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Yamareco

記録ID: 668544
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾

【火打山】残雪と新緑を求めた結果の道迷い・・・(笹ヶ峰〜高谷池〜火打山ピストン)

2015年06月29日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:54
距離
21.4km
登り
1,494m
下り
1,480m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:42
休憩
1:11
合計
8:53
6:27
40
7:07
7:14
77
8:31
8:33
48
9:21
9:21
19
9:40
9:43
28
10:11
10:18
33
10:51
11:31
22
11:53
11:55
28
12:23
12:25
14
12:39
12:39
56
13:35
13:35
63
14:38
14:46
34
登りは標準CTの約80%。下りはほぼ標準CT通り。
下りで大幅に道に迷ったのと、その後、かなり慎重になり、かなり歩くのが遅かったからだと思われます・・・
天候 晴れ ほぼ無風
過去天気図(気象庁) 2015年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
(行きも帰りも寄り道しながら)信濃町IC方面の18号からのアクセス。
杉ノ原入口手前にコンビニあり。

前夜到着で、先着4台。
後からフタを開けてみると、いずれもテン泊組だった模様。
本格シーズン前の平日だったためか、下山時も駐車場はガラガラ。
コース状況/
危険箇所等
まだ残雪が多いものの、アイゼンは使わず。周りでもアイゼンを使っている人は見ませんでした(もっとも、お会いした人が少ないのですが・・・)。アイゼンはあればベターといった感じ。
ストックはあった方がよいと思います。
かなり雪解け水でぬかるんでおり、ゲイターもあったほうがよいと思います。
山頂までずっと虫が多く、虫対策は必須。

■笹ヶ峰〜富士見平
黒沢橋から少し登ったところの沢で水汲み。行きは昼メシ用に500mℓくらい、帰りはお持ち帰り用に4ℓ。

山と高原地図の「急登」表記のところ、標高にして2,000mを超えたあたりから残雪あり。
富士見平を超えるまではストック使わず。
夏道はほとんど見えず、テープも見つけづらく、登りも下りも止まりながら、テープを探しながら。その分、かなり時間を要しています。

■富士見平〜高谷池
黒沢岳の巻き道に入るまでは残雪の道。
富士見平を超えたところの斜面のトラバースで足元が滑りそうだったため、そこでストック登場でした。

巻き道に入ってからも、2〜3箇所、残雪のトラバースあり。足を滑らせたら、一気に100mくらいは落ちていきそう。
一応、ステップはありますが、雪が固いためあまり役には立ちそうになく、慎重にキックステップで蹴り込みながら歩きました。

富士見平の近くは、登りはわかりやすいのですが、下りの道がわかりづらい。
私は富士見平上部で別の筋に降りていってしまい、大迷いしました。
ルートで、富士見平の脇辺りでうろうろしているのが、迷った後です。

■高谷池〜火打山
高谷池の周りは残雪。天狗の庭を超えるまでは、残雪あり。
天狗の庭を超えてからは基本的には夏道。ライチョウ平とそこから少し上ったところで残雪のトラバース箇所あり。ここはステップもしっかり切られています。
笹ヶ峰から出発!!!
2015年06月29日 06:24撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
6/29 6:24
笹ヶ峰から出発!!!
歩き始めると、いきなり花のお出迎え。
が、こちらは何の花かわかりません・・・
2015年06月29日 06:30撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
4
6/29 6:30
歩き始めると、いきなり花のお出迎え。
が、こちらは何の花かわかりません・・・
歩き始めるとすぐに、予報よりだいぶ前に晴れてきた!
2015年06月29日 06:33撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
6/29 6:33
歩き始めるとすぐに、予報よりだいぶ前に晴れてきた!
笹ヶ峰から火打山までは、x/9で表示。
5つ目を見落として、数えるのをやめます。
2015年06月29日 06:47撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
6/29 6:47
笹ヶ峰から火打山までは、x/9で表示。
5つ目を見落として、数えるのをやめます。
雨上がりのアジサイ。
2015年06月29日 07:03撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
6/29 7:03
雨上がりのアジサイ。
雨上がりで少し、靄のかかった木道を行きます。
また〜りと好きな感じ。
2015年06月29日 07:08撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
6/29 7:08
雨上がりで少し、靄のかかった木道を行きます。
また〜りと好きな感じ。
黒沢橋の手前で、開く手前のシラネアオイ。
見えた花は、全体的にこんな感じ。
2015年06月29日 07:11撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
3
6/29 7:11
黒沢橋の手前で、開く手前のシラネアオイ。
見えた花は、全体的にこんな感じ。
12曲りの手前で顔をのぞかせる白馬岳。
本日、初の北ア。
2015年06月29日 07:29撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
6
6/29 7:29
12曲りの手前で顔をのぞかせる白馬岳。
本日、初の北ア。
12曲がり。
ちゃんと曲がるところに標識があるのですが、4つ目を見落として、そこから数えるのをやめます。
2015年06月29日 07:30撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
6/29 7:30
12曲がり。
ちゃんと曲がるところに標識があるのですが、4つ目を見落として、そこから数えるのをやめます。
フウロだとは思うのですが、○○フウロなのか分かりません・・・
2015年06月29日 07:39撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
3
6/29 7:39
フウロだとは思うのですが、○○フウロなのか分かりません・・・
10分ちょっとで12曲りを登り終えます。
登ってみるとあっという間なんですよね。
2015年06月29日 07:42撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
6/29 7:42
10分ちょっとで12曲りを登り終えます。
登ってみるとあっという間なんですよね。
「山と高原」地図の「急登」箇所を超えると、残雪の世界。
2015年06月29日 08:05撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
6/29 8:05
「山と高原」地図の「急登」箇所を超えると、残雪の世界。
富士見平の手前は残雪たっぷり。
ほとんど道はわかりません。テープが頼り。
2015年06月29日 08:30撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
6/29 8:30
富士見平の手前は残雪たっぷり。
ほとんど道はわかりません。テープが頼り。
ちょっと外れたところに出てしまいましたが、なんとか富士見平。
2015年06月29日 08:34撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
6/29 8:34
ちょっと外れたところに出てしまいましたが、なんとか富士見平。
富士見平を超えても、しばらくは残雪の道。
私はここでストック登場!!
2015年06月29日 08:37撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
6/29 8:37
富士見平を超えても、しばらくは残雪の道。
私はここでストック登場!!
振り返ると北ア。
2015年06月29日 08:44撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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6/29 8:44
振り返ると北ア。
うっすらとですが、ふじさーーん!!!
残念ながら、この日はここでの富士が最初で最後。
2015年06月29日 08:46撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
4
6/29 8:46
うっすらとですが、ふじさーーん!!!
残念ながら、この日はここでの富士が最初で最後。
槍〜穂高〜焼岳の北ア南部。
2015年06月29日 08:47撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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6/29 8:47
槍〜穂高〜焼岳の北ア南部。
戸隠連山。
2015年06月29日 08:52撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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6/29 8:52
戸隠連山。
白馬三山〜唐松〜五竜〜鹿島槍の北ア北部。
2015年06月29日 08:52撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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白馬三山〜唐松〜五竜〜鹿島槍の北ア北部。
この日、初の火打山。
2015年06月29日 08:58撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
8
6/29 8:58
この日、初の火打山。
ちょっと、引いた感じで。まだまだ、新緑の季節。
2015年06月29日 08:58撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
8
6/29 8:58
ちょっと、引いた感じで。まだまだ、新緑の季節。
高谷池越しの火打山。
・・・のはずですが、池???
2015年06月29日 09:24撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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6/29 9:24
高谷池越しの火打山。
・・・のはずですが、池???
池(?)の周りは、まだ残雪たっぷり。標識もだいぶ、埋まっていました。
2015年06月29日 09:25撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
6/29 9:25
池(?)の周りは、まだ残雪たっぷり。標識もだいぶ、埋まっていました。
天狗の庭周辺で見つけたハクサンコザクラ。
いい感じに咲いていました。
2015年06月29日 09:41撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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6/29 9:41
天狗の庭周辺で見つけたハクサンコザクラ。
いい感じに咲いていました。
風もなく、絶好の逆さ火打日和!!!
2015年06月29日 09:42撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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6/29 9:42
風もなく、絶好の逆さ火打日和!!!
別の池(水たまり?)から。
2015年06月29日 09:44撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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6/29 9:44
別の池(水たまり?)から。
水芭蕉も花を開かせています。
が、多くはまだこれからといった感じ。
2015年06月29日 09:45撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
6/29 9:45
水芭蕉も花を開かせています。
が、多くはまだこれからといった感じ。
再び登りに差し掛かると、登山道は川状態。
2015年06月29日 09:52撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
6/29 9:52
再び登りに差し掛かると、登山道は川状態。
日本海側が開けると、大雲海!!!
2015年06月29日 09:56撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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6/29 9:56
日本海側が開けると、大雲海!!!
再び北ア北部。
2015年06月29日 09:58撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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再び北ア北部。
ハート型に花を咲かせたナナカマド。
2015年06月29日 09:59撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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6/29 9:59
ハート型に花を咲かせたナナカマド。
ライチョウ平の手前で、森林限界を超えます。
2015年06月29日 10:17撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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6/29 10:17
ライチョウ平の手前で、森林限界を超えます。
ライチョウ平をトラバース。
ここを超えると間もなく山頂!!!
2015年06月29日 10:18撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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6/29 10:18
ライチョウ平をトラバース。
ここを超えると間もなく山頂!!!
と、思っていたら、まだ山頂は意外と遠くに見えるので、少し、萎えました・・・
2015年06月29日 10:22撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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6/29 10:22
と、思っていたら、まだ山頂は意外と遠くに見えるので、少し、萎えました・・・
ミヤマキンポウゲが群生中。
2015年06月29日 10:22撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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ミヤマキンポウゲが群生中。
イワカガミ。
2015年06月29日 10:26撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
6/29 10:26
イワカガミ。
ハクサンチドリ。
2015年06月29日 10:34撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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ハクサンチドリ。
ミヤマタンポポとミヤマキンポウゲの黄色コンビ。
2015年06月29日 10:34撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
6/29 10:34
ミヤマタンポポとミヤマキンポウゲの黄色コンビ。
山頂!!!
誰もおらず、独り占め!!!
贅沢ターイム!!!
2015年06月29日 10:54撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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6/29 10:54
山頂!!!
誰もおらず、独り占め!!!
贅沢ターイム!!!
山頂に到着したころには、だいぶ雲が出てきていました。こちらは北ア北部。
2015年06月29日 10:54撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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6/29 10:54
山頂に到着したころには、だいぶ雲が出てきていました。こちらは北ア北部。
北ア南部。ん〜、あと1時間早かったらきれいに見えたんだろうな。
2015年06月29日 10:54撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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6/29 10:54
北ア南部。ん〜、あと1時間早かったらきれいに見えたんだろうな。
お隣の妙高。
2015年06月29日 11:05撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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お隣の妙高。
苗場方面だと思われ。
一番、右は横手山かな?
2015年06月29日 11:05撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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6/29 11:05
苗場方面だと思われ。
一番、右は横手山かな?
焼山からは、立ち上る水蒸気もはっきりと。
左の奥は雨飾山。
2015年06月29日 11:09撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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6/29 11:09
焼山からは、立ち上る水蒸気もはっきりと。
左の奥は雨飾山。
八ツ方面は、すっかり雲の中。
富士山も雲の向こうです・・・
2015年06月29日 11:21撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
6/29 11:21
八ツ方面は、すっかり雲の中。
富士山も雲の向こうです・・・
雲の上に浮かぶ、槍の穂先。
2015年06月29日 11:29撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
6/29 11:29
雲の上に浮かぶ、槍の穂先。
高妻山を中心にした戸隠も雲がかかってきています。
2015年06月29日 11:32撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
4
6/29 11:32
高妻山を中心にした戸隠も雲がかかってきています。
ここから先は下山。妙高と高谷池。
上から見ると、多少は池っぽい。
2015年06月29日 11:35撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
11
6/29 11:35
ここから先は下山。妙高と高谷池。
上から見ると、多少は池っぽい。
登るときには気づかなかったツマトリソウ。
2015年06月29日 11:51撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
3
6/29 11:51
登るときには気づかなかったツマトリソウ。
日本海方面から、だいぶ雲があがってきた。
2015年06月29日 12:14撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
6/29 12:14
日本海方面から、だいぶ雲があがってきた。
天狗の庭に下りてきたところで、向う側に変な人がいるように見えました。
2015年06月29日 12:19撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
1
6/29 12:19
天狗の庭に下りてきたところで、向う側に変な人がいるように見えました。
この時間でも逆さ火打は健在。
2015年06月29日 12:26撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
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6/29 12:26
この時間でも逆さ火打は健在。
イワイチョウ。これも登るときには気づかなかった。
2015年06月29日 12:31撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
2
6/29 12:31
イワイチョウ。これも登るときには気づかなかった。
天狗の庭の展望台から、高谷池に向かう登り坂。
非常に気持ちがよく、鼻歌を歌いそうになってしまいます。
2015年06月29日 12:32撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
8
6/29 12:32
天狗の庭の展望台から、高谷池に向かう登り坂。
非常に気持ちがよく、鼻歌を歌いそうになってしまいます。
多少、雲が出てきましたが、天気に恵まれました。
ここで山上の別世界とはお別れです。
2015年06月29日 13:06撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
4
6/29 13:06
多少、雲が出てきましたが、天気に恵まれました。
ここで山上の別世界とはお別れです。
黒沢岳と手前のピンクテープ。
ここで道を大幅に間違えてしまいました。しばらくして気づいた後、このピンクテープを見つけて安心しきり(合わせて猛省・・・)。
2015年06月29日 13:33撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
3
6/29 13:33
黒沢岳と手前のピンクテープ。
ここで道を大幅に間違えてしまいました。しばらくして気づいた後、このピンクテープを見つけて安心しきり(合わせて猛省・・・)。
最後に樹林帯もいい感じ。
終始、天候に恵まれました。
2015年06月29日 15:07撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
7
6/29 15:07
最後に樹林帯もいい感じ。
終始、天候に恵まれました。
登山口に戻ってきました。
今日はいつになく、無事に下山できたことに感謝!
2015年06月29日 15:22撮影 by  NIKON D3300, NIKON CORPORATION
4
6/29 15:22
登山口に戻ってきました。
今日はいつになく、無事に下山できたことに感謝!
撮影機器:

装備

個人装備
ザック(40L) ザックカバー クッカー ガスボンベ コッヘル 昼ご飯 非常食 ハイドレーション レインウェア フリース 帽子 手袋 ストック ヘッドランプ ライター サングラス 地図 スマホ カメラ ロールペーパー 救急用品 サバイバルシート 予備靴ひも 携帯簡易トイレ 保険証 タオル ツェルト チェーンアイゼン
備考 ゲイター忘れた・・・

感想

久々に有休を取っての平日登山。
さしたる理由もなく何となく、残雪の山に登りたくなったため、この時期でもソコソコ残雪のありそうな火打山に。

天気予報では昼前後が一番、晴れそうな感じだったので、11時前後の山頂到着をターゲットに逆算して6時半に笹ヶ峰登山口をスタート。
私が登り始める前には、単独者の方1名、3名パーティーが一組登っていっていました。

登り始めてすぐに、予想外に早く晴れ間がのぞきます。
気持ちよく登っていくと、富士見平の手前、標高2,000m付近から残雪の道。
富士見平を超えてからは、展望も開け始めて、山上の残雪と新緑の別世界に。
「これを求めて来たんだ!!!」という満足感に浸りながら、癒されつつ歩いていきます。

先行していた3名パーティーの方々、ご年配に見えたため、すぐに追いつくかと思っていたら、結局、追いついたのは高谷池の手前のあたり。
話をすると、3年前に塩見で知り合った方々で、その後、剱岳やら、大山やらに一緒に行っているということ。
で、お年は70歳の方がお二人ですと・・・
こういう方々の話を聞くと、あやかりたいと思います。でも、自分がその年になって、同じように登っているイメージも持てないのですが。

先に行かせていただいて、水たまりっぽい高谷池を通り過ぎ、天狗の庭の水たまりで絶好の逆さ火打を眺めた後は、山頂に。
山頂に到着すると、誰もおらず、静かな山頂を独占!
多少、周りは雲も出てきていましたが、それでも景色はよく、贅沢な時間を堪能しました。休日だと、なかなかこういう静かな雰囲気を味わうことができないので、たまには平日の登山もいいですね。

30分少し過ぎて、ちょうど下山支度を始めたタイミングで、追い越した3名パーティーが登頂してきました。タイミング的に逃げているみたいで、少しバツが悪い感じでした・・・
少し、話をした後に下山開始。

下山を始めると、火打山頂近くで、なにかギュルギュル、ギャーギャーと鳴く声が聞こえてきます。おそらく、ライチョウさん。立ち止まって探してみたものの、姿は見えずに残念・・・
帰りにはずいぶん、雲も広がっていましたが、それでも梅雨の合間にかなり天気には恵まれて素晴らしい雰囲気を堪能。
予定を変更して、高谷池に泊まっていきたくなるくらいに、大満足の山行でした。実際問題、仕事が溜まっていて帰らねばならず、泊まりは無理でしたが。。。


ただし、、、
今回は何回も道を間違え、大いに反省です・・・

その1(登り):
登りの富士見平手前、ピンクテープを追いかけていったつもりが、いつの間にか少しずれている。
GPSからちょっと進路を変えれば黒沢池に出る道に出ることはわかっていたため、少し進路を変えて道に出ると、富士見平から20mずれたところに。

その2(登り):
黒沢岳の巻き道に入るところを見落とし、黒沢岳の直登路へ。
周りに足跡がなかったため、GPSを確認すると、少し、ずれている感じ。振り返ると北アの絶景で、少し回り道をした価値はあり。
景色を堪能した後、あわててテープが見えたところまでUターンすると、雪に隠れて木道が。この木道を見落としたらしい。

その3(下り):
これが一番、ひどかった。
富士見平の手前で、残雪の上を気持ちよくスタコラと。はたと気が付くと、周りに足跡がない。そして、しばらくテープを見た記憶がない・・・
慌ててGPSを確認すると、ルートを大きくずれています。。。
そのまま横に移動して合流を目指すも先はやぶ・・・
そのまま下の方に降りていくこともできそうでしたが、「季節外れの雪崩とかが起きたら、きっと、誰も見つけてくれないんだろうなあ・・・」と頭によぎり、慌ててきた道をUターン。
戻る途中には私のではない足跡もあったので、ほかにも迷った人がいたのでしょうね、きっと・・・
とりあえずは、無事に登山道に合流。

今回はGPSに助けられましたが、逆にGPSがなかったら、遭難していたかもしれない・・・と思うと、怖いですね。。。
笹ヶ峰から火打山頂までの標識も途中で見つけられず、十二曲りでも途中で標識を見失い、ピンクテープも見失い。こうした発見力(?)に弱いので、こうした力をつける必要がありそうです(どうやって???)。
文明の利器に頼るのもいいですが、少し、自分自身の力を磨く必要があると感じた1日でもありました。

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この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 妙高・戸隠・雨飾 [日帰り]
火打山、妙高山二座周回
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
ハイキング 妙高・戸隠・雨飾 [2日]
火打山(高谷池〜黒沢池回遊)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
4/5

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