッとし、待合で登山相談員さんのおじちゃんのもてなしを受けながら待つ。

3/24 9:51

09:15-0950 結局、バスは2台で運行。2台目に乗車。皆座って行くなんて良心的です。ただ、その分ロープウェイは1便に乗れず20分待つ事に。ま、来れただけよかった。

3/24 10:22

10:20　やっとロープウェイ乗れました。

3/24 10:30

10:30　7分で到着。−1度。

3/24 10:34

思ったよりも見えるよ！

3/24 10:35

のんびりしてたら皆もう出発していました。あたふたと、ヘルメット・アイゼン付け、ビーコンをon。

3/24 10:47

10:40、皆から遅れる事しばしで出発。ホテル前の道路の切れた所に、カールの底へ抜ける道を発見。

3/24 11:10

11:10　30分無心に進む。昨日の雪の影響か、膝上ぐらいまで沈みます。後続組なので、トレースなぞってますが、今日のトップは、ずぼずぼかワカンだったのでは？スノボの人はスノーシューで一歩ずつ歩んでいました。偉い！　雪崩が怖いので、もう汗かいてるけど止まれない。

3/24 11:10

傾斜出てきました。そろそろ八丁坂分岐付近?

3/24 11:18

沈み込みが半分くらいに。。風が吹いたら動くな、って相談員のおっちゃんがいうのもわかるような傾斜になってきた。。。

3/24 11:18

11:18　有名なオットセイ岩？

3/24 11:24

高度感が出るように自分の足も撮ってみました。高いー！　後続は粒になってますが、あまり距離間隔近いと怖いな・・。幸い風はあまりない。

3/24 11:28

残り30Mあたりから、カリッカリ。アイゼンで蹴り込んでもほぼ刺さらず。ピッケルも打ち込めなさげなくらいで、ここが一番の肝でした。　トラバースではなく直登。

3/24 11:31

11:30　乗越浄土到着！　一安心。

3/24 11:32

風は吹きつけてくるかなー。私は今回、ストックなしのピッケルのみ。

3/24 11:34

先行者を見失わないよう私も出発。山荘の合間を縫って進みます。

3/24 11:38

今日はここで20分ぐらいはヘリが飛んでいました。13n日の大学生と22日の会社員捜索かな・・・。

3/24 11:38

後ろの宝剣をチラチラ見つつ、、

3/24 11:39

先行が、もう、ちらほらのみ。。

3/24 11:41

11:40 三ノ沢岳方面にヘリはゆっくりと下降して探しているようでした。

3/24 11:42

ここら辺はカリッカリ。

3/24 11:43

カリカリなため、人の通った後もよく分かんない。

3/24 11:45

ケルン?

3/24 11:51

中岳斜面も、うっすら雪はあるものの、結構カリカリ。

3/24 11:54

11:55 中岳到着。紐を見ると思ったより左側を登ってた？と慌てて右側から降りる。思ったより傾斜はあるけど、道は広いので落ち着いて降りる。

3/24 11:55

頂上山荘の先の景色も意外と見える

3/24 12:12

12:10 登り上げる。

3/24 12:19

12:20 木曽駒ヶ岳到着！

3/24 12:20

お社は完全にエビの尻尾状態

3/24 12:28

後続の人を待って、撮って貰いました。標識前

3/24 12:28

三ノ沢山方面　　風が強くて、手袋が一瞬にして飛ばされました。リーシュしてたのに。。幸い、追いかけて拾って下さったけど、危なかった。（私は慌てて走ると滑って落ちそうで怖くて動けず）

3/24 12:29

木曽駒から南アルプス方面？

3/24 12:36

12:35 とにかく風が吹きつけて寒いので、神社の裏陰でお昼を口に詰める

3/24 12:38

12;40 どーん。皆、格好いいなぁ。徐々に雲が重くなっていく。さて、寒いし、天気も悪くなりそうだから帰りますか。

3/24 12:50

12:50 最初の下りが、ちょっとカリカリ気味なので慎重に。

3/24 13:03

13:03 中岳へ登り返し

3/24 13:04

帰るぞ帰るぞ

3/24 13:08

ケルンが見えた。

3/24 13:09

シュカブラも僅かにある

3/24 13:09

13;10 戻ってきたね。

3/24 13:16

最後であろう微かな日差し

3/24 13:17

13:17 乗越浄土で登って来た人と再度撮り合いっこ

3/24 13:20

3/24 13:20

13:20 降りますか。登りより下りが緊張する。登りでは、ロープ沿いでは無かったので、いまいちルートがピンとこない。

3/24 13:27

最初は真面目にジグザグ歩いていたけど、

3/24 13:28

上の人達は慎重なのだけれど、、どうも来た時と同じかそれ以上に柔らかい雪が。。。そんな訳で、

3/24 13:33

13:33 ここら辺まで尻セードしてたら、やっぱり前の人たちも同じ事をしていた。（そんなに滑らない雪&傾斜が急なので、滑った方が早いし安全だった）

3/24 13:35

楽しく天井を仰ぐ

3/24 13:50

13:35-13:50 さて、もう八丁坂分岐も過ぎたのとこの状態なら雪崩も大丈夫。まだ時間の余裕もある、という事でわかんの練習をしようと、取り出して装着。

3/24 14:10

私が悪戦苦闘している間に周りには殆ど誰も居なくなっていた。。そしてわかんで3回ぐらい転ぶ。。このわかんには欠点があって、改良型を見たのだけれど、うまく装着できない。。
（MAGIC MOUNTAINの2本締だが、靴が小さいとすぐ前が外れるという欠点）

3/24 14:19

30分ぐらい格闘した結果、わかんの歩行練習というよりも、装着に改善する余地あり、という結論に達し、ホテル前に着く。

3/24 14:20

14:20 雪というには大きい、雹みたいな雪嵐

3/24 14:20

すっかり暗くなってしまった千畳敷でした。

3/24 14:53

14:55 ロープウェイで帰路につく。

3/24 16:25

旅の余白；友達と合流　16:20　今日の一番のメイン　ログハウス・暖炉の素敵なお宿に到着

3/24 16:48

屋根裏に住むなんて、憧れ〜！

3/25 11:48

3/25　翌日は長野ならでは、ツルヤスーパーを観光（笑）なんなら1番買い物しました。

3/25 14:26

14：00　マルス駒ヶ根蒸留所　工場見学し、クラクラするくらい、ウイスキーの薫りを堪能　

撮影機器：

iPhone 13 Pro 256GB SIMフリー Apple

感想

clambon

　友人から伊那路方面に泊まりのお誘い。前線が迫っている中で最後まで悩みましたが、冬山1回くらいは、と思って木曽駒ケ岳を計画。道路の凍結でバスが遅れる事態があったものの、思ったよりは天気が持って無事登山が出来ました。前日に雪がふったお陰で、八丁坂付近は上部の最後のみがカリカリで登りも下りも通常よりやりやすかったのでは、も思いました。しかし、乗越浄土以降のなだらかな場所でも凍結部分が目立ち、また風もかなり強く吹きつけてくるため、短時間とは言え、本格的な冬山な様相を呈していました。よく初心者向けと書かれていますが、全然そんな事はない山だと思いました。雪崩の巣で、状況判断も難しいし。

今回は予報より天気が悪くないとか、気温も風もマシとか、いろんな事に助けられてできた登山でした。（※頂上で強風のため電源が落ち、帰り道の記録は失われてしまってました。後で手直しします）