雲取山と七ツ石山

2024年04月13日(土) [日帰り]

• GPS: 08:02
• 距離: 20.2km
• 登り: 1,520m
• 下り: 1,518m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:31
• 休憩: 0:30
• 合計: 8:01

5:14 小袖緑道あがり
6:06 6:07 茶煮場
6:24 6:24 堂所
7:08 7:12 七ッ石小屋下分岐
7:34 7:34 上段と下段の分岐
7:45 7:45 ブナ坂
8:15 8:15 奥多摩小屋
8:24 8:24 ヨモギノ頭
8:48 8:48 小雲取山
9:07 9:07 雲取山避難小屋
9:10 9:27 雲取山
9:33 9:33 雲取山避難小屋
9:46 9:46 小雲取山
10:06 10:06 ヨモギノ頭
10:12 10:12 奥多摩小屋
10:53 10:53 ブナ坂
11:10 11:12 七ツ石山
11:27 11:28 七ッ石小屋上分岐
11:30 11:31 七ツ石山の水場
11:47 11:47 七ツ石小屋
11:50 11:53 七ッ石小屋下分岐
12:26 12:26 堂所
12:36 12:37 茶煮場
13:15 13:15 小袖緑道あがり
13:15 ゴール地点

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

登山口出発。駐車場は朝5時前には満車になっていました。大人気の雲取山です。

最初の水場。

水場のすぐ近くにあった「茶煮場」です。

平将門迷走ルートとして、追っ手から逃れる将門一行が辿った足跡が要所要所に記されていました。

ちょっとした広場になっている堂所。将門一行つかの間の休息場所。鎧に兜、銅も脱いで置いたことからこの名前が付いたと記されていました。平の将門たちは、鎧兜の重装備でこの山道を歩いたのかー。相当キツかったに違いない。

周囲のアセビ(？)が白い花を鈴なりに咲かせていました。

紫久保。なんとここで将門の妻が「あしてまとい」にならないよう突如自害したらしい。紫久保のエピソードを読んだら、楽しい気分が一気にしんみり・・・。

おっ、富士山が見えます。(ちょっと元気になった)
将門たちも、この富士山を見たかなぁ？

七ツ石山方面への分岐。七ツ石山へは帰りに寄るので、行きは巻道ルートを進みました。この日陰ルートにも、もう雪はまったく残っていませんでした。

七ツ石山ルートとの合流地点「ブナ坂」です。

ここに「平将門迷走ルート」最後の一枚が設置されていました。「大血川の悲劇」は悲惨極まる内容で、よりいっそう重い気分になってしまいました。それにしても99人一斉に自害って、どんだけの大所帯だったんだろ？

ここから明るく開けた登山道が続き気分いいです。

富士山もバッチリ。

今日も元気に踊っていました。

旧テント場はこの辺りだったかなぁ？

奥多摩小屋の跡地と思われる場所が、綺麗に整地されていました。雰囲気的にここが野営場に整備されるのかなぁ？？

在りし日の奥多摩小屋です。

五十人平がテント場として賑わっていたころ。水場も近いし眺めも良くて、いいテント場でした。

小雲取山に寄ってみました。

雲取山への花道。

山頂部到着です。たくさんのハイカーさん達で賑わっていました。

東京都と埼玉県の山頂標識と、貴重な原三角点があります。

日本に三か所しか見つかっていない原三角点。

山梨県側の山頂標識。

帰りは七ツ石山に寄りました。(登り返しがキツかったー)

七ツ石。将門にまつわる不思議な話が掲示されていました。

七ツ石小屋です。名物の猫さんは草むらでウトウトしていました。飲料などいろいろ売っていて、登山道のオアシス的存在。

水が無料でいただけるのがありがたい。

下山中。スミレやムラサキヤシオ(かな？)が咲いていました。以前、同じ時期に歩いた時はヒトリシズカが咲いていたけれど今日は見つけられなかった。見逃した？

駐車場まで戻って来ました。

感想

wasakaji

天気の良かった土曜日は、6〜7年ぶりに雲取山に行ってきました。

以前テント泊でお世話になった五十人平が、奥多摩小屋閉鎖と共にキャンプ不可になって早数年。その五十人平地区で再び野営場を整備する動きがあるとのことで「現在の五十人平」を見に雲取山へ行ってきました。

歩いたのは「鴨沢コース」です。とても歩きやすく、眺めも良く、登山道上には残雪も無く、この日も大勢のハイカーさん達が楽しそうに歩かれていました。特に多かったのはテント泊と思われる大ザックの皆さんですね。皆さん雲取山荘や七ツ石小屋を利用されるのかな？

そして気になる五十人平は「奥多摩小屋があったのはここだったかな？」と、薄ぼんやり記憶している場所が綺麗に整地されていて「もしやここが野営場に整備されるのかなぁ？」という感じになっていました。またいつの日か五十人平でテント泊が可能になったら、ぜひ利用してみたいと思います。