迫力の赤岳を眺めに阿弥陀岳へ

2024年03月31日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 10.8km
• 登り: 1,239m
• 下り: 1,228m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:05
• 休憩: 1:10
• 合計: 6:15

8:00 舟山十字路
8:25 8:30 虎尾神社
8:45 諏訪大社奥社分岐
9:10 美濃戸口・舟山十字路分岐
9:10 9:15 御小屋山
9:50 不動清水
10:30 10:40 展望台
11:15 西ノ肩
11:25 12:05 阿弥陀岳
12:15 西ノ肩
12:35 展望台
12:50 不動清水
13:20 13:30 御小屋山
13:30 美濃戸口・舟山十字路分岐
13:45 諏訪大社奥社分岐
14:00 虎尾神社
14:15 舟山十字路

天候

曇りのち晴れ、強風(10〜20m/sくらい)

アクセス

利用交通機関：

自家用車

舟山十字路の駐車場を利用。

コース状況／危険箇所等

※3/31時点の状況です。

スタートからしばらくは8割夏道。
御小屋山まではだらだらと尾根を登る。雪や時々凍結箇所があるが滑り止め不要。
不動清水から先は斜度がましてツルツルアイスバーンも出てくるのでアイゼン推奨。
展望台から上は雪と氷と岩と土のミックスの急斜面。
阿弥陀岳西ノ肩まで登り上げれば梯子場だけ気をつけてやり過ごせば危険箇所はなし。
下りは不動清水〜御小屋山間の平坦な尾根までアイゼンつけてた方が安心。

写真

3/30 9:28

土曜に登るつもりでしたが、胃腸の調子が悪いので登山を諦め、富士山とミツマタのコラボを見にはるばる富士宮まで行ってきました。

3/30 9:54

すでに見頃を少し過ぎた様子で、思ったより小規模でしたが、富士山とのコラボが嬉しくて満足。

3/30 9:52

いい香り。

3/31 8:00

土曜の夜に舟山十字路の駐車場に移動して車中泊。夜は少し雨も降っていて、予報では曇りのち晴れ、お昼頃1番晴れる可能性が高かったのでのんびりAM7:30まで寝てました。

3/31 8:00

支度を済ませてAM8:00頃出発です。片道6kmの道のりです。

3/31 8:09

序盤の林道は9割方雪が溶け、ほぼ夏道でした。

3/31 13:57

AM8:25虎尾神社に到着。

3/31 8:28

新しい標識は虎尾神社ですが、こちらは虎姫神社です。

3/31 8:29

でっかい石碑。この山のなかでどう立てたんだろ。

3/31 8:30

大六天というらしい。

3/31 8:47

3/31 9:04

御小屋山まではこんな感じでだらだらと広い尾根を登ります。雪はありますが、滑り止めは要りませんでした。

3/31 9:08

美濃戸への分岐を過ぎれば間もなく御小屋山です。

3/31 9:15

AM9:10御小屋山に到着。

3/31 9:20

御小屋山からシャクナゲが沢山の平坦な尾根歩きになり、周囲の山がチラチラ見えはじめます。

3/31 9:50

AM9:50不動清水に到着。

3/31 9:50

不動清水から先は急に斜度が増し、ツルツルアイスバーンも増えてきて厄介でした。アイゼンは不動清水で装着しておいた方が良さそう。

3/31 10:18

こんな感じのアイスバーン多数。

3/31 10:35

AM10:35展望台に到着。

3/31 10:37

最近登られた方のレコを参考に私はここでアイゼン装着。アイスバーン混じりの急傾斜で結構危なかったので不動清水でつけておけば良かった。

3/31 10:35

展望台から。詳しい山座同定は山頂でやるので割愛。

3/31 10:35

3/31 10:40

北岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳が超綺麗に見えます。

3/31 10:40

北岳ズーム。

3/31 10:40

甲斐駒ヶ岳ズーム。

3/31 10:40

仙丈ヶ岳ズーム。

3/31 10:52

北八ヶ岳方面も。

3/31 10:55

樹林帯を突破。ここからは雪と氷と岩と土のミックスでした。この斜面を登りきれば西ノ肩です。

3/31 11:06

ちょこちょこ凍結があるのでロープが出ているのはありがたい。

3/31 11:16

AM11:15阿弥陀岳西ノ肩まで登りきりました。

3/31 11:16

歩いてきた尾根。結構上ってきたなー。運動不足で結構疲れました。

3/31 11:19

右の岩に鎖と梯子場が1ヶ所。注意して通行すれば問題ありません。こんな感じ。

3/31 11:20

こんな感じ。

3/31 11:24

AM11:25阿弥陀岳に登頂。読みが当たっていい感じに晴れてくれました。

3/31 11:43

セルフで赤岳と。ずっと半袖で登ってきましたが、稜線上は強風でさすがに止まっていると冷えるので休憩中だけ羽織りました(笑)

3/31 11:24

山頂の石像。下りの安全を祈願。

3/31 11:25

四等三角点。

3/31 11:25

ここから蓼科山方面より時計回りに山座同定タイム。左の山頂が白いのが蓼科山、北横岳、縞枯山と茶臼岳、天狗岳、硫黄岳。

3/31 11:25

蓼科山ズーム。森林限界が分かりやすい(笑)

3/31 11:25

北横岳(左)と縞枯山(右)ズーム。

3/31 11:25

左に天狗岳(左が西天狗、右が東天狗)、右が硫黄岳。

3/31 11:25

天狗岳と硫黄岳の間には、たぶん志賀高原方面の山々。左のでっかいのが根子岳と四阿山かな？

3/31 11:26

硫黄岳ズーム。

3/31 11:26

硫黄岳の奥には浅間山が見えています。硫黄岳は山頂標識まで見えました。

3/31 12:04

急峻な岩場の横岳。下の方に小屋が見えます。

3/31 12:04

おそらく行者小屋です。誰もいない。

3/31 11:26

横岳と赤岳の間には群馬の山並み。

3/31 11:27

3/31 11:27

主峰赤岳。阿弥陀岳から赤岳がダイナミックに聳えるこの景色を見たくて今日は来ました。タイミング良く晴れてくれて大満足。

3/31 11:27

カッコいいなあ。

3/31 11:50

赤岳からさらに右に行くと南の方になんと期待していなかった富士山も見えていました。

3/31 11:50

ズーム。昨日近くで見てきたけどやっぱり嬉しい。

3/31 11:28

南から南南西の方。手前に権現岳、奥に南アルプス。

3/31 11:28

権現岳山頂ズーム。

3/31 11:28

権現岳の奥は、左から鳳凰三山、北岳。

3/31 11:28

左が北岳、右が甲斐駒ヶ岳。

3/31 11:28

左が甲斐駒ヶ岳、右が仙丈ヶ岳。

3/31 11:45

西南西。写真真ん中でスキー場(富士見パノラマリゾート)があるのが入笠山。霞んでいますが奥には中央アルプスもなんとか見えています。

3/31 11:46

入笠山の右奥、あれはおそらく木曽駒ヶ岳。

3/31 11:46

3/31 11:46

北西。中央手前に車山、右奥のテーブル状の美ヶ原、遠方に北アルプスがなんとか見えています。

3/31 11:46

車山ズーム。山頂の気象レーダードームが見えています。

3/31 11:46

3/31 11:47

手前にテーブル状の美ヶ原、奥は雲で見えにくいですが、おそらく方角的に左から鹿島槍ヶ岳、五竜岳、唐松岳、白馬鑓ヶ岳辺りだと思います。

3/31 11:47

鹿島槍ヶ岳(左)と五竜岳(右)ズーム。

3/31 11:47

30分くらいで厚い雲が来てしまいました。本当にタイミング良かった！

3/31 11:48

3/31 12:03

3/31 12:33

PM0:30展望台を通過。阿弥陀岳にサヨナラ。

3/31 12:53

PM0:50不動清水まで降りてきました。急斜面は終わり。

3/31 13:23

PM1:20御小屋山まで降りてきました。ここでアイゼンを外しました。

3/31 14:16

PM2:15駐車場に戻りました。結局この日お会いしたのは登りで御小屋山付近ですれ違った方と、下山直前ですれ違った方の2名のみでした。強風予報のためかかなり少なかったです。

3/31 16:05

帰り道の途中で〆のソフトクリーム。

撮影機器：

E-M1MarkII OLYMPUS CORPORATION

SOV36 Sony

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター バラクラバ 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー アイゼン ピッケル 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒（保温性） ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ

感想

ra-men

本当は土曜日に登るつもりが、胃腸の調子が悪いので土曜は静岡山梨をブラブラして、夜に舟山十字路の駐車場に移動して車中泊しました。
ガッツリ防寒対策グッズを持ってきましたが、全然寒くなくて春の私服に毛布一枚で快適に眠れました。
日曜の天気予報は、曇りのち晴れ、夕方からまた曇りで、昼頃が1番晴れるだろうと考えて、のんびり7:30まで寝ていました。

朝食と支度をだらだらやって、AM8:00入山。車中泊も快適だったし、外に出てもあまり寒くなく、たぶん歩いてたら暑くなるだろうと、この時期なのに最初から半袖でした(笑)

1時間ほど緩やかに上っていくと御小屋山です。ここまでは滑り止めなしで全然問題なく来ましたが、この先、不動清水から先は斜度が上がる上、スーパーツルツルアイスバーン多数で気を遣い、超運動不足で体も鈍っていて結構疲れました。

ヒーヒー言いながら西ノ肩まで登りあげると、ご褒美のようにタイミング良く青空になってくれ、富士山やアルプスなど遠くの山々も良く見えました。誰もおらず貸切りの山頂で絶景を独り占めしてのんびり過ごすことができ、大満足でした。

instagram(@akfm59)にも少し載せています。